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タイトル:Daily Drama Express 2005/07/14 電車男 (2)  2005/09/05


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/07/14 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 電車男
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 青山沙織(伊東美咲)
 山田剛司(伊藤淳史)
 啓介  (速水もこみち)
 陣釜美鈴(白石美帆)
 沢崎果歩(佐藤江梨子)
 観月裕子(須藤理彩)
原  作 中野独人
脚  本 武藤将吾
主題歌  −

あらすじ  山田剛司(伊藤淳史)の妄想は広がっている。
 青山沙織(伊東美咲)に、『電車男、キモイ!』と無視された?
 男と一緒にいる?
 まさか監禁されて、仮面ライダーの敵(名前を忘れました)に襲わ
れている?

 でも実際は知らない番号からの着信だったので、出なかっただけ。


 『携帯にかけましたが、留守電ですた…』と山田がチャットに打ち
込む。

 『おまいは1つレベル上がった』 by Mr.名無しさん。
 『時間考えろと言いたいが、ナイスガッツ。』 by Mr.名無しさん。
 『おまいの急成長ぶりに泣ける』 by Mr.名無しさん。

 山田は、明日もう一度電話するつもり。一言お礼が言いたいだけだ
から、と打ち込む。

 『電車男のエピソードがここまでヒートアップいると誰が予想した
であろう』 by Mr.名無しカップル男。
 『とりあえず今日はゆっくり休め。乙』 by Mr.明治一直線。


 山田は携帯を握りしめて寝る。

 その頃沙織は、一緒に飲んでいた男に送られるタクシーで寝ていた。


 翌朝、また出勤途中に小学生にゲームのキーを聞かれ、教えてあげ
る山田。


 沙織は山田からの留守電に気付き、再生する。


 山田は上司から、今日の接待を命じられる。及川の代役だった。
 その時に沙織から着信していたが、同僚の及川に勝手に切られてし
まう。


 山田はトイレの個室で、沙織に電話しようとするが、陣釜美鈴(白
石美帆)から先に着信する。初日なのに、課長とトラぶったという文
句。
 沙織からキャッチが入って、山田はそちらに出たいのだが、美鈴に
リリースして貰えない。
 その間に、沙織の呼び出しは切れる。

 そのうち、美鈴の電話は一方的に切れる。

 トイレのドアにノック。
 山田が出ると、長蛇の列。

 山田は屋上の片隅に避難して、改めて沙織に電話しようとするが、
電池切れ。
 呆然とそこに座り込む山田。


 席で呆然と座っていた山田は、自分の携帯と同じ会社のコードがコ
ンセントに刺さっているのを発見して、充電しようとする。
 でも、端子の形が合わない。

 コンビニで充電器を買おうとすると、ホスト風の男に先に買い占め
られてしまう。

 別のコンビニに行くと、そこではSATが突然、大勢現れ、コンビ
ニは包囲されてしまう。

 すでに夜。
 ドンキホーテの前に来ると、上司に捕まり、接待の席に連行される。

 取引先の人充電中の携帯が山田と同型のことに気付き、その充電器
を借用しようとするが、果たせず。

 そのうちアニメの話が振られ、熱くなって、立て板に水で語り始め
る山田。


 沙織は、一向に携帯がつながらないと沢崎果歩(佐藤江梨子)と観
月裕子(須藤理彩)に言う。
 でも、顔はコンタクトをしていなかったので、ぼんやりとしかわか
らないと言う。
 2人は、下心有りじゃない?と冷やかす。


 山田は取引先の人からも、上司からも、ドン引きされていることに
気付く。


 帰宅した山田は、パソコンに向かう。
 『今、仕事から帰ってきますた…_| ̄|○
  早く帰りたかったのに
  携帯に着信、何件も残してくれたのに』 by 電車男こと山田。

 待ちかまえていた仲間達が、次々とレス。
 早く電話しろ、と。

 山田は携帯に充電器を差し込む。
 そして電話をすると、沙織が出る。
 仲間達は山田の電話の結果を待つ。

 電話の間に、
 『リストラされた俺は離婚届を置いて家を出た。
  しかし女房は愛想を尽かすどころか 俺の帰りを待っている。
  俺は彼女に掛ける言葉が見つからない…』
 というスレッドが入る。

 これに対しても、次々とレスが返される。


 『今、一旦終わりました。
  まだ手が震えています』
 と必死に打ち込む、電車男こと山田。

 次々と返ってくるレス。

 『なんかお風呂が沸いたらしくて あとでエルメスさんから掛けて
くれるそうです。
  ダメだ。緊張しすぎた…_| ̄|○』
 と電車男こと山田。

 また、次々とレス。

 『それでは説明させていただきます』
 と電車男こと山田。


 5分前.....

