メルマガ:日刊ドラマ速報
タイトル:Daily Drama Express 2006/04/15 ギャルサー (1)  2006/04/17


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/04/15 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  0.お知らせ
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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0. お知らせ
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 皆様にお詫び申し上げます。
 当メルマガの発行作業をしておりますが、突然出張に行かなければならなく
なり、3週間弱、発行ができない環境になってしまいます。
 3週間弱発行が途絶えますが、出張から戻りましたらまとめて発行いたしま
すので、どうぞ登録を解除されず、そのまま発行再開をお待ちいただきたいと
思います。
 突然のことで申し訳ありませんが、よろしく、ご理解いただけますよう、お
願い申し上げます。(発行者・鈴木)

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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル ギャルサー
局  名 日本テレビ系
放映日時 土曜21時
キャスト 北島進之助(藤木直人)
 ジェロニモIII世(古田新太)
 一ノ瀬誠(佐藤隆太)
 柳下哲雄(生瀬勝久)
 レミ  (鈴木えみ)
 サキ  (戸田恵梨香)
 ナギサ (新垣結衣)
 ユリカ (矢口真里)
脚本  藤本有紀
 武田有起
 大野敏哉

あらすじ  第1回 地上30メートル恐怖の落下友情殺す死ねメール

 US AirForceの飛行機。
 渋谷109 上空1500メートル。パラシュートで降下するテン
ガロンハットの男。

 地上では、少女たちが大挙して集まり、パラパラを踊っている。

 サキ  (戸田恵梨香)とユリカ(矢口真里)が小競り合いを始め
る。
 それを鮮やかに止めるレミ(鈴木えみ)。レミの信奉者はたくさん
いる。


 喫茶店・クロフォードに集まり、ギャルの横行を嘆き合う商店街の
店主たち。大人の街だった渋谷をギャルに選挙されてしまったことを
嘆く喫茶店の店主で、商店会長の柳下哲雄(生瀬勝久)。

 その店の上に、落下傘が引っかかったテンガロンハットの男・北島
進之助(藤木直人)。自力で脱出し、地面に降り立つ。空には飛行機
が ”GOOD LUCK!”と描いて飛び去る。

 進之助はいきなり投げ縄をとばし、クスリ店の店先の銀のカエルの
置物をゲット。そして落として割る。銀のカエルを飾った街は滅びる
から、と。

 進之助はインディアンの女の子たちが踊っているのを空から見た。
どこか教えろ!といきなり命令する進之助。
 インディアンなんて踊ってないし、と唖然とする店主たち。


 インディアンの村。進之助がいなくなったと騒ぐ少女・モモ(山内
菜々)に、進之助は日本の渋谷へ行ったと答える、風邪を引いている
モモの父・ジェロニモIII世(古田新太)。なぜか英語ではなく、日
本語で話すようにモモに言う。


  21世紀初頭。
  東京・渋谷に新種の勢力が発生した。
  主にパラパラを踊ることを
  目的としたギャルたちのサークル。
  それは学校で落ちこぼれ、
  家庭でうとまれ、
  行き場を失った少女たちが
  流転の果てに行き着いた
  聖地であった。


 夜空を見上げて、「飯の時間だ」とつぶやく進之助。


 たき火をたいて肉を焼いている進之助。
 通りかかった巡査・一ノ瀬誠(佐藤隆太)が、講演でたき火をする
なと止めようとする。
 でも、進之助と話がかみ合わず、止められず、「ちくしょー!」と
逃げていく。


 サキが講演を歩いていて、穴に落ちる。
 進之助は獲物がかかったと思って飛んでくる。

 穴の周りに集まってきたギャルたちを見て、「インディアンの娘」
と喜ぶ。

 サキは、穴をのぞき込んだ進之助を見て、「キモイ」と言う。
 それが、『気持ち悪い』と言う意味だと知った進之助は、サキを担
いで、薬屋に飛び込むと、漢方薬を煎じて飲ませる。
 でも、サキに、「キモイ、死ね」と言われ、人に「死ね」と言う娘
は悪い、と進之助は追いかける。

 クスリ屋の店主・相川勇作(温水洋一)は、進之助に薬代を請求。
進之助は、獲物が捕れたらそれをやる、と言う。いらない、と勇作。
 進之助は、代わりにサキに払え、獲物をやるから、と言う。断るサ
キ。
 シズカ(佐津川愛美)が代わりに払う。

 自分はお金がないが、お金を見せびらかすシズカに腹を立てるサキ。


 昼食の用意をしている進之助。
 そこに区条例集を持って現れる誠。
 進之助は、勇作に渋谷では挨拶だと聞いた「キモイ、死ね」と言っ
てみる。
 誠は、本官を愚弄するつもりか!と怒る。

 進之助は、勇作が嘘をついたと文句を言いに行く。そして、昼飯の
時間だ.....とつぶやく。

 進之助に、どこか食べるところと言われ、クロフォードに連れて行
く。
 そこでオムライスを食べる進之助。
 何者かと聞かれ、アリゾナから来たが日本人。7歳まで日本にいた
という。
 じゃあ、日本の常識は、7歳児で止まっている!?

