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タイトル:Daily Drama Express 2006/05/30 アテンションプリーズ (7)  2006/06/09


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/05/30 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル アテンションプリーズ
局  名 フジ系
放映日時 火曜21時
キャスト 美咲洋子(上戸彩)
 桜田信哉(小日向文世)
 三神たまき(真矢みき)
 太宰晋一郎(井上順)
 若村弥生(相武紗季)
 中原翔太(錦戸亮)
 香川麗子(高橋マリ子)
 弘田沙織(上原美佐)
 東野はるか(大友みなみ)
  麻生カオル(笛木優子)
 堤修介 (小泉孝太郎)
 渡辺誠 (小市慢太郎)
 木下朝美(七瀬なつみ)
 若村昭三(浅野和之)
 関山有紀(大塚ちひろ)
原  案 上篠逸雄
脚  本 後藤法子
主題歌  木村カエラ『OH PRETTY WOMAN』

あらすじ  第7話「最後の授業…涙の理由」

 たまき(真矢みき)からOJT(オンザジョブトレーニング)ついて
の話がある。訓練センターを出て実際に搭乗しお客様にサービスする
訓練を受けることになる。この日はOJT期間中の職場となるオペレー
ションセンターの見学が行われることになった。

 掲示板には業務指示が事細かく貼られていたり、同じ便に搭乗する
キャビンアテンダント同士で事前に打ち合わせたりという様子に訓練
生たちは顔を輝かす。洋子(上戸彩)はカオル(笛木優子)を見かけ
ると手を振って声をかける。

 カオルは迷惑そうな顔をするが、洋子に近づくと「ジュニアデュー
ティってご存知?」と含み笑いをしながら話しかける。それはこれま
で受けた訓練がどういうものであろうと、OJTになれば先輩キャビン
アテンダントの指示に従うことが不文律となっているというものだっ
た。カオルは「OJTにいらっしゃるの、楽しみにしてますわ」とキツ
イ一撃を加える。

 しかし洋子は「そんなに熱望されてんのか、もしかして期待の大型
新人?」と勝手に思い込んでいる。オペレーションセンターのあとは
運行乗員部の桜田(小日向文世)へ挨拶。そのとき修介(小泉孝太郎)
が通りかかったので、洋子はおしゃべりを始め、たまきに注意される。
洋子は「すみませんでした」と表情を引き締める。洋子の態度は入社
当初に比べると格段に改善されていた。

 OJTに進むには総合テストとその後の認定会議を通らなければなら
ず、お客様の前へ出すためそのハードルは高いと言われている。弥生
(相武紗季)と有紀(大塚ちひろ)は不安でいっぱいだが、洋子はい
つものようにあっけらかんとしている。

 見学を終えて、洋子や沙織(上原美佐)たちが休憩室に来ると、朝
美(七瀬なつみ)のクラスの理奈(淺見れいな)が三神クラスは総じ
てレベルが低いと悪口を言っているのに出くわす。洋子がカッとなっ
て詰め寄ろうとするが、その前に沙織が文句を言う。理奈は沙織の大
学の同期で何かといがみあう仲だった。理奈は、洋子はまず試験に落
ちるだろうと冷ややかに笑いながら自主課題に取り組むため出ていく。
正規の訓練以外にも課題をこなす理奈たちに沙織は危機感を募らせる。

 弥生は翔太(錦戸亮)に会いに行き、総合テストに合格したら一緒
に動物園に行かないかとしどろもどろになりながらも誘う。翔太は
「別にいいよ」とOKしたので、弥生は舞い上がる。そこへ理奈が通り
かかり「こんなときにデートの約束なんてもうテスト捨てたのかしら」
と散々嫌味を言う。

 頭にきた弥生は、教室に戻ると「みんなでがんばろう!合格したら
うちでそばパーティ、えび天つきで飲み放題だよ」と言い出す。洋子
は「本当かよ、よっしゃ〜、行くぜオー・ジェー・ティー!! 」と気
合いを入れる。

 洋子と弥生はテストまで夜間訓練するためモックアップを借りるこ
とをたまきに頼み込む。洋子は「他のクラスに負けてらんないですか
ら」とやる気満々、太宰(井上順)も「それはいいことですねえ」と
目を細めるが、たまきはどこか考え込んだ表情になる。

 こうしてクラス全員で訓練をするが、洋子のレベルが低く、思うよ
うに進まない。洋子がクラス全体の足をひっぱっているとみんなが口
々に言い立てる。洋子はつい「なら勝手にやれよ」と言い返してしま
い、沙織たちは怒って帰ってしまう。

 洋子が落ち込んで1人シュンとしていると、たまきが「もう終わり
ですか?」と声をかける。洋子は「私が三神クラスの毒なんですかね
ぇ」とため息をつく。たまきは「変わりましたね、あの美咲洋子さん
が。今のあなたならどうすべきか分かるのではないですか」とだけ言
って去っていく。

