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タイトル:Daily Drama Express 2006/02/20 西遊記 (7)  2006/04/03


===================================================== 発行部数  25 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/02/20 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 西遊記
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 孫悟空 (香取慎吾)
 三蔵法師(深津絵理)
 沙悟浄 (内村光良)
 猪八戒 (伊藤淳史)
 老子  (大倉孝二)
 凛凛  (氷川あさみ)
脚  本 坂本裕二
主題歌  MONKEY MAJIK『Aound The World』

あらすじ 『幽霊の国』

 旅の途中、ひとつの饅頭を分けて食べようと猪八戒(伊藤淳史)が
4つに割ろうとする。そこへ凛凛(水川あさみ)が現れ、饅頭は5つ
に分けられた。
 八戒の分け方により、大小さまざまな大きさ。
 5人でジャンケンすることに。八戒が勝ち、沙悟浄(内村光良)が
勝ち、三蔵法師(深津絵里)が勝ち、凛凛が…。
 結局、孫悟空(香取慎吾)は負けてしまう。悟空は凛凛は仲間じゃ
ないといい、怒った凛凛は1人で先に歩いていってしまう。

 暗くなり、そろそろ泊まる場所を…と思っていると目の前に廃寺が
出現。おそるおそる廃寺に入っていく。
 その後、凛凛がやってきて、廃寺の外にあった古井戸をみつける。
お札が貼ってあったが、気づかなかった凛凛は古井戸の蓋をあけてし
まう。

 廃寺の中で寝ていた悟空は薄気味悪い声に目が覚める。
 トイレに行きたくなり、我慢出来ずに外に出ると、どこからか手が
でてきて足をつかまれる。
 「幽霊がでた!」と廃寺に戻るが、三蔵達は信じない。
 しかし、ついに三蔵達も幽霊に出会ってしまう。

 驚いた4人は外に飛び出す。すると、井戸から何者かが出てくる。
 井戸から出てきた女性の幽霊は意識の無い凛凛を抱え「早く布団を
ひきなさい」と命令口調。幽霊は「私は福永国の王妃、蓮歌(手塚理
美)である」という。

 蓮歌は、3ヶ月前、買い物に出かけた帰りに妖怪に井戸に突き落と
され、死んでしまった幽霊。
 凛凛は、蓮歌を封じ込めた井戸の御札をはがしてしまったために呪
いにかけられてしまったのだ。

 蓮歌の心残りは城に残した夫である国王と2人の息子。
 蓮歌は悟空達の様子を見てきて欲しいと頼み、自分が使っていた、
ほっかむりを渡した。

 翌日、悟空達は宮廷へ行き、国王の大福(酒井敏也)に蓮歌の死を
伝える。
 しかし、大福は不思議がる。その時、「どうなされたのですか?」
と奥から声が。そして、帳の向こうから蓮歌が現れた。悟空達はすぐ
に、ここにいる蓮歌は妖怪だと気づく。
 悟空は大福にほっかむりをみせ、大福は驚く。しかし、大福は今の
蓮歌の方が好みだと言う。

 廃寺に戻り、蓮歌に大福のことを話す悟空達。
 蓮歌は、「あの人がそんなことを言うわけがない」といい、自分の
目で確かめるといいだす。

 蓮歌は悟空をつれて再び宮廷へいく。
 すると、大福達家族は食事中。しかも、怪しい色をしたタレがたっ
ぷりかかった料理を食べている。それをみた蓮歌は、大福達は前より
痩せてきているといい、大福達に注意をする。
 しかし、彼らには蓮歌の声は聞こえない。
 すると、蓮歌は悟空の身体に入り、身なりは悟空、口調は蓮歌で大
福達に説得をする。

 初めは疑っていた大福達だったが、蓮歌の癖であるお尻をかく行為
をみて蓮歌だと気づく。
 その時、蓮歌に扮した妖怪が現れ、大福は悟空を追い出してしまう。
 悟空は連れ出される途中、ほっかぶりを落とす。それを拾った大福
は妖怪である蓮歌に睨まれてしまう。

 廃寺に戻った悟空と蓮歌。
 蓮歌は生前厳しくしすぎたことを反省する。

 その時、息子の1人が助けを求めてやってきて、その場で倒れてし
まう。
 「助けてください。妖怪が…」
 蓮歌は「助けにいかなきゃ」というが、手が消えかかる。
 代わりに悟空達は大福の元へ急ぐ。

 蓮歌の元へ突然、老子(大倉孝二)が現れ、「魂が戻り始めている
のじゃ。まもなく幽霊としてこの世にいられなくなる」という。
 そこへ、大福ともう1人の息子を連れて悟空達が戻ってきた。

