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タイトル:Daily Drama Express 2006/05/09 アテンションプリーズ (4)  2006/05/31


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/05/09 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル アテンションプリーズ
局  名 フジ系
放映日時 火曜21時
キャスト 美咲洋子(上戸彩)
 桜田信哉(小日向文世)
 三神たまき(真矢みき)
 太宰晋一郎(井上順)
 若村弥生(相武紗季)
 中原翔太(錦戸亮)
 香川麗子(高橋マリ子)
 弘田沙織(上原美佐)
 東野はるか(大友みなみ)
  麻生カオル(笛木優子)
 堤修介 (小泉孝太郎)
 渡辺誠 (小市慢太郎)
 木下朝美(七瀬なつみ)
 若村昭三(浅野和之)
 関山有紀(大塚ちひろ)
原  案 上篠逸雄
脚  本 後藤法子
主題歌  『』

あらすじ  第4話「2人だけの初フライト」

 たまき(真矢みき)は「制服を着用するということは、お客様にサ
ービスの品質、信頼感、安心感を保証するということです」と制服を
着用した訓練生を見回し、沙織(上原美佐)のネームバッチが曲がっ
ているのを見て「ネームバッチは私が責任を持ってサービスをさせて
いただきますという意思表示」と細かく注意、弥生(相武紗季)もス
カーフが曲がっていることを注意され、ますます張り詰めた空気が漂
う。

 たまきは洋子(上戸彩)を見ると近寄ってくる。洋子は、ミニスカ
ート、ボサボサの髪、ブラウス、ジャケットのボタンを留めてないな
どが目についたからだ。洋子は「(ミニスカートは)動きやすいし、
(髪型は)ファッションだし、ご飯食べすぎて制服きつくなっちゃっ
て。サイズ変えてもらおうかなあ」と相変わらず1人浮いている。

 たまきは「制服は着崩すものではありません。ファッションはプラ
イベートで!」と洋子の言い分を一蹴すると、さらに「制服にサイズ
変更はありません。体形を維持するのも仕事のうちです」と全員向か
い、「制服を身につけた以上、高い意識と自己管理能力が求められる
ことになります。制服を着ることの意味を理解してください」と厳し
い表情を見せる。

 訓練生たちはモックアップという本物の機内と同様に設計された訓
練室へ移動する。たまきは室内を説明してまわり、訓練生たちも真剣
そのものの表情。だがファーストクラスの座席に来ると、洋子はゆっ
たりしたシートに寝転んで背伸びをしたりして弥生や有紀(大塚ちひ
ろ)に注意される始末だった。

 休憩になり、洋子、弥生、有紀は休憩室にやってくる。有紀は洋子
がスカーフを首に巻きつけるを見て、それは先輩たちの巻き方なので
新人はやめたほうがいいと忠告する。もちろん、洋子は気にしない。

 有紀は弥生に、親戚中に制服姿の写真を送ったと話し、弥生も誰か
に見せたかと聞く。弥生はハッとして口ごもってしまう。そしてカー
ドミラーを取り出して改めて自分の制服姿を見る。

 洋子は「制服着りゃあこっちのもんだ」とソファに寝転んだりして
いる。その姿に沙織たちは冷笑し、弥生や有紀もさすがに顔をしかめ
る。そこへ朝美(七瀬なつみ)が入ってくる。洋子は「ストッキング
はいているとかゆい」とだらしなく太腿のあたりを掻いているので、
朝美は「はしたない!やめなさい」と仰天する。だが洋子は「ヨガで
すよ。美容にいいんですよぉ」と言いくるめてしまう。

 弥生が洋子を連れて整備場近くまでやってくると、向かいからちょ
うど翔太(錦戸亮)がやってくるのを見える。翔太は弥生の制服姿を
べた褒めするが、洋子の方はけなす。洋子は不満だが、弥生は舞い上
がる。

