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タイトル:Daily Drama Express 2005/06/23 夢で逢いましょう (最終回)  2005/07/19


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/06/23 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 夢で逢いましょう
局  名 TBS系
放映日時 木曜21時
キャスト 北原ハツミ(矢田亜希子)
 北原恭太郎(長塚京三)
 生田華子(野際陽子)
 小谷鞠子(上原美佐)
 丸山元 (永井大)
 野間良平(押尾学)
 中野美香(山田優)
 篠田圭一郎(前川泰之)
脚本  成瀬活雄
主題歌  松任谷由実 

あらすじ  第十一夜「最高の結婚式」

 ハツミ(矢田亜希子)と良平(押尾学)の結婚を恭太郎(長塚京三)
が認めてから数ヶ月がたち、10月22日の結婚式が明日に迫る。

 新しい子供向けの歯科医院で一緒に働くハツミと良平。お昼休みに
明日の結婚式の最終チェックを行おうとするが、新婚旅行の準備でさ
えまだできていない良平をハツミがお説教する。

 恭太郎は職場で明日のハツミの結婚式の話題になる。月曜日には退
官の日を迎える恭太郎。ハツミは恭太郎にどうしても制服姿で式に出
て見送ってほしかったためにこの日程となった。部下の鬼塚(六平直
政)が「クライマックスは今夜なんだよ・・・」と話しているのを聞
いて恭太郎は緊張する。

 仕事が終わると、最後の挨拶をハツミからされたくない恭太郎は鬼
塚達を「たちばな」へ誘うが、最後の儀式のために早く帰らなくては
ダメだ、と諭され、仕方なくまっすぐ帰る。

 すっかりガランとした自分の部屋に帰ったハツミ。最後の挨拶のた
めに意を決して恭太郎の部屋に向かう。神妙なハツミの呼びかけに恭
太郎も覚悟を決めるが、華子(野際陽子)に邪魔される。

 旅行会社から連絡があり、新婚旅行の飛行機の手配ミスで退官日の
月曜日に帰京することに。退官の日にはハツミが手作りお弁当を持た
せてくれると言っていた計画がだめになり、気に入らない恭太郎はハ
ツミと式の内容も含めて喧嘩になる。

 その後、華子の気遣いで二人きりとなるが、そこへ披露宴の司会を
する元(永井大)から電話が入りまた邪魔されてしまう。

 結局恭太郎は部屋にこもってしまい、ハツミが声をかけるがそのま
ま挨拶はできないままになってしまう。

 そして当日。いつもの朝のようにハツミは寝坊し、恭太郎はお説教
しながらの朝食。

 最後にお仏壇のお母さんに挨拶したハツミは恭太郎を探す。恭太郎
はすでに玄関にて、先に出るハツミと華子を駅まで送ると言い張り、
三人で家を出る。

 元と良平が待ち合わせた式場に、篠田(前川泰之)が現れる。実は
式場となった海の見えるマリーナは篠田の会社の持ち物だったのだ。

 篠田は結婚の祝いとして、自分が子供の頃から好きだったから買収
したと言う『牛若屋』のクッキーの詰め合わせを贈る、と言う。相変
わらずの篠田のスケールの大きさに元も良平も驚く。

 新婦の控え室で準備をするハツミ。を見つめる華子。一方、恭太郎
は家で制服を着て部屋を出ようとするが、引き返して写真を懐に入れ
て出発する。

 会場で久しぶりに、元、毬子(上原美佐)、彩(北川弘美)、美香
(山田優)が集まり近況を話し合う。それぞれが自分の道を見つけて
前進していることを確認しあう。

 恭太郎が新婦控え室を訪ねると、ドレスを着てすべて準備を終えた
ハツミが現れる。ハツミは「お父さん、今まで・・・」と言いかける
が、そこに良平とその両親が現れてしまいまた中断。

 バージンロードのドアの前で腕を組むハツミと恭太郎。ハツミはま
た「お父さん、あのね、」と話しかけるが音楽が始まり式は始まる。

 式に参列する恭太郎の手には、母瑤子の写真があった。誓いのキス
に思わず目をつぶり顔を背ける恭太郎。そして無事式は終了。

 ハツミのティアラと花束を変えて披露宴の開始。乾杯、ケーキカッ
ト、友人による歌と演奏、記念写真・・・そして新郎、そして新婦か
らの最後の挨拶。

 「・・・ハツミさんとの結婚を決めるにあたって、ハツミさんがど
れだけ大きな愛に包まれていたかを知りました。この結婚を許してく
れたお父さん、そしてそのほかの皆さん、ぼくは必ず初美さんを幸せ
にします・・・」

