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タイトル:Daily Drama Express 2005/06/28 曲がり角の彼女 (最終回)  2005/07/22


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/06/28 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 曲がり角の彼女
局  名 フジテレビ
放映日時 火曜22時
キャスト 大島千春(稲森いずみ)
 三原なつみ(釈由美子)
 谷村誠 (高知東生)
 一条杏子(川島なお美)
 堀内夕子(三浦理恵子)
 堀内正光(伊原剛志)
 三宅修二(金子貴俊)
 甲本椿 (石川亜沙美)
 甲本一樹(要 潤)
 山岸えり子(青木さやか)
脚  本 後藤法子
主題歌  −

あらすじ  最終話 千春の生きる道!

 甲本一樹(要潤)が寝ている父親に、なぜ大島千春(稲森いずみ)
のことを調べたのか、と怒る。
 父親は、一樹はいずれグランフォートを背負って立つ人間。当然だ
ろうと取り合わない。

 −− わたしの幸せって、何だろう。


 甲本椿(石川亜沙美)が一同に、千春が一樹とダメになったので、
その話題はNGと言う。
 今朝は千春は、歯医者に寄ってきている。

 現れた千春に、最大限気を遣いまくる一同。


 なつみが千春に、四つ葉観光の営業に付き合ってくれるように頼む。
 「ご老体には、無理ですか?」と言いながら。
 その軽口に誘われて外出し、助かったと千春。
 「ご老体は余分だけど」と千春。

 あのまま結婚しちゃうと思ったけどというなつみに、人生はそんな
に甘くない。堀内正光(伊原剛志)とのことがばれて、と言う。
 そして仕事!と気合いを入れる。


 夜、山岸えり子(青木さやか)が新婚旅行先から、楽しそうな悩み
の電話をかけてくる。
 千春は電話を途中で切る。


 一樹が現れ、グランフォート辞めれば、親と縁が切れる。でも、今
ホテルは大変な状態。オヤジもグランフォートも放っておけないから、
と言う。
 千春は、親の説得もできない人は結婚できない。少しだけ夢が見ら
れて嬉しかった、と言う。
 「そんな言い方しかできないわけ?」と一樹。
 「こういう性格ですから」と千春。


 千春はワインを携えてなつみを訪ねたが、そこには、なつみと三宅
修二(金子貴俊)が一緒にいた。
 「あがって」というなつみに、後輩の恋路は邪魔できないから、と
帰ろうとする千春。


 でも、気付くと千春は部屋に上がり込み、一緒にワインを飲んでい
た。
 この寮は近々取り壊しになるらしい。なつみは、このあたりで新し
い部屋を探すと、高いんだろうな.....とため息をつく。

 「いっそ、修二君と一緒に住んじゃったら?家賃半分だし」と千春。
 慌てて否定する修二。

 でも、なつみはいいかもしれない、と言い出す。新しい生活始める
なら、それぐらい思い切ったことしても、と。

 ドキドキする修二。

 千春は歯が痛くなる。
 なつみは、だからそんなとき、お酒飲んじゃいけないって、と叱る。


 帰宅した千春は、痛み止めを飲みながら、みんな新しい生活、始め
るんだ.....とため息をつく。

 千春はルールブックに書き込む。『新しい何かをとにかく見つける』

 −− って、結局仕事?恋?それとも他に何かあるわけ?

 千春は歯の痛みに顔をしかめる。


 今日からえり子が仕事に復帰。名札も『島村』になっている。
 明るいえり子に、一樹と別れた、と言う千春。そして、何でもいい
から習い事をするんだとパンフレットを集めている。


 なつみが、千春宛の郵便物が間違って届いていたと、封書を持って
くる。
 千春はどうせ結婚相談所のパンフレットよ、と捨てようとする。
 見るだけ見れば、と言うなつみに、千春はその封書を渡す。
 なつみが、結婚相談所とは差出人の会社名が違うことを見付け、千
春の許可を取って、開封する。

