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タイトル:Daily Drama Express 2005/06/09 夢で逢いましょう (9)  2005/07/14


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/06/09 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 夢で逢いましょう
局  名 TBS系
放映日時 木曜21時
キャスト 北原ハツミ(矢田亜希子)
 北原恭太郎(長塚京三)
 生田華子(野際陽子)
 小谷鞠子(上原美佐)
 丸山元 (永井大)
 野間良平(押尾学)
 中野美香(山田優)
 篠田圭一郎(前川泰之)
脚本  成瀬活雄
主題歌  松任谷由実 

あらすじ  第九夜「お嬢さんをください!」

 昨晩、家の前でハツミ(矢田亜希子)と良平(押尾学) が抱き合っ
ているのを目撃してしまった恭太郎(長塚京三)は眠れないまま朝を
迎える。朝からフライパンを焦がしたり、ハツミのことが気が気でな
い。

 しかし、ハツミは華子(野際陽子)と普通に良平の話をするので、
ますます二人の仲が気になる恭太郎。何とかして良平とどうなってい
るのが話を聞きだそうとするが、あと一歩踏み込んだ質問ができない。

 職場でもため息をつく恭太郎。部下の鬼塚(六平直政)に娘からう
まく話を聞き出す手立てはないかと相談するが、父親に口を割るわけ
がない、と言われてしまう。

 そこへ、「お弁当おいしかったよ」とだけ書かれたハツミからのメ
ールが来る。
 「いつになく娘が父親に優しくなったときこそ、結婚という最後の
宣告が近づいた証拠ですよ」とさらに鬼塚に煽られる。

 クリニックでは、良平の治療する姿をハツミが温かい笑顔で見つめ
ていた。

 昼休み、良平はクリニックを閉めることに決めたとハツミたちに発
表する。再就職先については美香(山田優)、彩(北川弘美)と話し
合って決めるから、と良平は謝る。

 ハツミが帰ろうとすると、以前働いていた本屋で再びバイトを始め
た元(永井大)に声をかけられる。会話から携帯の話が出て、クリニ
ックに携帯を忘れてきたことに気づいたハツミは、クリニックにとり
に帰る。そこでは一人仕事を処理する良平が居残っていた。

 家に帰ったハツミは華子(野際陽子)から、翌日の町内会の掃除に
出て欲しいと頼まれる。しかし朝から友人と約束がある、とハツミは
断る。それを怪しんだ恭太郎がつっこむが、ハツミにかわされる。

 翌日。ハツミは良平と谷中・根津界隈でデートしていた。ハツミが
このあたりの地理に明るいことを良平が尋ねると、「母とよく二人で
遊びに来たから」とハツミは答える。恭太郎が単身赴任で母子二人だ
ったころ、母とよく遊びに来た思い出の地だったのである。そこに連
れてきてもらったことを良平はとても喜ぶ。

 散歩の途中、ハツミたちは住宅街にある小さな歯科医院を見つける。
子供向けの看板、窓ガラスに張られた動物の絵、庭の遊具・・・それ
らの子供向けの作りに興味を持った二人は、中を見せてもらう。

 帰り道、良平は子供向けの歯科医院を開きたいと言う夢を語り、ハ
ツミも賛同する。今日一日久しぶりに先生の笑顔を見た、と話すハツ
ミに、「ありがとう」とお礼を言った良平はハツミの手を取り手をつ
ないで歩く。

 まもなくクリニックでは、売却先も決まり引渡しも今月末に決定す
る。良平はハツミたちに一人ずつお礼の言葉を述べる。
 美香と彩は、良平の今後を心配しつつ、ハツミと良平がやっぱりつ
きあっているんだろう、という結論になる。

 そのことを耳にした元はまた動揺するが、毬子(上原美佐)からは
「いい加減あきらめたら?プロポーズしてたらどうするのよ?」と突
っ込まれる。しかし元は「先生は今プロポーズするほどいい加減な男
ではないし、第一、ハツミのお父さんが許すはずがないよ」と気楽に
答える。

 同じ頃、恭太郎は”たちばな”で女将の恵美子(藤吉久美子)から
良平がクリニックを閉める事を聞き、衝撃を受ける。そんな状態のく
せに抱き合うなんて・・・とますます恭太郎は良平に怒りを覚える。

 家に帰ってクリニックを閉める話をなんとかハツミに振る恭太郎。
ところが、”たちばな”で聞いたと言う話から4ヵ月後の自分の退職
後の話に話題が移ってしまい、お茶を濁される。

