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タイトル:Daily Drama Express 2006/02/14 アンフェア (6)  2006/04/03


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/02/14 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル アンフェア
局  名 フジ系
放映日時 火曜22時
キャスト 雪平夏見(篠原涼子)
 安藤一之(瑛太)
 三上薫 (加藤雅也)
 瀬崎一郎(西島秀俊)
 佐藤和夫(香川照之)
 牧村紀世子(木村多江)
 山路哲夫(寺島進)
 蓮見杏奈(濱田マリ)
 小久保祐二(阿部サダヲ)
原  作 秦建日子「推理小説」
脚  本 佐藤嗣麻子
主題歌  伊東由奈『』

あらすじ 第6回「衝撃の誘拐犯の正体!ナゾの要求」

 雪平(篠原涼子)の別れた娘・美央(向井地美音)と家政婦の牧村
(木村多江)が誘拐され、犯人から、人質を解放するためには国民一
人ひとりが10円ずつ、総額12億円の身代金を雪平の口座に募金するよ
うに、との要求がTVの生番組に入る。

 騒然とする捜査本部で、雪平の携帯が鳴る。携帯は美央の父親であ
る佐藤和夫(香川照之)であり、今の犯人の要求についての確認と、
警察に美央のことを任せるから、という連絡だった。

 捜査本部では、犯人の要求対応のための雪平名義の募金専用口座の
開設について議論がおこる。結局、安本(志賀廣太郎)の現時点では
この身代金の受け取りの機会を利用して犯人にたどり着く以外方法が
ないのでは?という意見から、口座を開設することになる。

 さらに、”アンフェアなのは誰か”という犯人のせりふから、”小
説型予告殺人事件”と今回の誘拐事件が関係あるということが判明し
たことで、誘拐事件を捜査一課で取り扱うように決まるが、雪平の謹
慎は解けず、しかも犯人の要求相手である雪平の携帯はすべて警察に
記録されることになる。

 上司の仕打ちに怒って立ち去る雪平を蓮見が慰める。雪平は牧村の
家から持ち出してきたパソコンを蓮見に渡して、パスワードを解いて
中身を調べるように依頼する。

 捜査会議室。小久保(阿部サダヲ)は、雪平、和夫、牧村の怨恨の
線と瀬崎の線を調べるように、と指示するが、安藤は、警察内部に犯
人がいる可能性もまだある、と食い下がり、山路と睨み合いに。それ
を安本が丸く収める。

 雪平は蓮見から、牧村のパソコンのパスワードが亡くなった旦那さ
んと娘さんの名前であることがわかって中身を見たがとくに事件に関
連のありそうなものはなかったと聞かされる。雪平は牧村のパソコン
をそのまま蓮見に預ける。そこに和夫が現れると蓮見は去っていった。

 美央は、唯一の持ち物である色鉛筆のケースに入っていた鉛筆削り
を足で壊し、鉛筆削りに付いた剃刀を手にして、牧村の手首の縄を切
ろうとしていた。そこへ犯人が現れ、美央のスケッチブックを奪い取
ってそこから美央の絵を一枚破いて持ち去った。

 いつもの居酒屋で飲む安藤、安本、三上。安本は、かつては引っ込
み思案な女の子だった雪平が、父親を殺されてから犯罪、殺人を憎む
ようになり現在のように徹底した捜査をしてNo.1になったと話す。そ
れを聞いて切なくなった安藤は半分泣きながらこれまで口にしなかっ
た焼き鳥を食べた。

 蓮見が仮眠を取って席に戻ってきた。山路がそんな蓮見を見つめる。
その頃、雪平の携帯に犯人から電話が入る。「午前7時、東京タワー
に行け。」

 雪平、捜査員たちが一斉に東京タワーに向かう。雪平が到着すると
公衆電話が鳴り、また犯人から「首都高速1号線沢崎橋ジャンクショ
ン下、古川水門へ行け。」と命じられる。

 言われた場所には、美央の書いた東京タワーの絵が張られていた。
「美央ー!」叫ぶ雪平。

 警察は最後の手段として雪平の口座を発表しようとする、そのとき、
雪平が記者会見場に乗り込んできて、言い放った。

 「人からの募金なんて必要ない!そんな身代金がなくても私は娘を
救い出し、必ずお前を捕まえてやる!」

 雪平はそのまま取調室に閉じ込められてしまう。一方で、募金が始
まるが、金額は55万足らずとまったく集まらない。

 安藤は、水道局から借りてきた古川水門の監視ビデオを蓮見に渡そ
うとするが、三上が自分で分析すると言って持ち去ってしまう。

 剃刀で牧村の縄が切れ、牧村は逃げ出そうとするが、部屋には鍵が
かかっていた。美央はダクトから逃げようと提案するが牧村には通れ
ない。美央だけ逃げるように言う牧村に、美央は「ずっといっしょ」
と書いて見せる。思わず美央を抱きしめる牧村。

