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タイトル:Daily Drama Express 2006/01/12 けものみち (1)  2006/01/18


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2006/01/12 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル けものみち
局  名 テレビ朝日系
放映日時 木曜21時
キャスト 成沢民子(米倉涼子)
 小滝章二郎(佐藤浩市)
 如月初音(東ちづる)
 久恒春樹(仲村トオル)
 佐伯米子(若村麻由美)
 鬼頭洪太(平幹二朗)
原  作 松本清張
脚  本 寺田敏雄
主題歌  中島みゆき「」

あらすじ  第一章

 けものみち
 −−それは人間の歩く道ではない。
   これは人倫の道を踏み外してそこに迷い込んだ女の物語であ
る−−


 廃墟にたたずむ黒ずくめの女。廃墟は、朽ち果てた教会か。


 屋根に残る十字架を力ずくで倒す男。
 「気が変わったかと、心配しました」と男。
 「新幹線を一本乗り遅れましたの」と先ほどの女。
 「だからわたしの車でご一緒にとお誘いしたのに」と男。
 「なんだかさっきの田代さんって、天国を滅ぼしに来た悪魔みたい」
と女。
 「悪魔ですか」と田代と呼ばれた男。
 「ごめんなさい」と女。

 「いや。しかしあんたはわたしではなく、これをとった人間だ」と
田代は十字架を起こそうとして、諦める。
 「じんな病気も治ると言って、金品をだまし取る。家族の気持ちを
考えるとやるせなくなる」と続ける。

 「なくなりませんね、そういう事件」と女。
 「うわさ話がありましてね。その悪魔がたいそう高価な宝石をこの
十字架に埋め込んだという」と田代。
 「宝石.....?」と女。

 田代は懐から小刀を取り出すと、十字架の真ん中に埋め込まれてい
る大きなダイヤのようなものを掘り出し始める。

 「天界からのエネルギーがここに届くって」と田代。
 「いいんですか?そんなに簡単に」と女。
 「警察の捜査は全部終わりました。この建物を含めて、このあたり
の土地は全部わたしが買い取りました」と田代。
 「そろそろ教えて下さい。田代さんって、何者なんですか?」と女。

 「わたしは田代ではない。小滝章二郎」と小滝章二郎(佐藤浩市)。

 遂に小滝は宝石を掘り出す。

 日にかざした女は、「ただのガラス玉です」と言う。
 「さすがジュエリーデザイナーだ」と言うと、小滝はその玉を遠く
へ投げる。
 「いいんですか?わたしが嘘を言ったかもしれないんですよ。本物
かもしれない」と女。
 「本物だろうと偽物だろうと、これがこいつの運命だったんだ」と
小滝。

 −− わたしはこの男の目的を知らない。結局今日教えてもらった
のは本名だけだ。

 小滝は女を自分が運転する車の後部座席に乗せ、「わたしの目に狂
いはなかった」と言う。
 「わたしの目はどうかしら?」と女。

 「もう一度確認させい下さい。あなたは独身で、他に身よりはない」
と小滝。
 「白状します。結婚はしました」と女。
 「でも離婚した.....」と小滝。

 「.....死にました.....」と女。
 「それはおつらいことを思い出させた。謝ります」と小滝。
 「いえ、昔のことですから」と女。
 「いずれあなたには、全てをお話しします。でも、それまでにすべ
てのしがらみを消してもらいます。あなたとは、いいパートナーにな
れそうだ」と小滝。

 −− 一つだけ確かなことがある。この男は何かを果たす手段とし
て、わたしを選んだのだ。


 −− 鎌倉芳仙閣。この老舗料理旅館で女達が働く理由は、ただ一
つ。拘束時間の割に時給がいいからだ。
    わたしは、ここで出口を探していた。

 仲居仕事の休憩時間、ジュエリーのデザインを描いていたが、すぐ
紙を丸めて捨てる昨日の黒ずくめの女・成沢民子(米倉涼子)。
 そこに、芳仙閣の女将・如月初音(東ちづる)が、「休憩中、悪い
んだけど」と言って入ってくる。
 「白妙ですね」と返事して出ていく民子。

