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タイトル:Daily Drama Express 2006/02/07 アンフェア (5)  2006/03/27


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/02/07 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル アンフェア
局  名 フジ系
放映日時 火曜22時
キャスト 雪平夏見(篠原涼子)
 安藤一之(瑛太)
 三上薫 (加藤雅也)
 瀬崎一郎(西島秀俊)
 佐藤和夫(香川照之)
 牧村紀世子(木村多江)
 山路哲夫(寺島進)
 蓮見杏奈(濱田マリ)
 小久保祐二(阿部サダヲ)
原  作 秦建日子「推理小説」
脚  本 佐藤嗣麻子
主題歌  伊東由奈『』

あらすじ  第5回「愛娘が消えた!衝撃の募金型誘拐」

 雪平(篠原涼子)の携帯に非通知で連絡が入る。
 「雪平夏見さん?女と娘は預かった。警察に届けたら娘は死ぬ。雪
平刑事。」
 電話はそこで切れた。

 ちょうどその頃、雪平の別れた夫である佐藤和夫(香川照之)は、
自宅に美央(向井地美音)も牧村(木村多江)もいないことを知り不
安を募らせる。

 蓮見(濱田マリ)に今の電話の調査を言い残して部屋を出た雪平は
和夫に連絡し、美央がいないことを確認する。不安がる和夫に、雪平
は誘拐犯から連絡があった件を話す。

 動揺する和夫に雪平は、極秘捜査を行うから、そのまま家にいて、
訪ねてくる捜査員に協力するように頼む。

 雪平は安本(志賀廣太郎)に誘拐の事実を打ち明け、安本の方から
信頼できる特殊班の人間を自宅のそばに派遣してもらうように頭を下
げる。

 “小説型予告殺人事件”の犯人だった瀬崎(西島秀俊)射殺につい
て、小久保(阿部サダヲ)と捜査一課管理官・山路哲夫(寺島進)の
間では、すべて雪平の責任とするということで話をまとめていた。そ
こに、雪平の娘が誘拐された連絡が入る。

 自宅待機をする和夫は、上司である編集長に口外しないという約束
で美央の誘拐について話し、休暇を申し出る。しかし、編集長はこの
ことを独占スクープとして朝刊に載せるという。

 雪平の携帯、和夫の携帯両方の着信についての調査を蓮見に確認す
る雪平を、山路管理官が呼び出した。瀬崎の事件の責任を取って10日
間の自宅謹慎を雪平は命じられる。誘拐事件の捜査に加わりたいと雪
平は食い下がるが、相手にされずあきらめる。

 検視官・三上薫(加藤雅也)は山路から雪平に付いているように命
じられる。捜査に加わっていたい三上はいやがるが、安本がうまく言
いくるめる。

 黒づくめの犯人に誘拐された牧村と美央はどこかのビルの物置部屋
に閉じ込められていた。牧村は後ろ手に縛られ口には猿ぐつわを巻か
れていた。犯人は縄を確認すると部屋に鍵をかけて出て行った。

 自宅で1人不安に襲われる和夫の前に安本が特殊班を引き連れて電
気屋の振りをしてやってきた。少し安心した表情を見せる和夫。自宅
には、捜査の道具が運び込まれる。同様に、三上によって雪平の自宅
にも逆探知装置が仕掛けられる。

 安本が署に戻ると安藤(瑛太)が雪平の過去の検挙した事件をパソ
コンで調べていた。まったくパソコンのできない安本に、ネットは楽
しいから今度教えますよ、と安藤は答える。

 部下の今井からの連絡で、和夫は美央の誘拐事件が記事になりつつ
あることを知る。それを知らされた雪平の働きで、警察からマスコミ
に誘拐報道協定が要請された。

 美央は牧村の手首の縄をなんとかほどこうとしていた。お腹が空い
たという美央に、牧村はポケットに入ったビスケットを食べるように
言う。牧村に遠慮する美央に、半分こしようと牧村は提案して二人で
笑顔で食べる。

