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タイトル:Daily Drama Express 2005/09/01 女系家族 (9)  2005/09/05


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/09/01 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 女系家族
局  名 TBS系
放映日時 木曜22時
キャスト 浜田文乃(米倉涼子)
 矢島藤代(高島礼子)
 矢島千寿(瀬戸朝香)
 矢島雛子(香椎由宇)
 梅村芳三郎(高橋克典)
 大野宇市(橋爪功)
 矢島嘉蔵(森本レオ)
 矢島芳子(浅田美代子)
 矢島良吉(沢村一樹)
原  作 山崎豊子
脚  本 清水曙美
主題歌  今井美樹「愛の詩」

あらすじ  第9話「男たちの裏の顔」

 矢島家の親族会議に出た浜田文乃(米倉涼子)は矢島藤代(高島礼
子)らからマンション引渡しを要求されるが「あのマンションは矢島
様からいただいたものです。あの場所は私と矢島様のものだと思って
おります。絶対に大切なあの場所をお渡しすることはできません」と
きっぱりした口調で断る。

 見かねた良吉(沢村一樹)が「冷静になって」と口添えするが、藤
代や芳子(浅田美代子)は耳を貸さない。文乃は「あの場所を守るた
めならそれ相応の覚悟もございます」と一歩も引かない。大野宇市
(橋爪功)が世間体もあるし、嘉蔵(森本レオ)の遺言には文乃のこ
とをよしなに頼むとあったことを持ち出し、文乃分の配分としてマン
ションを与えようと提案する。藤代は宇市の提案をのみ、一同は藤代
に従う。藤代は文乃に宇市を立ててマンションは差し上げるが、あな
たが奪い取ったということを刻んでおくんですねと釘を刺す。

 矢島家の外で文乃は宇市に礼を述べる。宇市は文乃に掛軸のことは
黙っているように念をおす。宇市は心の中で「一人一人取引して片っ
端から潰していってやろうじゃないか」とつぶやく。

 宇市は梅村芳三郎(高橋克典)の尾行を開始する。

 良吉は矢島屋の社員・木村かおり(田丸麻紀)と肉体関係になり、
宇市の不正の証拠である裏帳簿を入手するように頼む。かおりは、常
務の役に立てるならと約束する。

 料亭。藤代と芳三郎が山林目録について話をしていると、仲居が
「お連れ様」と言って宇市を案内して来る。不快感を示す藤代に対し
て、芳三郎は一向に慌てる様子もなく、1杯差し上げて用件だけでも
聞かせていただきましょうと余裕のある態度を見せる。宇市は藤代と
芳三郎の関係や芳三郎の身辺を調査したことを匂わせ、山林の分配に
関して取引を持ちかける。藤代と芳三郎がお忍びで秋田の山林を見に
行ったことを黙っている代わりに、宇市に山林の分配を任せて、検分
は取りやめること、丸坊主になっている山林には目をつぶること、分
配表は一見三姉妹公平に分配されているようになっているが、実は藤
代に一番有利になるようにしてあると説明する。藤代と芳三郎は分配
表を見て、芳三郎が藤代にもうちょっと色をつけるように要求する。
芳三郎は、記載されている面積より実際は多いのが実状であるからと
説明する。宇市は芳三郎の申し出をのむ。

 文乃の部屋。山形の郷土料理「芋煮」を文乃に食べさせたいと小林
君枝(伊佐山ひろ子)が尋ねて来ている。君枝は文乃に買い物を頼み、
その隙に書付を探すが見当たらない。文乃が部屋に戻ると、君枝は何
食わぬ顔で料理をしている。

 矢島千寿(瀬戸朝香)の部屋。千寿は良吉が所得を2000万円多く入
るように細工しているのを誰にもばれていないか気にしている。良吉
は誰にもばれていないから安心するようにと言う。

 君枝の部屋。君枝は宇市に書きおきなんてなかったと報告する。宇
市は良吉の不正の証拠を握りほくそえんでいる。

 夜中、千寿の部屋。千寿は良吉の背広についていた香水の香りから
浮気を疑い良吉の財布の中を探っている。千寿は浮気の確証であるク
レジットカードの明細を見つける。

 ホテルの部屋。藤代は芳三郎に相続協力のお礼を述べている。芳三
郎は藤代が得な相続をして自分の仕事に協力してくれればそれでいい
と言って、相続が済むまでは藤代がお金が自由にならないことは知っ
ているが、3000万円ほど早急に都合して欲しいと頼む。

