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タイトル:Daily Drama Express 2006/01/24 アンフェア (3)  2006/03/10


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/01/24 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル アンフェア
局  名 フジ系
放映日時 火曜22時
キャスト 雪平夏見(篠原涼子)
 安藤一之(瑛太)
 三上薫 (加藤雅也)
 瀬崎一郎(西島秀俊)
 佐藤和夫(香川照之)
 牧村紀世子(木村多江)
 山路哲夫(寺島進)
 蓮見杏奈(濱田マリ)
 小久保祐二(阿部サダヲ)
原  作 秦建日子「推理小説」
脚  本 佐藤嗣麻子
主題歌  伊東由奈『』

あらすじ  第3回「女刑事と容疑者!危険な愛の行方」

 『推理小説・上巻』にあったとおり、「愛する者」がターゲットと
なった第4の殺人が起きる。被害者は雪平夏見(篠原涼子)の幼なじ
みの理恵子(小林麻央)であり、かつて理恵子と交際していた平井唯
人(眞島秀和)が指名手配される。

 雪平は理恵子の司法解剖に立ち会う。瞬きひとつせずに解剖を見つ
める雪平に対して、安藤(瑛太)はあきれた言葉を漏らす。それを聞
いた先輩刑事の安本(志賀廣太郎)は雪平の過去を話す。

 雪平の父親はかつて刑事だったが、何者かに拳銃で撃たれて殺され
た。雪平はそのときも司法解剖に立ち会った。雪平はまだ捕まってい
ない親父殺しの犯人を捕まえるために刑事を続けており、そして殺人
や犯罪を人一倍憎んでいる。人前では絶対に涙を見せないが本当は泣
いているのだ、と。

 マスコミ各社および警察に『推理小説・下巻予告編』が届く。

 「次の殺人は3日後
 最低入札価格 1億円
 次の被害者は「か弱き者」。
 命を救いたければ、
 私の『推理小説』を
 落札せよ。」

 蓮見(濱田マリ)は雪平の携帯に連絡をし、出版社に予告編が届い
たこと、また雪平の指示で調べていた久留米隆一郎(井上順)の口座
に怪しいところを見つけたことを伝える。

 雪平と安藤は久留米の自宅を訪ねる。雪平から平井唯人への金の流
れを突っ込まれた久留米は、平井をゴーストライターとして使ってい
たことを白状する。平井の行方について尋ねる雪平に、久留米の秘書
が、平井の彼女・橋野美樹(有坂来瞳)が岩崎書房にいるからと教え
る。

 岩崎書房に美樹を尋ねるが、美樹は何も知らなかったと泣いて訴え
た。美樹にうんざりして屋上に逃げ出した雪平に瀬崎(西島秀俊)が
声をかける。瀬崎から理恵子の遺品だといって雪平と理恵子の二ショ
ット写真を受け取り、犯人への怒りを新たにする雪平に、瀬崎は必ず
犯人を捕まえて下さい、と言った 。

 佐藤は、娘・美央(向井地美音)の安らかな寝顔を見て安心する。
美央の安定は家政婦の牧村紀世子(木村多江)のおかげであり、その
他の家のこともそつなくこなす牧村に佐藤は照れながらも感謝する。

 捜査会議では検視官・三上(加藤雅也)が解剖の結果を説明する。
死亡推定時刻が午後9時から10時の間ということで、犯人は朝刊に乗
るはずだった入札拒否の記事を見る前に殺害していることから、この
時点ですでに入札拒否することを知っていたか、はじめから殺すこと
を決めていたことになるという。

 スクープをものにしたい岩崎書房の編集部長・森川(大高洋夫)は、
上司を説得して警察との共同戦線、つまりおとり捜査に協力すること
にしたと会議で説明する。もし失敗したとしても、警察の指導があっ
たということで言い訳が立つ、と言うのである。

