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タイトル:Daily Drama Express 2006/03/13 西遊記 (10)  2006/06/09


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/03/13 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 西遊記
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 孫悟空 (香取慎吾)
 三蔵法師(深津絵理)
 沙悟浄 (内村光良)
 猪八戒 (伊藤淳史)
 老子  (大倉孝二)
 凛凛  (氷川あさみ)
脚  本 坂本裕二
主題歌  MONKEY MAJIK『Aound The World』

あらすじ  『滅法国』

 そろそろ天竺に着いてもいい頃だと思うが…といいながら西へ旅を
続ける三蔵法師(深津絵里)一行。
 そこで美女2人に出会う。手の早い沙悟浄(内村光良)はすでに溶
け込んでいる。
 孫悟空(香取慎吾)は「もれる〜」と言い、違う方向へ。
 三蔵と猪八戒(伊藤淳史)も彼女達に近づく。結果、八戒は女性に
もらった果実を食べ腹痛になり、悟浄の皿が割れ、三蔵が連れ去られ
てしまう。

 悟空は悟浄と八戒を連れ近くの宮殿へいくと、三蔵が姫への貢物と
して捕らえられたことを聞く。
 そこは妖怪の国「滅法国」だった。

 三蔵を食い物だと思っている妖怪達に「お師匠さんは食い物じゃね
ぇ」と大声をだす悟空。

 そこへ、滅法国の女王:羅刹女(大地真央)と姫様が入って来る。
 そして姫の顔を見た悟空達は驚いた。
 「凛凛(水川あさみ)!お前、ここで何をしてるんだ?」
 凛凛は「この者達は私の客人です。頭を下げよ。その方は私の夫と
なる。この国の王となる。斉天大聖孫悟空様である」と言った。
 「え?」と驚く悟空。
 扉の向こうには、悟空を睨む犬魔将軍(デビット伊東)がいた。

 三蔵は無事に開放される。そして、悟浄は頭の皿を割られ治療中。
八戒はハラハラの実を食べて妊娠。
 そこへ、悟空は凛凛に呼ばれて広間へ行く。
 凛凛は三蔵達の命を守るため混世魔王率いる軍隊を引き上げさせ羅
刹女の怒りを静めるために、結婚し、この国を継ぐ約束をしたのだっ
た。
 勝手なことをするなよ。と悟空はいうが、「とにかく婚礼の儀は
3日後だからよろしくね」と凛凛はいう。
 そこへ、犬魔将軍がやってきた。犬魔将軍は羅刹女が決めた凛凛の
婚約者。しかし、凛凛は「私は、犬は嫌いなの」とアッサリいう。
 凛凛は”胸がキュンとなる人と結婚したい”という。
 悟空に「だからってなんで俺と結婚するんだ」と言われ、「えっ」
と戸惑いながら、「私と結婚すれば、この国の王様になれるのよ。ど
んな妖怪より強くなれるのよ」悟空にいう。
 しかし、悟空は「お師匠さんと一緒に天竺に行くことの方が大事だ」
という。
 凛凛は、「無理よ。あなた達は天竺には行けないわ。妖怪は天竺に
入れないのよ」と言う。

 部屋に戻ると八戒のお腹はすでに大きくなっていた。
 「妖怪は天竺に入れない」その真相を確かめるため、またまた老子
(大倉孝二)を騙して呼んだ。
 老子は開き直った口調で「お前たち妖怪が天竺へ入れるわけがなか
ろうが。」という。それを聞いて、ショックを受ける悟浄達。
 「これは天竺の掟だ。不満なら今すぐ旅をやめなさい」といい老子
は帰っていった。

 「お前がおかしなことを言うから、へんなことになっちまったじゃ
ないか」と言う悟空に凛凛は「私と結婚して王様になればいいのよ」
と言う。
 「なんで、俺たちのために、お前がしたくもない結婚をするんだよ。
泥棒女らしく泥棒してろ。そっちの方が自由でお前らしいよ」という
悟空。
 「そうだね。でもね、この国には王のいすを狙っている悪い妖怪が
たくさんいるの。私が後を継がなかったら大変なことになるの。仕方
がないの。それが私の運命の星なの。運命には逆らえない」と答える
凛凛。

 「知るか。俺には関係ない」という悟空に「仕方がないわね」とい
い、凛凛は惚れ薬入りの紅をつけた唇で悟空にキスをする。
 驚く悟空に「ねぇ。悟空。私のこと好き?」と凛凛はいう。悟空は
「凛凛。大好きだ」と自分の意思とは関係なく凛凛の虜。とうとう悟
空は凛凛と結婚するとプロポーズしてしまう。
 それを聞いていた羅刹女は2人の結婚をめることに。

 羅刹女は内心許せない。そこへ犬魔将軍が悟空たちが互いに殺しあ
う方法があると持ちかける。
 そして、成功の暁には王位継承の証である杯が欲しいと頼む。

 犬魔将軍は三蔵部屋に行き天竺に関する書物が書いてあると巻物を
渡した。
 この書物を良く読めば悟空達と一緒に天竺へ入れるかもしれないと
聞いた三蔵は早速書物を読み始める。
 しかし、書物の文字が浮かびあがり、三蔵に異変がおこる。