 太宰(井上順)からたまきにテレビ局の取材の話が伝えられる。キ
ャビンアテンダントを目指す訓練生のまっすぐな姿を放映したいのだ
という。たまきは訓練生の気が散ったりするのではと否定的な意見を
述べ、朝美も問題児の洋子がテレビに映るのは困ると苦言を呈するが、
太宰は航空業界を身近に感じてもらうのは悪くないだろうし、たまき
がしっかりしているから大丈夫だろうと取材を許可することにする。

 この日の訓練はモックアップを使っての新聞の配布。洋子は気合い
を入れて始めるが、渡そうとした新聞を乗客役の訓練生のおでこにぶ
つけてしまう。慌てた洋子は「だ、大丈夫か」と額をペタッと触って
しまい、たまきにもう下がるようにと言われてしまう。

 そんなところへテレビ局のスタッフが現れる。たまきから取材の話
を聞かされた訓練生たちはざわつき浮き足立ってしまう。洋子はカメ
ラに向かってピースサインを送り、たまきから「プロのキャビンアテ
ンダントになるならいついかなるときでも平常心を持つように」と釘
を刺される。

 しかし訓練生たちは硬くなり、動きがぎくしゃくしてしまう。洋子
はいつもどおりだが、荷物を棚に上げようとして落としてしまい、カ
メラに向かって愛想笑いを浮かべるなど相変わらずしまりがない。

 休憩中、弥生や有紀は「普段どおりでって言われても」と疲れた様
子でいる。そこへテレビ局のスタッフがインタビューに訪れる。皆緊
張したり、自分をよく見せようと演技して見せたりする中、洋子はノ
リノリパフォーマンスを交えて答える。テレビ局のスタッフは「美咲
洋子って子、面白いね。この子中心で行こう」と決める。

 フライトが終わった後、修介(小泉孝太郎)は「いつか君とコック
ピットで2人で」などとキャビンアテンダントを口説きながら機内通
路に出てくる。整備中の翔太は修介を苦々しい眼差しで見つめ「この
前エレベーターでちびったんだって?」と冷やかす。だが修介が出て
行った後のコックピットを見やる翔太の眼差しはどこか寂しげだった。

 訓練は、機内での飲み物サービスが行われる。洋子は沙織相手にお
茶を出すが、ペットボトルを乱雑においてしぶきを飛ばしてしまう。
慌てた洋子は、思わず空席のヘッドカバーや雑巾で沙織の顔をごしご
し拭いてしまう。しかし視聴率しか頭にないテレビ局のスタッフはそ
の様子を面白がって映す。

 訓練終了後、テレビ局のスタッフは洋子にハンガーで飛行機を撮影
する際のリポーター役を依頼する。洋子はすっかり浮かれて、二つ返
事で引き受ける。

 翌日、洋子は休憩室で紙コップをマイクに見立てて、訓練生にイン
タビューして練習していると、カオル(笛木優子)が現れ「首巻きな
んて10年早い」とスカーフをほどき、「制服をきた以上、今までみた
いなふざけた真似は許されないわよ」と嫌悪感をいっぱいにする。そ
こへ修介がやってくる。修介は洋子を引っ張り出す。

 修介は歩きながらエレベーターでちびったのは我慢に我慢してのこ
とで、災難だったと洋子にわからせようとする。そこへ翔太が通りか
かる。すると修介は「聞いたけど、君航空大学出てんだって?なんで
整備やってんの」と話しかける。しかし修介は「なんでそんなことお
前に説明しなきゃいけねえんだよ」と尋常でない怒り方を見せ、立ち
去ってしまう。

 洋子は翔太を追いかけ、「カラスくんの言うことなんて気にすんな
よ」と声をかける。パイロットになるのが無理だったなら仕方ないじ
ゃんと洋子は軽く言ってしまう。しかし翔太は「お前に何がわかんだ
よ」といっそう不機嫌になる。洋子は「なに、未練があんの?それで
カラスに八つ当たり?かっこ悪い」と小ばかにする。翔太は、黙って
立ち去ってしまう。