 部屋に入ってきた犯人を牧村はパイプ椅子で襲うがあっけなく倒さ
れてしまう。それでも1人で犯人に向かっていく美央に、犯人は「マ
マとお話させてあげる」と書いて見せる。

 雪平の犯人に向けた暴言を非難する和夫に、雪平は犯人が反応する
ようにわざと刺激しているのだと告げる。そこに、犯人から雪平の携
帯にまた連絡が入る。

 犯人は電話口に美央を出し、美央は自分だと知らせるために受話器
を叩いた。美央をかばう牧村の声に動揺した雪平は、「美央を殺さな
いで。お願い、お願い、お願いします。」と懇願する。

 犯人は、募金を集めるために、牧村の夫と子供が殺された、2年前
に広田裕次が起こした交通事故についての真相を暴く記事を明日の朝
刊に載せろ、と命令する。

 耐えられず取調室で椅子を投げて暴れる雪平。心配して安藤が様子
を見に来る。そして、安藤は迎えに来たと言って取調室から雪平を連
れ出してしまう。

 雪平は和夫に犯人の要求について話し、広田裕次について調べて明
日の朝刊に必ず記事を載せるように頼む。

 警察でも広田のことを調べる。2年前のバイクでの交通事故は不起
訴処分となっていた。「まずいな・・・」とつぶやく山路(寺島進)。

 雪平と安藤は広田の会社「広真建設」の社長室へと無理やり入り込
む。2年前の事件について話をしてほしいと雪平は頼むが、自分は無
罪になっているんだし、忙しいからそんな時間はないと、二人を追い
返す。

 山路は小久保に広田の事件の裏を説明し、この件をもみ潰すように
命じる。広田の秘密を知られないようにコンピュータ内の広田のデー
タもすべてロックをかけて見られないように、とも指示する。

 2年前の交通事故を扱った町田南署を雪平たちは尋ねるが、だめの
一点張りで相手にしてもらえない。そこに蓮見から、広田の情報がア
クセスできないようにロックされていることを知らされる。

 和夫は、2年前の広田の交通事故の記事を書いた記者に話を聞く。
そこで、故衆議院議員である広田裕次の父親により事件がもみ消され
たらしいということを知る。また、部下から「広真建設」は経営不振
で近々強制捜査があることも知らされる。

 その夜、雪平と和夫は待ち合わせてお互いが入手した情報を交換す
る。二人はお互い美央の命は何ものにも変えられないという意見で一
致する。

 『事故もみ消し疑惑 故・広田正信議員からむ』という和夫の記事
が新聞に載った。

 この反響から、広田はマスコミに追い回され、広真建設の株が急落
する。さらに、牧村に同情する人々から身代金募金が集まり始め、犯
人の要求額12億円へ着実に近づいていた。

 犯人は美央だけを残して、牧村を部屋から連れ出す。実は牧村は犯
人側であったが、犯人の顔も知らず手を組んでいた。牧村から事件の
様子を聞かれた犯人は、和夫の書いた新聞記事と募金金額の画面を牧
村に見せる。微笑む牧村。

 ついに募金金額が犯人の要求金額12億円を超えた。その報道がされ
るや否や、雪平の携帯に犯人から連絡が入る。

 「その金を使って広田裕次の会社、広真建設の株を買え。株を買え。
株を買え。」


寸  評  雪平は本当にすっかり母親の顔ですね。安藤はかなり雪平に傾倒
していて、ちょっと見ていて大丈夫かな?と思ってしまいました。そ
の傾倒ぶりが、上司に対する尊敬なのか、それとも一種の愛情なの
か・・・

執 筆 者 井村()

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2. 編集後記
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 下の息子が2歳を超えてやっとぽろぽろしゃべるようになってきました。先
日も、先にお風呂に入っていた私が「お風呂はいるからお姉ちゃん呼んできて」
と言ったら「ねぇねー!お風呂!ママ!(お姉ちゃん、お風呂だって、ママ
が。)」と伝え、姉が「先行ってて!」と返したら、私のところに来て「ねぇ
ね、先行ってて!(お姉ちゃん、先行ってて、だって)」。もう、母としては
なんともかわいらしくてかわいらしくて。ホント親バカですね(^^;(井村)

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