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タイトル:Daily Drama Express 2006/04/14 クロサギ (1)  2006/04/17


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/04/14 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル クロサギ
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 黒崎  (山下智久)
 桂木敏夫(山崎努)
 神志名将(哀川翔)
 白石  (加藤浩次)
 大沢夕有子(麗菜)
 吉川氷柱(堀北真希)
 三島ゆかり(市川由衣)
原作  夏原武
原案  黒丸
脚本  篠崎絵里子
主題歌  『』

あらすじ  世の中には3種類の詐欺師がいる。人を騙し金銭を巻き上げるシ
ロサギ。異性を餌とし人の心を弄ぶアカサギ。そしてシロサギとアカ
サギだけを餌とする史上最強の詐欺師クロサギ。

 とあるレストラン『桂』。その奥にあるもう一つの部屋。
 そこには桂木敏夫(山崎 努)がいた。
 黒崎(山下智久)は桂木から新しい情報を買う。今回のターゲット
は新川波江(杉田かおる)。融資詐欺をしている女性詐欺師。

 町工場、そこで「お父さん」「おじさん」と叫ぶ声が。
 吉川氷柱(堀北真希)は松村一馬(渋谷武尊)を連れて走り出す。

 駅のホームにいた黒崎は今にも線路に飛び込もうとする男性を引き
止める。
 自殺を止めたかのように見えたが、「あんた、俺のカネ踏んづけて
んだけど」という。
 男が足の足の下には5円玉があった。
 自殺をしようとした男:松村圭祐(尾美としのり)は「もう終わり
なんだ。俺は騙されたんだ」と叫ぶが周りに取り押さえられる。
 その騒ぎのはずみで氷柱は線路に落ちてしまう。電車が近づいてき
たその瞬間、黒崎は線路に飛び降り、氷柱を助ける。

 松村の町工場、松村は中小企業を支援するという財団法人の理事長
を名乗る新川に1千万円を騙し取られたという。
 そこへ黒崎がやってくる。そして松村に「騙されて死ぬような奴の
こと、世間じゃ『負け犬』って呼ぶんだよ。俺の名前は黒崎。職業は
詐欺師だ。あんたを騙したシロサギ、俺が喰ってやるよ」という。

 上野東警察署のキャリア刑事神志名 将(哀川 翔)は 詐欺師の情
報をノンキャリア桃山哲次(田山涼成)から聞く。
 桃山はシロサギだけを狙うクロサギについて話をする。
 黒崎は昔、両親が詐欺師に騙され無理心中をし、1人だけ残った子
供だった。

 氷柱と松村は警察へ被害届けを出しに行くが、警察の返事は冷たい
もの。
 詐欺師を捕まえるのは難しい。お金は戻ってこない。裁判を起こす
しかない。などなど。

 黒崎は桂木のところへきていた。
 桂木は資料を黒崎にわたす。
 黒崎が桂木のところを出た時、神志名とすれ違う。
 神志名は奥の部屋へ無断で入り、桂木に新川と黒崎のことを聞く。
 しかし、桂木は全く動じずに知らないふりをする。

 氷柱は大学で何とか松村を助ける方法を調べる。しかし、法律では
助ける方法がない。

 一方、新川は「世の中は金よ」といい、人を騙し続けている。

 黒崎は松村に新川を騙す方法を説明する。
 過去にあった出来事を思い出しながら、黒崎は着実に準備を始める。

 ある日、黒崎はサラリーマンの格好をし、新川の事務所に訪れる。
 そこで緊張しているサラリーマンを演じ、うまく融資の話を進める。
黒崎が融資を受けるための出資金は2億と言う。新川が疑いの目をし
たため、黒崎は「ご参考までに」と預金通帳を提示する。

 その時、事務所の入り口に神志名がきていた。神志名は社内を見回
すが、黒崎がいるとは気づかずに出て行ってしまう。
 融資の話が済み、フロアを出た黒崎を神志名は待ち伏せしていた。
 突然、肩を叩かれ驚く黒崎だが、神志名は新川は詐欺師だから気を
つけるようにと注意をする。

 黒崎が帰った後、新川は「話がうますぎる」と口座と登記を調べる
ように部下に指示する。

 黒崎は松村のところへ行き、2億で融資を受けると話をした。松村
の仕事は、黒崎が新川と2億で話をつけたときに、小切手で2億を振
り込むこと。もちろん、2億は黒崎が用意し、小切手も本物。

 松村が詐欺師の手伝いをすると知った氷柱は大反対する。
 黒崎は、松村に「(手伝うか)決めるのはあんただ」という。

 調べが済み、黒崎の話を信じた新川は「思わぬカモがネギを背負っ
て飛び込んできた」と微笑みを浮かべる。

 早速、融資を行う日。
 考えた結果、松村は黒崎の手伝いを行うことに。
 黒崎は新川のところへ向かう。
 新川は「2億円の出資金が確認され次第、手続きさせていただきま
す」という。しかし黒埼は、「融資の10億は現金でお願いしますね」
と微笑んで言う。
 顔色が変わり「え?」という新川に「税金対策でそうしろ。と社長
が言うんですよ。今日中に現金でもらってこいと」と黒崎はいう。
 焦る新川は「手形だとダメですか?」というが、黒崎は「是非、ご
協力を」と引き下がらない。
 最後には「残念ですが、こんかいの話は。。」と黒崎がいうと、新
川は「こういう話はどうでしょう。5千万現金で払って残りは手形」
と案をいう。
 黒崎は渋々「社長に聞いてみます」といい、松村の携帯に電話をか
ける。

