メルマガ:日刊ドラマ速報
タイトル:Daily Drama Express 2005/07/16 女王の教室 (3)  2005/07/26


===================================================== 発行部数   25 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/07/16 (Sat) ☆☆
======================================================================

== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
======================================================================

----------------------------------------------------------------------
1. 土曜日の連続ドラマ
----------------------------------------------------------------------
タイトル 女王の教室
局  名 日本テレビ系
放映日時 土曜21時
キャスト 阿久津真矢(天海祐希)
 神田和美(志田未来)
 真鍋由介(松川尚瑠輝)
 進藤ひかる(福田麻由子)
脚  本 遊川和彦
主題歌  

あらすじ  3

 この物語は 悪魔のような鬼教師に 小学校6年生の子供達が戦い
を挑んだ一年間の記録

 阿久津真矢(天海祐希)は、代表委員に、カレンダーが曲がってい
る。本棚の本も乱れている、と言う。

 真矢は成績順にテストを返す。
 トップは進藤ひかる(福田麻由子)と西川浩一(酒井翔太郎)。

 10番くらいまで呼んだ後、後は名前を呼ぶ価値もないからと、答
案を教卓の前にばらまき、勝手に持っていくように言う。
 神田和美(志田未来)は、真鍋由介(松川尚瑠輝)の分も拾う。


 馬場久子(永井杏)は、必死で答案を探すが、無い。
 それは真矢の手にあり、和美より成績が悪かったのに、和美が逆ら
ったおかげで、代表委員をやらなくて済んでよかったね、と言う。


 来月には、開校記念を祝う会があり、6年3組は創作ダンスを披露
する。
 一番ダンスが上手な児童には、ご褒美として、お願いを1つだけ聞
く。その代わり、一番下手な人には、代表委員をやってもらう、と真
矢。


 放課後練習していては、塾に遅れるのでは?と聞く児童に、しっか
りと練習をすれば遅れることはない、と真矢。


 さっそく体育館で練習。
 久子は全く踊れない。

 和美は、無難に踊る。4年生までだが、バレエ教室に通っていたか
らだ。
 でも真矢は、バレエ教室に通って、ちょっとできると思っていたっ
て、心がこもっていなければダメと言う。
 センスの無い人がバレエ教室に2,3年通ったって、何にもならな
い、お金の無駄。親の見栄か、昔できなかった嫉妬だろう、と。

 由介が、そんなに言うなら、真矢が踊って見せて欲しいと言う。
 真矢が踊る.....カンペキ。


 和美は由介と図書室掃除。
 由介は、まじめにダンスをする気はない。開校記念日は休む。じい
ちゃんから、年長者の言うことばかり聞いていては、ろくな大人にな
れないと言われた、と言う。
 何ならその日、デートしてやるぞと由介。
 和美は、先日好きだと言った意味が違う、と必死で否定する。


 和美は家に帰っても、開校記念日のことを言い出せずにいた。
 そこに父・神田武(尾美としのり)が帰宅し、また母親・神田章子
(羽田美智子)と夫婦げんか。

 和美は、姉・神田優(夏帆)の部屋で、ダンスで一番になれば真矢
に言うことを聞かせられると言うが、優は、和美が頑張れば頑張るほ
ど、状況はますます悪くなっていくのではないか、と言う。


 翌日は屋上で練習。久子が失敗し続け、みんな練習を終われない。
 和美が久子も頑張っているのだから.....と発言。

 真矢は、久子と和美を残し、他の児童は解散にする。
 真矢は久子と和美に、廊下のぞうきんがけを命じる。下半身の強化
が大切だから、と。


 ばてる久子を和美が励まして、ぞうきんがけ。
 久子は、和美は久子を迷惑に思っているはず。友達もいないし.....
と言う。
 和美は、久子は可愛いし、優しい。もっと自信を持つようにと言う。
 久子は、それなら自分の良いところを言ってみてと言う。

