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タイトル:Daily Drama Express 2005/10/17 野ブタ。をプロデュース (1)  2005/10/21


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/10/15 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル 野ブタ。をプロデュース
局  名 日本テレビ系
放映日時 土曜21時
キャスト 桐谷修二(亀梨和也)
 草野彰 (山下智久)
 小谷信子(堀北真希)
 桐谷悟 (宇梶剛士)
 桐谷浩 (中島裕翔)
 平山一平(高橋克実)
 上原まり子(戸田絵梨香)
 ゴーヨク堂店主(忌野清志郎)
 早乙女 (木村祐一)
 横山武士(岡田義徳)
 佐田杳子(夏木マリ)
原  作 白岩玄
脚  本 木皿泉
主題歌  

あらすじ  桐谷修二(亀梨和也)は、毎朝学校に向かう途中、必ず寄る場所
がある。大きな柳の木にタッチをするのだ。
 今日も工事のおじさんを振り切って、柳の木にタッチ。

 『俺が思うに、この世の全てはゲームだ。っていうか、みんな口に
は出さないけど、そう思わないとやっていけないのだ。毎日は意味の
無い繰り返し。いろんな意味でヤバそうなヤツとか。ガキが集まって
いる中ではマジになっている方が負けだ』

 学校で「修二、今日カラオケいかない?」と誘われる。
 『良くいうよ。俺が立て替えたカラオケ代、まだ返してないだろう』
と心の中では思いつつ、「もち、いく。あ、けど放課後担任に呼ばれ
てるんだ」と答える。

 『うまく立ち回って、ポジションを維持していればゴールまで行け
る。さて、チョットクールで面倒見が良い桐谷君全開フル稼働と行き
ますか!』

 そんな修二にも天敵がいる。名前は草野 彰(山下智久)。彰は修
二を親友だと思っているが修二にとってはウザイ存在。
 『俺。マジであいつキライ』

 学校の帰り、柳の木のところへ寄る。が、柳の木がない。
 焦る修二の前に暗く一見不気味に見える小谷信子(堀北真希)が現
れる。信子は「柳、探してもないですよ。柳は首吊りには向かないけ
ど、ゆさゆさ揺れているのがちょっと良かった」と言う。

 『柳が引っこ抜かれた日。あいつがやってきた。この世の全てを恨
んでいるようなアノ女(信子)と。この世の全てが自分のものだと思
っているあのバカ(彰)のおかげで、この日まで平和だった俺の高校
生活が微妙にずれ始めていたのを、俺はこの時、気づいていなかった』

 商店街にある本屋[ゴーヨク堂]。美男美女以外は立ち読みが出来な
い。
 体育教師[通称:セバスチャン](木村祐一)がチャレンジするが店
主(忌野清志郎)に追い返される。その後、化粧が濃い不良グループ
の坂東梢[通称:バンドー](水田芙美子)もチャレンジするが、あっ
けなく追い返される。
 立ち読みをクリア出来たのは上原まり子(戸田恵梨香)ただ一人。
学園のマドンナ。

 そんなある日、転校生がやってきた。クラス内は転校生の話題で持
ちきり。まり子より美人か?と期待する。
 しかし、担任教師の横山武士(岡田義徳)と一緒に入ってきたのは、
柳の木があった場所で出会った信子だった。俯いたままで暗い印象の
信子は自分から自己紹介もしない。
 信子は転校初日からバンドー達に睨まれ、イジメの対象にされてし
まう。

 お昼休み、まり子は手作り弁当を持って修二のところへやってくる。
一見、修二とまり子は付き合っているように見えるが修二にはそんな
気はない。

 一方、信子はバンドー達にお弁当をひっくり返される。
 焼却炉を探している信子に修二は案内する。修二は「お前、それど
うしたの?誰かにやられたの?」と聞くが何も答えない。

 放課後、彰は自転車置き場で「(自転車の)鍵がなーい」と騒いで
いる。そこへ修二が通り過ぎ、彰は「みーっけ」と修二の自転車の後
ろに乗る。
 彰の家は豆腐店。彰はここで下宿している。彰の実家は高層マンシ
ョンの最上階。父親は会社を経営している金持ちの息子だ。
 「親父に言われたんだよね。お前は将来会社を継ぐんだから楽しい
のは高校の時までだ。悔いのないように過ごせってね。けど、青春っ
ていまいち良くわからないんだよね」
 「俺が思うに、誰もやったことのないことをやるとか、挫折するま
で自分の能力を出し切るとか。ま、そうゆうことなんじゃん」

