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タイトル:Daily Drama Express 2005/06/16 夢で逢いましょう (10)  2005/07/14


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/06/16 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 夢で逢いましょう
局  名 TBS系
放映日時 木曜21時
キャスト 北原ハツミ(矢田亜希子)
 北原恭太郎(長塚京三)
 生田華子(野際陽子)
 小谷鞠子(上原美佐)
 丸山元 (永井大)
 野間良平(押尾学)
 中野美香(山田優)
 篠田圭一郎(前川泰之)
脚本  成瀬活雄
主題歌  松任谷由実 

あらすじ  第十夜「父が結婚を許す日」

 「結婚したいのであれば父親であるこの私を納得させてほしい。」
恭太郎(長塚京三)に結婚の許しをもらいに行ったハツミ(矢田亜希
子)と良平(押尾学)は、そう言われる。なんとか許してもらおうと
良平は話をするが、結局納得してもらえず反対されたまま家を後にす
る。

 そんな恭太郎の対応にハツミは怒るが、良平は、恭太郎の言い分は
もっともだが、絶対にハツミは結婚したいから、もう一度頭を冷やし
てどうしたら恭太郎を説得できるか、考えてみると答える。

 良平を送って家に戻ったハツミに、華子(野際陽子)が良平のお土
産である入手困難な羊羹を食べよう、と誘う。手土産に手を尽くさな
いと買えない物を持ってくるような気遣いをできるのが良平の良い所
なのに恭太郎はそれをわかっていないのよねー、ともらす華子。

 そこへ恭太郎が入ってくるが、その姿を見るとハツミは部屋を出て
行ってしまう。「何なんでしょうねー?」とハツミの態度にケチをつ
ける恭太郎にあきれた華子も出て行ってしまう。

 翌日。恭太郎が休日出勤しようとするとテニスの朝練から華子が戻
ってくる。そして、今日良平のご両親に二人で挨拶に行くという話を
聞かされる。

 職場でも思わずボーっとしつつ、いつもの調子でちょっとしたこと
で怒鳴ってしまう恭太郎。そんな恭太郎を見かねて、鬼塚(六平直政)
は「怒鳴ってばかりいずに見守ってやることも大切では?」と言うが、
ハツミのことと重なって「納得できないことは認めるわけにはいか
ん!」と息巻く。

 良平の実家を緊張しながら訪ねる二人。良平の両親(秋野太作、松
本留美)からハツミは「うちの馬鹿息子のこと、どうか幸せにしてや
ってください。お願いします。」と頭を下げられる。「とってもホッ
としました。」と笑顔でハツミは返す。家庭菜園の野菜を二人で切っ
たりする仲よさそうな姿を見て、ハツミは本当にうらやましい、と言
う。

 その晩、小料理屋”たちばな”で鬼塚と飲む恭太郎。その席で、い
つまでも悪あがきをするなんて、と鬼塚から諭されるが、恭太郎は相
手にしない。さらに鬼塚から「そんなに結婚を急ぐのはできちゃった
婚では?」と言われて恭太郎はさらに逆上してしまう。

 家に帰ったハツミは、華子に良平の両親がとてもいい人だったと話
す。その様子を聞いて、華子は恭太郎が娘・瑤子との結婚の許しを得
に来たときのことを思い出す。

 潜水艦乗りにだけは嫁がせたくないと思っていた、瑤子の両親だっ
たが、どんなに反対しても「私は絶対に瑤子さんを幸せにします!」
と強引に言い張るものだいから、「この人なら任せてもいいか
な・・・?」なんて気にさせられてしまったのだ、という。

 「自分のこと棚に上げて、ハツミちゃん達に反対するなんて道理が
通るわけないわよ!」と華子は怒る。そこに恭太郎が帰ってくるが、
相変わらずハツミと恭太郎は話をしない。

 そんな中、野間クリニックを閉める日が来る。今夜の飲み会で結婚
のことをみんなに話そう、と良平はハツミに言う。

 ハツミ、良平、美香(山田優)、彩(北川弘美)に元(永井大)や
毬子(上原美佐)を加えて、飲み会が始まる。良平が結婚の発表をし
ようと思うと、それを制して彩から「仕事をやめて、でき婚する」と
報告を受ける。それを受けて、良平も結婚について話す。美香はショ
ックを受けながらも率先して乾杯の音頭を取る。

