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タイトル:Daily Drama Express 2005/10/24 危険なアネキ (2)  2005/10/27


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/10/24 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 危険なアネキ
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 皆川寛子(伊東美咲)
 皆川勇太郎(森山未來)
 北村さおり(釈由美子)
 田村愛 (榮倉奈々)
 中村拓未(平岡祐太)
 武田育夫(高嶋政伸)
 矢沢俊也(金井勇太)
 田村伸一(児玉清)
 野口小春(濱田マリ)
脚  本 金子茂樹
主題歌  平井堅『POP START』

あらすじ  第2回「顔だけイイ女が大借金!」

 「価値観も合わないし、性格も正反対、教養もなければ常識もない
うちのアネキ、顔だけいい女。」

 皆川寛子(伊東美咲)が家に帰るとマンションの前に借金取りが来
ていた。寛子は父の作った借金を毎週30万ずつ返すように迫られる。
借金取りの口から皆川勇太郎(森山未来)の話も出るが、寛子はなん
とか自分お力だけで借金を返すから、勇太郎のところへは行かないで
くれ、と頼む。

 その晩、することもないのにまだ東京にいるのか?と勇太郎から寛
子は迫られる。
 借金のことは言えないので、観光したい、とかいろいろ言い訳する
が、「あなたと共同生活するつもりはまったくない”!」と言い切ら
れてしまう。

 寛子はまた職業紹介センターを訪れ、手早く3000万円稼げる仕事、
ということでゴルフ大会を紹介されて出場するが、もちろん無残な結
果に。

 一方、勇太郎は308号室の岩田さんという患者の担当になる。張り
切って病室を訪ねるが、あまりの女好きのセクハラぶりにあきれてし
まう。

 また、勇太郎は北村さおり(釈由美子)に話しかけ「この間のこと
は誰にも話してないので・・・」と伝えるが、何のことを話している
のかわからないと流されてしまう。

 夜。みひろとしてキャバクラ『ブルーベルベット』で働く寛子。野
口小春(濱田マリ)が何かと色々指導をしてくれる。店でゆきこと北
村さおりに、この前谷口(鈴木一真)を殴り飛ばしてくれたことのお
礼を言うが、あなたのためにしたわけではないと言い返される。

 武田育夫(高嶋政伸)は相変わらず寛子に会いたいと勇太郎の部屋
で寛子を待っていた。その合間に勇太郎は武田に、岩田のような患者
にどう対応したらいいか?と質問する。

 が、そこに酔った寛子が帰ってくる。寛子はキャバクラの話をしよ
うとするが、キャバ嬢であることを恥ずかしいと思っている勇太郎は
なんとか武田にそれを隠そうとする。

 翌日。寛子は病院に勇太郎に会いに行った借金取りをすんでのとこ
ろで捕まえ、もう一度勇太郎には会いに行かないように頼む。そこで、
あと3日で30万払わないと大変なことになる、と脅される。

 勇太郎は田村愛(榮倉奈々)にもらったTシャツを着て愛に見せに
行くが、そこに現れた中村拓未(平岡祐太)も同じTシャツをもらっ
たことを知る。

 また、勇太郎は自分が岩田の担当になった話をすると、拓未は、岩
田は厄介な患者だし、自分は大部屋6人の担当になって大変だ、と逆
に愛にアピールされてしまう。

 そんな話を勇太郎は武田に抗議に行くが、田村教授(児玉清)が決
めたことだし、今回の分担は公平だと言われる。岩田の病状が、肝硬
変+複数の肝臓がんの合併ということが判明したから、担当から外れ
ていい、と言われるが、勇太郎はそのまま担当させてほしいと武田に
懇願する。

 気合を入れて岩田の病室を訪れるも、女をよこせ、と一蹴される。

 寛子は、借金返済のためにみひろとしてのキャバクラ嬢の仕事のほ
か引越し屋などの体力仕事も行う。

 一方、勇太郎は岩田の病状についての勉強をして今後の治療プラン
を考える。しかし岩田はまったく相手にしない。「そんなに僕は頼り
ないですか?」と詰め寄るが、ひたすら女をよこせの一点張り。そこ
に寛子が現れると、岩田は大喜びで鼻血まで出す始末。

 寛子を気に入った岩田は、寛子についてすべて教えるなら治療プラ
ンでも何でも聞くと言われ、他言無用とした上で仕方なく色々話す。

 勇太郎に追い出された寛子は病院で愛と会い、相談したいことがあ
ると誘われて食事に行く。しかし、寛子の能天気振りを見て愛はもう
大丈夫だと笑う。

 部屋に帰った勇太郎は、寛子に向かって今は岩田と言う大事な患者
を担当している大変な時期だから病院には来るな、と釘をさす。そし
てつい、拓未は6人なのに俺は一人しか担当じゃなくて・・・と愚痴
を寛子に話してしまう。

 「拓未君に負けたくないからがんばって治療するの?」心の中を図
星された勇太郎は、「何もわかんないくせに口出すなよ!」と言い返
してしまう。

 借金返済のために店長に30万円の前借りを頼むが相手にされない。
そこに、すごい人が来てみひろを指名している、と矢沢俊也(金井勇
太)から言われる。

 フロアに行くとそこには、点滴棒を持ったまま病院を抜け出した岩
田が。驚く寛子だが、お酒やタバコの邪魔をしてなんとか病院に帰る
ように説得するが、岩田は取り合わない。