 −− こういうところでは、経歴も本名も明かすことなく働ける。
ということは同時にここを出ていく時、わたしの過去もなくせると言
うことだ。

 同僚の仲居・武藤美代子は、また指名された民子に、「うらやまし
いわぁ」と嫌味っぽく声を掛ける。

 白妙に酒を持って入る民子。

 客は、「着物以外のあなたを見たのは、あの時が初めてだ。不思議
なもんだ。ここで会うあなたは凛としている」と話しかける。
 「仕事ですから」と民子。
 「ジュエリー・デザイナーは?」と男。
 「大きな賞でも取らない限り、趣味程度で満足できる人なら別でし
ょうが」と民子。

 客はニューロイヤルホテル総支配人・小滝章二郎。小滝は民子にお
ちょこを渡す。
 民子は酒を飲む。

 「一つ、行く先の分からない乗り物に乗ってみませんか?しばらく
はどこへ行くのかわからない。でも、途中でどこへ行くのか分かって
くる。そうしたら今度はあなたがその乗り物を運転する番かもしれな
い」と小滝。
 キョトンとする民子。

 「自分がそう思う方向へね。そうなると金も出来てくるし、ある程
度人を捌けるようにもなる」と小滝。
 「わたしを買いかぶっていませんか?」と民子。
 「わたしは人の実力なんて、大体同じもんだと思っています。逆に
言えば、あなたに残されたハードルは、そのたった一つだけなんです。
あなた一人の手に余るようならば、お手伝いします」と小滝。


 火事現場の近くを通り抜け、深夜帰宅する民子。

 そこには女子大生・杉原奈々美(上原美佐)がいて、民子から「で
きた?」と聞かれるが、「わたしなんてまだまだ思い通りの形になら
なくて」と返事をして、ブーツを履く。
 初めて一年じゃ仕方ない、と慰める民子に、奈々美は、民子なら絶
対賞を取れると言う。
 遅いし、泊まっていけば?と言う民子に、大学の卒業制作もあるか
らタクシーで帰る、と奈々美。そして今月のバイト代を貰う。

 でも、奈々美は行きかけて、放火は今月で5度目。その放火犯はカ
ギの掛かっていない窓とかドアを開けて、火種を投げ込んでいく、と
教える。


 民子がバーナーで形を作っていた。
 「民子ー!」と男が叫びながら金物をならしている。寝たきりの民
子の夫・成沢寛次(田中哲司)だった。

 寛次は不自由な体で、冷蔵庫まで行くと、何本目かもわからないビ
ールを口で開けて飲む。

 民子はサッサと制作に戻る。
 寛次は奈々美がコンクールなんて、出来レースだと言っていた。コ
ネもバックもない民子が頑張っても、どうにもならないと嫌味を言う
と、「民子!脳梗塞で体が不自由な夫が助けを求めてるんだ」と怒鳴
る。

 無視して、制作を続ける民子。

 寛次は不自由な体でドアのところに行き、開けると、「オレは世に
も哀れな男です。体が不自由になり、そして今、妻にも見捨てられよ
うとしているのです」と大声で叫ぶ。

 民子は寛次をベッドに連れて行く。
 寛次は民子を襲い、料亭で何人の男と寝てるんだ、と言う。

 民子は、寛次の薬代、酒代、家賃や光熱費、そして寛次が作った借
金がまだ2000万もあるんだと言う。
 寛次は、どうせなれやしないジュエリー・デザイナー目指して、世
も寝ずにやってるなら、風俗で働け、と言う。

