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タイトル:Daily Drama Express 2005/06/28 離婚弁護士2 (最終回)  2005/07/13


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/06/28 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 離婚弁護士2・ハンサムウーマン
局  名 フジ系
放映日時 火曜21時
キャスト 間宮貴子(天海祐希)
 三神達也(宇梶剛士)
 佐伯絵里(瀬戸朝香)
 大庭保 (松重豊)
 柳田俊文(佐々木蔵之介)
 緒形亜紀(片瀬那奈)
 井上紀三郎(津川雅彦)
 小向つや子(戸田恵子)
 本多大介(玉山鉄二)
脚  本 林宏司
主題歌  「EVERY」星村麻衣

あらすじ  最終話  『最後に笑う女』

 白石美由紀(杉本彩)は年度末の決算前の日、携帯を忘れて会社に
戻った時に、角田博之(鳥羽潤)ら社員が株券の名義変更をしている
のを見た。普通、名義変更は信託銀行が行うもの。会社側は美由紀に
不正を知られたと思い込み、逆セクハラの汚名を着せたのだ。

 三神亜希子(長野里美)は前々からの持病である心筋症で倒れ、
一週間ほど入院することになった。三神達也(宇梶剛士)と間宮貴子
(天海祐希)の不貞行為に関する話し合いは延期に。

 美由紀の話を受け、貴子が調べた所、株主のうち12人中3人が既に
亡くなっている。大我がやっている不正は株の名義借り。上位10番目
までの株主がもっている株の合計が会社全体の株の75%になると一年
で上場廃止になるので、大我真(武田真治)は自分の株を多くの人が
持っているように偽装した。これは有価証券報告書の虚偽記載にあた
る。

 大我に掴んだ事実をぶつける貴子だが、大我は強気だ。
 「妄想も甚だしい」
 「この話が明るみに出たらエクセル社との提携話も潰れますよ」
 「おもしろー。脅迫ですか?」
 「脅迫じゃありません。警告です」
 「不正があったっていう証拠は?証拠があれば逆セクハラのでっち
上げを認めますよ。ただし」大我が合図すると、弁護士バッヂをつけ
た人達が続々と部屋に入ってくる。
 「選りすぐりの企業法務弁護士を20人ほど集めました。この人達に
勝つのは至難の技だと思いますが」
 「知らない顔ばっかりだなぁ。少なくともこの人達は私とは一緒に
仕事をしたことがない。つまり、一流じゃないって事。戦いましょう、
とことん」
 「先生はご存知ないようだが、世の中には金のためなら何でもする
って連中が結構いるんですよ。出過ぎた真似をして思わぬ怪我をする、
よくある話だ」
 「それも警告ですか?」
 「いいえ、希望です」

 大我はマスコミ相手にエクセル社との業務提携の報告をする。それ
を見ていた美由紀は、貴子に気になっていたことを切り出す。
 「角田君は本当に私を陥れる為だけにあの日近づいたんでしょうか
?思い過ごしかもしれないけど、なんとなく普段から好意を持ってく
れてるような気がしたので、そんな彼が・・・」
 「分からない。シアトルの彼にもコンタクトを取ってるけど一向に
捕まらないの。・・・ただ、男の人の方が組織ってものに飲み込まれ
やすいから、彼もうまく利用されてるかもしれないけどね」

 大我は北堀(八木橋修)相手に、提携への手ごたえを話す。北堀が
貴子のことを気にすると、大我は「俺のこと誰だと思ってんだよ!た
かが街弁。街弁にやられる男だと思ってんのかよ!」と声を荒げる。
さらに「手は打ってある、色々とね」と呟く。

 ついに、大我から頼まれ名義を貸していたことを証言するという人
が現れ、意気揚々と帰る貴子の後ろから、黒いスーツにサングラスの
怪しい男3人。危機一髪のところを大庭保(松重豊)に助けられ、事
なきを得る。

 大我は、アップヒルズ売買先一覧というリストに電話を掛け、「な
んとか間に合ったな」と吐息をつく。

 貴子は柳田俊文(佐々木蔵之介)と共に、名義借りの証言者が出た
ことを大我に伝えに行くと、「それってこの人?」と車の後部座席か
ら男性を降ろす。それは、名義借りを証言してくれると言った人物だ
った。男性は「そんな事実はありません」と証言を覆す。
 大我は「株のことでごちゃごちゃ言われてるようなんで、面倒くさ
いから売ることにしました。僕が株を持ち過ぎてる。そのことが上場
廃止基準に引っ掛かるって言うんなら、売っちゃえばいいんでしょ?」
 「こんな大量の株がそんな簡単に売れる訳ない」と柳田。
 「幸い、僕の言うことならホイホイ聞いてくれる企業が結構あるん
ですよ。提携の会見の頃には綺麗に株はなくなってるでしょうね。こ
れが僕の力です。案外何でもできるものですね、お金って奴は。まあ
よく頑張ったよ、この僕相手に。街弁にしては立派、立派」
 大我は今後TVに出ることも多いだろうから、用意周到な僕は歯のホ
ワイトニングに行くと言って去っていく。

