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タイトル:Daily Drama Express 2005/12/17 野ブタ。をプロデュース (最終回)  2005/12/29


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/12/17 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル 野ブタ。をプロデュース
局  名 日本テレビ系
放映日時 土曜21時
キャスト 桐谷修二(亀梨和也)
 草野彰 (山下智久)
 小谷信子(堀北真希)
 桐谷悟 (宇梶剛士)
 桐谷浩 (中島裕翔)
 平山一平(高橋克実)
 上原まり子(戸田絵梨香)
 ゴーヨク堂店主(忌野清志郎)
 早乙女 (木村祐一)
 横山武士(岡田義徳)
 佐田杳子(夏木マリ)
原  作 白岩玄
脚  本 木皿泉
主題歌  修二と彰「青春アミーゴ」

あらすじ  街はクリスマス。
 草野彰(山下智久)の部屋にいる3人。
 小谷信子(堀北真希)は夢に出てきたサンタクロースの話をする。
 「何か欲しいものはありませんか?」と聞かれ「私はいいので桐谷
修二(亀梨和也)のところへ行ってください」と言った。
 修二は「俺の夢にもでた。で、俺も聞かれたから、俺もいいんで、
草野のところに行ってください」と言った。
 2人の話を信じていなかった彰だが、「俺の夢にも出た」という。
 そして彰の答えは「カレーパン」。
 修二は「何でカレーパン?そこで野ブタのところへ行ってやれって
言えばいい話だったのに。最悪だな」といじめる。
 帰り際、信子は「ちょっと冷たかったかな」というと修二は「大丈
夫でしょ」と答える。

 修二は引越ことを言えずにいた。
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 言えなかった…。転校することを。今日こそ言う。絶対にいう。
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 彰は真剣な顔をして「俺、言いたいことがある。何で俺のことを名
前で呼ばないの?」と修二と信子にいう。
 「あれ?言わなかったけ?」「なんて呼んでたっけ?」とそっけな
い2人。
 彰は「彰」と呼んで欲しいかった。

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 これ以上、仲良くなるのはいやだ。
 もうすぐ別れてしまうのに、仲良くなったって悲しいだけだ。
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 信子は驚くほど人気者になっていった。

 その夜、彰の部屋で3人は同時に声をかけた。
 まず、信子が修二と彰に「本当は突撃のレポートやってるの辛い」
という。
 次に彰。最初は「やっぱりイイや」と言ったが、信子に押され、封
印した壷を出してきた。「この中に俺の忘れたいものがはいってる」
といい蓋を開ける。
 修二と信子が抱き合っている写真を取り出そうとしたが見当たらな
い。彰は「無いから、お前が先に言え」と修二に言う。
 修二は「俺さ。年明けたら引越すから。だから今学期でこの学校と
お別れ…みたいな」という。
 何も言わずに信子は部屋を飛び出した。
 彰は信子を追って走っていった。

 彰の部屋に残った修二は壷の中から写真を見つける。
 「あいつ、知ってたんだ…」

 信子を見つけた彰は泣いている信子にマフラーをかける。

 桐谷悟(宇梶剛士)は修二に「お前、ここに残るか?下宿か何かす
れば大丈夫だよな」と言うが、家族のことを考えると残ることはでき
ない。
 悟は「お前は本当に苦労者だ。まずは自分のことを考えろ」という。

 翌日、登校してくる修二をみて信子と彰は「本当は一番寂しいのは
修二だよね。気持ちよく行かせてあげたい。笑って見送ってあげたい」
と言う。

 信子は修二に「何をして欲しい?最後に記念に残ることしたいな」
と言う。
 彰が冗談で「野ブタに巫女さんになってもらって野ブタパワー注入
ってやってもらう」といい、修二もその話にのると、信子は大急ぎで
神社に向かう。

 帰り道、修二と彰が歩いていると、巫女の服をきた信子が走ってき
て「野ブタパワー注入!」をやった。
 「本当にやってくれたんだ…」

 その夜、桐谷浩(中島裕翔)が「やめてよ」と寝言を言って泣いて
いる。
 修二は浩の所へ行くと浩は転校することを恐がっていた。それをみ
た修二は自分だけ残れないと改めて思う。

 信子は蒼井かすみ(柊 瑠美)の家に行き「学校に出てきなよ」と
誘う。蒼井が「また小谷さんのこといじめちゃうかもよ」というが
「いいよ。受け止めるから」と信子は答える。

 信子は巫女のバイト中、誤って木の枝を折ってしまう。
 この枝を折ると1番大切な人に罰があたるといわれ、御札を1つ渡
される。2つ欲しいと信子は言うが、1番大切な人のためだから1つ
しかないといわれる。
 信子は御札を持って修二と彰のもとへ急ぐ。
 御札は1つしかないが、信子はどちらが大切か選べない。信子はノ
コギリで御札を切ると言い出す。修二は焦って止めると、信子は「わ
かった。ごめんなさい」といい、御札を川に投げてしまう。
 「3人で罰にあたろう」

