メルマガ:日刊ドラマ速報
タイトル:Daily Drama Express 2006/01/30 西遊記 (4)  2006/03/01


===================================================== 発行部数   25 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/01/30 (Mon) ☆☆
======================================================================

== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
======================================================================

----------------------------------------------------------------------
1. 月曜日の連続ドラマ
----------------------------------------------------------------------
タイトル 西遊記
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 孫悟空 (香取慎吾)
 三蔵法師(深津絵理)
 沙悟浄 (内村光良)
 猪八戒 (伊藤淳史)
 老子  (大倉孝二)
 凛凛  (氷川あさみ)
脚  本 坂本裕二
主題歌  MONKEY MAJIK『Aound The World』

あらすじ  『砂の国』

 「疲れた」「暑い」と駄々をこねる孫悟空(香取慎吾)。
 砂漠の中で休憩中、悟空と猪八戒(伊藤淳史)は、沙悟浄(内村光
良)の頭の皿について面白おかしく話をする。それを聞いていた三蔵
法師(深津絵里)も微笑し。。。
 悟浄は「ふざけるな」と怒る。

 旅を続けていくと町についた。
 お腹がすいた一行は早速、お店へ。
 その店は激辛料理専門店。悟空達は「辛くてもいいけど」と言いつ
つも一番辛くないものを注文する。すると、隣の席から小馬鹿にする
ような声が。
 小馬鹿にしたのは巨漢の岩傑(武藤敬司)。悟空は強がって激辛
20倍を頼む。その後、二人は30倍、31倍、31.2倍、31.3倍…と少数点
での戦いをはじめるが、とうとう、辛さに耐えられなくなり引き分け。
 岩傑が店を出て行くと、悟空は水を注文する。しかし、1杯の水は
高額。
 八戒は町の腕相撲大会のポスターをみつけ、悟空に教える。なんと
優勝商品は桶一杯の水だった。そのポスターをはがし悟空は店の外へ
飛び出した。
 ポスターの下には指名手配中の女の妖怪が書かれていた。その妖怪
の絵をみた悟浄は何か思い当たるような顔をする。

 悟空達が、腕相撲大会の会場へ行くと、既に強そうな男達が集まっ
ていた。
 そこへ凛凛(水川あさみ)が現れる。凛凛は大会の主催者がお水様
(半海一晃)という祈祷師だという。お水様は、どこかから水を運ん
できて、町の人たちに水を分け与えているらしい。
 そこへ岩傑が現れた。岩傑は一番の力持ちらしい、が、男手ひとつ
で子供たちを養っている優しい面もあった。

 大会が始まった。
 悟空は対戦者を次々と倒していく。一方、岩傑も次々と倒し、決勝
戦は悟空と岩傑の戦い。
 岩傑を応援する子供達を見ていた三蔵は、悟空に岩傑に勝ってはい
けないと命令をする。しかし、悟空は言うことをきかない。そこで、
緊固経を唱え、悟空を負けさせた。

 その頃、凛凛はお水様が持っていた賞金を奪おうとお水様に近づき、
背中を下駄で踏まれてしまう。

 店に戻った悟空は、三蔵へ文句をいう。
 そこにお水の入った桶を抱えた岩傑がやって来る。岩傑は悟空にお
礼をいい、水を渡す。半分を子供たちに飲ませ、岩傑は飲んでいない。
そんな岩傑に悟空が水を差し出し、二人は仲良くなった。

 岩傑は町のことを話し始めた。岩傑達は昔は漁師だった。しかし川
がり、井戸も枯れてしまった。今は水を買う金もない。原因は町外れ
の井戸の底に住んでいる妖怪のせいだという。
 悟空達は、水をせき止めている妖怪の退治を岩傑と約束する。


 妖怪が住む井戸の底へ行くと、水源を止める岩が現れた。悟空が岩
を壊そうと如意棒を振るうがビクともしない。岩に貼られたものをみ
た悟浄は「がちん岩の術」という。それは、例え山をも動かす力をも
ってしてもビクともしなくなる術。そして悟浄がその術を得意とする
妖怪を知っている。
 その時、お面をした女の妖怪が現れる。

 悟空、八戒、悟浄と女妖怪と戦う。結果、悟空にお面を外された妖
怪に、悟浄は「金魚」と呼びかけた。

 金魚(須藤理彩)は捕らえて牢の中に入った。
 悟空は岩傑たち町人のお礼を受ける。

 その頃、悟浄は金魚のところへいき、昔話をしていた。

 悟空達のところで凛凛が悟浄と金魚の仲を話す。
 昔、二人は混世魔王のもとで働いていた。そこで、人には言えない
ほどの悪いことをたくさんしていた。いつしか2人は愛し合い、夫婦
になる約束をして、悪いことから足を洗おうとした。しかし、混世魔
王が許さないので逃亡を図る。だが、約束の場所に金魚は来なかった。
金魚は魔王の力を恐れて悟浄の逃亡を密告することで命を永らえた。
その後、金魚は別の男と結婚した。

