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タイトル:Daily Drama Express 2005/10/28 花より男子 (2)  2005/11/04


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/10/28 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 花より男子
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 牧野つくし(井上真央)
 道明寺司(松本潤)
 花沢類 (小栗旬)
 美作あきら(阿部力)
 西門総二郎(松田翔太)
原  作 神尾葉子
脚  本 サタケミキオ
 藤本有紀
 高橋ナツコ
 荒井修子
主題歌  嵐「WISH」

あらすじ  気を失った牧野つくし(井上真央)は、とある建物に連れ込まれ
る。


 気づいたつくしは、まぶしさに「何なのよ」とつぶやく。
 でも、また意識が遠のく。


 つくしが再び目を開けると、花瓶の花、豪華なシャンデリアが目に
入る。
 ロココ調の椅子に腰掛け、黒いドレスに黒い靴、豪華なダイヤのネ
ックレスにイヤリングなどなど。目の前に鏡。

 そこには、道明寺司(松本潤)がいた。そしてつくしに宣戦布告を
取り消せと言う。
 つくしにかけたお金は1億。エステに1,000万、ドレスに
2,000万、ネックレスや指輪、その他諸々を併せるとざっと
1億円。

 顔が引きつるつくし。
 そしてこれを貸しにして、自分を借金地獄に突き落とす気!?と叫
ぶ。

 道明寺は、そんなもの欲しければいくらでもやる、と言う。

 つくしは、こんなものいらないから、とブレスレットを外そうとす
るが、外せない。

 道明寺は、つくしは自分の姿に見入っていたではないか。所詮人の
心は金でどうにでもなるもの。ど庶民、笑え、と言う。

 つくしは顔をキッと上げると、「バッカじゃない?ちっとも笑えな
い」と言い返す。お金でどうにもできないものもある、と。
 「わたしは絶対負けない。その辺の女と一緒にしないで!」と言う
と、つくしは部屋を飛び出す。
 そして屋敷の中、自分の制服を探す。

 ある一室に入ると、美しい女性(松島菜々子)の写真が飾られてい
る。
 思わず見とれてしまった自分につっこみを入れるつくし。

 つくしが次々と部屋を開けると、数台のビリヤード台のある部屋、
数十人分の席がある食堂など、「ありえねーつーの」の連続。

 つくしが玄関に行くと、道明寺の母親・道明寺楓(加賀まりこ)が
入ってくる。
 つくしが声を掛けようとすると、お付きの者に、屋敷の外につまみ
出される。(すでに制服姿に戻り、手には鞄と弁当箱の風呂敷を持っ
ている)

 そんなつくしを、部屋の窓からじっと見下ろしている道明寺。

 つくしは道明寺の家を振り返り、「世界遺産か?この家.....っつ
うか、わたし、とんでもない奴、敵にしちゃったかも」とつぶやく。


 学校では、つくしが東京湾に沈められたのでは?という噂が飛び交
っていた。

 「わたしなら、ここにいるけど」と教室に入るつくし。

 でも、級友達は、「学校、辞めといたほうがいいんじゃない?人間
やめさせれらる前に」と言われる。
 三条桜子(佐藤めぐみ)にも、無視される。

 お弁当箱を抱えて食堂に行くと、『牧野つくし 超淫乱女。中絶五
回』などと赤ペンキで大書きされてあった。

 つくしはお弁当箱を抱え直すと、非常階段に飛び出し、「つーか、
わたしは処女だっつーの!」と怒鳴る。

 花沢類(小栗旬)が現れ、「ふーん、処女なんだ」と言う。
 「笑わないでください」とつくし。
 「フランスとの時差ってわかる?」と聞く花沢。
 答えられないつくし。

 そんな二人を校内のガラス張りの階段からながめ、つくしから言い
寄ったんだ!と悔しがる、松岡優紀(西原亜希)、浅井百合子(瀬戸
早妃)、鮎原えりか(深田あき)たち。