 凛凛、大福、2人も息子は呪いにかけられてしまっている。
 助ける方法はただ1つ。老子は「黄泉の国へ行き、4人の魂を洗う
のだ」という。
 しかし、黄泉の国へ行けるのは死んだものだけ。
 蓮歌は1人で行くというが、「1人では無理だ」と三蔵は止める。
そして、「悟空、死んでくれませんか」と三蔵は頼む。
 悟浄と八戒は大反対。しかし、悟空は「いいよ」と応える。
 三蔵は「黄泉の国の決まりを守れば生きて返ってこれます。何があ
っても決して振り向かないことです。強い気持ちさえあれば」という。
 悟空は意識がない凛凛に「早く目を覚まして欲しい。ケンカなまか
には。」といい、三蔵には「お師匠さんは、信じてくれているんだろ
う。俺にはその強い気持ちがあるって」という。

 早速、悟浄や八戒に叩かれ死んだ悟空は蓮歌と一緒に黄泉の国へむ
かった。
 「忘れてはなりませんよ。決して振り向いてはならない…」

 ろうそくで囲まれた道を進む悟空と蓮歌。
 問題なく到着。早速4つの魂を洗う。すると真っ黒な魂がどんどん
光輝いていく。

 帰り道、何度も蓮歌や悟空を降り返させようとさせられる。
 お互いに「振り返ってはダメだ」と注意をし合う。

 「悟空、そっちにいってはだめです」「そうだよ。旅はこっちだよ」
 八戒や悟浄の声が後ろから聞こえてくる。
 悟空は蓮歌を先に行かせる。

 「そっちに行ったって無駄ですよ。天竺なんてないんだから」
 「お前みたいな化け物が人間になれるわけないだろう」
 「諦めろ」
 「天竺なんてない」

 悟空は「黙れ!」と叫び、先を急ぐ。

 とうとう悟空の後ろに三蔵が現れる。
 「天竺なんてないのですよ。厳しく辛い旅なんてつづけても無駄で
す」
 「生きているだけでも無駄なのです。さぁ一緒に楽になりましょう」

 三蔵の声を聞いた悟空は振り向いてしまいそうになる。

 その時、「悟空、こっちですよ」と本物の三蔵の声が。
 その声に助けられ、悟空は現世に戻った。

 悟空が目を覚ますと凛凛達も助かっていた。

 蓮歌は遠くから大福達を優しい眼差しで見ていた。
 悟空は蓮歌に体を貸し大福達との別れをさせてあげる。

 大福が振り向くと蓮歌が立っていた。
 大福は蓮歌にあやまる。蓮歌は「あなた達が元気になってくれて想
い残すことはない」という。
 弱気な大福に蓮歌は渇を入れる。
 「あなたなら大丈夫」
 そして、蓮歌はあの世に旅立っていった。
 「みんな、元気で」

 悟空達は、蓮歌を殺し、蓮歌になりすました妖怪を退治しに宮廷へ
行く。
 「人間の命は短い。だけど、お前なんかよりずーっと大切なことを
知っている。命の価値は長さじゃない。いつか「さよなら」を言う時
に泣いてくれるやつがいるかどうかだ。いつか「さよなら」を言う時
に相手のために泣けるかどうかだ。涙が魂を洗うんだよ。例え100年
生きようと1000年生きようとその魂はドロドロに腐ってるだよ」

 妖怪は、八戒や悟空の中に入り、混乱させる。
 しかし最後には捕らえ、老子が連行していく。
 この妖怪は国々で盗みを働くお尋ね者だった。


寸  評  「黄泉の国」は思ったより地味でした。
 そして、後ろから三蔵達が悟空を惑わすのにも、少し優しすぎのよ
うな気がしました。
 初めに八戒が「悟空」と呼んだ時には、フッと振り向いてしまうと
いう怖さがありますが、「天竺なんてない」などは「嘘だ」「これは
偽りだ」と思っていれば、落ち込んだとしても振り向く要素にはなら
ない気がします。

 しかし、悟空と大福のキスシーン。
 見事でした。。。

執 筆 者 西脇()

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2. 編集後記
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 この間クリスマスで、つい最近お正月だったのに、もう3月が終わります。
 時がたつのが早すぎです。
 来週、久しぶりに友人と旅行に行きます。
 久しぶりの旅行、久しぶりの飛行機、久しぶりの温泉…。
 とても楽しみです。

 今日、一緒に仕事をしている他社の方から「もう少し残業してください」と
残業を強制されました。
 残業はしています。毎日しています。けど…もっとしろと言うんです。
 家庭があるため、正社員をやめて、現在の立場(派遣→契約社員)でいる私
としては、複雑な思いでした。
 今の状況でもスーパーが空いている時間には帰って来れず、夕飯を作ると夜
中になるのに。
 「何のために正社員を辞めたんだろう…」(西脇)

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