 その夜いつものラーメン屋で洋子は翔太に会う。翔太は落ち込んで
いる洋子を見て「なんでキャビンアテンダントになろうと思ったの?」
と聞く。洋子は「好きな男に制服姿見たいって言われたから」とつぶ
やく。翔太は思わず「不純だな」と笑う。洋子は「でも今は自分が見
てみたい、制服着て搭乗しているところを見たい」と付け加える。

 翌日洋子は訓練に遅刻してしまう。しかもブラウスの袖にコーヒー
のシミがついているのをたまきに指摘される。洋子は「すみません」
と小さくなる。

 午前の訓練が終わると洋子は真っ先に飛び出していく。食べること
だけは旺盛、と弥生や有紀は苦笑する。そんなところへ外国人教官と
英語で会話しながら歩く理奈の姿が見えたので、弥生も有紀も沙織も
違いを見せつけられ焦りと不安を募らせる。

 午後の授業が終わった。翌日は総合テストのため、このクラスでの
授業はこれで最後。たまきは「OJTに進んでも学ぶことはたくさんあ
ります。これからは先輩たちが教官ですよ」と告げる。訓練生たちは
改めて表情を引き締めるが、そんな中洋子は「さあ、終わった」とま
た教室を駆け出していく。沙織たちは「お気楽よねえ、結局三神クラ
スのレベルを下げてるのって美咲さんなんじゃないかしら」と失望し
た顔つきになる。

 有紀は日誌を返しに行くが、理奈たちが洋子が最後の悪あがきをし
ていると笑いあっているを耳にする。有紀は驚き、クラスのみんなに
声をかけてモックアップへと急行する。そこには1人で黙々と訓練を
続ける洋子の姿があった。朝遅刻し、ブラウスにシミがあったのも、
昼休み飛び出して行ったのもずっと練習していたからと気づいた訓練
生たちは、洋子の訓練に付き合い始める。こうして一丸になって洋子
をサポートする。

 そこへ理奈がやってきて「今さら悪あがき?そんなんで私たちに勝
とうなんて笑っちゃう」とからかう。が、洋子は「勝ち負けなんてど
うでもいいんだよ。私たちのキャビンアテンダントはそんなちっぽけ
なもんじゃない」と理奈を黙らせる。

 総合テスト当日。客室乗員部からも採点官が来たが、たまきも頭の
上がらない厳しい人として有名だった。午前の筆記テストに続き、午
後から実技試験。洋子は朝美を相手に紅茶をサービスする。朝美は
「ぬるいから代えて」「熱過ぎる」とわがままを言う。それに対して
洋子は「申し訳ございません、新しいものをすぐお持ちします」と丁
寧に応対し、感情的になるところがまったくなくやり遂げた。

 その夜、弥生のそば屋でそばパーティが開かれ、洋子は「みんなあ
りがとう」と頭を下げ、「あたしこの20人全員で空を飛びたい」と話
し、弥生、有紀、沙織たちみんなに笑顔が広がる。

 そのころ太宰を中心として認定会議が行われていた。朝美は手放し
でとは言えないという表情ながら問題ないとの所見を述べる。客室乗
員部の教官も「決して満点とは言えないけれど、あとはOJTでしごき
ます」と述べる。太宰は「それでは」と洋子の合格を認定しようとす
るが、そのときたまきが手を挙げる。

 翌日、認定会議の結果が通知され、合格者1人1人に客室乗務員用の
ネームプレートが渡される。洋子はその様子を嬉しそうに眺めながら
自分の番を待っていたが、たまきは「美咲洋子さん、あなたのバッジ
はありません。あなたは客室乗務員としての適性に欠けています」と
伝える。洋子は「嘘だろ」と信じられない表情でたまきを見つめる。


寸  評  最後にどんでん返しを持ってきたところがうまかったと思いまし
た。たまきが落としたのだと思いますがその理由が何か興味をそそり
ます。試験に受かるためにとった丁寧な態度と見えたので落とした?
たしかに他の教官たちも首をかしげながら問題ないという判断でした
ので、今ひとつ信用できないといった感じではありましたが。たぶん
テストでの態度が本物かどうか確かめたいということなのだと個人的
には思いますが。しかし「適性に欠ける」という言葉はどうなのでし
ょう?そうなるとそもそも採用したこと自体が間違いとなりますが。
不十分というならまだ話はわかりますが。

執 筆 者 ケン()

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2. 編集後記
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 不要資料の廃棄作業があり、ダンボールにつめて運んだりしていたのですが、
予想外に重く腰に負担がかかりました。最後の方はこれ以上やると腰痛めそう
という感覚がありました。幸い強い張りだけで済んでいますが。腰痛めると大
変であるのを周囲の人で見ていますので、鍛えておかないとまずいなあと思っ
た次第です。(ケン)

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