 民子が、棚の上の二万円をどうしたのか聞くと、奈々美がよくして
くれるから、報いてあげないと、人倫に悖ると答える寛次。

 −− この男は、放っておいてもいずれ死ぬだろう。でも、じゃあ
それはいつのことなのだ。

 また寛次が民子を呼ぶ。
 ため息をつく民子。


 ニューロイヤルホテル。
 民子は総支配人室に案内される。
 小滝は、会わせたい人がいると、民子をラウンジへ連れて行く。

 ラウンジでは、宝石の取引が行われている。
 民子は男が手にした石を見て思わず、「もしかしてブラック・エリ
アス」とつぶやく。

 買い手は弁護士・秦野重武(吹越満)。もう2年もニューロイヤル
ホテルを定宿にしている。
 『ブラック・エリアス』は、別名『黒天使の瞳』。持ち主が次々と
謎の死を遂げたとの言い伝えがある。
 でも、この宝石は、それを三分割したもので、それ以来、呪いは溶
けたという。

 値段を聞かれた宝石商は1050万円と答える。他なら1300万
円。
 秦野は、高いな、800万だという。
 それは殺生なと言う宝石商に、870万にしてやると言うと、アタ
ッシェケースを取りだし、開く。そこには、札束がぎっしり。

 秦野は、数えるのが面倒だからと、民子に数えさせようとする。
 断る民子に、小滝が手伝うよう促す。

 民子はさっさと数える。人のお金だと思うと、気にならない、と。

 秦野は、これから工業クラブにいかなけれゃならない、と言うと、
民子に挨拶して出ていく。

 小滝が民子に会わせたい人は、秦野。
 宝石商と話がしたかったという民子に、ジュエリー・デザイナーに
なりたいという夢も捨てるように言う。そして、早く夫の件も始末す
るように、と。
 民子は、自分は別れたいのに、どこまでもつきまとって来るという。
 小滝は急に、「だから言っただろう」とぞんざいな口調になると、
民子がどうしたいか言えば手伝う。降りたいなら降りても言い、とも。

 「わたしをどこに連れて行くの?」と民子。
 「今のあなたに必要なのは行き先ではなく、出口ではないでしょう
か?」と言うと、小滝は会釈して出ていく。


 秦野は携帯で、「条件に合う女と会いました」と報告すると、『鬼
頭』と表札の掛かった屋敷へと入っていく。


 帰宅した民子。
 寛次が、「ビール」と叫びながら、冷蔵この前に座っている。
 民子はストッカーからビールを取り出すと、プルトップを開けてや
る。

 寛次は呑みながら、民子に苦労させているのは悪いと思っているが、
この体じゃ働けないし、と言う。そして民子も疲れただろうから、い
っそのこと、心中しようかと言う。


 民子は町をぶらつき、宝石屋の前でショーウィンドーを覗いている。

 −− あの男は、わたしの何もかもを調べ尽くして近づいてきた。
今のわたしには、何もかも無いと言うことを。未来も出口も。

 黒ずくめの服の民子が、ソーッと家へはいると、寛次はいびきを掻
いて寝ていた。

 民子は寛次を起こさないようにそっと高窓のカギを外し、少し開け
ると、床に灯油を撒いた。
 そして玄関から出ようとして、やはり未練がましく、作りかけのテ
ィアラを掴んで、ポケットに入れると、外に出て、鍵を閉め、裏手に
回ると、踏み台に乗り、ライターで棒の先に撒いた布に火を付け、思
い切って高窓から室内に投げ入れる。

 火は勢いよく燃える。
 民子は走って逃げる。

 火は全てを焼き尽くす。
 民子を大声で呼びつつけた寛次も。


 白妙で寝転がっている小滝。
 その部屋に、庭から駆け込み、急いで次の間に駆け込む民子。

 小滝は起きあがって、お銚子を一本頼む。

 仲居の着物に着替え、急いで、着てきた服をビニール袋に詰めてい
る民子に小滝は、夕べの11時半から朝の四時まで、民子はここで小
滝と酒を飲んでいたことにする、と告げる。

 小滝は民子におちょこを持たせるが、手が震えている民子。
 小滝は民子に口紅を付けるよう、言う。すっかり取れている、と。
 でも、つけようとして手が震える民子。
 小滝は民子の体を抱きしめ、口紅を付けてやる。