 和美はちょっと考え、優しいし、マンガが上手いし、と答える。
 久子は友達になってくれる?と聞き、勿論、と和美。


 職員室では、掃除の体罰が与えられている。6年3組の児童達はみ
な、怯えているし、ナイフを持っていることも、児童に恐怖感を植え
付ける。保護者が騒いだら、教育委員会で問題となる。今日こそ、ビ
シッと言わなければ、と。

 真矢が職員室に入ってくる。
 今日こそは、と近藤校長や上野教頭が真矢に体罰はまずい.....と
言うが、真矢は、あれはトレーニングだと言い、それなら問題はない、
と去っていく近藤校長と上野教頭。

 並木が、児童はダンスの練習が済んだらすぐに帰さないと。暗くな
ると、と言い始めるが、真矢に睨まれ、尻つぼみになる。

 真矢は天童しおり(原沙知絵)先生をにらみ、どうせ今回のことを
問題だと言い出したのは、しおりだろう、と言う。
 しおりは意を決して真矢はやりすぎだと文句を言う。ダンスをカン
ペキに踊るより、他のクラスと親睦を深めることが大切、と。
 真矢はしおりのクラスには問題児が多い。それは親睦というより、
児童にこびているからだ。12歳はまだ人間として半端。ルールをし
っかりとたたき込まないと犯罪を犯すようになる、と言うと席を立つ。


 しおりは、いつものカラオケルームでストレス発散。
 でも、途中で真矢の言っていることは正論ではあると、認めてもい
る。

 その部屋を和美が久子を連れて覗いている。
 しおりは2人を部屋に入れる。
 和美は、久子のマンガをしおりに見せる。
 すっかりうち解ける3人。


 夜の公園で和美と久子は必死でダンスの練習。


 ダンスの練習の時間になる。
 久子もカンペキに踊れる。
 でも真矢は突然、久子は開校記念を祝う会に出なくていい。風邪で
も引いたことにして、学校を休むように言う。最初からボイコットし
ている由介と久子を覗いた22人でダンスを行うと言う。

 和美が真矢に抗議しようとするが、真矢は無視して行ってしまう。


 教室でみんな暗い顔をしている。
 由介が入ってきて、最初からダンスなんてやらないのが正解、と言
う。
 和美が、みんなでボイコットしようと言いだし、やがてクラスメイ
ト達も同調。
 その前に、明日の学級会で、成績トップの西川浩一(酒井翔太郎)
が、真矢に文句を言うことと決まり、浩一も結局、引き受けてしまう。

 でも、ひかるは和美に、真矢のことだからそんなすんなりと行くわ
けがない、と冷静。


 久子はスキップしながら校門を出るが、すぐに背筋がぞっとなる。
 おそるおそる振り返ると、真矢が立っていて、久子にどうしてそん
なに楽しそうなのか?と聞く。


 和美がステップを踏みながら帰宅すると、玄関に黒い婦人靴。
 和美は、おそるおそる居間を覗く。
 すると予想通り、真矢が和美の方を向いている。

 章子が和美に、どうして開校記念日のことを言ってくれなかったの
よ、と言う。
 真矢は和美に、明日頑張るように言って、帰っていく。


 和美は佐藤恵里花(梶原ひかり)に電話して、恵里花の家に真矢が
来なかったか聞くが、恵里花は、真矢は来なかったというと、早々に
電話を切ってしまう。


 和美は登校すると、恵里佳達親友に声を掛けるが、みんな和美によ
そよそしい。
 久子が登校し、和美は久子に、「頑張ろう!」と言いながら教室に
入るが、みんな和美達を無視。

 由介も明るく登校してくるが、みんな沈みきっている。


 「みんな、今日は練習の成果を見せて、6年3組がこんなに優秀だ
ってこと、見せつけてやりましょう。では、体育館に、迅速に移動し
て」と真矢。
 でも、みんな席を立たない。
 そのうち、浩一がフラフラと立ち上がる。
 由介が「何か言うことがあるだろう」と呼びかける。
 真矢は、聞きましょうと言う。