 貴子は佐伯絵里(瀬戸朝香)と本多大介(玉山鉄二)から、亜希子
側は不貞行為を立証できないだろうから貴子が有利なこと、亜希子は
まだ入院していることを聞く。
 一人になり、三神に電話を掛けようか迷うが、結局しない。

 その夜、貴子は小向つや子(戸田恵子)と飲む。つや子は亜希子の
気持ちもちょっと分かる、と言う。バリバリ働いていたのに結婚し育
児に追われ、気付いたら自分だけ年を取っている、と。

 貴子は亜希子の病室の前まで来るが、中に入ることはできない。そ
こへ、歩いてきた亜希子が買い物袋を落とし、中身をばらまいてしま
う。貴子はその女性が亜希子だとは知らないまま、亜希子が落とした
白髪染めを手渡す。そして亜希子が病室に入ったことで、その女性が
亜希子だと知る。

 貴子と絵里・大介、亜希子とその代理人・清水薫(大島さと子)が
集まり、話し合いが行われる。
 不貞行為があったかどうかは、訴えた方が立証する必要があり、訴
えられた方はなかったと立証する必要はない、と絵里が説明している
と、貴子が「不貞行為はありませんでした」と話し出す。
 「なぜなら私と三神さんのお付き合いは、完全なビジネス上の関係
だからです。私が三神さんに近づいたのは、弁護士としてのコラムを
載せて欲しかったからです。弁護士として宣伝したかった。そのため
に、発行部数の多いハンサムウーマンに話を持ち掛けた、それだけの
ことです」
 「それは初耳ですねぇ。宣伝のために三神さんを利用しただけと仰
るんですか?」と清水。
 「はい。おかげでコラムを開始してから依頼人の数が急増しました。
これ、調べて頂ければ分かります。だから、心配しないで下さい、奥
さん。私はビジネス以外に興味はありません」
 「では、今後三神さんとは仕事以外では会わないという念書を書い
て頂けますか?」
 「もちろん。そのコラムもこの間最終回を迎えました。もう会う必
要はありません」
 そして三神の方を向き、「二度と」と宣言するように言う。
 「待ってくれ、僕は」と立ち上がる三神を制し「失礼します。仕事
がありますので」と部屋から出て行く。

 大介は納得がいかない。
 「もう会わないんですか?三神さんと。好きなんでしょ?だったら
会えばいいじゃないですか!」
 「本多君!」と絵里が制す。
 「かっこつけ過ぎなんですよ、間宮先生も、佐伯先生も」そこで絵
里に向かって「先生だって、いつも強がってばっかじゃないですか。
もっと素直に自分の気持ちに正直に、なりふり構わず行動したってい
いじゃないですか!うまく言えないですけど、人間って矛盾してるも
んなんじゃないんですか。だけど俺、この事務所に来て学んだのはそ
ういうことなんですよ。人ってそういう風に矛盾してるから、なんて
いうか、愛しいって言うか・・・。とにかくそういうことなんです!
弁護士も人間なんですよ!」と言いながら大介は涙ぐむ。

 貴子の元へ三神から電話が掛かってくる。
 「あたし、不倫は嫌いなの」
 「だからそれは・・・」
 「綺麗事に聞こえるかもしれないけど、私は誰かを泣かせてまで幸
せになりたいとは思わない。それに、そんなことしたら私はもう、依
頼人と正面から向き合えなくなる」
 「これで終わりなのか」
 「これが私だから」と、貴子は電話を切る。
 歩き出した貴子の脳裏に、これまでの依頼人の感謝の言葉や笑顔が
浮かぶ。

 ついにアップヒルズ社とエクセル社の提携記者会見が始まった。貴
子と柳田は、会見場の入り口でつや子、井上紀三郎(津川雅彦)、緒
方亜紀(片瀬那奈)に見送られ、会場に入っていく。

