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タイトル:Daily Drama Express 2005/11/07 危険なアネキ (4)  2005/11/11


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/11/07 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 危険なアネキ
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 皆川寛子(伊東美咲)
 皆川勇太郎(森山未來)
 北村さおり(釈由美子)
 田村愛 (榮倉奈々)
 中村拓未(平岡祐太)
 武田育夫(高嶋政伸)
 矢沢俊也(金井勇太)
 田村伸一(児玉清)
 野口小春(濱田マリ)
脚  本 金子茂樹
主題歌  平井堅『POP START』

あらすじ  第4回「顔だけイイ女恋の勘違い」

 「価値観も合わないし、性格も正反対、教養もなければ常識もない
うちのアネキ、顔だけいい女。」

 クラブ『ブルーベルベット』でついに皆川寛子(伊東美咲)に出会
ってしまった武田育夫(高嶋政伸)。お店では”みひろ”と呼んでと
言われて困ってしまう。

 皆川勇太郎(森山未来)は田村愛(榮倉奈々)とのクラシックコン
サートデートでかなり盛り上がるが、当の愛は中村拓未(平岡祐太)
が北村さおり(釈由美子)を誘っていたことが気になって仕方ない。

 ”みひろ”と寛子の狭間で悩む武田。そこへさらに”由希”こと北
村さおりが現れ、武田はますます困ってしまう。

 その裏で、約束をすっぽかされた拓未は一人レストランで待ちぼう
け。翌日、拓未はさおりに食い下がるが、「あなたと二人っきりで会
うつもりはない」と振られてしまう。フォローしようかとその現場に
居合わせた愛は巧みに近づくが、ガキ扱いされ愛はショックを受ける。

 勇太郎は田村教授(児玉清)から愛がこの頃おかしいと相談され、
気にしてやってくれ、と言われる。武田から「上の空になってこそ真
実の恋」という話を聞いて、勇太郎は愛が恋をしているのでは?と思
い始める。

 拓未に相手にされないことを悩む愛は寛子に相談する。が、大勘違
いの寛子は、愛の相手が勇太郎だと誤解して盛り上がる。

 寛子は愛をつれて職業紹介所を訪ね、二人で選挙の宣伝カーのウグ
イス嬢のバイトに付く。宣伝カー上で好きな人がいると聞かされた寛
子は、勘違いのまま相手の好きな人を探ってあげる、と言ってあげる。

 家に帰った寛子は、愛と一緒だったと話し始め、そのまま”愛は勇
太郎のことが好きみたい”と言ってしまう。そう聞かされた勇太郎は
嬉しさと戸惑いでオロオロ・・・

 ウグイス嬢のバイトを続ける愛と寛子。相変わらず恋に悩む愛に、
寛子は二人で会って話さないと!とアドバイスする。

 武田は寛子会いたさに勇太郎の家に付いて来るが、やはり部屋で待
つのは・・・と躊躇していると、そこに寛子が帰ってくる。

 家に帰った寛子は、愛から好きな人に向けて書いたという手紙を勇
太郎に向かって渡す。中は「明日の17時に病院の屋上で待っています
 愛」。

 翌日。一日中そわそわしながら17時を迎えた勇太郎は、屋上に行っ
て「お待たせ」と声を掛ける。

 当然ながら「何で勇太郎さんが?」と声を掛ける愛。しかし武田か
ら”恋愛のセオリー1・最初は偶然を装う”を聞いた勇太郎は、愛の
態度がそれだと勘違いする。

 さらに、勇太郎といても仕方ないと思った愛は、帰ると言って屋上
を後にする。
 しかし、この態度も”恋愛のセオリー
 2・二度目はあっさり帰る”に該当する、と勇太郎はさらに勘違い。
田村教授にも必ず僕が愛を立ち直らせて見せる、と見得を切ってしま
う。

 拓未からお願いがあると声を掛けられるが、勇太郎はつれない。勇
太郎がダメだと思った拓未は、代わりに幼馴染みの愛に助けてもらお
うと考える。

 ”恋愛のセオリー3・あえて待ち伏せする”を実践しようと武田は
マンション前に。そこへ借金取りが現れる。武田のことを同業者だと
勘違いした借金取りたちは、武田に向かって寛子には3000万円の借金
があることを話してしまう。

 部屋で一緒に飲む寛子と野口小春(濱田マリ)。借金取りの登場で
3000万円の借金があることを知った小春に、寛子は借金のことを勇太
郎には話さないでくれ、と口止めする。

 愛と食事をする寛子。呼び出しの待ち合わせに拓未が来なかったこ
と、さおりのことをすごくきにしていること、合コンの企画を頼まれ
てそこにさおりを誘えと言った事、などを挙げて、もうダメだと落ち
込む愛に、あえてさおりも誘って合コンをして状況を見極めればいい
とアドバイスする。