 バイト先の和菓子屋・千石屋でつくしは、フランスとの時差が8時
間であることを調べだし、喜ぶ。
 そんなつくしに友人の山野美奈子(松岡恵望子)は、その人のこと
が好きなんじゃない?と突っ込む。
 美奈子は、この間ナンパしてきた人としちゃった、と言う。
 女将の千石幸代(加藤貴子)は、この店の店員は生娘に限ると言う。
 でも、美奈子がしたのはキスだけだった。ファースト・キス。

 幸代は、高校生にもなってキスもしたことのない男には、気を付け
るよう言う。
 そういう男と付き合ったことがあるが、人をあやめて、今も刑務所
という。

 その店先に桜子が立っている。

 道明寺は、美作あきら(阿部力)と西門総二郎(松田翔太)と三角
麻雀をやっている。
 道明寺は、つもが悪いとイライラし通し。
 美作と西門は、つくしは今までにいないタイプ。あんないじめても
学校を辞めない。その強さがまた、イジメを煽るという。そして拳。
姉を思い出すんじゃないか?と道明寺をからかう。


 桜子は、つくしが助けてくれたのに無視したことを謝る。
 逆につくしは桜子に、こんなところを見られては大変。話したいこ
とがあったら電話して。盗聴まではしないだろうから、と言う。

 つくしは、目の前の塀に貼られた、巨大なポスターのモデルに目を
とめる。
 藤堂静(佐田真由美)、英徳学園の卒業生で、藤堂財閥の娘にして
モデル。将来の夢は国際弁護士になること、と説明するつくし。
 詳しいんですねと感心する桜子に、静がいたから英徳に入ろうと思
った、とつくし。

 桜子が急に怯える。「F4の.....」と言って。

 そこに座っていたのは花沢。
 つくしは桜子に待っていてと言うと、花沢に声を掛け、フランスと
の時差が8時間と教える。そして、フランスに知り合いでも?それと
も旅行?と聞く。
 それからポスターの女性はわたしたちの先輩で、自分はこの人に憧
れたという。
 花沢が急につくしに顔を近づけてくる。
 怯えて身を固くするつくし。

 花沢はつくしの口の脇に、白い粉がついているという。さっき食べ
た大福だと焦るつくし。
 そしてつくしは桜子の手を取ると、駆けていく。

 そんな様子を、車の中から見ている道明寺。


 翌日登校したつくしは、おそるおそるロッカーを開ける。
 でも、中に入っていたのは、ビニールの袋が一つ。ホッとして教室
へ向かうつくし。

 桜子が登校し、ロッカーを開ける。
 ブランド品の入ったロッカーには、F4の赤札。
 桜子は座り込む。

 桜子のロッカーに赤紙が貼られたことは、たちまち全校生徒に知れ
渡る。
 全校生徒がはやす中、道明寺の前に引き出される桜子。そして頭か
ら水を掛けられると、次々と白い粉をかけられる。

 そこに箒を持ったつくしが割って入り、桜子に声を掛ける。
 「ちょー悲惨。不細工すぎる」とはやす女生徒達。

 つくしは道明寺に、標的は自分のはずだろう。
 「金持ちが何だって言うの。バッカみたい!」と怒鳴る。

 原因は、宣戦布告したつくし。つくしが学校を辞めれば解消すると
言われ、ソースが投げられる。
 つくしはそれを箒の柄で打ち返す。
 そのソースは道明寺の足元へ落ち、道明寺の白い靴にかかる。

 今度はつくしに白い粉が投げられる。
 道明寺はそれを止め、つくしになめろと言う。

 つくしは桜子を見て、ひざをつく。
 「なめろ!」とはやし立てる生徒達。

 そこに、「間違っている」と花沢の声。
 時差は正確には7時間。10月はサマータイムだから、と言う。謝
るつくし。
 道明寺は、やめだ。解散、と去っていく。
 生徒達も散っていく。


 翌朝つくしが登校すると、「牧野、がんばれよ」、「おはよ」と、
次々と声を掛けて通る男子生徒達。

 食堂へ行くとつくしは、「ツッキー」と声を掛けられる。そして食
堂のいたずら書きも消されつつある。
 女生徒達は、ハッキリ言って昨日の道明寺にはついていけなかった。
道明寺の引きつった顔、よかった。あそこで花沢が入ってこなかった
ら、正直言って引いていたと言う。