 たまきは桜田(小日向文世)を尋ね、訓練生たちにベテランパイロ
ットの視点から講義をして欲しいと頼む。桜田は引き受けるが、「僕
もいつまで現役のキャプテンでいられるかわからないからね」と意味
ありげな言葉をつぶやく。

 たまきが廊下を歩いていると、テレビ局のスタッフが打ち合わせて
いるところが目に入る。スタッフたちは洋子にもっとダメダメ振りを
出してもらって視聴率を稼ごうと笑いながらしゃべっていたので、た
まきは危機感を覚える。

 その日、翔太は仕事に身が入らず点検に時間がかかっていた。渡辺
(小市慢太郎)は集中力を切らした翔太を注意するが、翔太は「だい
じょうぶですよ、こんな程度の仕事」といらだっているので、渡辺は
頭を冷やせと叱責する。翔太は作業からはずされ整備場を後にする。

 洋子は整備場内をリポートして回る。その最中、テレビ局のスタッ
フが「あれ、ボールペンなくしちゃった」と言い出す。渡辺がやって
来て「遺失物が出た。エンジン近くの可能性もある。手分けして探そ
う」と指示を出す。テレビ局のスタッフは「いや、別にそんなもの」
と驚くが、渡辺は「すいませんが、取材はここまでにしてください」
と恐い表情を見せる。

 洋子とテレビ局のスタッフは首をかしげながら整備場を出るが、洋
子は亮太を見かけたので声をかける。「いいのかよさぼっていて。で
もさ、さぼっている人もいれば、たかがボールペン1本で大騒ぎする
人もいる。変だよね」と今ひとつ釈然としない顔をする。

 すると翔太は血相を変え「たかが?そうじゃない、万一エンジンに
入っててみろ。何百人て人間の命に関わるんだぞ。エンジンばらして
ても見つける、そうじゃなきゃ、あれを飛ばすわけにはいかねえんだ」
と探しに行く。

 洋子は探しまわる整備の人たちを見て、事の重大さに気づく。数時
間後ようやくボールペンは見つかり、洋子に渡される。洋子は「すい
ません、こんなに大変な事だって気づかなくて」と謝罪する。渡辺は
「いいよ、気づいてくれれば。俺だってキャビンアテンダントの大変
さは知らないし。飛行機はみんなで飛ばすもの、各々が役割をしっか
りこなせばいいさ」とにっこりとする。

 翌日、洋子は早出する。洋子は制服のスカーフを首巻きするのをや
めて弥生や有紀と同じようにしていた。モックアップに来ると、弥生
や有紀が沙織を相手に飲み物サービスの練習をしていた。それを見た
洋子もエプロンをきちっと着用して、訓練に加わる。

 そこへテレビ局のスタッフがやって来て、洋子に「ちょっとワンシ
ーンとらせてよ。その飲み物のカートを倒してわぁーっていう感じが
いいな」とリクエストする。しかし洋子は「できねえよ」と断り、昨
日なくしたボールペンを差し出す。

 テレビ局のスタッフは「うわっ、油まみれで使えねえじゃん。こん
なの探すために大騒ぎしてたの?」と顔をしかめ、無造作にゴミ箱に
捨てる。そして「ね、ノリよく行こうよ」と洋子に笑いかける。が、
洋子は「見てわかんねえのかよ、訓練中なんだよ!」と拒否する。テ
レビ局のスタッフは「なんだよ、たかが空のお茶くみじゃん」とぼそ
りと言う。

 聞いた洋子はカチンとなり「なんだともう一度言ってみろ!」とひ
っぱたこうとする。そのときたまきが現れ「美咲さん!」と厳しい表
情を見せる。洋子は思いとどまり「キャビンアテンダントなめんなよ」
と言うと、一呼吸して「ご搭乗ありがとうございました、出口はあち
らでございます」と丁寧に応対する。