 結局さおりは来ずカラオケ合コンには拓未、愛、勇太郎だけ。勇太
郎は盛り上げようと歌うが、拓未はさっさと帰ろうとする。その瞬間
「好きです!拓未さんのことが好きなんです!」と愛は叫んだ。

 夜空の下、泣きじゃくる愛。

 一方、キャバクラを早退したさおりが向かったのは、ある男の子の
病室。その部屋の表札には「北村太一」と書かれていた。

 『ブルーベルベット』を訪ねた武田は、ありったけの貯金を”みひ
ろ”に渡して、これから二人で3000万返していこう、と話す。武田が
借金のことを知っていることを知った寛子は、武田にも勇太郎には借
金のことを黙っていてほしい、とお願いする。

 家に帰った勇太郎に合コンの話を聞く寛子。しかし、愛が告白した
のは拓未だったということを勇太郎から聞かされ、寛子は誤解に初め
て気付く。

 愛がちゃんと告白してよくやった!とほめる寛子に「あんたが愛ち
ゃんそそのかしたのか?あんたのせいで愛ちゃんは悲しんでるんだよ。
もういい加減にしてくれよ!愛ちゃんそそのかして弟の邪魔して喜ん
でるんだよ!もう宮崎帰ってくれよ!」

 さらに「お願いだから宮崎に帰ってもらえないですかね?」そう言
って勇太郎は頭を下げた。

 翌朝、勇太郎は寛子が話しかけても何も答えずに出勤してしまう。
病院で勇太郎は愛が家出したことを聞かされる。白衣のまま思い当た
る場所を探し始める。

 さおりに会いたさに『ブルーベルベット』を訪ねた拓未。”由希”
の指名待ちの間に”みひろ”こと寛子が相手をするが、そこで愛が家
出をしたという話を聞かされ店を飛び出す。

 愛を見つけられず行き詰る勇太郎の前に、宣伝カーと宣伝ビラを使
って愛を探す寛子が現れる。

 ついに歩道橋の上にいる愛を寛子が見つける。そばの公園で話す愛
と寛子の姿を勇太郎も見つける。

 告白したことを後悔していると涙を流す愛に、寛子は自分の上京の
きっかけとなった婚約者との顛末を話す。

 「(上京して始めは後悔したけれど)一杯いいことあったし、これ
からも一杯いいことがあると思う。だからやっぱり私は何もやらない
でいるより、やって失敗する方がいいと思うし、これからもそうする。
誰がなんと言おうと、悩んでいるだけの愛ちゃんより頑張った愛ちゃ
んの方が好きだよ。」

 そう言って愛を抱きしめる寛子の姿を、勇太郎は影から見つめてい
た。家に帰り一人考える勇太郎。

 翌日。笑顔の愛が勇太郎の前に現れた。家出について謝る愛に、と
にかく無事でよかったと答え去ろうとする勇太郎。しかし、思い直し
て二番目に好きな曲を愛に尋ねた。

 愛は二番目に好きな曲を教えてくれ、勇太郎は満足して去ろうとす
る。今度は愛が勇太郎を呼び止めて、三番目に好きな曲を教えてくれ
た。勇太郎は笑顔でその曲を手にマジックでメモした。

 田村教授から愛のことで礼を言われた勇太郎。愛は家に戻るなり、
「寛子さんみたい姉がほしい。皆川君がうらやましい。」と言ってい
ましたと言われる。田村教授と別れた後、自分が寛子に言ってしまっ
た言葉を勇太郎は後悔して悩む。

 自分が言ってしまったことの償いとして、チキン南蛮を二人前買っ
て帰った勇太郎。しかし部屋には「宮崎に帰ります 寛子」という書
置きが残されており寛子の姿はなかった。


寸  評  森山君が公式HPのインタビューで書いていますが、ほんと、勇
太郎は寛子に甘えてますね。それじゃなきゃ、「帰れ」だの「顔だけ」
だのあんなに失礼な台詞、人には言えないですよね。森山君はその辺
の勇太郎の不器用さをすごく上手に出していると思います。これまで
あまり森山くんが好きではなかったのですが、今回なんだかいい感じ
に好ましく見えました。

執 筆 者 井村()

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2. 編集後記
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 昨日、本田美奈子さんがお亡くなりになりました。私達世代にとっては、ア
イドル絶頂時代から馴染んできた方で、8月のテレビ番組でも復帰を目指して
頑張っている、というご本人のコメントを聞いていたので本当にびっくりしま
した。今の時代、完治の確率が高くなったといわれている白血病で、しかも最
先端の臍帯血移植も受けていての今回の訃報で、病気の恐ろしさを実感してし
まいました。ご冥福をお祈りします。(井村)

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