 つくしが静の帰国パーティーに行くことを聞き、家族は食費を切り
つめても、つくしにドレスを買わなければと言う。
 つくしは、ジーンズでもOKのカジュアル・パーティーだし、これ
以上食費をきりつめてどうするの、と言う。


 道明寺は、髪をセットさせる。


 成田空港にいるF4たち。
 西門と美作はナンパにいそしみ、道明寺と花沢は離れた椅子に座っ
ている。

 静が帰国。花沢に大人っぽくなったという。
 西門と美作とも菊子の挨拶を交わし、道明寺にも、少し雰囲気が変
わったという静。
 「フランス男が放っておかなかったんじゃないか?」と冷やかされ、
「それなりにね」と答える静。

 花沢は静に、「恋人出来た?」と聞かれ、出来ないと答えると、静
はそこら辺の安いモデルと違うのだから、あんな裸みたいな格好をし
なくてもいいのに、と少し不機嫌になる花沢。
 静は、花沢はいつも自分のことを心配してくれると喜ぶ。


 つくしは、自分の持っている中ではいい服を選ぶ。パンツとブレザ
ーにコサージュを付ける。


 お城のような会場へはいると、中にはドレス姿の女性とタキシード
の男性ばかり。
 ドレスコードも知らないの?と笑われるつくし。

 でも、こずえは中に入れて貰う。

 やがて、F4登場。

 つくしはひとりプールのそばの椅子に座って、ひたすら食べている。

 そこに優紀たちがやってきてつくしに、淫乱で中絶を五回もしてい
る。花沢を狙っているのだろうけど、目障り。早くいなくなれと言わ
れ、飲み物を頭からかけられるつくし。

 そこに静をエスコートして、花沢が登場。
 花沢の恋人は静だとのざわめき。

 つくしは、ハンカチも持っていない貧乏人とはやし立てられる。

 そこに静がやってきて、随分変わった歓迎が流行ってるのね、と言
う。
 花沢がつくしにハンカチを差し出す。

 静はつくしを虐めた優紀たち3人にシャンパンを掛け、3人はプー
ルに落ちる。


 静はつくしに、素敵な銀色の靴を差し出す。
 遠慮するつくしに、フランスではすてきな靴を履くと、靴が素敵な
所に連れて行ってくれると言うと教える。
 頷くつくし。


 静に手を引かれて、白いドレスに銀色の靴のつくしが現れる。
 みんなからため息が漏れる。

 道明寺は、黒いドレスを着せたつくしを思い出す。そして、誰に断
ってつくしに声を掛けた。赤札貼った女だと主張。

 静が道明寺をたしなめるが、道明寺は静でも許さないと言い、花沢
は静にそんな口を利く道明寺を許さないと言う。

 道明寺が花沢を殴る。
 花沢はなんとか倒れずに済む。
 もう一度道明寺が殴ろうとした時、つくしが道明寺に体当たり。

 その結果、つくしと道明寺は一緒に倒れ、キスする格好になる。


寸  評  実は、道明寺はつくしが好きになっていたのですね。でも、自分
で自分の気持ちを認められなくて、あんなに屈折しているのですね。
好きな子を虐めるって、小学生的発想。しかも、シスコン?

 道明寺はつくしが好きで、つくしは花沢が好きで、花沢は静が好き。
静は誰を好きなのでしょう?
 この微妙な片思い関係でつくしはF4と関わっていく?

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 今期、予想外に面白いのが、「危険なアネキ」。伊東美咲は電車男の棒のよ
うな演技が頭に残っていたので、彼女のヒロインに期待をしていませんでした。
森山未來も、「愛し君へ」で菅野美穂の弟を演じていましたが、この時に比べ
たら今回は重要なポジションで、しかも、実年齢より上の社会人。未知数です。
 でも、見てみたら面白かったです。ストーリーもいいのかもしれません。 
 これからの展開が楽しみです。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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