 そこに美代子が銚子を持ってくる。
 逃げようとする民子を、小滝は抱き留める。

 美代子が行ってしまうと、「これで一緒に呑んでいたというアリバ
イが出来た」と言う。そしてこれからしばらくは秦野の指示に従って
貰うという。


 久恒春樹(仲村トオル)が、全焼した成沢家の現場検証をしている。
 奈々美は高窓が開いていて、そこから火種を投げ込まれたと聞くと、
不安そうな顔をする。

 そこに民子が飛び込んできて、寛次の遺体がすでに搬送され、解剖
のため民子の許可を取ろうとしていたところだと言われる。民子は倒
れそうになる。
 久恒は民子が先日の火事の際、自分にぶつかった女だと思い出す。

 −− 不思議だった。取り返しの着かないことをしたという後悔よ
りも、これでやっと出口が見つかったという安堵感に包まれていた。


 ホテルの一室でボーっとしている民子の携帯が鳴る。


 翌朝、民子は秦野と一緒の車に乗る。
 行き先を訪ねると、知り合いの家へ連れて行く、と秦野。
 小滝の知り合いかと尋ねると、そうではない、と秦野。そして質問
はこれだけにしてくれ、と言う。
 「わたしはこれから何かの道具になって生活するのですね」と民子。
 質問はやめてくれと行ったはずだぞ、という秦野に、これは独り言、
と民子。

 車は鬼頭家へ入る。そしてドアが開き、民子に降りるよう言う秦野。

 民子が一人残されると、背後には音もなく、鬼頭家の家政婦・佐伯
米子(若村真由美)が現れ、「お待ちしていました」と言う。
 庭には何台もの監視カメラが設置されている。
 「いかがですか?見事なお庭でしょ」
 「よくわかりません」
 「正直なお方ね。じゃあこちらは?」と鯉を見せる。「世話は大変
だけど、みんなかわいいんでいよ」と言うと、そこに民子を待たせて
どこかへ行く。

 そしてまた突然現れると、再び案内をはじめ、屋敷に上げ、お風呂
に入って貰うという。この家の主人の願いだ、と。そして着物を持っ
てきて、これに着替えるよう言うと、湯殿を出て行く。

 民子はあたりを見回した後、意を決して服を脱ぐと、湯船につかる。

 湯船からずっと鏡を見ていた民子は、タオルを胸に当てると、鏡の
前へ行き、鏡をツウーと手でこする。

 鏡はマジックミラーになっていて、向こうに誰か居る?

 突然民子は足を開いて立つと、タオルを床に落とす。


 用意された着物を着た民子が、廊下を歩くと、
 「よくお似合いだこと」と言うと、米子はこれから旦那様に会って
頂く、と言う。旦那様は寝たきり。軽い中風。奥様は8年前に亡くな
り、子供もいない。病気の方は、医者と看護婦が毎日着て、診ている。
本人が退屈しているから。

 民子が、名前を聞けば分かるような人かと問うと、それはわからな
いだろうと米子。


 民子が通された部屋は、布団が敷いてあるが、人はいない。
 とりあえず布団の裾の方に正座し、居住まいを正し、挨拶する民子。
 するとどこからか男のだみ声で、「出身は?」と問う。
 「富山です」と民子。
 「越中か。そのどこか?」とだみ声。
 「伏木.....でございます。ご存じないと思いますが」と民子。
 「いや、何度も行ったことがある」とだみ声。
 「そうですか」と民子。
 「だが、どんなところだったのかは思い出せない」とだみ声。

 遂にだみ声の主、鬼頭洪太(平幹二朗)が現れる。片手に杖を突き、
そのままよろけて民子に倒れかかる。そして民子を布団の上で、くる
くる回す。

 「なぜ、わたしを!?」と民子。
 「体つきが気に入った」と鬼頭。
 「とてつもない権力をお持ちで、とてもお金持ちのようですが、昔
はそうだったということもありますよね.....今はそういう時代です
から。今は昔の威光も失われ、このお屋敷も何重も抵当に入り、主人
も病に倒れ、ただ老いさらばえていくのみ」と民子。

