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タイトル:Daily Drama Express 2005/09/12 スローダンス (最終回)  2005/09/14


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/09/12 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル スローダンス
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 牧野衣咲(深津絵里)
 芹沢理一(妻夫木聡)
 小池実乃(広末涼子)
 芹沢英介(藤木直人)
 園田雪絵(蛯原友里)
 江上政之(勝村政信)
 西山順子(村岡希美)
 小野田部長(浅野和之)
 八嶋優太(小泉孝太郎)
 広瀬歩美(小林麻央)
 村上久志(田窪一生)
 山内達郎(八十田勇一)
 一坂進 (温水洋一)
 長谷部幸平(田中圭)
 木田貴司(西野亮廣)
脚  本 衛藤凛
主題歌  福山雅治『東京』

あらすじ  第11話「ずっと好きでした」

 倉庫に牧野衣咲(深津絵里)を訪ねた芹沢理一(妻夫木聡)は衣咲
を見つけるなり抱きしめた。「どうしたの?」と驚く衣咲。理一は衣
咲に約束どおりに渡しに来た、と言ってできたての映画のテープを手
渡した。

 キッズの件をなぜ話してくれなかったのか?と尋ねる理一に、衣咲
は「知られたらかっこ悪いから」と答えるが、理一はこれまで俺に見
せた恥に比べたら・・・と笑い飛ばす。

 さらに、免許の写真を見てじゃれる二人の前に梶誠(真木蔵人)が
タクシーで現れる。今から異動の件で一緒に本社に行こう、と誘われ
る。

 本社に行くと小野田部長(浅野和之)が待っており、大阪の人気店
への異動を打診される。とりあえず考える、ということで衣咲は帰宅
する。

 部屋に戻った衣咲は、”犬とオジサン”を見る。その頃、理一も部
屋で一人考え事をしていた。映画を見終わった衣咲は笑顔になる。

 翌朝。衣咲は出勤前に理一の部屋にテープを届ける。「面白かった
よ。本当に面白かったよ。考えさせられちゃったよ。」と言って出勤
していった。理一の方は、この日は関係者を迎えての試写会が開催さ
れる。

 帰宅した理一は、部屋に小池実乃(広末涼子)がいて驚く。まるく
収まったことを悟った理一は、恥ずかしがる実乃と笑いあう。

 店に行った実乃は、歩美たち他の女性客と英介(藤木直人)が仲良
く話していることにやきもちを焼く。さらに、英介に入った電話につ
いても追求する実乃に、「そういうの全部言わなきゃだめ?」と英介
に言われ実乃は何もいえなくなる。

 母の千景(高畑淳子)が衣咲の部屋に尋ねてくる。婚前旅行でのハ
ワイで結婚式も挙げてしまうことになったと言う。千景は、お嫁に行
く挨拶を始める。「本当にありがとうございました。幸せになりま
す。」と頭を下げる千景に、目頭が熱くなる。

 「仕事をがんばりなさい、自分の世代では家庭に入るのが当たり前、
と言う時代だったけれど、今は責任ある仕事をやれる時代になったの
だから、がんばれ。」と言われて衣咲も笑顔になる。

 その後、『夢の蔵』で待ち合わせる衣咲と理一。衣咲は異動の話を
しようとして、梶の話題になる。思わず、梶からプロポーズされたこ
とを話してしまうが、きちんと断ったと話す。

 異動の話に戻り、衣咲は結局大阪に行くことにした、と話す。「そ
っか。」と笑って言う理一。二人は笑顔でこれからのお互いに乾杯し
た。

 梶に大阪行きを受ける話をする衣咲。彼(理一)に止められなかっ
たのか?と尋ねられるが、衣咲は笑って流す。梶は、40になってもも
しお互い独身だったら一緒に飲みに行こう、なんでも困ったことがあ
れば同期として相談に乗るから、と衣咲を励ます。

 理一はフィルムフェスタの結果が出るまで、一坂進(温水洋一)の
店に戻る。しかし、働きながらも大阪に行くと宣言した衣咲のことを
思い出して悩む。

 西山順子(村岡希美)が衣咲や実乃に八嶋優太(小泉孝太郎)の話
を相談する。
 一方、八嶋は英介に西山にこのままでは飲み込まれる、と相談して
いた。

 また、実乃は衣咲に英介へのやきもちのことを相談する。歩美のこ
とは仕方ないのでは?と衣咲に言われて実乃は驚く。

 英介の部屋で実乃と英介が食事をしていると、雪絵(蛯原友里)か
ら電話が入る。おなかが痛いからすぐに来てほしい、と言う呼びかけ
に英介は実乃を置いていく。実際にはおなかが痛かったのはアルフレ
ッドだったということを病院で知る。