 なんと、グランフォートのライバル社からの千春の引き抜きのお誘
い。

 えり子は新しい生活始めたいなら、ボイラー技師より、新しい世界、
開けるんじゃない?と言う。
 でも、千春は新し過ぎる、と躊躇する。


 一樹が外人と交渉する。


 営業部の一同は、グランフォートが外資に売却されるなら、英会話
が必須と、にわか仕込み。
 「みんな変わり身早ーい!!」と千春。

 千春はヘッドハンティングの手紙をゴミ箱に捨てる。


 千春は一樹に、外資の買収に応じるのか!と文句を言いに行く。
 一樹は買収されるのではなくて、お互いが利益になる解決策はない
かと交渉していたという。

 その様子を見る、一樹の母親。


 千春がなつみと打ち合わせをしているところに、一樹の母親がいき
なり入ってきて、この間言ったことがわかっていないのかと問う。

 千春は、自分からもお別れしました、と言う。
 なみつが外そうかと聞くが、千春は打ち合わせ中なのだから、その
必要はない、と止める。

 一樹の母親は、一樹が勝手に外資と交渉している。このことを一樹
の父親が激怒している。今までそんな父親に逆らうことなどしたこと
ないのに、千春が一樹をそそのかしたのだろう、と言う。
 千春は副社長なのに当てにされていない一樹はかわいそう。それは、
一樹のことをいつまでも子供扱いしているからではないか。親子の争
いに、一社員を巻き込まないでくれ。聞きたいことがあるなら、一樹
に直接聞いてくれ。こちらは仕事が忙しいのだ!!と一気にまくし立
てる。

 一樹の母親は、そんなこと言うなら、辞めて貰うといい、辞めてや
ると、売り言葉に買い言葉の千春。


 千春は急いで事務所に戻り、ヘッドハンティングの手紙を取り出そ
うとするが、ゴミ箱は空。

 千春はゴミ集積所へ行って探すが、見つからない.....

 千春は、連絡先ぐらいメモっておけばよかったとブツブツ言う。

 そこに真鍋健蔵(佐戸井けん太)が、何をしているの?といいなが
らやってくる。
 そして、もしかしてこれ?と内ポケットから、千春が捨てた手紙を
取り出す。領収書が無くて探していて見付けた、と。

 千春は、興味ないけど、と言うが真鍋は話だけでも聞いてみればい
い。自分はもう、冒険できる年ではない。それより何より、お誘いが
ない、と言う。


 えり子が谷村の店で時間を潰している。
 そこになつみが来て、新婚さんは早く帰らなくていいんですか?と
言う。
 えり子は、もうすぐダーリンが迎えに来ると答える。

 なつみは、結婚に反対されただけで別れるなんてわからない。結婚
したくて付き合っていたわけでもないのに、と言う。
 でもえり子は、年取っていくと、結婚と切り離せなくなる、と言う。


 修二がなつみを呼び出す。そして、同居する話が本当なら、その前
になつみの母親に会っておきたいと言う。
 なつみは、結婚するわけではないし、今までそんなことしたことな
いし、第一会ったら驚く、と渋る。
 修二は、とにかく考えてみて、と言う。


 千春は思いきって、GMIに面接に行く。
 条件の説明は英語。即戦力を求めているので、半年で結果が出なけ
れば、降格もあり得ると言う。


 千春が谷村に、GMIの面接へ行ったが、条件がいいがノルマも厳
しい。お給料15%アップは保証してくれると言うが、と相談。

 えり子は、千春は独りだから冒険できて良い。失敗しても仕事1つ
なくすだけ。自分なんて、ダンナも子供もまとめて不幸、と嘆く。
 千春は、一緒に不幸になってくれる人がいいと言い、2人で言い合
い。

 谷村が、この店始める時、すごく不安だった。でも、失敗を恐れて
いては何もできない、といい、仲直りする2人。

 千春は、毎日一樹と顔を合わせるのも気が重くて、だから移ろうか
な、と思ったという。


 千春の目の前に、千春の両親が立っている。
 千春の父親(小野武彦)は、一樹に話を聞くまで、気が済まないと
言う。
 慌てて止める千春。

 母親は、職場変えるぐらい大したこと無いと言うが、父親は反対。
 でも、10年前、山梨の観光会社から東京のグランフォートに移り、
初めての一人暮らしを始めた時は、父親は応援していた、と母親。


 千春は、あの時、やれたんだ、と自信を持つ。
 ルールブックの『新しい何かを』の下に、二重波線を引く。


 翌日、千春は真鍋に辞表を提出。


 千春の退職届を一樹が見ている。


 千春はなつみに、来週から引き継ぎを始めると言う。
 「いいんですか?このままで。甲本さんと顔合わせしたくないだけ
で移っちゃって」となつみ。
 「わたしって、こうなのよ。10年前もそうだった。あっちで失恋
して出てきた。でも、正解だった。何か始めるきっかけなんて、そん
なもんじゃない?」と千春。