 その時、米子が入ってきて止めようとするが、鬼頭は米子を下がら
せ、民子に続けるように言う。
 「もう、何も失うものもない。戻る道も失ってからここに来ました。
あなたが何者かも知らされず、ここにわたしは連れられてきたのです。
わたしの気持ちを少しでも察して下さるなら、わたしが身を捧げてお
仕えしてもいいと言うことを見せて下さい」と民子。
 「何をじゃ」と鬼頭。
 「そう、その証を欲しいんです」と民子。


 突然、今年のジュエリー・コンクールの優勝者が民子となったこと
を、秦野が小滝に報告。そんなことができるのは.....と。


 久恒は、成沢家の焼け跡で、奈々美の話にあった作りかけの銀のテ
ィアラを探していた。


 民子の受賞パーティー。
 小滝は会場を一瞥すると外へ出る。

 小滝の携帯が鳴る。
 出ると民子。小滝は、過去のしがらみは捨ててくれと頼んだはずだ
がと言うが、民子はこれは過去ではなく未来の始まり。やることやれ
ば何をやってもいいはず。小滝の誘いは断っていないから、と言う。

 小滝は久恒とぶつかる。
 久恒は手に、民子受賞の記事の載った新聞を持っている。

 そこに、本当は自分が大賞に内定していたと叫ぶ婦人が現れ、取り
押さえられている。


 民子が鬼頭の腕をもんでいる。鬼頭は民子は実に女らしい。具体的
な物を示さない限り、決して信じよう。そして民子の体をまさぐり始
める。

 前の人がどうしたかと民子が問うと、死んだ、と鬼頭。
 病死か?と聞くと、死んだ。自分に逆らったからと言う。


 小滝と秦野は、民子は出口ではなく、入り口だったというと、お互
い、笑い合う。虚しい笑い声が総支配人室に響く。


 −− あの男に誘われてわたしは、行き先のわからない乗り物に乗
った。でも男は言った。ある地点まで来ると、行き先がわかり、今度
はわたしがその乗り物を運転する番だ、と。もう誰にも邪魔させない。


寸  評  第一話で、民子の運命が大きく旋回しました。
 黒革の手帳に続いての米倉涼子の悪女ぶりはどうなのでしょう。黒
革の手帳では、横領でしたが、今回は放火殺人。
 前回は、銀行OLという職を捨ててのし上がるためでしたが、今回
は、人生の足かせとなる夫を始末し、新しい人生に踏み出すため。今
回の方が重罪なのに、どこか同情できてしまうのは、出口のない境遇
がわかるから?
 ところで、鬼頭家の屋敷は、前回も長谷川の屋敷として使われたも
のと同じと思うのですが、いかがでしょうか?
 そういえば、民子は町を彷徨っている時、銀座・和光のショーウィ
ンドーを覗いていたようなのですが、鎌倉の旅館に勤めているのに、
どうしてわざわざ上京したのでしょう。鬼頭の屋敷、およびニューロ
イヤルホテルは、どこにあるのでしょう?

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 これから3ヶ月、「けものみち」をよろしくお願いします。
 今回は、他の人たちも書いていますが、刑事物が多いですね。担当するドラ
マが、「けものみち」と「白夜行」なのですが、両方とも、音楽で言えば短調。
犯罪を犯す側から描く人間の業とも言える犯罪。似た雰囲気があります。
 そう言えば、米倉涼子は和服姿が多いですが、ちょっと怒り肩なのが、体を
大きく見せてしまいますね。
 あと、佐藤浩市のうさんくさい役、好きです。「天国への階段」以来ですか
ね。トヨタ車の広告の「部長、頭下げすぎです」を見ると、かっこいいという
のとは違う、今はやりの言葉で言えば「萌え〜〜」という気分になってしまい
ます。今回は、民子の口紅を付けてやる場面が、一押しでした。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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