 衣咲の部屋に現れた実乃は、雪絵の話を相談する。すぐに英介と話
をしろ、というアドバイスをするが、何かあったら?と不安だからイ
ヤだと実乃は言う。

 大人になると恋愛がどんどん苦しくなってくる、とぼやく実乃に、
衣咲はでもいくつになっても恋愛していたい、と答える。

 実乃は理一を訪ねて一坂の店へ。自分の好きが相手の好きより多く
なるから嫉妬するんだ、と愚痴る実乃に理一は、そんなのどっちが多
いかなんて見えないんだからどうでもいいことだ、と笑う。

 一方、衣咲は英介の店を訪ねていた。実乃は一生懸命だから何とか
してあげたくて、と衣咲が話すのを受けて、英介も、初めて他人をい
とおしいと思ったと答える。それを聞いて安心した衣咲は、実乃に電
話するように英介をけしかける。

 英介が電話をすると、理一からけしかけられた実乃はとりあえず
「ごめんなさい」と謝った。困った英介は、何でもいいから話せと衣
咲に言われて、「僕と結婚してください」とプロポーズしてしまう。
 電話口で実乃は泣きながらうなずく。

 その夜、待ち合わせた英介と実乃は、やはり一瞬気まずくなるが、
実乃の「私と結婚してください」という問いに「はい」と答えた英介
は実乃を抱き寄せた。

 長谷部幸平(田中圭)の部屋でフィルムフェスタの一次予選通過の
結果をネットで見ようとする理一達。無事に通過していることを確認
して理一は早速衣咲に報告する。ちょうど部屋を片付けた時に、教育
実習で理一たち生徒から衣咲がもらった色紙に「10年後には映画監督」
という理一のコメントを見つけた話を衣咲はする。

 『夢の蔵』では衣咲の歓送会が行われていた。その頃、2次審査の
発表待ちで、理一の電話を囲んで木田貴司(西野亮廣)、幸平と共に
待っていた。

 連絡が来なかったことを社長に報告する理一たち。その後、一人で
コーヒーショップにいる理一を衣咲が見つけて声を掛ける。「ダメだ
ったよ。」と報告する理一に、次は何をとるの?と衣咲は明るく尋ね
る。

 あまりの切り替えの早さに、理一は「すごいね、衣咲さんはきっと
悩んだりしないんだろうね。」と言う。

 それに対して衣咲は、大阪行きにすごく悩んだ、でも理一の映画を
見て、遠回りしても遠く離れていても大丈夫かな、と思った、と話す。
それでも将来にちょっと不安をのぞかせる衣咲に、理一は言う。

 「いくつになってもあなたはそのままだから。たぶんずっと、一生
ずっと衣咲さんそのままだから。こういうのってさ、終わりなんてな
いんだよ。好きって言ったから終わりって訳でも、キスしたから終わ
りって訳でも、離れたから終わりって訳でもないんだよ。ずっとずっ
と続いていくもんじゃん?ゆっくりゆったり続いていくんだよね。」
「うん!」

 いつもの通り、じゃあ、と言って二人は手を振って別れる。その二
人の顔には笑顔が浮かんでいた。

 そして、それぞれに毎日が進んでいく。衣咲は新しい店で。理一は
また新しい映画で。新しい映画も理一は真っ先に衣咲にテープを送る。
理一はフィルムフェスタに落ちてはまた映画を撮り続けていた。

 2006年秋。実乃と英介の結婚式が行われる。衣咲は八嶋らと出席す
るが、理一は木田と共にフィルムフェスタの最終審査の発表に出席し
ていた。

 結婚パーティーが行われている頃、衣咲は式の行われた教会のバー
ジンロードを理一とのことを思い出しながら一人歩いていた。最終審
査の終わった理一は、同じように衣咲とのことを思い出しながら準グ
ランプリのトロフィーを助手席に乗せて車を運転していた。

 教会に理一が飛び込むと、衣咲が祭壇の前で一人待っていた。「グ
ランプリとは行かなかったけど、回り道して遠回りしてすごい時間か
かったけど、本当はこんなこと一番最初に言わなくちゃいけなかった
んだろうけど。あなたのことが好きです。衣咲さんが好き。」

 「そうだよ、順番守ってくださる?」涙を浮かべながら笑顔で衣咲
が答えた。その台詞は、10年ぶりに二人が再会したときに初めて交わ
した言葉だった。


寸  評  やはり無事にハッピーエンドでした。あんなに微妙な付き合って
るんだか付き合ってないんだか、微妙な状態でたった一年くらいとは
言え遠くに離れてうまくいくなんてすごいなぁ、と思ってしまいまし
た。お互い目指すものがあるとよそ見とかしないんでしょうか?まぁ、
離れても絆があるというのは理想の形ですが。

執 筆 者 井村()

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2. 編集後記
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 無事最終回を迎えることができました。最後までお付き合いくださった皆さ
ま、どうもありがとうございました。『スローダンス』は最初いまひとつかな
?と思いましたが、後半はテンポも上がってきて面白く観られました。皆さん
はどうでしたか?またご縁がありましたら・・・(井村)

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