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タイトル:Daily Drama Express 2005/12/16 着信アリ (最終回)  2005/12/20


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/12/16 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 着信アリ
局  名 テレビ朝日系
放映日時 金曜23時15分
キャスト 中村由美(菊川怜)
 仙堂孝之(石黒賢)
 佐久間誠一(升毅)
 柏木真利子(能世あんな)
 西村和也(工藤俊作)
 秋野修司(山下真司)
 山下勝彦(津田寛治)
 岡野美里(木内晶子)
 川島武弘(深水元基)
 西野杏 (中山恵)
 松下さやか(佐藤千亜妃)
 東カンナ(菊地美香)
 森尾真紀(野田よし子)
 大山雄介(中山夢歩)
 森谷修介(義田貴士)
 三輪レイナ(仁科仁美)
 丸山ナオコ(矢吹春奈)
原  作 秋本康
脚  本 大石哲也
 高山直也
主題歌  D.D.D. 「Heart」

あらすじ  最終話「由美の不審な行動の裏にある真相とは…!?」

 特命ウォッチ編集部。仙堂(石黒賢)、山下(津田寛治)たちは由
美(菊川怜)の携帯に連絡をとろうとするが、留守電になっていてつ
かまらない。由美が大山殺害事件の目撃情報をとった直後に消えたこ
と、大山が殺害されたときに由美だけが編集部にいなかったことを考
えると、由美が大山を殺したとしか考えられないという雰囲気になっ
てくる。由美は亜美の死体が発見されることを恐れたのだと。

 佐久間(升毅)は「まずは由美を探せ。疑うのはそれからでも遅く
ない」と指示を出す。そこへ電話がかかってきて、由美が明和女学院
で何者かに襲われたという知らせが入る。

 明和女学院校長室。由美が目を覚ますとそばに西村(工藤俊作)が
いる。由美はわけが分からない様子でいるが、そこへ山下や仙堂が入
ってくる。

 仙堂が「ケガの具合は?」と尋ねると、西村が「鈍器のようなもの
で殴られたようです。教室で倒れていた彼女を偶然見つけまして」と
答える。すると仙堂は「そんなところで何してた」と追及を始める。
由美は「お姉ちゃんの手がかりを探してたんです」と答える。大山が
死の直前明和女学院にいたので、ここに来れば何か手がかりがあると
思った由美は1人でやってきたが、突然何者かに襲われたのだという。

 仙堂が「犯人の特徴は?」と続けると、由美は「不意打ちだったの
で」と首を振る。山下が西村に「誰か不審者はいませんでしたか?」
と尋ねる。西村は「今日は休日だし、私しかいないはずです」と答え
る。由美は「きっとお姉ちゃんと大山さんを殺した犯人がいるんです」
と自分の考えを述べる。

 仙堂は「犯人はなぜ君を殺さなかったんだ?」と由美に尋ねる。由
美は「そんなの私に聞かれても」と答える。仙堂は「君は本当に襲わ
れたのか?」と踏み込む。由美は「私が嘘をついているって言うんで
すか」と驚き、山下の顔を見る。
 山下は「君に亜美と大山くんを殺した疑いがかかっている」と静か
に言う。

 特命ウォッチ編集部。仙堂は由美に尋問する。10年前のクリスマ
スイブの日、秋野が亜美の失踪に関わる人物を目撃しており、その人
が病院に面会に来たこと、そして秋野の娘智佳が由美を病院で見かけ
たことを話す。

 由美は確かに秋野に会ったが、それは亜美のことで何か知っている
ことはないか聞きに行っただけで、しかも病室に行ったときすでに秋
野の姿はなかったと釈明する。

 編集部員たちも「大山が殺されたときどこにいた?」と追及してく
る。由美は「昔の友達にお姉ちゃんのことを聞きに行っただけです」
と答える。すると「じゃあその友達の連絡先を教えろよ」と由美への
疑いを深めている。