 その頃、氷柱は必死に松村を止めていた。
 鳴っている携帯に氷柱が出て「絶対にやらないから。現金は振り込
みません」というが、松村は携帯を奪い「今からいく」と返事をする。
 それを聞いた黒崎は電話を切り、新川に「オッケーでした。今、社
の者を銀行へ向かわせました」という。

 一方、氷柱は神志名へ電話し、「何とかしてください。このままで
は叔父が黒崎って男の命令で詐欺の片棒をかつがれちゃう。」という。
 神志名は「黒崎」という名前に反応する。

 松村は新川の使いできた部下に小切手を渡し入金させる。入金が完
了すると、新川は「すぐに引き出して」と命令し、黒崎に約束通り現
金5千万と9億5千万の約束手形を渡す。

 黒崎が帰ろうとした時、氷柱からの通報で警察が新川の事務所があ
るビルに到着する。
 黒崎は警察が来たことに気づき「あの手で行くか」とつぶやく。

 次々と開くエレベータ。何台か開いた後、清掃員が出てきて、堂々
と神志名の前で掃除を始める。
 その清掃員が黒崎だった。

 その頃、新川の事務所では「2億よ」と大喜び。
 しかし、銀行では2億が引き出せない。銀行の課長:白石陽一(加
藤浩次)は小切手で入金された場合は、決済される翌々日までおろせ
ないと説明する。

 神志名達は新川の事務所へ行き、新川へ「あなたは詐欺にあわれま
した」という。
 新川は騙されたと知り、「ちくしょう。あのガキ。私の金。ちくし
ょう」と叫ぶ。

 一方、黒崎は清掃員姿を脱ぎ捨て「まいどあり」とつぶやく。

 その後、黒崎は松村の工場へ行き1千万渡す。
 「ありがとう」と松村に感謝されるが、黒崎は「俺はあんたみたい
な人間が大嫌いだ。家族のために生きられないなら、人の親になんか
なるんじゃない」という。

 神志名は桃山から黒崎の写真を見せられる。
 そこで、黒崎と出会っていたことに気づき、笑いながら写真を破る。

 桂木のところへ白石がきていた。
 そこで白石が「今日、面白いものをみましたよ」と桂木に言う。
 白石は桂木の仕業だと見抜いていた。

 黒崎の家族が死んだ原因になった詐欺のプランを立てたのは桂木だ。
 黒崎は桂木に「いつか殺してやる」と言っている。しかし、桂木は
「人間は面白い」といい、黒崎とかかわりを持っていた。

 黒崎のもとへ氷柱がやってきた。
 「私は、ありがとうなんて言わない。あなたにはすごく大事なもの
が欠けている。」
 「じゃぁ。お前はどういう結末を望んでいたんだ。お前が言ってい
るのは全部たてまえなんだよ」
 氷柱は黒崎の頬を叩く。

 「俺がこの世で一番嫌いなのは、詐欺師だ。自分の欲望のためだけ
に人を騙す卑怯なシロサギが大嫌いなんだよ。この世にいるシロサギ
は1羽残らずおれが喰ってやるよ」


寸  評  思ったよりドキドキ/ハラハラしながら見てしまいました。
 このドラマでは、神志名がどう黒崎に近づいていくのか、桂木と黒
崎の関係などメインになるのでしょうか。
 哀川さんって本当にカンロクありますよね。
 まだ、初回だというのに彼が出てくるシーンはハラハラしてしまい
ました。

 しかし、前回「野ブタをプロジュース」を担当していた私としては、
どうもキャラがかぶってしまいます。
 前回のインパクトが強すぎるので、山下くんと堀北さんでドラマを
やるのでしたら、もう少し、間をあけてからにして欲しかったです。

 そうそう。駅のホームのシーンは3日間くらいかかったとか…。
1つ1つ拘って作り上げているんですね。

執筆者  西脇()

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2. 編集後記
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 みなさま。大変ご迷惑をおかけしております。
 このたび、前回担当の西遊記が執筆終了していないにも関らず、同時進行で
クロサギを執筆しようと思っているメチャクチャな私でありますが、どうぞ最
後まで見捨てずに宜しくお願いいたします。

 さて。4月になり、新入学生の方々、新社会人の方々、おめでとうございま
す。
 私は相変わらず十ウン年同じ会社にいるので、春になったウキウキ感など、
すでに遠い過去にいってしまいましたが、やはり春はいいですよぉ。
 花がたくさん咲いて、女性の服装も明るい色が増えて、丁度良い温度で…。
 こんな春が続き、梅雨がきて欲しくないと思ってしまう今日この頃でした。
 (意味不明な終わり方ですみません AM4:30)(西脇)

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