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タイトル:Daily Drama Express 2006/04/17 トップキャスター (1)  2006/05/12


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/04/17 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル トップキャスター
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 椿木春香(天海祐希)
 飛鳥望美(矢田亜希子)
 柴田勝俊(児玉清)
 結城雅人(谷原章介)
 蟹原健介(玉木宏)
 石場小吉(生瀬勝久)
 紺野令子(須藤理彩)
 角高孝男(矢島健一)
 伊賀俊平(松田翔太)
 野原芽衣(松下奈緒)
 蟹原三郎(卜字たかお)
 蟹原珠子(田丸麻紀)
脚  本 坂元裕二
主題歌  『』

あらすじ  ニューヨークからの成田に到着した飛行機内で椿木春香(天海祐
希)が目を覚ました。飛行機を降りると、すぐさま蕎麦屋に入りメニ
ューに載った和食を片っ端から注文する。くしゃみのとまらない春香
の目の前に、彼女を迎えに来たCNBテレビの報道局長、柴田勝俊(児
玉清)が現れる。

 社に向かう車の中で柴田は話す。春香を呼び戻すことはほとんどの
人間が、春香の仕事は強引だし型破りすぎる、と反対した、と。しか
し「やっちゃいますよ!」と笑顔の春香に柴田は、責任は自分が取る
から好きにどうぞ、と返す。

 同じ頃、CNBテレビの報道局会議室では、新番組『ニュースDE
ゴー!』の打ち合わせが始まるところだった。面子は、石場小吉プロ
デューサー(生瀬勝久)、蟹原健介ディレクター(玉木宏)、紺野令
子ディレクター(須藤理彩)、サブキャスターの野原芽衣(松下奈
緒)、ADの伊賀俊平(松田翔太)、 角高孝男(矢島健一)ら。

 会議室で見ていたCNBテレビの放送中、お天気キャスターの飛鳥望
美(矢田亜希子)が中継が続いていることに気づかず、普段の調子で
しゃべっている様子が放送されてしまう失態を犯す。車の中で同じも
のを見ていた柴田と春香も彼女の失敗を笑って見つめていた。

 会議室に後から現れた望美。彼女も新番組のスタッフの1人だった。
そこでメインキャスターが春香だと発表され、望美以外の全員が大ブ
ーイング。事情の飲み込めない望美に、ほかのスタッフが、春香のこ
と、十年ほど前にCNBの伝説のキャスターといわれた人物で、スクー
プを取るために手段を選ばない仕事一筋の女だと教える。

 しかしいったん番組打ち切りで首になった春香が今頃なぜ・・・?
となる中、柴田が部屋を訪ねてくる。柴田は一同を春香のところに連
れて行く。

 一同の自己紹介を始める石場を制して春香は、『ニュースDEゴー!』
はやめて、自分が考えた誰も知らないニュースを放送するというコン
セプトの『ザ・ニュース』をやる、と宣言する。さらに、傍からひと
事のように見ていた望美に向かって春香は、自分のアシスタントにな
るようにと命令する。

 呆然とする望美に、アシスタントの一番のルールとして、24時間自
分と行動を共にすることだと春香は言い放って笑顔で握手を求める。

 訳がわからないまましぶしぶ望美は春香のマンションに引っ越して
くる。しかし、春香の部屋はダンボールが山積みで、その中で埋もれ
るように春香は寝ていた。春香を起こし望美は自分の部屋を聞くと、
なんとそこはウォークインクローゼットだった。

 なんとかアシスタントからはずしてもらおうと春香に頼む望美だが
まったく相手にしてもらえない。その二人が乗り込んだエレベーター
に報道担当取締役の結城雅人(谷原章介)が一緒になった。

 憎まれ口をお互い聞いた後、別れ際に春香は雅人の頬を張り飛ばし
た。「これで8年前の件はチャラかな?」と笑って話す雅人に、「今
度こそあなたには負けないから!」と春香は言い返した。

 スタッフルームで、週刊誌に取り上げられたセレブ婚の西園寺真嗣
(平山広行)と普通の女性・加山聡子(大路恵美)の結婚が話題にな
る。週刊誌を見た望美は、自分の女子高のときの同級生だと気付いて
話す。

 一切取材お断りの話題のセレブ婚、このツテを使ってスクープを取
ろうと考えた春香は、望美に取材してくるように命令する。

 仕方なく聡子のアパートに向かった望美。望美に気付いた聡子は再
会を喜ぶが、取材とわかると逃げ出してしまう。彼女を追う望美の前
に刑事が現れた。

 スタッフがみんなで集まっている焼き鳥屋『一石三鳥』に行った望
美は、事の一部始終をみんなに話す。

 聡子のずいぶん前に別れた元彼樋山秀一(東根作寿英)が、最近何
者かに階段から突き落とされたのだが、その犯人が聡子だと証言した
ために、傷害の容疑で刑事に付きまとわれているのだという。

 話を聞いた一同は、聡子は被害者だという望美の話は無視して、新
番組の目玉スクープは決定!ということで盛り上がる。

 早速望美を伴って春香は聡子の仕事場に取材に行く。樋山が被害に
あった3月20日夜のアリバイを尋ねると、聡子は、西園寺との思い出
の海に1人で来ていたと話す。そのことを証言できる人はいるか?と
春香の問いに聡子は、パンダを連れていた人だった、と答える。

 警察も信じなかったというこの話を含め、すべてを春香は放送する
という。報道されるのであれば、結婚はあきらめると話す聡子をかば
いたい望美はなんとかならないかと春香に掛け合うが、春香の答えは
「パンダを探してみれば?」とか「彼女が悲劇のヒロインになればな
るほどニュースの価値は上がる」とか・・・