 屋台で呑む堀内と一樹。
 一樹は、千春と別れたという。そして、千春がクリストリッチホテ
ルに移ると教える。

 堀内は、クリストリッチなら店のすぐそば、と嬉しそう。さっそく
千春にメール。
 止めようとする一樹の携帯が鳴る。椿からで、一樹の父親が、一度
きちんと話をしたいと言っていたと言う。


 硬い表情の一樹が父親の病室に入る。
 父親は一方的に外資と交渉するな、と言う。
 一樹は、グランフォートを守りたいと思ってやっている。アメリカ
留学中も日本のホテルの動向はチェックしていた。副社長として呼ば
れた時、力を発揮できると思っていた、と言うと頭を下げる。

 一樹の母親の口添えもあり、「勝手にしろ」と最後に言う父親。


 外資との交渉成立。

 一樹は椿の問いに答えて、GMIの傘下にはいるが、『GMIグラ
ンフォートホテル』と名前も残し、人事権も任されたという。
 一同、リストラは無くなったのだとホッとする。


 千春の送別会は19時から。
 千春はなつみと一緒に歩いていて、一樹とすれ違う。
 「移るんだって?」と一樹。
 千春は、「10年 お世話になりました」と挨拶。
 「いいんじゃない?君の代わりはいくらでもいるから.....三原く
ん、頼むよ」と一樹。
 千春は、「向こうへ行って、ガンガン稼いでやる」と言う。
 「いいよ、そうしたら引き抜き返す」と一樹。
 微笑むなつみ。

 千春は、一樹が最後になんと言ったか、聞き取れなかった。持って
いた資料をなつみに押しつけると、一樹を追い掛ける千春。

 一樹は千春の問いに答えて、「引き抜き返す」と言う。リゾートホ
テルを建てて、誰にも文句を言われなくなるようにしたら、千春を引
き抜く。そうしたら、結婚しよう、と一樹。
 千春は、なら1年で、と言う。
 無理では?と一樹。
 でも、千春に押し切られて、「一年で」と答えてしまう。
 2人は抱き合う。


 千春はえり子に、一樹といい感じになったのだから、グランフォー
トを去る理由がない.....と、悩みを打ち明ける。
 えり子は、もう決まったのだから、と、千春を送別会場に連れて行
く。

 辞めるの、やめようかな.....と言う千春に、真鍋は、もう辞表は
処理しちゃったし、キャンセルさせてしまったソロモン諸島へのペア
チケットも買っちゃったし。でも、辞めないなら、あげないと言い、
千春は退職することに決める。

 一樹はこの送別会にも多忙で来ておらず、なつみは千春が一樹とち
ゃんとデートしているのか、聞く。答えに窮する千春。
 でも、もらったのはペアチケット。
 一樹は忙しくて行けない。

 えり子は?と言うと、新婚早々で行けるわけがない。

 そうすると、なつみと行くしかないが、なつみは30代とではジェ
ネレーション・ギャップがあってと言い始め、また千春と言い合い。

 千春は、自分が辞めたら、自分のようにズバズバ言ってくれる人、
いないよ、と言う。
 なつみが店を飛び出していってしまう。

 千春が追い掛けると、泣きそうななつみ。千春が辞めたら、誰を追
い抜けばいいのか?と。
 千春は、追い抜かなくていいんじゃない?と言う。そしてなつみと
一緒にソロモン諸島へ行くか、と言う。
 なつみも、女30代の一人旅は寂しいから、と同意。