 修二は転校の手続きを進める。修二は廊下で上原まり子(戸田絵梨
香)に会い、転校することを告げる。

 クラスメイト達も修二の転校を知り、皆驚く。
 修二が教室に戻ると昔みたいに修二の周りに人が集まっていた。

 終業式の日、上着を忘れた修二が教室に戻ると、信子と彰がいた。
 そこへキャサリン:佐田杳子(夏木マリ)がやってきて、3人に小
さい人形を渡す。
 「これね。二つ集めると幸せになれるらしいよ。1つずつだから、
今は幸せの種みたいなものね。それを集めて幸せになって、いつか幸
せを分けてあげてる大人になってください」という。

 夜、彰の部屋でクリスマスプレゼント交換をする3人。プレゼント
の中身は、キャサリンからもらった人形。結局、3人とももとの1つ
ずつになった。
 「俺、今まで人を好きになるって解らなかったけど、野ブタのおか
げでわかった気がする。もっと一緒にいたいなって思ったり、人を好
きになるってささやかなことだったんだな。この先、もし俺が誰かを
好きになる度に野ブタのことを思い出す。全部、野ブタが教えてくれ
たんだなって思い出すと思う。小谷、ありがとう」
 「私の方こそ、ありがとう。どれだけ感謝しているか、ちゃんと伝
わればいいのに、思っていることを全部いえないのは悔しい」

 冬休みの学校。
 修二はまり子を誘う。
 「何処に行くの?」
 「海」
 着いたのは海を演出されている教室。中央にはパラソルと修二が作
ったお弁当。
 スピーカーからは波の音が聞こえてくる。信子と彰が放送室から流
していた。
 まり子は修二がつくったお弁当を食べながら「おいしい。きっと忘
れないと思うよ。この味」と微笑む。

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 学校で最後に見たのは、まり子と野ブタが楽しそうにしている風景
だった。
 それは、とても幸せな気持ちにしてくれた。
 俺と彰は明日もあるように別れた。お互い1度も振り返らなかった。
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 修二の引越日。
 トラックに乗った修二のケータイに電話がかかってくる。
 「もしもし、ひだり〜!」
 振り向くとクラスメイトが見送りにきていた。もちろん、彰と信子
も。そして蒼井の姿もあった。
 クラスメイト達と写真撮影。
 そして、お礼を言って修二は出発した。

 『野ブタパワー注入』

 転校先、海が見える「県立網五高等学校」

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 この世の中は全てはゲームだ。
 負けたと思い込んで途中で降りてしまうやつはバカだ。最後まで生
き残ってゲームを快く楽しんだやつが勝ち。この世はたぶん、そうゆ
うルールだ。
 今度の桐谷修二は何があっても挫折しない。
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 転校初日、緊張している修二。
 「桐谷修二です。よろしくお願いします」
 教室内を見渡す。。

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 げっ。幻覚???
 挫折してしまった・・・
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 なんと、彰がいたのだ。

 「お前、何できたの?これで野ブタがまた1人になっちゃったじゃ
ないか。」
 「野ブタが言ったんだよ。私は1人で大丈夫よ。最初の3日は泣く
けど、あとは立ち直ってみせる。って」
 「そっか。」

 その頃、信子はまり子と一緒にいた。
 「私、笑えてる?」
 「うん。笑えてるよ」
 信子は2人の居ない屋上へ走っていく。
 「私、笑えるようになったよ。ちゃんと笑えるようになったよ。」
 信子は空に向かって2人に報告をする。

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 俺達は、何処ででも生きていける
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寸  評  終わってしまいました。
 私は原作を読んでいませんが、どうやら原作にも転校の話はでてく
るみたいですね。
 しかし、彰まで転校するとは…。
 「それはないでしょ〜」と思ってしまいました。

 あ。あと、みなさん気づきました?
 私は姉に聞いて知りました。
 修二と彰の転校した学校の名前。
 『県立 網五高等学校』
 アミーゴ(網五)だそうですよ。
 ちょっとした遊び心なのかしら?(^-^)

執 筆 者 西脇()

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2. 編集後記
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 後半になるにつれ、どんどん遅くなりすみませんでした。
 今回、このドラマはとても見やすかった気がします。
 そして、今クールは楽しいドラマが多かったです。あっ。着信アリは、夢に
出そうで恐かったですが…。
 次回、一番気になるのは『西遊記』でしょうか…。
 その前にアネゴスペシャルも気になります。
 新恋人って何!!!(西脇)

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