 ホテルのラウンジ。良吉はかおりから宇市の不正の証拠であるフロ
ッピーをもらい、お礼をしなくてはと言っている。そこへ千寿が現れ、
かおりに近付く。かおりの香水から良吉の浮気相手であると確信し、
良吉を奪い取ったところで、自分がいなければ良吉は社長になれない
と通告する。良吉は千寿にかおりから言い寄られて自分は迷惑してい
ると釈明する。千寿は自分とかおりでは身分が違う、雇い主が使用人
を使うのは当然と高飛車に言い放つ。かおりは、屈辱に満ちた顔で二
人を見送る。

 千寿は良吉を連れ出し、殴りつけ今度浮気をしたら離婚よと言う。

 翌日。かおりが文乃を食事に誘う。かおりは、良吉から文乃のお腹
の父親が嘉蔵であることを聞いていると打ち明ける。自分は専務(宇
市)の弱味を握るために、常務(良吉)に利用されたのに、奥さんか
らは自分が誘惑したみたいに言われた、お金持ちなら何をしてもいい
という態度には我慢できないと愚痴をもらす。かおりは、文乃に私が
できることがあったら手伝うからと文乃を味方することを約束する。

 矢島屋。食事から戻った文乃は仕事中に倒れる。君枝と良吉が文乃
に駈け寄る。

 坂上レディス・クリニック。文乃が搬送された病院は千寿のかかり
いけ医・坂上(長谷川初範)の病院だった。坂上からは絶対安静を言
い渡され、かかりつけの病院への転院も聞き入れてもらえない。見舞
いに来た藤代と千寿からはここまで頑張ったんだから(たとえ死産で
も)赤ちゃんは許してくれますよと言われる。文乃だけでなく胎児も
危ないという話に文乃は自分の命と引き換えでも構わないので、助け
てくださいと懇願する。

 千寿の部屋。宇市が藤代が納得したという山林の分配表を千寿と良
吉に見せる。
 千寿は自分の取り分が少ないと不満を見せると、宇市は良吉の過去
5年間の所得隠しの証拠を握っていることをちらつかせ、藤代らにこ
のことを黙っている代わりに分配表に賛同するように話を持ちかける。

 芳三郎の稽古部屋。藤代は今自分にできることはこれだけと言って
1000万円の小切手を渡す。そして、文乃が入院したことを告げる。

 文乃の病室。妊娠中毒症が悪化しているので、坂上は帝王切開をし
た方がいいかもしれないという言うが、その場合赤ちゃんの保証はで
きないと言う。

 矢島雛子(香椎由宇)の部屋。芳子は養女の話を催促すると、雛子
は相続が終わったらおばさんの期待に添うよう考えると約束する。宇
市がやって来て山林の分配表について説明する。雛子は藤代らが了承
したらそれでいいと気のない様子を見せるが、良子は雪村の掛軸が紛
失していることや、雛子の結婚費用のことなどを持ち出し簡単には賛
成しない。雛子の携帯に金正六郎(海東健)から連絡が入り、山林の
件は芳子に任せると言って出て行ってしまう。
 宇市は芳子に雛子を養女にして結婚資金や相続した財産を資金繰り
の苦しい芳子の店の資金に当てるつもりではないかと話す。宇市は芳
子に店が火の車であることや、雛子を養女にする話を公表しない代わ
りに、自分の作成した分配表で手を打ってほしいと強要する。

 文乃の病室。看護婦らに知られずにこっそり入ってきた芳三郎は文
乃に、子どもが堕ろされてしまうといけないので、自分の知り合いの
病院に逃げようと誘う。

 矢島家。千寿が藤代に文乃が病院を逃げ出したことを報告する。千
寿は坂上から文乃が命にかかわる状態であると言われたことを話すと、
藤代は命を落としたら好都合と言う。

