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タイトル:Daily Drama Express 2005/07/30 女王の教室 (5)  2005/08/23


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/07/30 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル 女王の教室
局  名 日本テレビ系
放映日時 土曜21時
キャスト 阿久津真矢(天海祐希)
 神田和美(志田未来)
 真鍋由介(松川尚瑠輝)
 進藤ひかる(福田麻由子)
脚  本 遊川和彦
主題歌  

あらすじ  5

   この物語は 悪魔のような鬼教師に 小学校6年生の子供達が
戦いを挑んだ一年間の記録

 朝、神田和美(志田未来)はなかなか起きられない。
 母親・神田章子(羽田美智子)が叱る。
 和美は、朝食の箸も進まない。

 父親・神田武(尾美としのり)がダイニングに入ってくると、また、
夫婦げんか発生。
 和美がどうしようかと悩んでいると姉・神田優(夏帆)が入ってき
て、「朝から何うるさいの。イヤなら離婚すればいいでしょ。いい加
減、和美に気を遣わせるの、やめな。和美、今、大変なんだから」と
言う。
 章子は、和美に何が起きているのか聞きたそうにするが、和美はな
んでもないとごまかす。


 学校への道、優は和美に、何なら学校へ乗り込んで、ビシッと言っ
てやろうか?と言う。
 和美は、優が自分の味方だと言ってくれただけで充分。自分は元気
だと言う。


 和美が意を決して6年3組の教室に入るが、みんな完全に無視して
いる。
 和美は進藤ひかる(福田麻由子)に声を掛けようとするが、ためら
う。
 真鍋由介(松川尚瑠輝)は来ない。


 チャイムが鳴る。
 みんな着席して静かにしている。

 阿久津真矢(天海祐希)が入ってきて、授業開始。
 和美が教科書を開くと、中には悪口の限りが書かれている。

 和美が教科書朗読で指名される。
 和美は教科書を机にしまうと、教科書を忘れたという。

 真矢は教科書を忘れた人間に授業を受ける資格はない、と廊下に立
たせる。


 由介は橋の下の空き地で、一人で野球をやっている。
 学校に行かないことで、ちょっと心に引っかかるのは和美のこと。
 でも、関係ないと振り払う。

 あたりが急に暗くなると、由介の後ろに、真矢が立っている。
 学校来いと言っても、無駄だと由介。
 「そんなんじゃないわ。あなたにこれ渡そうと思って」と真矢は厚
い紙を渡す。


 水泳の指導。
 佐藤恵里花(梶原ひかり)たちは一計を案じる。

 女児が一人、が真矢に、バタ足ができないと言って教わる。

 その間に他の子たちがすいすいと泳ぎ続ける和美の足を引っ張って
沈める。
 溺れる和美。

 真矢が異常に気付き、プールに飛び込んで助ける。そして、泳げな
いのに無理するなと言う。
 和美は、「違うんです.....」と言おうとするが、こちらをにらん
でいるクラスメイト達を見て、言葉を飲む。


 和美が教室に戻ってランドセルを開けると、中にゴミが詰められて
いる。
 6年3組の前を通りかかった天童しおり(原沙知絵)先生が異変を
感じて和美に声を掛けるが、和美は何とも無いと言う。
 でも、和美はランドセルを落としてしまい、中からゴミが飛び出し、
しおりが駆け寄る。


 しおりが血相を変えて職員室に入ってくる。真矢に話があると言っ
て。
 でも、並木平三郎(内藤剛志)が止める。今真矢は勉強を聞きに来
た児童に教えているからだ。
 しおりは、点数稼ぎでやっているみたいだという。

 上野教頭(半海一晃)と並木は、あれは勉強意欲が向上したからだ。
6年3組は、授業中も静かだし、途中でトイレに行く児童もいないし、
良くなってきているという。
 通りかかった近藤校長(泉谷しげる)は、何かおかしいものを感じ
ると言い出すが、何が?と問われると、「教育委員会から呼び出しが」
とあたふたと行ってしまう。