 自宅に戻ると家の中はパニックになっていた。
 仕事のために海外に行っている母親が事故に遭ったというのだ。し
かし、それは早とちりで、母親はピンピンしていた。
 気を取り直して、楽しく夕食を前にすると父親:桐谷 悟(宇梶剛
士)は「しかし何だな。世の中には、いま、悲しみに暮れている人も
いるんだな」という。

 翌朝、修二は柳の木が植えてあったところへ寄る。
 学校へ行くと、バンドー達のイジメがエスカレートしていた。信子
の席に花を生けているのだ。
 それを見た男子生徒たちは修二に言う。「それ、ちょっと、趣味悪
過ぎない?ほら、こーゆーのはベタじゃん? はい。撤収撤収!」と
修二は明るくバンドー達にいう。

 昼休み、外の階段で一人お弁当を食べている信子を見た修二は『俺
には関係ない』と思いつつも「マジであいつ、引っこ抜かれるぞ」と
心配をする。

 修二と彰は信子が女子トイレでバンドー達にイジメられているのを
目撃する。彰が止めに入るが彰もやられる。修二は「お前ら、セバス
チャンがくるぞ」と言い、バンドー達を止める。

 学校の屋上で、修二は「お前さぁ。もっと要領よく出来ないの?周
りに合わせようとか思わないの?」と信子に言う。
 「何も変えることなんで出来ない。私だって変えようと思ったこと
はあった。両親は再婚で、新しい父親に馴染めなかったけど、勇気を
出して『お父さん』と呼んでみたの。そうしたら『お母さんとは結婚
したけど、僕は君のお父さんじゃないから』と拒否された。恥ずかし
かった。勇気を出したら何とかなるとか、心を開いたら分かり合える
なんて信じない。だって、勇気を出しても惨めになるだけ。イジメら
れるのは慣れた。今までもこうだったし」と信子はいう。
 「慣れるわけないだろう。とりあえず生きなきゃならないんだから。
このちっぽけな学校の中でさ」と修二は言う。

 信子はバンドー達に「ゴーヨク堂で立ち読みしてこい」と言われた。
 修二と彰はゴーヨク堂へ信子を連れて行き、店主に本屋の一角の本
を買い、2〜3日棚に置いておいて貰うことにする。そして、買った
本類を信子が本を読みに来ることを店主に言う。店主は「いいよ」と
了承する。彰は本代を支払う。

 翌日、学校内では信子がゴーヨク堂で立ち読みをしたことが話題に
なっていた。
 彰は喜び「これでイジメがなくなる」と言うが、修二は「いいか。
そこそこの人気者になるんじゃダメなんだよ。トップレベルに持って
いかないと人の見る目は変わらないんだよ」という。
 「じゃぁ。トップレベルまで持っていけばイイんじゃないの?まぁ、
中身が伴わないけど。」
 「中身は関係ないんだよ。人がかわいいと言えばかわいい。欲しい
と思えば値段も上がる。たいして良くない歌をヒットさせたり、平凡
な子をアイドルにしたり、マズイラーメン屋に行列を作ったり。いわ
ゆるプロデューサー」
 「じゃぁ。俺達で小谷をプロデュースすればいいんじゃないの?」

 二人の話を聞いた信子は「いやです。嘘つくのイヤだから。」とい
う。
 「小谷。お前、今がチャンスじゃねーのかよ。自分で変わろうと思
わなかったら一生虐められるぞ。マジで根こそぎ引っこ抜かれるぞ。
あの柳みたいにさ。」
 「何も変わらない。私が住んじゃいけない世界がずっと続いている
だけ。」
 「じゃぁ。作ればいいぢゃん。お前が住める世界を。俺が作ってや
るよ」
 「いりません」

 キャサリンに呼び止められる修二。
 そこで『猿の手』という不気味な置物を見つける。これは3つの願
い事が叶うという物らしい。「願い事はね、声に出して言わなければ
だめよ」とキャサリンは言う。

 修二は猿の手に「俺の柳の木が別の場所で元気に暮らしていますよ
うに」とお願いをする。
 彰に「何してるの?」と聞かれ、彰に猿の手をあげる。「今、俺が
1回願ったからあと2回有効だよ」という。

 ゴーヨク堂で立ち読みできたことが、逆にバンドー達の怒りに触れ、
イジメはエスカレートしていく。
 バンドー達を追い払い逃げる信子。
 修二は信子を探す。そして、校庭でボロボロになった小谷のネクタ
イを見つける。