 由美は「なんなの?まるで犯人扱いじゃない」と怒るが、仙堂は
「君にかかってきた死の予告電話、あれは姉の自分に対する嫉妬だと
言っていたが、君への警告だったんじゃないか?自首しろという」と
詰め寄る。仙堂までも自分を犯人と決め込んでいるのを知って、由美
は仙堂を平手打ちし、涙を浮かべて編集部を出て行く。

 佐久間は「由美の態度どう思う?」と仙堂に聞く。仙堂は「正直あ
いつがこんなことするとは思えない。だが、犯罪者は時に自分を守る
ために必死で嘘をつく」と沈んだ表情を浮かべる。そして仙堂は「証
拠を見つけて犯人をつかまえる、それだけだ」と言って出て行く。

 編集部員たちも大山の無念を晴らそうと一致団結する。そこへ森谷
(義田貴士)が現れ「及ばずながら力を貸すよ」と申し出る。大山の
一件で店に警察が入り、客が寄り付かなくなった鬱憤を晴らしたいと
いう。

 仙堂は再び学校へ来て捜査する。ある一室に入り、暗がりを懐中電
灯で照らすと由美の姿が映し出される。由美もまた山下と一緒に調査
に来ていた。お互い無言で別々の場所を探し出す。由美はロッカーを
開けようとするが、立て付けが悪く、力いっぱいひいて開ける。その
反動で棚からものが落ち仙堂に当たりそうになる。由美はとっさに
「仙堂さん危ない!」と声をかけたため、仙堂はなんとかよける。

 仙堂は「わざとじゃないだろうな」と由美をにらむが、由美は「殺
したきゃ、声なんてかけません」とにらみかえす。そのときひとつの
ロッカーの扉がかすかに開く。不審に思った仙堂と由美がそっと扉を
開く。すると中には死んだ真利子(能世あんな)がいて、ばったりと
崩れ落ちる。そしてロッカーの床には携帯電話が落ちていたが、それ
は由美のものだった。

 仙堂は由美を警察へ連行し、取調べを行う。真利子の死因は絞殺で
その足元に由美の携帯がある、しかも真利子は由美の1学年下で明和
女学院に通っていたから10年前の事件について何か知っている可能
性があると仙堂は由美に疑いの目を向ける。

 由美は「いいかげんにしてください。私に残された時間はあと6時
間なんです!」と怒りをあらわにする。しかし仙堂は「なら本当のこ
とを話せ」と辛らつな眼差しを向ける。由美と仙堂の間に険悪なムー
ドが漂う。そこへ田中(大堀こういち)と佐藤(績圭祐)がやってき
て被害者からコインロッカーの鍵とバラの花びらが出てきたと伝える。
仙堂はすぐどこのロッカーの鍵か調べるように指示する。

 佐久間や山下たちは調査を切り上げて編集部に戻ってくるが、収穫
はなかった。時計を見ると20時をさしている。佐久間は「あと2時
間か……」とつぶやく。

 由美も刻一刻と死の予告時間が迫るのに苛立ち、トイレに行くと見
せかけて灰皿で佐藤の後頭部を殴りつけて脱走する。

 仙堂と田中はロッカーを割り出し、中からビデオテープを押収する。
それは大山のビデオだった。

 由美は再び明和女学院にやってきていた。

 仙堂は特命ウォッチ編集部へ行き、ビデオを再生する。大山が殺さ
れる直前映っていたのはビニールテント内のバラだった。仙堂は「バ
ラの痣はこういうことだったか」とつぶやき、ただちに現場へ急行す
る。おそらく由美はここへやって来て証拠を潰そうとするだろうと。

 果たして由美はビニールテントのバラの植え込みに来ていた。

 仙堂と山下は現場へ向かう車の中で話をする。山下が「本当に中村
が亜美を殺したのだろうか」と半信半疑でいると、仙堂は「死の予告
電話が来たのが何よりの(亜美に恨まれている)証拠だ」と断定する。
しかし山下は「あれは亜美の中村への嫉妬だろう」と話し出す。意外
に思う仙堂に対し、山下は、「確かに亜美は学力優秀、スポーツ万能
だったので由美はコンプレックスを持っていたが、亜美は妹を羨んで
いた」と続ける。

