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タイトル:Daily Drama Express 2005/07/17 いま、会いにゆきます (3)  2005/07/21


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/07/17 (Sun) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.日曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 日曜日の連続ドラマ
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タイトル いま、会いにゆきます
局  名 TBS系
放映日時 日曜21時
キャスト 秋穂澪 (ミムラ)
 秋穂巧 (成宮寛貴)
 秋穂佑司(武井証)
 榎田涼子(三田佳子)
 三浦沙織(MEGUMI)
 永瀬万里子(岡本綾)
 本郷尚美(余貴美子)
 菊地俊輔(生瀬勝久)
原  作 市川拓司
脚  本 飯野陽子
主題歌  −

あらすじ  『家族の絆は一緒に過ごした楽しい思い出で築き上げていくもの
だから。記憶のない私を苦しめます。でも、そんな私に二人が教えて
くれました。新しい思い出をこれから3人でつくっていけば良いのだ
ということを。』

 朝目覚めると、秋穂佑司(武井証)は秋穂巧(成宮寛貴)に秋穂澪
(ミムラ)のことを聞く。
 「アーカイブ星にいくと病気が治るの?だってママはすごく元気だ
よ」
 「そうだな。きっとアーカイブ星はみんなが元気に過ごせる星なん
だよ」
 「こっちに戻ってきちゃって大丈夫なのかなぁ」
 「大丈夫だよ。パパと佑司でママを守ってあげよう」
 「うん。僕、ママを守る」
 男と男の約束をする。

 佑司のクラスに転校生がくる。名前は岡崎博史。佑司は博史と一緒
に金魚の当番をすることになる。

 佑司が家に帰ると澪が洗濯物を片付けていると、生前の澪のへそく
りを見つける。澪と祐司は巧に内緒でまたへそくりを貯めることにす
る。
 夜、祐司が寝る前の読む絵本を探していると「走れメロス」の本が
でてくる。
 佑司は「それ。たっくんの本だよ」と言い、内容を巧に行く。巧は
「メロス、ひたすら走る話」と答えると澪は笑って「あるところにメ
ロスという人がいて、悪い王様に殺されそうになっちゃうの。けど、
メロスには大事な用事があって『3日間だけ待ってください』ってい
うんだけど、許してもらえないの。そうしたら、メロスの友達が『僕
がかわりになります』って言ってくれたの。『もしメロスが戻ってこ
なかったら僕が殺されます』って。それだけ、友達はメロスのころを
信じていたんだね」と説明をする。
 記憶がないのにメロスの話がわかることに驚くが、「メロスは間に
合うの?」と聞く佑司に巧は「うん。間に合うよ」と答える。
 佑司の横で寝てしまった澪を見て巧は澪に触れてしまう。澪は驚い
て飛び起きる。「ごめん」と謝る巧に「私、思い出せなくて。あなた
への気持ち。結婚するくらい大好きだったはずなのに。ごめんなさい」
と澪は言うと巧は寂しそうに「仕方が無いよ」と答える。

 佑司が水槽の水を換えるためにバケツを取りに行こうとした時、博
史は水槽を割ってしまう。クラスの子達が帰ってきた時、博史はとっ
さに「僕知らない。佑司君がやったんだよ」と言う。

 佑司は主治医:本郷尚美(余貴美子)に澪と一緒にいることを報告
した。
 尚美が「もう一度、あなたたちのラブラブ振りを見せ付けられるわ
けだ」と言うと巧は「それは大丈夫です。澪は全ての記憶をなくして、
僕を好きだったという気持ちも忘れているんです」と答える。
 「それなら。もう一度、好きになってもらえばいいじゃない」と尚
美は言う。
 「彼女に嫌われたくなんです。僕は仕事もちゃんとできないし、人
ごみも泳ぐことも祐司を映画館に連れて行くことも出来ない。そんな
僕を好きになってくれるわけがない。この梅雨の間、祐司と澪が幸せ
に過ごして欲しい」と巧は言った。

 澪が森へ行くと急に雨が降り出した。
 菊地俊輔(生瀬勝久)に呼び止められ、お店で新作のハーブティー
をいただいた。
 俊輔と菊地あすか(中井美穂)のやりとりを聞いていた澪は「仲が
いいんですね」というと「おたくこそ、仲が良いんでしょ。若いんだ
し」といわれる。「いや。まだ解らないことが多くて」と澪がいうと
「夫婦なんて一緒にいると好きも嫌いもなくなっちゃいますよ」俊輔
は答えた。

 図書館で佑司は大きなミスをしてしまった。客に頼まれた本を取り
寄せるのを忘れてしまい、客は大怒り。佑司は水槽のことで巧に話を
聞いて欲しかったが巧は本を探すために残業をする。