 犯人からの連絡を待つ雪平の携帯が鳴った。非通知電話で出ると犯
人からだった。誘拐事件をマスコミを通じて発表せよ、それだけを言
って電話は切れた。

 これで大手を振って捜査ができると言い残して雪平は自宅マンショ
ンを出た。マンション前にいるマスコミや人権擁護団体を掻き分けて
走り出した雪平は、待ち合わせていた和夫の車に乗り込んだ。

 事件について話すうちに言い合いになる二人に向かって、頭上から
フラッシュがたかれる。雪平はフラッシュの方向に走り出すが、そこ
に人の姿はなかった。

 警察は犯人の要求どおり記者会見を開いて誘拐事件を公表した。

 蓮見から秘密裏に牧村紀世子についての資料を受け取る。

 35歳で美大を卒業後絵本作家として活躍、しかし2年前にオートバ
イにはねられる交通事故で旦那と娘をいっぺんに亡くしてから家政婦
として働く。

 さらに、雪平、和夫にかかってきた犯人からの電話についての解析
結果も報告を聞く。両電話とも海外の衛星回線を経由しているという
ことから、通信技術に長けた人間の犯行ではないだろう、と蓮見は意
見する。

 引き続き通信技術に長けた人間で雪平に恨みを持つ者を、雪平の過
去の事件から探し続ける安藤は、雪平がかつて未成年の犯人を射殺し
たという事実を見つけて安本にその話を尋ねる。安本は、そのせいで
美央が口が利けなくなったのだ、ともらす。

 必死になって牧村の手首に縄をほどこうとする美央に、牧村は「ご
めんね、ごめんね」と繰り返す。そのうち縄は緩んで牧村の手は自由
になる。抱き合って喜ぶ二人の前に再び黒尽くめの犯人が現れる。

 美央に触ろうとする犯人を牧村は突き飛ばすが、平手打ちされ返れ
て牧村は気を失う。怖がる美央に、おりこうにしてないとこの人が死
ぬ、と書いたメモを見せ、牧村の手首を再び縛ると犯人は部屋を出て
行った。

 部屋を捜索して牧村の使うパソコンを署に持ち帰った雪平を、署の
前でマスコミが取り囲む。しかし雪平はマスコミを相手にせず立ち去
る。

 雪平が捜査本部に戻ると、ちょうど生放送のテレビ番組に犯人から
の電話が入っていると報道される。みんなが画面を見つめる中、犯人
からの声が流れる。

 美央を助けたければ、全国のみなさんの善意で1人10円ずつ、つま
り総額12億円の身代金を払うように、そしてそのお金は、雪平の口座
に振り込むように・・・

 そして犯人は最後に、「アンフェアなのは誰か?」と告げて電話を
切った。

 捜査に向かう一同。残された雪平に、この”アンフェアなのは誰
か?”というキーワードを知っているのは、瀬崎とつながっている人
間か、警察の人間だけだ、と安藤はつぶやいた。そのとき、雪平の携
帯が鳴った。

 泣きながら気を失って倒れている牧村を揺り起こそうとしていた美
央は、ふと、落ちている鉛筆削りを拾い上げて見つめた。


寸  評  雪平の母親としての気持ちが前面に出ている感じです。和夫も雪
平も美央を愛して、心配する気持ちは同じなのに、だからこそ思わず
気持ちが高ぶってぶつかってしまう感じです。美央は無事に戻ってく
るでしょうか。

執 筆 者 井村()

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2. 編集後記
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 娘の幼稚園が修了式を終えました。初めての幼稚園で私と別れられずに泣い
てばかりいた娘が、年度末には私をおいてさっさと通園して教室に消えていっ
てしまうようになりました。いまだに、私が1人でごみ捨てに行く間が待てず
に泣いたりするようなことがあるとは言え、この一年の成長を感じた出来事で
した。4月からの年中さんの1年がまた楽しみです。(井村)

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