 ショックを受ける美香を心配して彩は声をかけるが、美香は「衛生
師になって年収2000万の歯科医師と結婚します!」と笑顔で話す。

 元は、「おじさんはなんていってるのか?納得するはずがない。」
と言って、話があると良平を店の外へ連れ出してしまう。

 今の状況で本当にハツミを幸せにできるのか?と尋ねる元に、「彼
女のためならどんなことでもする。彼女を幸せにしたいんだ。みんな
に祝福されて結婚したいんだ。そのためには、彼女のお父さんや君に
僕と言う人間を認めさせないとダメなんだ。」と良平は答える。

 それを聞いた元は、一発殴らせてほしい、と良平に頼んで、殴った
後「ハツミをよろしくお願いします」と頭を下げて走り去っていった。

 同じ頃、家で仏壇の瑤子と酒を酌み交わす恭太郎に、「ハツミちゃ
んのこと、どうするつもりなの?」と華子が声をかけていた。

 あなたが納得しなくてもハツミたちの気持ちは変わらないのはわか
っているでしょう?と諭す華子に、「瑤子は幸せだったんでしょう
か?私は反対を押し切って結婚して、瑤子は本当に幸せだったんでし
ょうか?私にはそれがわからないんです・・・」そうつぶやく恭太郎
に華子は何も答えられなかった。

 「どうして一番肝心なときにいてくれないんだ?」恭太郎は仏壇に
話しかけていた。

 数日後、ハツミと良平は瑤子の墓参りに出かける。すると一般公開
のイベントのために横須賀にきていた恭太郎もついでに墓参りに来て
いたところに出会う。「何か心配事とかあると会いに来るんだよ、お
父さん。」そんなハツミの両親を良平はうらやましい、と言う。

 良平の提案で、墓参りの後恭太郎のイベントがやっている横須賀基
地に二人は寄る。森島(中村繁之)の案内で護衛艦を見学する二人。
恭太郎もこんなところにいたのだ、と艦長室に通される。

 そこにある娘との写真や手紙が飾ってあるのを見て、ハツミは自分
がよく手紙を書かされたこと、また返事を毎日待ちわびていたことを
良平に話す。

 他の居室にも同じような家族との写真や手紙が飾られているのを見
て、恭太郎の自分や母への思いに改めて気づく。そして、二人はある
ことを決意し、恭太郎の元を訪れる。

 恭太郎に「結婚は延期することに決めた。お父さんが認めない結婚
をしても、幸せになれないと思う。本当は定年までに結婚して父に制
服姿で式に出て欲しかった、そのために早く式をあげようとしていた
んだけど・・・」とハツミは話す。

 そんな娘の思いを改めて知った恭太郎。さらに、ハツミは続けて
「私にはわかる。お母さんは誰がなんと言おうと幸せだったよ。」と
告げる。

 その思いを受けた恭太郎は、良平に「ハツミをよろしく頼みます」
と頭を下げるのだった…。

 それぞれの毎日が過ぎていく中、ハツミも結婚に向けて準備を進め
ていく。部屋の片づけをしていると、引き出しの中から小さな頃に大
人になった自分へ書いた手紙を見つける。

 「・・・おとうさんはハツミにやさしくしてくれます。だから、ハ
ツミがおとなになったら、おとうさんにいっぱい、おれいをいうこと。
このてがみをよんだら、おとうさんにありがとうっていうんだよ」

 ハツミは父が自分へ注いでくれたたくさんの想いを感じ、思い出し、
涙を流す。

 ずっと離れて暮らしていた父と、駅までの道を二人一緒に歩いてい
く日々を過ごし、そして、とうとう、そんな日々に別れを告げるとき
がやってきたのです。


寸  評  無事に結婚が決まりました。娘しかいないお父さんはほんとかわ
いそうになってしまいました。と言っても、娘の方が嫁に出した後も
実家に戻ってきたりする機会も多いんですがね・・・

執筆者  井村()

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2. 編集後記
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 先日、娘の幼稚園でお祭りがあり、出店の係で店番をしました。昨年も未就
園児として参加したのですが、中に入ってかかわるほうが楽しいもので、なか
なか楽しめました。それに、店番をしている数時間、子供の世話はできないの
で主人に二人の子供を預かってもらったのですが、これまでは1歳4ヶ月の下の
子が「ママ、ママ!」と泣かないかとびくびくで主人は預かるのを嫌がってい
たのですが、今回”パパ+おねえちゃん+弟”の三人組ですこぶる楽しく過ご
せたらしく、いつでも預かってもいいぞ!と言ってくれるようになりました。
大収穫♪(井村)

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