 一方、警察の捜査会議でも同様の説明がされた。もし失敗したら?
と問う安藤に、その場合には岩崎書房の暴走として片付けると小久保
(阿部サダヲ)は説明する。

 学校の帰り道、同級生たちにいじめられる美央を牧村が優しく迎え
る。美央は牧村に絶大な信頼を感じており、牧村もそれに答えるよう
に美央をかわいがっていた。

 雪平の「か弱き者」はだれか?との問いに安藤はたぶん子供だろう、
と予想を答える。それを聞いた雪平は血相を変えて部屋を飛び出す。

 雪平が向かったのは美央の家。対応に出た牧村は雪平が美央の母だ
ということで驚くが、雪平の姿を見た美央はすぐに逃げてしまう。雪
平は、美央のことを頼むと牧村に頭を下げた。

 雪平は瀬崎を飲みに誘う。どうして刑事になったのか?と尋ねる瀬
崎に、雪平は父のことを話す。いまさら生き方は変えられないと思う、
と話す雪平に、瀬崎は「人生なんて決心一つで変えられる。」と答え
る。

 安藤、蓮見、三上の三人で飲みに出る。その途中でタクシーに二人
で乗り込む瀬崎と雪平を三人で見返る。ショックを受ける安藤。

 瀬崎と雪平は雪平のマンションへ。部屋の散らかりように驚く瀬崎。
壁に貼られた小さい頃の美央が書いた東京タワーと親子三人の絵を見
て、雪平に子供がいること、また離婚のいきさつを瀬崎は知る。

 編集者としての現実を尋ねた雪平に、瀬崎は「僕より面白くて、リ
アリティーのあるものが書ける作家がいない」と漏らす。その台詞に
ピンときた雪平は、あなたがあの小説を書いたのでは?と瀬崎に尋ね
るが、瀬崎はそれを否定し、雪平にキスした。

 雪平の部屋の明かりが消えるのを、部屋の外から安藤がため息をつ
きながら見つめていた。

 岩崎書房の最終入札価格・2億5000万円を聞いた佐藤は、出しすぎ
だ、ということで裏がないか部下に探るように指示する。そして岩崎
書房に刑事が張り付いているという事実を知り、おとりだということ
に佐藤は気付く。

 殺人予告当日。朝、佐藤を見送った後、牧村は美央を東京タワーを
見に行こう、と誘う。

 逆探知装置をつけた岩崎書房の電話に、森川宛に犯人から電話がか
かってくる。

 森川は入札した事実を犯人に告げるが、犯人は岩崎書房の入札はお
とりであり警察もそこにいるはず、警察と出版社への制裁のために、
予告通りか弱きものの命を奪い、『推理小説』は完成する、と言って
電話は切れた。

 電話の発信源は携帯電話で、東京タワーから半径3km以内。「夕日
を浴びてそびえる美しい東京タワーを目に焼き付けて死ぬ」という犯
人の言葉に当てはまる電話は4000件以上。それを日の入りまでにしら
みつぶしにあたることに。

 捜査本部で、昨日雪平と瀬崎が親密そうだったが密告者なのでは、
という疑いが挙がるなか、佐藤から雪平に電話が入り、美央がいなく
なったという連絡が入る。家にも誰もいないし、牧村の携帯も出ない、
と話す。

 犯人からの電話の発信が、松本理恵子の携帯電話からだったことが
確定される。
 雪平は捜査に向かうにあたり、銃の携帯許可を山路管理官(寺島進)
に申し出た。

 牧村は、東京タワーのよく見えるビルの屋上に美央を連れ出してい
た。美央はうれしそうに屋上への階段を上っていった。


寸  評  なんとここまで瀬崎と雪平が近づいてしまうとは思っていません
でした。ということは、瀬崎がやっぱり怪しいのかなぁ?と思ってし
まいませんか?

執 筆 者 井村()

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2. 編集後記
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 梅も咲き始め、おひなまつりも終わりすっかり卒業シーズンになりました。
昨日袴姿の女子大生を見て自分の頃を思い出して懐かしくなってしまいました。
また今年度も終わりです。一年があっと今に過ぎてしまうこの頃、一年がさぞ
かしい長いだろうなーと思う子供の頃の時間に戻ってみたいな、と思いました。
(井村)

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