 千春は両親に、また一樹と付き合うことにしたと電話。
 そして自分でいろいろ書き込んだルールブックを見る。


 千春最後の日、部署には千春しかいない。
 さびしそうにホテルを出る千春。

 それをホテルの玄関で一同が見送る。
 一樹も見送っている。

 千春はホテルに向かって、「10年間ありがとうございました」と
頭を下げると、歩き始める。

 −− いつでも新しいことを始めるのは怖い。でも、怖いのは誰で
も同じ。だから、とりあえず歩いてみる。立ち止まるのもよし、引き
返してもいいんじゃない。

 真鍋は寂しくなるので、またお見合いでもしようかな、とつぶやく。

 椿が、「わたしとではダメですか?お見合い」と言い出す。


 甲本椿 『実は片思いしていた 27歳』

 真鍋健蔵 『離婚歴ありの哀愁?の男 47歳』


 椿に失恋して、意気消沈のエリック。


 部屋に戻ってきたエリックに、杏子が、妹か弟に会える。もうすぐ
エリックはお兄ちゃんになると伝える。
 はしゃぐエリック。


 一条杏子 『やっぱりタフな 42歳』

 一条江陸(えりっく) 『母譲りの立ち直りの早さを持つ 6歳』


 夕子は、堀内とスーパーで買い物。
 ミニスカの若い女性に気を取られる堀内。
 夕子は堀内の腕を引っ張って、別の売り場へ連れて行く。


 堀内夕子 『ダンナの扱いに慣れてきた 31歳』

 堀内正光 『それでも懲りない 40歳』


 パートのおばちゃんが、「島村さん!」といくら呼んでも反応しな
いえり子。
 ついにおばちゃんが、「山岸さん!」と呼ぶと、振り返るえり子。


 島村えり子 『まだ新しい名字に慣れない 33歳』


 クリストリッチに向かう千春。


 なつみは修二に、今度の日曜、母親に会う?と聞く。
 ドキドキしてきちゃった、と修二。


 三宅修二 『これからが大変そうな 26歳』


 2人は谷村の店で話している。


 谷村夫妻 『何だかんだで仲の良い 38歳と36歳』


 そこに真鍋が、千春の代わりに入った、と女子社員を連れてくる。
そしてなつみに仕事を教えてあげるように言う。

 彼女はいきなりなつみに年齢を聞く。
 「25よ」となつみ。
 「なんだ、若く見えるけど、結構いっちゃってるんですね」と彼女。
 唇を噛むなつみ。
 「大丈夫ですよ。そんなに見えないですから」と彼女。


 三原なつみ 『立場逆転?の 25歳』


 千春はルールブックに、『大丈夫。失敗しても、人生大丈夫!!
(たぶん)』と書き込む。


 千春は、旅行当日の朝、寝坊。
 なつみは旅行の日は早め早めに事を運ぶ、と怒る。

 千春は、一樹が送ってくれるから大丈夫、とすましている。
 結局言い合いの2人。

 時計を睨む一樹。


 甲本一樹 『結局振り回される副社長 28歳』


 2人を放っておいて車を出してしまう一樹。

 タクシー呼ぶ!?車無いと遅れる。今度こそ行きたいのよ!と本気
で焦る千春。

 なつみはその角を曲がったら、一樹が車止めていると、余裕。

 2人が駆けていくと、一樹は本当に待っていた。
 でも、少し走っただけで、息を切らしている千春。


 大島千春 『まだまだ人生これから、の 33歳』


寸  評  来年には、千春は一樹と一緒になれるのかな?という予感を抱か
された最後でした。
 千春は、一樹と一緒に旅行に行けると良かったんですけどね。
 一樹はすっかり千春に使われていますね。会社では副社長で上司で
すが、私生活では、千春に甘えたいのでしょうか?

 ところで、なつみと新しく来た女子社員、ちょっと無理があるかな
?25歳のなつみに対して、33の千春は確かにジェネレーションギ
ャップがあるでしょうが、彼女が大卒なら22歳。高卒だとしても
18歳で、高卒でいきなりあれだけの口がたたけたら、末恐ろしい。
大卒ならば、そんなにギャップ無いでしょう。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 『チャングムの誓い』を今見ています。大河時代劇ですが、なかなか、引き
付けられるドラマです。展開が早くて、目を離せません。BS2での放送のた
め、広告が入らないので、1話を見始めると、そのまま1時間たってしまいま
す。また、寝不足の日々が続きそうで、怖いです。

 でも、このドラマを見ていると怖いですね。次々と毒殺されていきます。し
かも、直前まで、誰も何も言わず、味方のような顔をしていて、突然かわるの
です。だから、誰が味方で、誰が敵か、頭の中がこんがらがってきます。
 それと困るのは、役者さん達になじみがないため、同じ色の衣装を着ていら
れると、区別がつきません。困った!

 夏ドラマも始まっているのですが、なかなか、追いつけなくて。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
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