 「・・・お父さん、おばあちゃん、頑固でわがままな私を今日まで
育ててくれてどうもありがとう。・・・お母さん、今日私は結婚しま
した。・・・良平さんは私達の大好きなお父さんと同じくらいやさし
い人です。私はきっとお母さんのように幸せになれると信じています。
お母さんとお父さんにお嫁に行って幸せだったように。おかあさん、
どうかこれからも、そしていつまでも見守ってください。」

 すべてが終了して、ハツミと良平の出発のオープンカーからのブー
ケトス。華子がキャッチして歓声を浴びる。車が動き出してしまい心
残りのハツミ。すると出口の門のところに立つ父の姿が目に入る。

 「どうしよう、言わなくちゃ・・・」立ち上がったハツミは「お父
さん!お父さん、愛してる!」思いがけない言葉に恭太郎は笑顔を見せ、
敬礼でハツミ達を見送った。「お父さん、ありがとう・・・」

 その夜の北原家では、引き出物のお弁当箱を囲みながら華子と恭太
郎が二人きりで静かに語っていた。華子が休んだ後、一人になった恭
太郎はハツミが出て行った寂しさを実感していた。

 翌朝、朝ごはんを準備しながら思わずハツミを起こしそうになる恭
太郎。華子と二人きりの朝食を終えたところに、ハツミと良平が現れ
る。

 「旅行会社の手違いで行けなくなった」「診療所を長く休むわけに
は行かない」
 「今日は家事をせずにゆっくりやすみたい」などなど数々の理由を
つけていつものにぎやかな様子となった北原家。

 すべてをお見通しの華子は旅行をやめてしまったよかったのか?と
尋ねるが、「一度しかないお父さんの退官の最後の日をちゃんとお祝
いしてあげたいから」とハツミは笑顔で答える。

 そして退官の日。約束どおりハツミはお弁当を作って恭太郎を笑顔
で送り出す。
 味はいまひとつのお弁当を、恭太郎は「おいしい」とお茶で流しな
がら食べる。

 そして退官の儀式。花束を受け取った恭太郎を部下が一列で敬礼を
して見送る。
 最後に帽子を振り恭太郎は一礼して防衛庁を後にする。外に出ると、
ハツミ、良平、華子が迎えに来ており、思い出のどじょう屋に繰り出
す。

 そして5年後。

 恭太郎は護衛艦のドックマスターとして再就職して大好きな海での
仕事にカムバック。ハツミと良平も夢に向かって前進する毎日。

 娘、春香と共に三人で北原家に同居するハツミたち。娘を持つ父と
なった良平は、「絶対嫁にはやりません!」と公言するが、周りの皆
から歴史は繰り返す、と諭される。笑顔でその光景を見ていたハツミ
は「さぁほら、食べないと遅れちゃうよ!」

 −−−これが普通の私の毎日。でも私は思うんです、家族の中に育
って、そして結婚して子供と家族と共に生き・・・そんな風にしてず
っと続いていく家族の暮らしの中に、日々の暮らしがあって、私の居
場所があって・・・それが私の、ちっぽけだけど、かけがえのない夢
なのかな、ってそう思うんです。−−−

 いつもの踏み切りの遮断機が開き、手を繋ぎ歩き出す春香と恭太郎。
華子と良平も春香の周りで笑顔になって、みんなの後ろ姿を見ながら、
笑顔で歩き出すハツミ。


寸  評  予想通りのほんわかしたハッピーエンドでした。「お父さん、愛
してる!」と最後に娘に言われて、笑顔になりつつもぐっときながら
締まった表情で敬礼をする恭太郎にはジーンときてしまいました。や
っぱり長塚さんうまいですね。にしても、そういう父娘のやりとりを、
ハツミの隣からイスの背もたれに肘かけて見てる良平はなんかちょっ
と・・・と思ってしまいました。披露宴最後の新郎挨拶のときも、良
平のマイクの持ち方はほんと歌ってるときと変わらない持ち方で、今
にも歌いだしそうでした。やっぱり押尾守さんは私の好みではないな
ぁ・・・矢田さんはほんときれいですね。ウェディングドレスも似合
っていて素敵でした。あぁ、もう一回くらい着たいなぁ。

執筆者  井村()

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2. 編集後記
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 すっかり発行が遅れてしまい申し訳ありませんでした。このドラマは楽しく
見ていたわりに、文章にするのがちょっと難しかった気がします。まぁ、何を
言っても言い訳なのでほんとうにすみませんでした。
 最終回、話を引っ張るためなのか、5分おきにCMが入っていてなんだかいや
な感じでした。最近CMを挟んで引っ張る手法がバラエティーなどでも多いです
けれど、なんか視聴者を馬鹿にしている気がしてしまいます。(井村)

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