 亜美は完璧すぎて心を許せる友達というものがいなかった。逆にマ
イペースでのんびり屋の由美はクラスで人気があり、由美の周りには
いつもたくさんの友達がいた。「自分の方ががんばっているのに愛さ
れるのはいつも妹、それが悔しい」と亜美は山下に打ち明けていた。

 仙堂は「なるほどそれで理解できた。中村亜美にとって君という存
在は唯一妹に対して優越感を感じるものだったのだろう。だから別れ
るのを頑なに拒んだんだ」と推論する。山下は「それをわかっていな
がら俺は……」と唇を噛む。

 由美はバラの植え込みの下を掘り始める。すると「ここで何をして
いる?」という声がする。由美が振り返ると、西村が立っていた。驚
く由美に対して、西村は「ここってあの教室から丸見えだもんなあ」
と観念したように話す。由美は「まさか、先生がお姉ちゃんを……ど
うして?どうして!」と声を張り上げる。

 すると西村は「悪いのは俺じゃない!1人の少女を好きになっただ
けだ。お前だ、中村由美」と声を荒げる。西村は10年前の12月2
4日、伝説の生贄となった由美を見守るために学校に残っていた。そ
して偶然秋野たちが亜美を殺そうとした現場を目撃した。西村は亜美
が由美だと思い込んでいて、なんとか助け出そうとブレーカーを落と
して真っ暗にした。そしてその隙に亜美は逃げ出した。

 西村は秋野たちに見つからないように亜美を探し出したが、パニッ
ク状態の亜美は恐がって逃げようとする。西村は亜美を捕まえて口を
押さえ「助けにきたんだ」と懸命に伝えるが、亜美が「山下先生」と
口走ったので、西村はカッとなり「何でわかってくれないんだ!俺は
お前が好きなんだ、愛しているんだ!」と亜美の首を締め上げて殺し
てしまった。

 西村は「気がついたら息をしていなかった。そして俺はここに死体
を埋めた。いつも自分の見える場所に置いておきたくてな。愛する女
の居場所を俺だけが知っている。そう思うと幸せすら感じたよ」と薄
気味悪い笑いを浮かべる。が、一転して険しい表情になり「翌朝、学
校に来てお前を見るまではな」とつぶやく。
 翌朝西村は亜美が由美の身代わりになったことを知って愕然とする。

 「それ以来10年、俺は自分を殺して秋野校長に仕えた。お前の姉
さんの墓場が誰にも見つからないように、ただそれだけのために。ま
るで刑務所にいるみたいだった」と怯えたような顔になる。

 由美は涙で目を赤く腫らしながら「もしかして私を襲ったのもあな
たなの?」と尋ねる。西村は「違う、あれは柏木真利子の仕業だ」と
答える。真利子が由美を殴るのを見て西村は驚くが、真利子は「先生
を守るためです。知ってますよ先生が大事に育てているバラの下に誰
が眠っているかを。だって私は先生をずっと見つめてきたんですから」
と微笑を浮かべる。真利子は西村の胸にもたれかかるが、恐くなった
西村は真利子の首を締め上げて殺害する。

 由美は「悪魔よ、あなたは!」と後ずさりする。しかし西村は「悪
魔?今頃気づいてももう遅い。やっとやっとお前をものにできる!」
と由美ににじり寄る。

 そこへ仙堂と山下が踏み込んでくる。山下が「あんただったのか、
亜美を殺したのは」と怒りの眼差しを向けると、西村は由美にナイフ
を突きつける。だがそのとき不意に死の予告電話の着メロが鳴り出す。
由美は一瞬の隙をついて西村から逃れる。