 でも浩一は、何もないと言い、みんな押し黙ったまま。
 由介は、「昨日決めたじゃないか。あんなバカバカしいダンスやめ
ようって」と言う。

 「そんなバカバカしいこと考えているのは、あなただけです」と真
矢。

 「わたしも.....」と和美。
 でも、他には賛同者が出ない。

 真矢は、由介と和美はバツとして、記念行事に出なくていい。体育
館の後かたづけをしてもらう。それまで教室の掃除でもしているよう
に、と言う。

 和美が恵里佳達にすがるような目を向けると、「ごめん。バレエ教
室の先生も楽しみにしているって言うし.....」と言って、行ってし
まう。


 教室に残ったのは、由介と和美と久子。

 でも、久子もやがて体操着を手に、「ごめん.....」と言うと教室
を出て行く。

 由介が腹立ち紛れに久子の机を蹴ると、中から久子がマンガを描い
たノートが飛び出して落ちる。
 開いたページには、『親友』という文字が大きく書いてあった。和
美はそれを見て、泣き出す。


 そこにひかるが戻ってくる。ボイコットしたというのだ。
 そして、「言ったとおりでしょ」とひかる。
 和美はどうしてだろうと言う。
 ひかるはハンカチを和美に差しだし、真矢がクラス全員の家を回っ
た。浩一はきっと、自分だけ内申書の点を良くすると囁かれたのだろ
う。
 恵里花のバレエ教室の先生を呼んだのも多分真矢。上手く踊れたら
次は主役とでも言われたのだろう。
 他の児童も、親に秘密にしていることをばらすとでも、脅されたの
だろう。

 どうしてボイコットがばれたのだろうと不思議がる和美に、ひかる
は多分、久子がしゃべったのだろう。真矢にテストの点が悪くでも永
久に代表委員免除とでも言われたら、黙っていられないだろう、と。

 ひかるも何か言われたんじゃないの?と心配する和美に、ひかるは、
そんなのわたしの場合、関係ないもの、と言う。
 そしてひかるは、どっかの国のようなダンスをするぐらいなら、ま
だ掃除していた方がまし、と言う。


 恵里花の母親は、ダンスをビデオにおさめる。でも、舞台に和美が
いない。
 章子もキョロキョロと探す。


 行事が終わり、由介、和美、ひかるが体育館の後かたづけ。
 最初、由介と和美がふざけ合っていたが、途中からひかるも加わり、
3人で楽しく片づけていた。

 そこに真矢が入ってきて、いつまでも楽しくはやっていられない。
今の児童に、一致団結なんてありえない。それに真矢も黙ってみては
いない。もう、親にも他の先生にも相談できない。
 そして監視係を置くことにしたと言うと、児童を手招きする。

 そこに入ってきたのは、無表情な久子だった.....


寸  評  真矢がどんどん怖くなっていきます。
 最初は、公立小学校でありながら、勉強に力を入れる先生かと思っ
ていました。
 でも、とんだソ連か北×鮮かというような恐怖政治ですね。

 わたしも、こんな先生では、支持しません。
 それと、部下である一教諭を指導できない、校長や教頭はなんのた
めにいるのでしょう。

 単に萎縮している児童達がかわいそうです。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

----------------------------------------------------------------------
2. 編集後記
----------------------------------------------------------------------
 会社の友達達の間で、今、『チャングムの誓い』がすごい勢いで広がってい
ます。これが韓国ドラマ初めて、と言う人までいます。
 ミン・ジョンホ様(違いましたかしら?チャングムが助けた人)がいいと言
う人が多いのですが、わたしは髭が苦手で.....あの髭、剃ってくれないかな
と思うのですが、この時代、みんなはやしているので無理ですね。

 展開が早くていいのですが、男女の出会いとか、恋敵同士とか、設定はやっ
ぱり韓国ドラマなんですねぇ.....

 そういえば、こんなにチマチョゴリを見たのは初めてです。やはり高松塚古
墳の絵に似てますね。(鈴木)

======================================================================
発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。
(http://www.mailux.com/)
======================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。