 しおりが真矢に、和美がいじめに遭っている。犯人を見付けてビシ
ッと言わないと、と言う。
 犯人はどうせ名乗りでない、と真矢。
 ならば、いじめをやめるように言えば、としおりが言うが、真矢は
やめろと言っていじめがなくなるわけがない。大切なのは本人がイジ
メに対して毅然とした態度を取ること。そうすればイジメがいもなく
なって、イジメなりなくなると言う。
 並木も同意する。

 真矢は更に、しおりが和美とカラオケボックスで仲良く遊んでいる
ことは、児童の間で噂になっている。こんなことはいかがかと思うと
言い、並木も、それは問題だという。
 いたたまれないしおり。


 夜、宿題をしようとしていた和美に、章子が武に電話するよう言う。
自分からだと、忙しいと逃げるから、と。

 その時チャイムが鳴り、和美は自室に入り、落書きを消そうといる
が、マジックで書かれていて、消えるどころか、ページを破ってしま
う。
 そこに優が顔を出し、和美の教科書の落書きに気付く。でも、その
ことには触れずに、今度の休み、一緒に和美の好きなところへ行こ
う!と誘う。


 和美と優は動物園に来る。
 でも、ライオンを見に行こうとすると、そこには真矢が立っている。
 優が文句を言いに行く。身体は弱いけど、喧嘩は強いと言って。

 だが、真矢に近づくと、気圧される。
 それでも勇気を出して呼びかける。

 真矢は優が名乗る前に、優の名前を言う。和美の姉だと言うことも
勿論知っている。そして、学校をサボっているけど、まだ親にばれて
いないらしいわね、とも言う。
 真矢に完敗する優。

 優は気持ち悪くなったと言って、トイレに駆け込んでしまう。
 真矢は和美に、恋人と来ているのかと思ったけど、お姉さんとだっ
たのね、と言う。
 和美は、恋人が由介だとしたら、違うから.....と抗議。


 和美は地図を頼りに由介の家を訪ねるが、そこは飲み屋。
 おそるおそる中へはいると、おじさんが一人座っている。彼が由介
の祖父だった。
 おかまの祖父は由介に、『おばあちゃん』と呼ばせていると言う。
そして、和美が由介を助けてくれて『好き』って行ってくれた子ね、
と言う。
 和美は否定する。


 和美は由介と川原にいる。
 由介は、真矢から卒業証書をもらった。もう三月まで学校に行かな
くていいんだ。和美もつまらなかったら、デートしてやってもいいよ、
と言う。

 和美は、由介はなんで逃げてばかりいるの!と、由介がいつも大事
にしているモグラのぬいぐるみ『タタッキー』を取り上げると、草む
らめがけて投げる。
 由介は探したが見つからず、諦める。
 和美は由介に絶交と宣言。


 和美が登校すると、机と椅子が廊下に出されている。
 それにめげずに教室に入ろうとすると、ドアの上から水が降ってく
る。
 それを見たクラスメイト達は、一斉に嘲笑する。

 和美は教室を飛び出す。

 すると、和美の前に真矢が立ちはだかる。
 逃げるのか?と問う真矢。
 和美は真矢にどうしてこんなに虐めるのか!と泣きながら抗議する。
 真矢は和美が由介と喧嘩したことも知っていて、由介のところにも
行けない、と言う。
 そして、友達が一人もいなくては生きていてもつまらないわね。謝
れば味方になる。真矢が味方になれば、もう誰からも虐められない、
と。