 沙織に電話した山田。
 「やっとつながった」と優しく答える沙織。
 何とかカップのお礼と、電話を折り返せなかったお詫びをする山田。
 途中で沙織が笑う。さっきから山田が謝ってばかり、と。そしてあ
れからすぐ、おばさんたちと一緒に帰った。見ず知らずの人のために、
勇気がある人だと話していたのだと言う。

 その時、沙織の母親が、お風呂に呼びに来る。
 沙織は後で入ると言うが、山田はどうか先に入って欲しいと言い、
沙織は出たら折り返してもいいか?ご迷惑でなければ、と聞く。
 喜んで了解する山田。

 『ここから俺はどうしたら?』
 と電車男こと山田。

 レスとして、カップのお礼にデートに誘えと返ってくる。
 その誘い方としていろいろな議論がわき起こる。しかも誘い文句ま
でアップされる。

 『「すみません。こんなに良い物もらっちゃって。これじゃあ逆に
悪いです。なんかお礼できないでしょうか?
  そうだ。今度食事でもご一緒しませんか?」ってどう?』
 by Mr. 名無し。

 「これだ!」とそのセリフの練習をする山田。


 風呂から上がった沙織に、お見合い相手の写真をしつこく勧める沙
織の母親。
 沙織は仕方なく受け取り、山田に電話しに行く。


 山田は、待っている間にケロロ軍曹のお面に向かって、必死にさっ
きのセリフを練習していた。


 沙織からの電話。
 さっそくさっきのセリフをどもりどもり言う山田。
 沙織は、仕事柄安く手にはいるのに気を遣わせてしまったと、恐縮
する。
 必死に食事に誘う山田。
 「気を遣わなくて結構ですよ」と沙織。

 弱気になる山田。
 でも、しばらくの間の後、沙織はごちそうになるのは悪いが、割り
勘ならいいですよ、と返事。そして日付を聞いてくる。
 山田は沙織の予定を聞く。
 今度の日曜、ということになる。
 場所はどこで?と聞かれる。
 焦る山田は、『めしどこか たのむ』と打ち込む。

 必死に考えるオタク達。

 『まず、好き嫌いを聞け』というまともなレス。

 沙織に聞くと、「すごく辛いのはダメですね」という答え。

 『からいの だめ』と打ち込む山田。

 『待ち合わせの場所を決めろ』とレス。

 「どこかいいお店知ってますか?」と沙織。

 『探すから時間稼げ』とレス。
 いろいろなお店のレスが返ってくる。

 「青山あたりでどうですか?」と沙織。

 山田はレスに従い、いいお店探しておきます、と答える。

 やがて電話が終わる。

 『今、終わりました
  食事の約束取り付けました
  決戦は今度の日曜日
  おまいら本当にありがとう』
 by 電車男こと山田。

 みんなネットの向こう側で喜ぶ。

 全勢力を使い果たした山田。

 ネットの上では、『おめでとう』という文字と、『次の食事のため
の会議だ』、『食事楽しんで来い』など次々と書き込みされていく。


 翌日、沙織は果歩と裕子に、電車で助けてくれた男と食事しに行く
と言う。


 公園でレストランを探す山田の前に、「何似合わないこと、やって
るの?」と美鈴が現れる。
 山田は美鈴に、どこに食事に行きたいか聞く。
 相手は?と聞かれ、自分だと山田。
 「あり得ないでしょ、あんたみたいなオタクと」と美鈴。
 「オ、オタク!?」と山田。
 「あんた、自覚無いの?オタ臭充満しているのに」と美鈴。


 帰宅した山田は、フィギアを胸や脇の下に当てて、「オタ臭する?」
と聞く。

 それからネットに、勢いで会いたいと言ってしまったけど、どうし
よう、と書き込む。

 レスがいろいろ返ってくる。
 まずは見た目。服を変えればどうにかなるのではないか?とのレス。

 *−*−*
 いつしかレスは電車男を温かく見守る内容になっていた。
 *−*−*


 『電車男改造計画』

 山田はオタク友達に一緒に渋谷に行ってくれるように頼むが、みん
なに拒絶される。

 *−*−*
 Tシャツのそでめくって、ウェストポーチにケミカルウォッシュな
んて、このご時世にするわけないか。
 *−*−*

 でも、山田はまさにその格好。

 *−*−*
 予算は5万だぞ。準備はいいか?
 *−*−*

 *−*−*
 まずは髪型だ。絶対千円カットの床屋に行くなよ。床屋じゃなくて、
美容院だ。髪型は店員さんにお任せで良いでしょう。
 *−*−*

 さっぱりした髪で出てくる山田。

 *−*−*
 次は服屋だ。入るまで時間が掛かるかもしれないか、エルメス(沙
織)のことを考えれば乗り越えられる。店員に声かけられてパニック
になるなよ。店員に、自分に合うかっこうを聞くのがベストだと思う
よ。
 *−*−*