 芳三郎の車の中。文乃は藤代たちに無事であるということだけは連
絡したいと申し出るが、芳三郎は何をされるかわからないからと制止
する。途中で気分の悪くなった文乃は車から降りる。車は都心を大分
離れた山道に止まる。
 芳三郎は今までとは態度を一変させて文乃に雪村の掛軸をどこにや
ったかを問いただす。芳三郎は表具屋にまで確かめたことを明かすが、
文乃は自分は持っていないと言う。
 芳三郎は素人が掛軸を持っていても高値では売買できないので、自
分に預けてほしいと申し出、芳三郎は早急に3000万円必要だと説明す
る。文乃は自分の境遇を理解して助けてくれていたのだと思っていた
と言うと、芳三郎は自分が愛人の子で、父から愛されなかったために、
母から何度もお前なんか生まれて来なければよかったと言われたと語
り始める。世の中は所詮金、中学の時、踊りで賞をとり、この子は金
になると大人から思われた、家元になったのも自分に資金力があった
から、お金があれば幸せになれる、あなただって矢島さんとつきあっ
たのは、お金のためだろうと言う。

 文乃は自分はこの子を支えにして生きていくので、この子とあなた
は違うと反論する。芳三郎は愛人の子は肩身が狭い、金がなければ愛
情があっても惨めなだけと言う。文乃は芳三郎にあなたはさみしい方
ですね、そのような考えには納得できませんと言う。芳三郎は文乃の
腕をつかみ、こんな山の中では車がつかまらないと制止するが、文乃
は芳三郎の腕を振り払い、自分の荷物を車の中から取り出し、反対方
向に歩いて行く。

 矢島家。宇市を交えて連絡のとれない文乃のことを話している。藤
代らの心配事は文乃が出産してからマンション以外の遺産相続の権利
を主張してくること。宇市は、文乃が産まれた子を証拠に死後認知を
申し立てても、膨大な時間と費用がかかると説明し、文乃も子どもを
抱えながら死後認知は言い出さないだろうと推察する。藤代は赤ん坊
だけ残されても厄介と別の心配する。雨が降り出してくる。

 芳三郎と別れた文乃は雨の中、懸命に歩くが疲れて座り込み泣く。


寸  評  終盤になって登場人物の相関図が変わってきました。良吉の味方
だったかおりが文乃について、文乃に味方していた芳三郎は本性を現
しました。原作では、自宅療養している文乃の看護を付き添い婦の君
枝がしています。近所の薬局の主婦が唯一の文乃の味方ということに
なっているのですが。この女性の代わりが、ドラマではかおりなので
しょうか?絶対安静が必要なのに、山中を歩かなくてはいけないとい
う設定、徹底的にヒロインをいじめ抜こうという脚本でしょうか?文
乃は口数が少ないので、芳三郎のことをどの程度まで信用していたの
かが、はっきりわかりません。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 「オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す」(三砂ちづる 光文社
新書)を読みました。タイトルからするとちょっとひいてしまうタイトルです
が、全編に渡って女性に対する応援歌のような本です。読み進むうちに、月経
や出産に関する誤解や間違った概念を私たちは植え付けられてきたのだなと思
いました。
 助産所での出産を経験した妊婦さんから寄せられた言葉には「宇宙との一体
感を感じた」「自分との境界線がないようだった」「大きな力が働いてそれに
動かされるようにゆだねていた」などとあり一種の至高体験を感じたとありま
した。そんなお産なら私も経験してみたいものだと思いました。
 折から市の子育てセミナーで助産師さんから自宅出産のビデオなど見せてい
ただいて、ますます自然出産に興味を持ちました。
 朝のドラマ「さくら」では、熊谷真美が自宅出産するシーンが出てきました。
 このドラマには、長澤まさみが出ていたんですね。出演している時には、気
にも留めていなかったのですが。それから「金八先生」の上戸彩が出ていたシ
リーズに、本仮屋ユイカが出演していたのを発見しました。「世界の中心で、
愛を叫ぶ」で見たのが最初だと思っていたのですが、ドラマをよく見ているよ
うで結構見落としが多いものだと思いました。(たま)

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発行元:ドラマ研究会
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