 西村は慌てて由美を人質に取ろうとするが、山下が間に入る。西村
は目を血走らせ山下の腹にナイフを突き立て、逃げ出したので、仙堂
はすぐあとを追いかける。

 仙堂は西村に追いついて取り押さえようとするが、逆に西村に倒さ
れ首を締め上げられる。しかしその瞬間また死の予告電話の着メロが
鳴り出し、どこからともなくバラのつるが伸びてきて西村の首に巻き
つき締め上げる。西村は「まだ終わっちゃいない、悪魔はまだ潜んで
いる、本当の、悪魔……」と断末魔の叫びとともに絶命する。その手
のひらにはバラの痣が浮かんでいる。仙堂は「本当の悪魔?」と荒い
息をしながら首をかしげる。

 由美は山下を介抱していると、死の予告電話の着メロが鳴り出す。
由美が画面を見ると「お前の命、あと」という文字が現れ、画面が切
り替わって3分前のカウントダウンが始まる。由美はわなわなと震え
だし、携帯を地面に落とす。

 山下は「早く、早く亜美を掘り起こせ!」と声を絞り出す。それを
聞いた由美はテントに戻ってまた掘り出す。「どこ、どこなのお姉ち
ゃん!」と由美は掘り続ける。すると何かに当たった感触があったの
で、シャベルを捨てて手で土をかき出す。

 すると突然地中から手が伸びて由美の手首をつかむ。由美は「いや
ー!」と絶叫する。手をつかんだのは腐乱した亜美だった。亜美は憎
悪の表情を浮かべ由美に襲い掛かる。しかしそれを見た山下が最後の
力を振り絞って亜美を抱きしめ「これ以上人を憎み続けてどうなる。
そんなことでお前が救われるわけないだろう。これからはずっと俺が
そばにいる。もう二度とお前に寂しい思いをさせない。だから僕を連
れてけ!」と涙ながらに訴える。

 その瞬間亜美は由美の首を絞めるのをやめ、そのまま崩れ落ちて煙
となって消えてしまう。そして後には亜美の携帯電話だけが残される。
山下は精根尽きて倒れる。携帯電話の画面の残り時間ゼロ秒になるが、
画面は消え、由美への呪いは解けた。

 山下はすぐ救急病院へと搬送される。仙堂と由美はそれを見送る。
仙堂は「お姉さんの携帯電話の発信履歴にこれまでの被害者の携帯番
号があった。この敷地には校舎の増築計画があり、お姉さんは自分の
死体を西村が持ち去ることを恐れて呪いをかけたのだろう。彼女の怨
念がすべての始まりだったんだよ。そして彼女は西村を最後に残して
じわりと追い詰めた。まさに西村にふさわしい地獄の仕打ちだったろ
う」と結論付ける。

 仙堂は「あとはお前が供養してやれ」と亜美の携帯を由美に渡す。
そして「悪かったな疑ったりして」と謝る。由美は「仙堂さんの気持
ちは分かってましたから」と微笑む。仙堂は「これでやっとこの事件
から解放される」と胸をなでおろす。が、由美は「だといいですね」
と意味深なことを言う。

 翌日、仙堂は西村の家を家宅捜索していた田中から仙堂宛の手紙が
出てきたことを伝えられる。

 さやか(佐藤千亜妃)が雑踏の中を歩いていると向かいから由美が
やってくるのが見えたので「由美さん」と声をかける。しかし由美は
聞こえてないのか、さやかを無視してさっさと行ってしまう。

 一方、山下は奇跡的に意識を回復するが、何かうわごとを発してい
る。

 仙堂が西村の手紙を読んでみると、西村は中村亜美を殺して埋める
現場を誰かに見られており、その人物から墓場を守り続けろという脅
迫を受けたと書かれていた。仙堂は「一体誰が」とまったく見当がつ
かない。そこへ今度は山下から話があると電話が入る。

 仙堂が病院へやってくると、山下は「彼女が伝えてきたんだ、恐ろ
しい真実を」と震えながら話す。山下が亜美を抱きしめたとき、亜美
は「先生、私は亜美じゃない、妹の由美です」と言ったのだという。
あの日、亜美が身代わりになったのはすべて山下を呼び出すためだっ
た。しかし山下は来ないばかりか、秋野たちに襲われる羽目になった。