 *−*−*
 オシャレ系居酒屋がいいかな?初めてのお店でキョドらないよう、
下見もいいよ。
 *−*−*

 服と靴を購入した山田は、オシャレ系居酒屋で全メニューを頼み、
辛いかどうかをチェックし、トイレと会計場所も調べる。


 山田が帰宅。
 夕食を食べていた父親と妹は、髪型がさっぱりとし、コンタクトに
した山田にびっくり。おまけに香水まで。
 父親は「何が不満なんだよ」と慌ててしまう。


 『無事帰還しました
  これから電話します』
 by 電車男こと山田。

 キョドってる感じが無くなっている。

 山田は沙織に電話。和食でいいか聞く。
 沙織はOKし、和食は山田らしいと言う。
 山田は、明日『おめかし』していくけど、笑わないで欲しいと頼む。
 さおりは、それなら自分もおめかしすると言う。
 山田は謝る。その気がないのに付き合わせて、と。
 沙織は、「そうですね。その気もないのにいい顔するなんて」と相
槌を打つ。
 山田は自分のことかと落胆するが、でも気を取り直して約束する。


 沙織は、新しい振り袖を広げている母親に、お見合いやめると言う。
 母親はまだ、立ち直れないのか聞く。


 『こんな感じだったよ。ちょっとしくったかな』と電車男こと山田。

 『いい感じだよ』
 『エルメスに萌え』
 『食事の日は楽しくなりそうだな』
 と次々とレス。

 『俺、実はエルメスさんと付き合いたいとか思うところまでは。
  この機会を逃したら、一生チャンス無いかもと思うのも正直なと
ころですが。
  でも気持ちは確実に惹かれています。
  さっきも声を聞いたけど、なんか緊張とはまた違った別の感覚が
するんですよ。
  会ったら、結構好きになってしまうよ| ̄|○
  もちろん彼氏もいるかもしれないし、それで好きになったら辛い
思いするかもしれない。
  なんか苦しいよ il||li| ̄|○il||li

  だけど、一介の毒男の俺がこんなことを思うようになれたのはす
ごいことで、それは皆さんのおかげです。
  みんなのレスを読んでいると、不思議とうまくいくような気にな
って、みんなの声援を受けて、少し成長できた気がします。

  短かったけどすごく長かったような…変な感じです。
  みんなの声援、ありがとうございました。
  俺、頑張るよ』
 by 電車男こと山田。

 チャットを読んでいるみんなも涙ぐむ。


 リストラ男は遂に残してきた妻に、やり直して欲しいと電話する。


 山田は、みんなのアドバイスを実行。
 顔を洗い、髭を剃り、鼻毛を抜き.....これは前日に準備。

 当日もリスト通りに、支度を進める。
 そこに妹が現れ、香水の付け方を教えてくれる。
 山田がきのうあんなに香水の匂いを付けていたのは、オタ臭きつい
と言われたから。
 妹は、「オタ臭」を、本当の臭いと思っていた山田にあきれて、雰
囲気のことだと教える。


 『これから家を出ます。
  おまいら本当にありがとう。
  では、帰宅後にまた報告に参ります  ノシ(本当は半角だが、
メールでは化けるので)』
 by 電車男こと山田。

 それを読んだみんなが山田を応援。


 待ち合わせ場所に1時間前に到着した山田。
 待っている間も鏡を取りだし、髪型をチェックする。

 ふと見た花壇に四つ葉のクローバーを見付け、花占いを始め、「来
ない」で終わってショックを受ける。

 そこに足音。
 振り向くと沙織が立っている。


寸  評  電車男のあらすじ書きは滅茶苦茶大変です。
 わたしは活字中毒なので、画面に文字が出てくると、書き取らずに
はいられないのです。
 2チャンネルを覗いた友人によると、このスクリーンは、結構正確
に追っているらしいです。
 わたしには、あの顔文字というか、気分の記号が辛いです。普段、
めったに使わないので。
 形を見ながら、これかな?と打ち込んだのですが、間違っていたら
教えてください。
 なお、このサイトがすごいと思うのは、ウェブなのに、半角カタカ
ナを打ち込んでいることです。わたしはこけるから、絶対使いません。
 仕方ないので、全角にしました。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 このドラマのあらすじを書く上で、今、3つ大変なことがあります。
 1つは、テンポが速くて、量が多いこと。他のドラマの3倍近い量になりま
す。
 2つは、顔文字を打ち込むのが大変なこと。普段使わないので、パッと見て
もよくわからなくて。
 3つは、文字が画面に出ると、それを書き取らずにはいられないこと(これ
は、わたしが活字中毒だからなのですが)。多分同じ時間だったら、文字って
言葉の3倍ぐらいの内容を伝えられるとおもうんですよねぇ。
 そんなこんなですが、これから、頑張っていきます。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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