 悟空と凛凛の結婚式の日。
 戸惑う悟空の前に花嫁姿の凛凛が現れた。その美しさに悟空のテン
ションは最高潮。ちょっと惚れ薬が効きすぎたかしらと微笑む凛凛。
 羅刹女は凛凛が悟空のことを本気で好きだと気づき、二人の結婚を
心から認める。
 そして、犬魔将軍に計画を中止するように命令する。しかし、滅法
国を自分の者にしたい犬魔将軍は羅刹女に逆らい、「所詮、あなたは
人間だ。妖怪に恋をした単なる人間。妖怪の上にたつ人ではない」と
羅刹女を噛み付く。

 部屋では八戒の出産が始まった。
 一方、広間に戻った犬魔将軍の前で、悟空と凛凛の婚礼の儀が始ま
る。
 儀式中、凛凛は悟空に「ごめんね。悟空、こんなの運命じゃないよ
ね」と惚れ薬を解く。
 正気に戻った悟空に凛凛は「聞いて。楽しかったよ悟空。三蔵さん
がいて、悟浄さんがいて、八戒君がいて、悟空がいて。このまま、旅
が終わらなければいいのにって。だけど、運命の星には逆らえないね。
婚礼だけ済ませて私が女王にさえなれば、誰にも口出しさせないわ。
無事に天竺に行かせてあげる。だから、お願い。好きじゃなくていい。
大嫌いでもいい。このまま結婚式だけさせて。天竺にいくために。」
という。
 「それだと。お前はずっと独りぼっちじゃないか」と応える悟空に
「大丈夫。大丈夫」と自分に言い聞かせるようにいう凛凛。

 夫婦となる2人に短剣が贈られる。
 巫女に化けた三蔵が2人の前に短剣を持ってやってきた。

 その頃、無事に生まれた八戒の子豚が逃げ出し、悟浄と八戒が探し
まわっていると、倒れている羅刹女を見つける。
 悟浄達は急いで広間に向かうが厳重な警護で入れない。
 異変に気づいた凛凛と悟空。その時、目の色が違う三蔵が悟空に短
剣を向けた。しかし、三蔵の背中に悟浄が投げたきゅうりがあたり、
間一髪で助かる。
 その飛ばされた短剣を犬魔将軍が持ち、悟空に投げる。凛凛は悟空
に「悟空危ない」と身を投げ、犬魔将軍の投げた短剣を体に受けてし
まう。

 急いで凛凛に近づく悟空。
 凛凛の体からは血が流れている。
 「ねぇ。悟空。私がいないと寂しい?お姫様になんか生まれてこな
ければよかった。残念だな。もうちょっとで悟空のお嫁さんだったの
に」
 目を閉じてしまった凛凛に「こら。何寝てんだよ。まだ結婚式は終
わってないだろう。寂しいに決まってるだろう。起きろ。起きろよ。
凛凛」と叫ぶ悟空。

 犬魔将軍は凛凛に短剣を刺したのは三蔵だと言う。「よくも姫様を」
と三蔵に向かう妖怪達。
 だが、凛凛を失った悟空の怒りは最高潮に。
 凛凛を抱きかかえて、ゆっくりと椅子に座らせる。
 「運命ってなんだ。俺はそんなもの信じない。何があるがわからな
いから面白いんじゃないか。何が起こるかわからないから生きてるん
じゃないか。俺たちの道は俺たちがつくるんだ。1歩1歩が運命なん
だ。運命の星は空じゃない。心にあるんだよ。お前のようなやつは例
え神様仏様が許しても、俺様が許さない。天国だろうと地獄だろうと
どこでもいい。ただ、凛凛を返せ」
 「この国の王は私だ。私に命令するな」という犬魔将軍に「そんな
もの!」と悟空は一撃で倒す。

 悟空達は天竺に向かうことにし、滅法国を旅立つ日。
 凛凛のことで三蔵は自分を責める。
 悟空、悟浄、八戒は天竺に入れなくても三蔵のお供をするという。
「行こう。お師匠さん」と悟空はいう。
 その時、「情けないわね」と凛凛の声が。
 「何があるのかわからないから面白いんじゃない。何が起こるのか
わからないから生きているんじゃない。運命の星は心にあるんでしょ。
あんなヤツに私がやられるわけないでしょ」
 大怪我していることを隠して元気にふるまう凛凛。羅刹女は、悟空
に「いつかこの国に戻ってらっしゃい」という。悟空は「気が向いた
らな」と答える。

 「いってらっしゃい」と笑顔でいう凛凛。
 「いざ、天竺へ」と悟空は答える。


寸  評  今回の話はとても好きです。
 凛凛がかわいい。。。。
 旅の途中で幾度も言い争いをしていましたが、凛凛はやはり悟空が
好きだったのですね。
 しかし、滅法国の姫とは驚きでした。
 確かに「姫」よりも「泥棒女」(というより、旅をしている自由人)
の方が凛凛には似合っているかも。

 次回は、とうとう最終回です。
 天竺ってどんなところなんですかね。
 昔の西遊記の時とは違うんだろうな・・・。

執 筆 者 西脇()

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2. 編集後記
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 GWの折り返し日(3日)です。
 友達に「早いなぁ。GWも折り返しだ」と言ったら、「私たちは今日から
GWなんですけど(--;」と言われてしまいました。
 そうです、みんな1、2日は仕事だったんです。
 私って贅沢ですかね。。。(西脇)

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