 テレビ局のスタッフは憮然として引き上げるが、たまきが「お客様、
何か忘れ物はございませんか」とゴミ箱からボールペンを拾い出して
胸ポケットにさす。

 洋子はたまきに呼ばれ、どんな理由があれお客様に手をあげること
は許されないと叱責を受ける。そしてあのスタッフたちに怒るなら、
それに見合う態度、プライドを身につけなさいと諭す。しかし、「ま
っ、あなたが手をあげなかったら私が代わりに殴ってかもしれないけ
れど」と付け加えたので、洋子は驚いてしまう。たまきは「冗談よ」
と訂正し、「でも前にもいたわよね、空のお茶くみって言ってた人」
と微笑みを見せる。

 その日の夕方、洋子は翔太を探す。翔太はコックピット部だけの等
身大の飛行機の模型のところにいた。翔太はおもむろに目の奥に傷が
あって、視力に影響はないけどパイロットは無理と言われたことを話
をする。翔太は「こうなったら世界一の整備士になってやるか。堤み
たいなチャラけた奴でも大丈夫なように」と笑い、コックピットの機
長席に座る。

 洋子は「アテンションプリーズ、アテンションプリーズ、当機はた
だいま羽田空港を離陸しました。ロンドンヒースロー空港への到着は
……たぶん12時間後でございます。それではここで本日の機長中原翔
太よりご挨拶がございます」と案内し始める。驚く翔太に洋子は「ほ
ら早くやってよ」と笑顔で言い、翔太も「機長の中原です。操縦席よ
り飛行状況をご案内いたします。当機は東京羽田空港を定刻どおり離
陸いたしまして、現在シベリア上空を順調に飛行しております。飛行
高度は3万5千フィート、約1万700メートル……」そこまで言うと翔太
は思わず涙ぐむが「快適な空の旅をお楽しみ下さい」と締めくくる。

 翔太はコックピットから出てくると「なにやらせんだよ、バカ」と
穏やかな口調で言う。

 ちなみに洋子たちを取材したドキュメンタリーはツチノコが発見さ
れたというニュースのため放映中止となった。


寸  評  このドラマの見方はたぶん、自分をキャビンアテンダントに当て
はめ、洋子とともにその大変さを体験するというものなのでしょう。
しかし私などは利用者という視点で見ざるを得ないので、こういう人
を採用するものなのかなあという疑念が拭い去れません。整備の重要
性をまったく知らなかったことに気づくというのは、うかつすぎると
思います。素人の私でもボールペンを血眼になって探す意味はすぐピ
ンときますし。そもそもこれは授業を全然聞いてないということを示
していますし、それで制服着用前の訓練を合格させているかとかと首
をかしげてしまいます。よく言われるように感情移入できるドラマは
細かい部分の違和感は許容できるのですが、できないドラマは突っ込
みどころ満載になってしまいます。制服を着崩したりするのがマナー
違反ということは頭で分かっているのにやめないというのは、ただの
我がままに見えます。他人と違うことをするのは、それが魅力と映る
か、和を乱していると映るかは紙一重ですが、洋子は後者に見えるよ
うに思います。

執 筆 者 ケン()

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2. 編集後記
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 春のドラマが始まって1ヶ月たちました。毎クール、ドラマの概要を見てど
れを見るか決めるわけですが、当然実際見てあたりはずれがあります。今クー
ルは『てるてるあした』『アテンションプリーズ』『ギャルサー』にしました
が、うち『てるてるあした』『アテンションプリーズ』はちょっとはずれで、
これ以上見るのはつらいかなあという感じです。逆に『ギャルサー』は最初は
ずれの可能性が高そうと思い、実際に見ると、やはり話は普通でギャグで味付
けしているというものでしたが、設定の珍しさが陳腐になるのを防いでいて面
白いと思います。役者で見るのを決めればあたりはずれの度合いは減ると思う
のですが、自分にはとくにひいきの役者もなく、どのドラマを見るかは本当に
毎回頭を悩ます作業です。(ケン)

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発行元:ドラマ研究会
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