 夜、祐司が寝た後、遅くに巧は仕事から帰ってきた。
 走れメロスの本を見ていた澪に「それ。実は君のなんだ」と巧は言
う。中学時代、澪は走れメロスの本が大好きでいつも読んでいた。澪
はメロスの真っ直ぐなところが好きだと言っていた。それを聞いた巧
は俺もメロスみたいになりたいと思ったっていた。
 ある日、女子更衣室を覗いている男子生徒を注意した時、覗いたの
が巧だと勘違いされ、謹慎処分を受けた。そして澪からも軽蔑されて
しまった。
 「巧さんって勇敢だったんですね」という澪に「昔はね・・・」と
巧は答えた。

 翌日、佑司は博史に「どうして本当のことを言ってくれないの?」
と聞いたときに誤って博史を押し倒してしまった。
 巧は学校に呼ばれた。博史の父親は巧が注文のミスをしてしまった
本の取り寄せた客だった。
 博史が言うには「自分が水槽を割ったことにしろ。と脅されて断っ
たら突き飛ばされてしまった」とのこと。巧は「申し訳ありません。
祐司には言って聞かせます」と言い、自宅に戻ると佑司に「どうして
水槽のことを言わないんだ。正直に言えば怒ったりしないんだから。
友達のせいにしちゃだめだろう」と注意をした。佑司はショックを受
け一言も口をきかなかった。
 巧は図書館から連絡が入り、でかけてしまった。
 澪は「佑司君、パパがちゃんと話をきいてくれなかったから怒って
る?それとも、他に何かあるの?」と聞くが祐司は答えてくれない。

 巧は徹夜で本を探す。澪は寝ずに巧を待ち、朝になってしまった。
 家の電話がなり、澪が出ると巧からだった。
 「もしもし、澪?ごめん。調べ物をしてて気づいたら朝になってて。
今日はいつも通りの時間に帰るから」

 佑司は学校で友達から仲間はずれになっていた。
 家に帰っても佑司の様子がおかしい。
 澪は巧が中学生時代にメロスみたいに勇敢だった話をしようとする
と、「メロスの話はいい。だって。嘘だもん。信じたってメロスは戻
ってこない。誰も信じてくれないんだ」と巧は言う。
 澪は「もしかして水槽のこと?水槽を割ったのは佑司君じゃないの
?そうなの?」と聞くと「博史君。僕が割ったって・・・たっくんは
僕がやったと思ってる。「ぼくなのか?」って聞いてもくれない」と
泣きながら佑司は答えた。
 ちょうど、帰ってきた巧は佑司の話を聞き、家を飛び出した。

 学校に向かう途中で、博史と博史の父親にあった。
 「どうゆうことなんだ。」という父親に「水槽を割ったのは、佑司
じゃありません。もう一度、息子さんに話をきいてくれませんか」と
いう。
 博史の父親は「じゃぁ。うちの子だというのか。君は一体、どれだ
け迷惑をかければいいんだ。図書館にも知り合いはたくさんいる。そ
の気になれば君の一人くらい何とでもなるんだぞ」と脅す。
 巧は「佑司じゃありません。あの子は嘘をつくような子じゃないん
です。僕にはもったいないくらいの良い子なんです。あの子がやって
いないと言うのなら、世界中の人がやったと言っても、僕は祐司を信
じます」という。
 追いかけてきた澪と佑司に「ごめんな。気づいてやれなくて」とい
うと「たっくんが信じてくれればいいよ。男と男の約束を守ってくれ
たから。僕大丈夫だよ」と佑司は言った。

 翌日、博史は水槽を割ったことを謝った。
 そして、博史の父親が探していた本も見つかった。博史の父親は
「いろいろ悪かったね」と巧に謝罪した。

 家に帰ると澪は巧に「私、巧さんのことをもっと知りたいと思いま
した。昔の私が巧さんを好きになった気持ち。ちょっとだけ解った気
がしました」と言った。
 澪は佑司に「これからは何かあったらパパや私にちゃんと言ってね」
といい、「巧さんも。大変な時は何でも言ってくださいね。みんなで
約束。家族で隠し事はしない」と宣言した。
 その時、おしっこ(子犬)が澪がへそくりを隠していたぬいぐるみ
をもってきた。

 『その時私は少しずつ近づいていく家族の心がとても幸せでした。
時間があればわかりあえる。6週間後の私の運命を知りながら、あな
たはいつも笑顔でいてくれた。いつでもあなたは真っ直ぐでした。』


寸  評  澪は母親らしくなってきました。
 6週間とは言わず、ず〜っと3人で過ごせればいいのにな。と観て
いて思いました。
 巧は危なっかしい父親だけど、本当に家族を大切にしている真っ直
ぐな人だということが感じ取れました。
 メロスの話か・・・・懐かしいです。

執 筆 者 西脇()

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2. 編集後記
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 とうとう、映画版を観てしまいました。
 ドラマ版では巧の身体の事情はまだキチンと描かれてないですよね。
 まだまだ3回目だし。先が楽しみです。

 あ。今日。関東も梅雨明けです。澪がアーカイブ星に帰る日です・・・。
(西脇)

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