 盛り上がった岩田は立ち上がって”森のくまさん”を歌いだした。
一緒に楽しく寛子も歌いだすが突然岩田が寛子の方に倒れてきた。

 寛子は、話し方、背格好とも20年前に死んだ娘に本当によく似てい
る。歌が下手だけれど大好きでいつも歌っていた、歌が下手なところ
まで娘によく似ている、娘とこうして歌いたかったなぁ・・・と朦朧
とした意識の中、岩田は話す。

 ゆきちゃんこと北村の指示で、岩田は救急車で寛子と共に慶聖医大
に運ばれる。
 救急処置をされて目を覚ました岩田を勇太郎は叱責するが、岩田は
「しかし、いい女だなぁ、お前の姉ちゃん。お前も少し見習え。」と
言われる。

 勇太郎が部屋に帰ると、寛子がやきもきしながら待っていた。その
姿を見た勇太郎は、カーッとなって、寛子を責め、岩田も末期ガンな
のにあんなところにも行って・・・となじる。

 病気の岩田のことまでなじられた寛子は、思わず勇太郎の頬を殴っ
てしまう。寛子はすぐに謝り、岩田の見舞いに行きたいと頼むが、勇
太郎は父皆川源太郎(宇津井健)の写真と横に飾っていた焼酎『みな
がわ』を壊して部屋に籠ってしまう。

 翌日、勇太郎は拓未にキャバクラのことをからかわれ本気で怒って
しまう。そんな自分をもてあます勇太郎は屋上で一人岩田からもらっ
た男性誌を破り捨てる。

 どうしても岩田に会いたい寛子は、愛に警備員をひきつける役を頼
んでなんとか病室に忍び込む。気がついた岩田の横に寛子は座り、手
を握って”森のくまさん”を歌ってあげる。

 夜勤で岩田の様子を見に勇太郎が病室を訪れると、部屋の前で武田
が立っていた。驚いた勇太郎は部屋の中をのぞき、歌っている寛子の
姿を見て愕然とする。

 歌を歌い終わった寛子に、岩田は涙を流しながら「ありがとうな・
・・」と笑いかけた。その様子を見た勇太郎は考えさせられたまま朝
を迎えるが、朝方、岩田の病状は急変、そのまま亡くなってしまう。

 岩田が去った病室でボーっとしている勇太郎に、田村教授が声を掛
けてきた。勇太郎は、自分は延命治療を進めたが、岩田が望んでいた
のは延命ではなく違う何かだった、どちらが正しいのでしょう?と疑
問を田村教授に投げかけた。

 田村教授は、どちらが正しいではなく、それについてあなたが悩む
ことが大切なのだ、あなたはよくやっている、とねぎらいの言葉を掛
けてくれた。

 屋上で一人考え込んでいた勇太郎は、武田から「こんな幸せな気分
で死ねるとは思わなかった。寛子さんには感謝している。」といい表
情で岩田が言い残してなくなった、と聞かされる。

 「寛子さんを見ていると、いつもかんがえさせられるんですよね。
患者さんを幸せにするのって本当に難しいですよね。」と武田は続け
た。

 仕事を終えた勇太郎は、岩田からもらって一度はバラバラにしてテ
ープで直した男性誌を遺体の上において、その横でありったけの大声
で”森のくまさん”を歌った。

 拓未が担当の病室を回っていると、患者の一人からある写真を見せ
られる。それはその患者とキャバクラ嬢の写真だったのだが、その二
人の後ろに北村が写っていたのである。

 武田は、岩田が最後に行ったのが六本木の『ブルーベルベット』と
いうキャバクラだと知り、なぜそこに行ったのだろう?と勇太郎に尋
ねる。おろおろする勇太郎。

 大学の校庭で愛と会った勇太郎。元気になったみたいだね?と勇太
郎が声を掛けると、愛は「好きな人には好きだと伝えることにしたん
です」と笑顔で答える。自分のことかとドキドキするが告白されるわ
けでもなく愛は去っていく。

 引越し屋の仲間から1000円を助けてもらって、一回目の30万円の返
済を『ブルーベルベット』で終えた寛子。武田が『ブルーベルベット』
を訪れていた。


寸  評  毎週30万の借金返済というのは想像を絶する金額ですね。間違い
なくまっとうな仕事では返せない金額ですよね。でも、親の借金であ
れば、相続放棄という方法を使えば借金はなしになると思うのですが
・・・それとも寛子が保証人になっていたりしたのでしょうか?

執 筆 者 井村()

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2. 編集後記
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 やっと娘の幼稚園の運動会が昨日終わりました。9日に予定されていたもの
が、ずれにずれてやっとできたので一安心です。娘の作ったてるてる坊主の威
力があったのか、雲ひとつない暑い位のいい天気でよかったです。ところで娘
に、もうてるてる坊主をはずしたら?と言ったら、どうして一回しか効かない
(一回天気にしたら下げなくちゃいけない)のか?と聞かれ困りました。なに
か皆さんは理由をご存知ですか?(井村)

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