 亜美は校舎内を逃げる途中、そっと教室に隠れていた由美に見つけ
られる。由美は亜美を落ち着かせようとするが、亜美は「何で勝彦は
来ないの?あんたの代わりに身代わりなんかなるんじゃなかった。こ
んな目に遭うなんてあんたのせいよ、早く助けを呼んできてよ」とま
くし立てる。

 由美はすぐ助けを呼びに行くが、その途中で西村に捕まり殺されて
しまう。そして西村は由美の死体を埋めるが、亜美はその一部始終を
すべて見ていた。そして「心配しないで。失踪したのは中村亜美。こ
れからは私が中村由美よ」と自分の学生証を破り捨て、薄笑いを浮か
べる。

 山下は「亜美は由美に憧れていた。だから由美になることで完璧な
均整を手に入れた。そして僕に亜美が死んだと思わせ地獄の苦しみを
与えた」と言い終えると、ショックのあまり血を吐いて死んでしまう。

 仙堂は佐久間に電話をかけ「由美」の所在を尋ねる。しかし編集部
の「由美」の私物はすべて消えていて、佐久間たちはすぐ連絡を取ろ
うとしたが、電話も携帯も住んでるアパートもすべて解約済み、しか
も両親は「亜美」失踪の1年後に埠頭から車で海につっこんで死んで
おり、連絡を取るすべがないという。

 仙堂は「もしかしてパズルのピースは俺たちのほうだったのか」と
呆然となる。放心状態で仙堂は廊下を歩き、エレベーターの前に来て
ボタンを押す。

 エレベーターの扉が開くと、にっこりと微笑んだ「由美」がいる。
仙堂が驚いて「由美」を見つめると、「由美」は静かに仙堂に歩み寄
ったかと思うと背後に隠し持っていた包丁で仙堂の腹部を刺す。仙堂
は声も出ず「由美」にもたれかかる。「由美」は相変わらず微笑を浮
かべている。(終わり)


寸  評  事の真相の始まりは由美の呪いでも、それに乗じて亜美が巧妙に
復讐を果たしていたわけですね。自分に暴行を加えた秋野たち、自分
を裏切った山下、そして自分を疑った仙堂までも。亜美のちょっとし
た恨みでも許さずにおかない執念深さにゾッとさせられます。完全に
騙されました。よくよく考えると、「由美」は頭がよくて、ツンケン
した性格で、おっとりした由美とはまったく違う性格でしたし、第1
話の時点で山下の連絡先を知っていたりと亜美を思わせるところは見
受けられていましたが気づきませんでした。これは菊川怜というキャ
スティングのせいもあるでしょう。
 細かいところを言えば秋野たちに呪いをかけていったという点は、
西村自身が事件に深く関わっているわけではないので、本当に西村を
追い詰めているのだろうかと思えたりもしますが、複雑な仕掛けにな
っていて興味は尽きませんでしたし、最終回は大どんでん返しで満足
いくものでした。いわゆる感動的なヒューマンな内容ではありません
が、人間の憎悪、欲望、嫉妬といった負のヒューマン性がうまく出て
いて奥が深かったです。一見の価値はあったと思います。

執 筆 者 ケン()

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2. 編集後記
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 今クールのドラマは最初どれを見ようか迷っていました。HPなどで概要を
見るだけではどれが面白そうかなかなかわかりませんでした。私はもともと前
クールにあった「がんばっていきまっしょい」のようなストレートにがんばる
みたいな話が好きなので。
 今クールは「着信アリ」に加えて「鬼嫁日記」「花より男子」「1リットル
の涙」を見ていましたが、「1リットルの涙」が1番良かったと思いました。最
初はなんか暗くて重そうで敬遠していて、実際そういう内容だったんですが、
家族愛の温かさや生きることの意味を真剣に考える内容に感動しました。(ケ
ン)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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