 ゴーヨク堂に逃げ込む信子。
 店主が信子を助け、一息つくと店主はコーヒーを出す。
 店の中を見渡し「全然違う世界にきたみたい」という信子に「私が
作った世界」と店主は言う。

 帰り道、猿の手にお願いするキャサリンを見かける。
 「校長の頭の毛が日に日に薄くなって、3年後にはツルッパゲにな
りますように…」
 キャサリンは信子に猿の手をあげる。
 「校長先生が嫌いなんですか?」と聞く信子にキャサリンは「もう、
大嫌い。でも仕事だから会わないわけにいかないし、困ったものよ」
という。
 「私は毛が抜けるくらいじゃ許せません。もっとひどい事をしたい
んですけど」
 「人はね。何を願っても自由。私なんて、頭の中では何人殺したこ
とか。頭は便利だよ。本当に行動しなくても思っただけで次に切り替
えていけるからね」

 信子は猿の手に「坂東なんか、この世から消えてしまえ」と願う。

 修二は帰り道、柳の木が船に乗って移動していくのを見つける。
「これは。俺の願い事が叶ったってことか?」と喜び、偶然に信子を
見つけた修二は信子を自転車の後ろに乗せ柳の木を追う。

 海の上をいく柳の木を見て、信子は「私も大きな木になれるかな。
誰にも引っこ抜かれない大きな木になれるかな」という。
 「なるしかないだろう」と修二は答え、裏にブタのアップリケをつ
けた信子のネクタイを渡す。

 信子はブタのアップリケを見て、猿の手に「坂東がこの世から消え
ろというのを取り消してください。私は坂東が居る世界で生きていき
ます」と最後の願い事をする。

 一方、彰は猿の手に「世界が平和になりんしゃい」と願い事をする
が、平山一平(高橋克実)は「先ほどの世界平和の件はキャンセルし
てください」と最後の願い事をしてしまう。

 『成り行きというのは本当に怖いもので、いつの間にか俺が信子を
プロデュースするということに決まってしまう』
 「信子ってよりニックネームとか付けた方がいいぢゃないの?」と
いう彰に「野ブタ」と付ける。
 信子も「私、『野ブタ』いいと思う」という。

 『時々、なんでこいつらと大声だしているんだろうと反省する。で
も、これもゲームなんだ。なら楽しまなければ損だ。しかし、この時
の俺には、まるで解っていなかった。この先、俺達は途方もなく暗く
て深い人の悪意というものと戦わなくてはならないということに』


寸  評  信子が現れた時、「貞子か?ちょっとやりすぎでは?」と思いま
した。
 暗い印象を持つ子だということはよ〜く解りましたが、転校初日か
らイジメにあうなんて…。
 修二は「全てがゲーム」と何処かさめている高校生ですが、信子や
彰よりも可哀そうな気がしました。本心で生きてないってことですも
のね。
 暗いイメージの信子(野ブタ)をトップレベルまでもっていく…今
後の展開が楽しみです。
 しかし、イジメられている信子を坂東たちに睨まれないように助け
る方法に感心してしまいました。修二って頭がイイんだなぁ。。。

執 筆 者 西脇()

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2. 編集後記
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 年末まで3ヶ月かよろしくお願いいたします。
 年末かぁ・・・早いものですね。1年があっという間です。来年の今頃は自
分が何処で何をしているのか全く想像できないです。

 今回、このドラマ担当の話を編集長さんから戴いたときは、正直、戸惑いま
した。
 最初、野ブタは視聴者として楽しんで見たいと思ったんです。
 上手く説明できないんですけど、あらすじを担当するドラマは何も考えずに
見ているドラマと違う角度から見てしまうんですよ。普段ならサラっと流して
しまう部分でも事細かに見て、役者さんの表情や言い回しなど普段なら絶対に
目にとまらない所にも気を配る。
 けど、細かくみていると内容が深い!!
 単なる学園ドラマ&人気者にするためのプロデュース話だけではなく、自分
が住む世界や人間の裏表など醜いと思われう部分も隠さずに出していて、奥が
深い。
 今回、担当していなければ、きっと気づかなかった内容の濃さ(?)に気づき、
編集長さんに感謝しています(^^)

 この調子で最後まで頑張りますよぉ〜。
 みなさま。楽しんでくださいネ!(西脇)

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発行元:ドラマ研究会
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