 良平が知人から紹介されて勤務することになった住宅街の歯科医院
に、ハツミは一緒に下見に出掛ける。医院を見たハツミは、ここなら
良平にぴったりの場所だ、と直感して勧める。

 しかしこの医院は規模の小さい医院だけに、ハツミを雇うことはで
きないから、自分のためになる様に別のところで働いてくれ、と頼む。

 ハツミはプロポーズの話を良平にする。以前プロポーズされたとき
には突然すぎて断ってしまった、やっぱりプロポーズと言うのはだん
だん付き合っていくうちにこの人だ、と感じたらしてもらえるものだ
と思っていたので・・・と。

 それに対して良平は、自分は前からハツミのことが好きで、ずっと
この人だ、と感じていた。それは前も今も変わらない、と答える。

 それを聞いたハツミは、父の検査の騒ぎがあったとき良平に支えら
れて、この人とずっと一緒にやって行きたいと思った、と説明する。

 すると良平は「僕の奥さんになって、僕についてきてくれませんか
?」「まさか、私を一生ただ働き・・・」そこまでハツミが話したと
ころで、良平はハツミを抱きしめた。「一生大切にするから、結婚し
よう!」「はい!」二人は微笑んだ。

 その夜、ハツミは仏壇の前に座り母に報告をした後、恭太郎と華子
を呼び止める。逃げ出そうとする恭太郎を華子が無理やり引きとめ座
らせる。「会って欲しい人がいるの、私は野間先生と結婚したいと思
っているの。」と切り出す。

 新しい仕事場で二人で一からがんばっていきたいの、と決意を告げ
るハツミに対し、付き合いの短いところや、良平の借金などを突き、
「そんなに急ぐ必要はないんじゃないか」と言ってしまう。

 否定的な恭太郎に反発するハツミ。「だいたい嫁入り前の娘と家の
前で抱き合うとはどういうことだ!」とつい恭太郎は言い放ってしま
う。カチンときたハツミは「もういい、何を話してもムダだってわか
ったよ!」

 その様子を見ていた華子は、恭太郎に「完全にしくじったわね」と
言う。「ハツミちゃんが駆け落ちするなんて言い出したって私は知り
ませんからね。」という華子の言葉に、恭太郎は急に不安になってし
まう。

 部屋に閉じこもるハツミに華子がやってくる。「やっぱり私は間違
ってるのかな?でも私達を信じて見守ってほしい」というハツミに、
恭太郎さんの心配もよくわかるのよ、と話す。「時間がかかるかもし
れないけれど、お父さんとよく話し合ってみて。」と華子はやさしく
諭す。

 仏壇の前で、ハツミの母と向き合いながら恭太郎はハツミとの思い
出を思い出していた。恭太郎は部屋に現れたハツミに、「彼を連れて
きてくれないか?野間君の話を聞きたい。私を納得させてほしい。そ
う野間君に伝えてくれ。」と伝える。

 それからまもなく、良平が北原家に現れた。「ハツミさんを生涯か
けて大切にします。どうかお願いします。」深々と頭を下げる二人。

 恭太郎は静かに、新しい仕事のこと、新居のこと、経済的なこと・
・・いろいろ良平に質問する。きちんとした安心できる回答がないこ
とから、「どうして(結婚が)今でなければならないのか?」と聞く。

 今のような大変な時期だからこそ一緒にがんばって生きたい、と言
うハツミに、
 「ただ好き、という気持ちだけでは結婚は認められない。結婚した
いのなら、父親である私を納得させてほしい。」と答える恭太郎。

 「僕を信じてください。必ずハツミさんを幸せにします。」と言い
切る良平に「私はこの結婚には反対 だ。認めるわけにはいかない。」
と恭太郎ははっきり言った。


寸  評  今回、ハツミの気持ちもわかるし、恭太郎の気持ちもわかるし、
で悩ましいお話でした。うーん、でもやっぱり結婚は家同士がやっぱ
り絡んでしまうもの、恭太郎の気持ちのほうがより強く共感できるか
なー。。。

執筆者  井村()

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2. 編集後記
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 女子柔道の谷選手のおめでたが発表されました。芸能人の時には感じたこと
がなかったのですが、よくよく考えると、自分たちの一個人の事情なのに、日
本全国に妊娠が放送されるなんて・・・とちょっとかわいそうになってしまい
ました。でも、負けずに元気な子を産んでほしいです。楽しみ♪(井村)

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