 日本にはイモコ、17歳を探しに来た。イモコの名字はわからな
い.....


 進之助を心配するモモに、カウボーイなのにアリゾナの田舎の生活
にもとけ込んだのだから、渋谷でも大丈夫だろう、と言う。

 公園に、進之助に文句を言おうとやってきたサキ。テントは空。
 サキは腹を立てて蹴ると、たき火に倒れかかれ、テントが燃える。


 進之助と一緒に公園に来た誠は、わなにひっかかってしまう。獲物
が捕れないと嘆く進之助。誠は、山へ行けばいい、と言う。
 ふと見ると、テントが全焼している。
 突然、大粒の雨が降ってくる。

 誠は仕方なく進之助を、自分のボロアパートに泊める。


 シズカはとろいからと、みんなからいじめられる。
 サキに、「ウザイ、死ね」と言われ、飛び出していく。

 進之助がそこに来合わせて、サキになぜ、「死ね」と言うのだと詰
め寄る。逃げるサキ。

 サキを追いつめた進之助。なぜ友達に「ウザイ、死ね」というのだ
と問う。
 サキは、枕詞のようなもので、意味はないと答える。

 シズカはサキからメールを貰ったと喜ぶが、「死ね」とだけ書かれ
たメール。


 誠が火事だと飛び起き、何とか消す。
 それは進之助が肉を焼いていた火なのだった。

 誠は、渋谷の青少年は規則を守らない。その青少年を大人たちが見
て見ぬふりをする。公序良俗の死んだ街。そんな街をよくすることが
誠の勤めという。

 進之助は、渋谷の夜空に星が少ないのはおかしいと言う。誠は、星
が無くても街は明るい、と言う。


 翌朝、ギャルたちはみんなでこぞって、シズカに「死ね」というメ
ールを送っていた。

 そこに朝食のベリーを抱えた進之助が来て、すぐ「死ね」と言うが、
シズカはサキの友達ではないか、と問う。
 友達ではない、とサキ。
 友達とは何かと問う進之助に、そんなこと、考えたことないとサキ。

 シズカから先に、「死ぬ」というメールが入る。
 シズカは学校の屋上から飛び降りようとしていた。

 駆けつけるサキともう一人の友人・スミレ(奈津子)。
 サキは「死ね」なんて挨拶代わりだろう、と言う。

 そこに進之助も来て、「ウザイ、死ね」と言う。

 シズカはやっぱり、と飛び降りそうとするシズカを助けようとして、
逆に誤って落ちるサキ。
 とっさに進之助が投げ縄で空中キャッチ。

 つい、いつもの癖で捕まえてしまったが、そのつもりはなかった。
「死ね」と言って手を離す。
 シズカがとっさに縄をつかみ、サキは地面に落下せずに済む。

 誠がやってきて、縄を押さえるが、力が足らない。

 サキは、今まで「死ぬ」ということがわからず使ってきたという。

 進之助が助ける。助けられたサキは、もう「死ね」なんて友達に向
かって使わないだろう.....と。


 「心ない言葉は、毒を塗ったブーメラン。相手を殺し、自分も殺す。
もうその娘は二度と『死ね』とは言わないだろう」と進之助からの電
話を受けたジェロニモIII世。そしてその娘が『イモコ』なのかと聞
かれ、違う、と進之助。
 ジェロニモIII世は、違う娘なんて助けている時間はないだろう、
と怒る。


 誠の部屋で木を彫っている進之助。誠にお礼をしなければ、と。
 誠は、そんなことはどうでもいいので、早く出て行ってくれ、と言
う。

 でも、そこにパラシュートでモモが到着する。


寸  評  ギャルたちの名前が、カタカナの名前だけで表されているのは、
彼女たちの存在が、親だとか家族だとかからは離れて、一個の軽い存
在だと言うことを表しているのでしょうか。
 軽いノリのドラマかと思っていましたが、「イモコ」が誰か、とい
う謎を含みながら展開していく予定なんですね、たぶん。
 ギャルのサークルも確かに重要ですが、進之助自体が不思議な存在
で、こちらを題名にしてもよかったのではないかという気がします。

執筆者  鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 『ギャルサー』をお送りします。よろしくお願いします。
 今回、古田新太をこんなに見るとは思いませんでした。先日の『プリマダム』
で、ごく普通のおじさんを演じている古田新太を見て、新鮮に思いました。こ
のギャルサーのインディアンの子孫という設定は、今までの『変な人』という
路線を踏襲していて、見慣れた景色なのですが。(鈴木)

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