 和美は、「結構です」と断る。
 真矢は自分自身が強くなるしかないと言う。


 和美は街をフラフラと歩いている。
 由介の祖父が和美に声を掛ける。そして自分もよく学校をサボって
喝アゲをした。一緒に喝アゲをしようかと誘う。
 和美は断る。
 由介の祖父は、由介が最近元気が無い。それはあのモグラのぬいぐ
るみが無くなったから。
 あのぬいぐるみは、由介の母親−−それは自分の娘だが−−が、由
介が五歳の時、男と出ていく際に、しばらくそのぬいぐるみで遊んで
いたら帰ってくるからと言って渡していったから、大切にしている。
 それから由介の母親が戻ってくることはなかったのだが、由介はそ
のぬいぐるみを大切にしていれば、いつか母親が帰ってくると、今で
も信じているのだった。

 和美が、あの藪の中をゴソゴソと探している。
 モグラのぬいぐるみを探しているのだ。
 由介は、なんでそんな一生懸命なのか聞く。

 和美は、由介はこの一年を無かったことにすると言ったが、では今
日も無かったことにできるのか?と反論。
 由介は、和美はなんでクラスメイトと仲良くしようとするのか。無
理に仲良くしなくても良いじゃないかと言う。
 和美は、折角一緒のクラスになった24名。仲良くすればいいじゃ
ない、と言う。

 そして川の中からついにモグラのぬいぐるみを見付ける。
 ぬいぐるみを洗いながら、『タタッキー』という名前は、『モグラ
叩き』ということ。叩かれても負けないと言う意味だよねと確かめる
和美。

 モグラを返してもらった由介は、地面に寝転がる。そして、和美に
も寝てみるよう言う。それは祖父が、パニックになった時は一度、地
面に寝ころんでカウントエイトをして、立ち上がる。そうすると、ボ
クサーみたいに闘志が湧いてくる、と言う。

 和美も一緒に寝ころび、由介と一緒に八つ数えて立ち上がる。
 晴れ晴れとした顔の和美。


 今朝は和美だけでなく、由介も登校してくる。
 真矢は児童の朝の挨拶に、一々、「おはよう」と応えていたが、由
介と和美は無視。

 2人は廊下に出されていた机と椅子を教室に運び入れる。
 そして、今日から漫才コンビを結成したと言い、一席演じてみせる。


 チャイムが鳴って、真矢が入ってくる。
 2人も含めて、みんなは着席。

 由介は真矢の前に進み出ると、卒業証書はいらないと返す。
 和美も、負けないと宣言。

 真矢は2人に、もうすぐ夏休みだと思うから、そんなことが言える
のでしょう。
 でも、このクラスに夏休みはありません。夏休みも今まで通り、こ
の教室に通ってもらいます、と真矢。

 教室中にどよめきが広がる。


寸  評  和美のイジメが壮絶になりましたね。
 和美のようなみんなに受けがよさそうなタイプはイジメの対象とな
りにくい気がするのですが。
 わたしも中学生の時、イジメに遭いました。
 今ほど自分の口で主張できる生徒ではありませんでしたが、さりと
てだまって虐められているのに耐えられるほどガマンのいい生徒でも
なかったので、担任の先生が作文を書かせた時に、
 すると担任の先生が、わたしがクラブのコンクールで欠席した日に
クラスで匿名で検討させて、いじめはほとんど無くなりました。

 そう言えば、最後和美は由介と開き直っていました。
 これなら、イジメの無くなる日も近い?それとも、イジメはそんな
に甘くない?
 和美はどうなるのでしょうか。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 TBSは、連続ドラマをシリーズ化するのが好きというか、上手ですよね。
 黄門様と同じ枠で、今は『こちら本池上署』をやっています。これも、最初
に始まった時には、1シーズンで終わると思ったのですが。
 そして、今回のシリーズで、初めて署長の奥さんが顔を出しました。でも、
高橋由美子だったのが、大ショックです。
 なぜって?
 だって、娘がすでに高校2年生ですよ!高橋由美子が高校生の娘を持つ母親
役をするなんて!
 昔の『南君の恋人』を見ると、女子高生だったのに。(鈴木)

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