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タイトル:Daily Drama Express 2005/07/11 スローダンス (2)  2005/07/29


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/07/11 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル スローダンス
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 牧野衣咲(深津絵里)
 芹沢理一(妻夫木聡)
 小池実乃(広末涼子)
 芹沢英介(藤木直人)
 園田雪絵(蛯原友里)
 江上政之(勝村政信)
 西山順子(村岡希美)
 小野田部長(浅野和之)
 八嶋優太(小泉孝太郎)
 広瀬歩美(小林麻央)
 村上久志(田窪一生)
 山内達郎(八十田勇一)
 一坂進 (温水洋一)
 長谷部幸平(田中圭)
 木田貴司(西野亮廣)
脚  本 衛藤凛
主題歌  −

あらすじ 第2話「うっかりデート」

 プロポーズを断られてフランクフルトに行ってしまった元彼、江上
政之(勝村政信)から牧野衣咲(深津絵里)に残されたのは、フラン
クフルト行きの航空券ではなく、ディナークルーズのペアチケットだ
った。その事実を知って号泣した衣咲を連れて、芹沢理一(妻夫木聡)
は居酒屋『夢の蔵』に飲みに行く。

 しかし、場所を変えれば衣咲もガラッと変わり、もりもりと飲んだ
り食べたりはじめる。唖然とする理一に衣咲は、「年を取ると涙も減
ってくるし、ここぞと言うときにも泣けなくなってくるのよねー。」
と話す。

 「君って、人の言うことをなんでも信じちゃうって言うか真に受け
やすいっていうか・・・」と言う衣咲に対抗して、「誰かさんみたい
に疑い深くて扱いやすいと思われるよりまし」と答える理一だが、そ
んな嫌味は衣咲にまったく通じない。

 店を出ると、衣咲はディナークルーズに一緒に行くか?と理一に聞
く。答えに困っている理一を見て、冗談なのに返事に困らないでよ、
と勝手に衣咲は怒る。

 理一の部屋の前で、衣咲は急に部屋に上がりたいと言い出す。実は
トイレを借りたかったわけで、そのお礼というわけではないが、元カ
ノ=広瀬歩美(小林麻央)から連絡があるといいね、と言ってディナ
ークルーズのチケットを置いていく。衣咲が出て行った後、洗面所を
覗くと指輪の忘れ物が落ちていた。

 次の朝、いつものように理一がコーヒーショップ『ヘミングウェイ』
に立ち寄ると、そこに長谷部幸平(田中圭)と木田貴司(西野亮廣)
がいる。

 木田は理一に、幸平に頼まれてヒロインを見に来たのだと説明。幸
平のヒロインとは小池実乃(広末涼子)のことで、彼女も教習所に通
うことにしたから待っていると言う。呆れる理一に向かって幸平は、
かつて女子大の前で歩美を待ちぶせしたことを持ち出した。

 幸平は理一が先日、表向き理一が振った形になっているのに「3年
前に歩美にフラれた」と言った真意を尋ねる。理一は、歩美の気持ち
が他にあり、いつかフラれるのが怖くて自分が先にフッたのだから、
振られたのと同じだと説明する。

 衣咲からディナークルーズのチケットの話を聞いた実乃は、(衣咲
と)二人で一緒に行きたかったなぁ・・・ともらす。それを聞いた衣
咲は、なんとか取り返せないか思案する。

 店では、営業なのに店の掃除を手伝わされている八嶋優太(小泉孝
太郎)が、異動の件で話がしたいと行っている部長の伝言を衣咲に伝
えるが、衣咲は考えてから連絡すると答える。

 その晩、衣咲と実乃は自動車教習所でキャンセル待ちをするが、実
乃だけ運良く当たる。実乃を待つ衣咲は、ベランダで歩美に電話しそ
びれている理一と会う。理一は指輪の件で話しかけ、それを機に衣咲
は歩美のことを尋ねる。

 まだ誘ってないことを知った衣咲は、「またブレーキを踏むんだ・
・・」と尻を叩く。それを受けて理一はすぐに歩美に電話するが、理
一の知っている番号はすでに不通だった。

 教習所の帰り、指輪を受け取るために衣咲と実乃は理一の部屋に寄
るが、そのまま部屋へ。理一が二人を帰そうとするのをよそに「連絡
できない同士仲良くしようよ」「携帯がダメなら家に電話すれば良い
じゃない」「(失くした歩美の家の)電話番号探してあげようか?」
「ダメならチケット返してほしい」など言いたい放題のところに、イ
ンターフォンが。

 歩美かと一同勇んで出ると兄の英介(藤木直人)で、そのまま四人
で飲みに行く。英介とがっちり2ショットの実乃。自分と一緒にダー
ツに興じる衣咲に、理一は「(英介の方にいかなくて)いいんですか
?女の子は普通はみんな英介を好きになるんだから。」ともらす。し
かし衣咲は、顔で男は選ばないもん、と楽しそうに答える。