 熱くなった望美は、自分は普通に恋や結婚を夢見たい、春香のよう
に仕事のことばかり考えてTVの前にでしかメイクをしなかったりおも
ちゃの指輪しかアクセサリーを持っていなかったりするような生活は
したくないし、十年後に春香のような仕事女になりたくないし、女も
捨てたくないんです!と言い放ってしまう。

 しかし春香は冷静に「あっそ」と望美を流してしまい、いたたまれ
なくなった望美は部屋を出て行く。残された春香がおもちゃの指輪を
見つめていると、電話が鳴った。

 春香が向かったバーには雅人がいた。雅人に呼び出した用を尋ねる
春香。雅人は、西園寺は自分の友達だから・・・と含みを持たせた言
い方をする。報道するな、ということか?と確かめる春香に、何かあ
れば8年前と同じように自分の手で首を切るから、と言い放つ。

 『一石三鳥』で大酒を飲みながら健介相手に荒れる望美。そこへ柴
田も現れる。
 柴田にも春香のネタで絡む望美に、柴田は春香が持つおもちゃの指
輪の意味を話し始めた。

 春香が駆け出しの頃、ある少女が窃盗犯に取られた母親の形見のお
もちゃの指輪を取り返すために、3日間ぬかみそのたるの中に隠れ続
けたというのである。そのお返しに少女からもらった指輪が、今も春
香が持ち続けているおもちゃの指輪だったのだ。

 そのとき、春香は悟ったのだと柴田は話す。「ニュースはただ事件
を扱うだけでなく、その裏に隠された人の心を扱うことだと。」春香
は、そのことを忘れないように放送前には必ずその指輪をつけて放送
に望んでいたという。思わず店を出る望美。

 そのころ春香は雅人を連れ立って、聡子が事件当夜1人でいたとい
う海で唯一の目撃者であるパンダ探しをしていた。

 柴田の話を聞いて考え直した望美は、春香のマンションに戻る。望
美が春香に、アシスタントへの起用理由を尋ねると、「あなたが一番
真っ白な気がしたからかな?ニュースは地図のない宝探しみたいなも
のだから・・・」と春香は答える。

 自分にも春香にとってのおもちゃの指輪みたいなものが見つけられ
るのかな・・・と漏らす望美に、春香は、時々仕事がうまくいくと
”やった!”ってこみ上げてくるものがあるのよ、と話す。

 TVの調整が終わりやっと付いたテレビを見る春香と望美。そこに、
令子が取材した犬のレースのビデオが流れる。一位になった犬が紹介
されないことを不審に思った春香が望美に尋ねると、一位の犬が犬と
して偽者では?というクレームが付いて取り消されたと聞かされる。

 ひっかかったものを感じた春香はこれがいつのレースかを尋ねると、
3月20日。ピンと来た春香は、令子を連れて、局で元のビデオを見せ
てもらう。春香の予想通り、一位はパンダそっくりの犬!

 ついに春香の新番組『ザ・ニュース』生放送当日。春香は、キャス
ター席に着くとあのおもちゃの指輪をはめて本番に臨む。

 あのパンダの一件で聡子の無実が証明され、『ザ・ニュース』は西
園寺家の結婚披露パーティーの取材許可も得た。この初回の放送時に、
パーティーが生中継されそのレポートを望美が担当した。

 CM中にボーっと結婚パーティーのカメラを見ていた春香は、そこに
ボーイに化けた聡子の元彼・樋山がいることに気付く。生放送中の合
間を見て、慌てて春香はパーティーの中止を現場に伝え、さらに望美
に樋山を捕まえるように命令する。

 そんなことはできない、と躊躇する望美だったが、春香の話してい
た”やった!”がわかるかもしれない、と思い直してスタッフととも
に船内で樋山探しを始める。

 ついにナイフを持った樋山を見つけるが樋山は逃げ出す。その一部
始終を春香はそのまま生放送する。

 そのままパーティー会場に乗り込んだ樋山。健介にいったんは取り
押さえられるが、樋山は、苦し紛れに手近にあった花束をつかんで
「これを花嫁に上げたかっただけだ」と話す。

 気分を害した新郎の西園寺から出て行くように言われた健介たちは、
しぶしぶ樋山を話すが、その瞬間、ズボンの中に隠していたナイフを
手に樋山が再び聡子に近づいた。「パンツの中よ!」という望美の一
言で再び取り押さえられる樋山。

 騒然となるパーティー会場。その会場に、事件の間も離されること
がなかった西園寺と聡子のつないだ手を見てください、と春香の放送
が流れる。

 あなたが必ず守ってくれると信じてくれていたから、彼女が信じて
いたのは優しいあなたのその手でした。これからもどうか彼女の手を
離さないであげてください。末永くお幸せに。

 これでパーティーも丸く収まり、初回の生放送も無事終了となった。

 翌日の新聞、「パンツ女」として望美が大きく扱われていた。望美
は、仕事の楽しさをちょっと教えてもらったと春香にお礼を言う。照
れ隠しに春香は、ご飯を作ってくれとたのんで再びケンカになる。


寸  評  大好きな天海祐希さんの新ドラマということで楽しみにしていま
したが、きりっとした姿も、ちょっと笑える姿もあって楽しかったで
す。まぁ、スクープとしてはセレブ婚なんてちょっと甘い感じです
が・・・ひさびさの登場となった矢田亜希子さん、変わっていない、
なんてワイドショーではやっていたのでどうかな?と思ってましたが、
やはり、顔やお腹がちょっと丸くなったような・・・

執 筆 者 井村()

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2. 編集後記
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 今回、「トップキャスター」を担当する井村です。毎回、次回の放送に遅れ
ずに配信できるようにがんばりたいと思いますので、どうぞお付き合いくださ
いませ。よろしくお願いいたします。(井村)

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