 牢の中で、金魚は、町の水を止めたのは竜宮にいる息子を助けるた
めだという。竜宮も水不足で病気の息子を助けるため、水を竜宮に送
っている。
 悟浄は岩の鍵の在り処を聞く。しかし金魚は首を横に振る。
 その時、お水様と岩傑が現れた。お水様は、金魚の命を絶てば岩が
動くと言う。処刑は翌朝。
 金魚は悟浄を呼び止める。

 悟空達の元に戻った悟浄と悟空達は言い合いになる。
 金魚が悟浄を呼び止めて言ったのは、処刑される前に息子にひと目
会いたいというお願いだった。悟空は悟浄のことを考えて反対し、凛
凛や八戒も「逃げ出す口実」だという。しかし、悟浄は、金魚が裏切
ったことより自分が信じてもらえなかったことを悔やんでいる。金魚
に信じること、信じてもらうことを知ってもらいたい。そのためには
何度裏切られてもかまわないと言う。

 翌朝、岩傑とお水様が牢獄に行くと、そこには悟空、八戒、三蔵が
入っていた。悟空が悟浄と金魚は竜宮へ行ったと話す。岩傑は悟空に
免じて明日の朝まで待つ。もし戻って来なければ悟空達を処刑すると
告げる。

 なかなか戻ってこない悟浄を落ち着きなく待つ悟空と八戒。
 そこに老子(大倉孝二)が現れる。老子は悟浄と金魚の様子を手鏡
に映し、悟空達にみせ、戻るわけがないと忠告する。そして、牢の鍵
を開け、逃げろというが、悟空は「鍵を閉めろ」と出ようとしない。

 竜宮の金魚の家。金魚の態度に悟浄が「うそだったのか?」ときく
と、金魚は「うそよ」という。金魚は「私はあなたと一緒にいたいの。
私は、裏切っていない。あの時、私だって待ち合わせの場所に行った
の。お願い、ここで一緒に暮らしましょう」と言った。

 ついに夜が明けてしまった。
 八戒も三蔵も諦めるという。
 悟空は「悟浄は帰ってくる。俺は信じる。あいつは『なまか』だ」
という。

 凛凛は動かない岩のところで、「がちん岩の術」の鍵を探していた。
鍵になる模様をみたとき「どこかで見た覚えがある…」と気づく。

 悟浄が現れずに悟空達は処刑場に連れてこられてしまう。
 処刑台にあがり、ついに処刑されるという時、悟浄が現れた。悟浄
は、金魚の代わりに自分を処刑しろと言う。

 悟浄が三蔵の代わりに処刑台に上り、悟浄と悟空と八戒でもめてい
ると、お水様が岩傑以外の男に執行を言い渡す。
 3人のが首吊り状態になった時、岩傑は悟空達を支え、仲間たちに
訴える。
 「仲間のために命を投げ出す奴らをみても漁師の血は疼かないのか?
俺たち漁師の腕は力を合わせるためにあるんではないのか!」
 元漁師達は力を合わせて処刑台を壊す。

 お水様が焦り去ろうした時、金魚がやってきた。金魚は謝罪し、自
分を処刑して欲しいという。しかし、自分が死んでも水は戻らない。
川を枯らし、井戸の水を止めたのはお水様だと指差した。

 怒ったお水様が、武器を金魚に投げると凛凛がそれを止めた。
 金魚には本当に息子がいた。いまは裕福な家で暮らしている。金魚
を親戚のおばさんだと信じて。お水様に、息子に過去の悪事を伝えら
れたくなければ、井戸の見張りをしろと脅されてた。

 凛凛は、がちん岩の術を解く鍵が、お水様の下駄の裏であることを
突き止めていた。
 お水様は姿を眩ます。
 悟空達は、岩へ行き、お水様を懲らしめようとするが、そこに老子
が現れ簡単にお水様を連れていってしまう。

 悟浄と金魚は最後まで本音を言い合わずにいた。
 しかし、悟浄は生きていて縁があれば、またいつか会えるいう。

 結局、金魚は無罪放免で竜宮に帰った。
 最後に、悟空と岩傑は腕相撲の再戦いをおこなった。


寸  評  悟浄は過去に色々と悪いことをしてきたんですね。
 そして金魚という彼女もいたとは・・・少し驚きでした。
 このドラマは、なまか…じゃない、なかまを大切にするという部分
が強く語られている気がします。
 子供も大人も1人では生きていけないですものね。仲間は大切です。
しかし凛凛は本当にモノ知りですね。

 今週も老子はいい味出してます。私の中での好みは悟浄→老子→三
蔵の順ですかねぇ。みなさんはどうですか?

執 筆 者 西脇()

----------------------------------------------------------------------
2. 編集後記
----------------------------------------------------------------------
 先日、朝は何でもなかったのに、お昼過ぎに突然クシャミと鼻水で大変な状
態になりました。
 花粉症の始まりなのでしょうか。こんなに急に発するものなのでしょうか。
「違う」と信じたい・・・。
 翌朝、ケロっと治っていました。やはり花粉症ではなかったみたい。安心し
ました。。。(西脇)

======================================================================
発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv/
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。
(http://www.mailux.com/)
======================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。