 部屋に戻った英介は、理一に銀行を辞めたことを話す。驚きながら
引き抜きでもされたんでしょ?と問う理一に、英介はしばらくはラブ
ラすると答える。

 一方、衣咲は内示のあったミセスブランドへの異動を決意して部長
に申し出るが、話が変わりキッズブランドを任されることになる。八
嶋優太(小泉孝太郎)相手に愚痴る衣咲。「私、子供嫌いなんだよね
・・・」

 理一の携帯に歩美から留守電が入り、折り返し新しい番号に連絡し
た理一は、やっとディナークルーズへ行こうと誘うメッセージを残す。

 休日、衣咲は実家の母に会いに行く。すると母はいろいろな習い事
などで忙しくあまり相手にしてくれない。さらに、第二の人生を一緒
に過ごしたい人がいると話を振られる。ウキウキしている母から、
「あなたも早くしてよ。」と急かされる。

 滅入る気分で街の結婚相談所の看板が眼に入る衣咲。そこへ英介が
声をかけてきた。二人は一緒に競馬へ行き盛り上がる。

 帰り際、自分の恋愛の話をした衣咲に英介は年を尋ねる。自分より
1つ下なことを知った英介は「衣咲ちゃん」と呼ぶと言い出す。思わ
ず照れてしまう衣咲。

 幸平とデート中の実乃は、幸平にプロポーズしてほしいと頼む。一
生懸命プロポーズするが、そこに現れた八嶋にも実乃はプロポーズを
頼む。「またですかぁ?」その返答にさらに幸平は驚く。

 ディナークルーズ当日。桟橋で歩美を理一は待ち続けるが船の出航
時間になってしまう。あきらめて帰ろうとする理一の前に歩美が現れ
るが、船はすでに出てしまった後だった。

 理一と歩美は『夢の蔵』へ。昔の話をしながら笑う歩美を理一は単
純に喜ぶが、歩美は「これでも(気まずくならないように)頑張って
るんだ。」と漏らす。答えに困った理一は、またしても自分から英介
の話題を振ってしまう。

 英介はもともと自分の部屋なんだと言って、理一の部屋に衣咲を連
れてくる。「すずめのようにパタパタ忙しく飛ぶんじゃなくて、鷹と
かワシのようにゆったり飛びたいんだ。」と英介はもらす。さらに、
つまみを何か買ってくる、と英介が部屋を出て行ってしまい、手持ち
無沙汰になった衣咲は、理一の卒業制作テープを見つけてつけてみる。

 理一は、英介に会っていけ、と歩美を自分の部屋に誘う。部屋でビ
デオを見ていた衣咲は、理一たちの登場に驚いてテープを自分のバッ
クにしまってしまう。

 驚いて口ごもる歩美をよそに、衣咲はあることないことペラペラし
ゃべってしまう。いたたまれなくなった歩美は部屋から出て行ってし
まい、理一は衣咲をにらみながら追いかける。

 追いついた理一は、衣咲は英介の彼女ではない、今の英介に彼女は
いない、と説明する理一に、歩美は「何でそんなことを言うの?」と
告げて去って行った。

 部屋に戻った理一は、衣咲なりに気を使って英介と気まずいだろう
から三人で飲もう、と提案するが、「他人なら帰れよ!」と怒鳴られ
てしまう。さらに、自分が英介の彼女だと思えば歩美は英介をあきら
めるだろう、と話す衣咲に、31歳のミセスブランドより25歳のフライ
トアテンダント選ぶと思うでしょ?と理一は責め立てる。

 そんな卑屈になっている理一に、相手が誰を好きでも関係ないじゃ
ん!と話すが、二人はどんどん言い争いになっていく。
 結局衣咲が部屋を後にする。

 買い物に行った英介は帰り道、歩美とすれ違う。声をかけるが、歩
美はただ涙を流すだけだった。

 いつもの毎日の中で、理一は歩美のこと、仕事のこと、衣咲は仕事
のことで、それぞれ悩んでいた。

 衣咲は部屋で一人、理一の卒業制作ビデオを見終えた。そこに実乃
から連絡が入り、神社のお祭りに呼び出される。実乃は幸平から誘わ
れ、向こうには理一もいて再会する二人。

 衣咲は、理一に卒業制作を最後まで見て、歩美への想いがよく分か
ったと、先日の出来事を詫びる。過去のことだと苦笑する理一に、
「諦めるの?」と、衣咲。そして、衣咲は自分に言い聞かせるように
「私は諦めない、人生を。とりあえずキッズで頑張るか!」と宣言す
る。


寸  評  やっぱり衣咲がダァーーっとしゃべり続けてしまうところは思わ
ず恥ずかしくなってしまいました。なんだかこのドラマを見ると、
30代の女性はあんな風に強いみたいなイメージを若い人に植え付けか
ねないんじゃ?と怪しんでしまいました。

執 筆 者 井村()

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2. 編集後記
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 ちょうど今日、関東地方に台風が来ています。小学校のときの夏休み自由研
究で、台風についてまとめてそれが評価されて、全校生徒の前の体育館の舞台
の上で発表した思い出のある私には、台風はとても身近に思えて仕方がありま
せん。とはいえ、やはり足止めを食らったり被害をこうむるのはいやなことで
すが・・・(井村)

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