 応接室で大我と対峙する。
 「白石美由紀さんのセクハラによる懲戒解雇は、社長が株の名義借
りを隠蔽する為に仕組んだことだった。認めて頂けます?」
 「またそんなこと。で、証拠は?」
 「角田さんと白石さんがバーで飲んで、そのまま強引に家に連れて
帰ったとされる日、二人を乗せたタクシー運転手の証言です。泥酔し
ていた白石さんに対し、“中まで送っていく”と角田さんが言い、運
転手に“二人ともここで降りる“と角田さんが精算した」
 「明らかに角田さんが白石さんを連れてってますねぇ」と柳田が添
える。
 「また後日、角田さんは社外の友人に“楽しかった”など具体的な
感想を嬉しげに述べています」
 「他にも白石さんのマンションの管理人やら、色々証言はあります」
と柳田。
 「よく調べたねぇ、よっぽど暇なんだね、あんた達」と大我は皮肉
る。「ここまで言うならでっち上げじゃないですか、角田のね」
 「彼が勝手にでっち上げたと?」
 「そういうことでしょう、ここまで証拠があるんですから」
 「あなたは無関係だと?」
 「フラれたか何かしたんじゃないですか?いくら社長の私でも、そ
こまで把握はできませんよ。もう勝負はついてるんですよ、間宮先生」
 「それはどうでしょう」
 「あなたは株主の偽装工作をした。我々が集めた疑惑の資料をもと
に東京地検にこのことを告発しました」と柳田が言うと、貴子も「も
うすぐ捜査が入ると思います」と付け足す。
 大我は笑い出し、「どうやらよっぽど頭が悪いみたいだなぁ。提携
の会見までに株は売るっつったろ。もう手元にないんだよ!言わなか
った?僕は用意周到だって」と言う。
 「だから、それがあなたのミスなの!あなたはアップヒルズ社の株
を売却した。自分の持ち株比率を下げる為に」
 「株主構成が上場廃止基準に抵触すると知っていながら、それを知
らせずに第三者に売った。これ、インサイダー取引ですよ」と柳田。
さらに貴子が「これ、立派な刑事犯ですよ」と付け足す。「売らずに、
正直に持ち株比率を公表していれば、証券取引等監視委員会も是正を
求め、刑事罰は課せられただろうけど逮捕まではされない可能性もあ
った。ところが、私達のプレッシャーを受け焦ったあなたは、さっさ
と株を売ってしまった。あなたは、逮捕されます」
 「あんたら何がしたいんだよ」
 「社長が逮捕される。となると、社長の命令で株の不正に関わって
た連中も、協力する義務はなくなりますね。となれば当然、セクハラ
を捏造する意味も」という柳田の言葉を遮り、大我は「だから証拠は
あんのかよ!」とテーブルを叩く。その言葉を受け、貴子が「どうぞ、
いらっしゃ〜い」と奥に声を掛けると、角田が現れる。
 「角田、お前!」と大我は動揺する。
 「彼が、株の不正をもみ消すためにセクハラを捏造した、その事実
をすべて話してくれるそうです」
 「社長、もうやめましょう」と角田が言うが、大我は「ふざけんな
よ!」と声を荒げる。「でっち上げだ、でっち上げだなぁ。俺には優
秀な弁護団がついてる。闘う、俺はとことん」と諦めない。
 「社長!案外やるもんなんですよ、街弁も。仲間がいると。ね?」
と貴子が柳田に聞くと、柳田はしっかり頷く。「お金だけで思いのま
まにできるほど人は簡単じゃない。こざかしい株の操作より、そっち
の方先に勉強した方がよかったんじゃないですか?」と最後に言い、
帰ろうとする貴子だが、一つ思い出し大我に告げる。
 「でもさすがよ、社長も。歯のホワイトニング。逮捕されれば提携
会見の何倍もマスコミが押しかける。そのためのホワイトニングでし
ょ?さすが、用意周到」
 残された大我は悔しそうに貴子達が提出した証拠書類を握りつぶし
た。

 貴子は柳田と共に外へ出て、待っていた3人に「OK牧場!」とガッ
ツポーズを見せ、3人は喜ぶ。そこへ大我を逮捕しにパトカーが到着
する。

 そして、美由紀の解雇無効と慰謝料の請求は勝ち取れることになっ
た。そのことを美由紀に報告した貴子は、「角田君、あなたに会って
謝りたいって」と告げる。離れた所に角田が立っている。
 「もちろんこれだけのことして謝って済むことじゃないけど、だけ
どずっと悩んでたみたいよ。円形脱毛症が3つもできたって。彼は彼
で、罰を受けるだろうけど、とりあえず話だけは聞いてやったら」
 頭を下げる角田を見て、「そうですね、それが」と言いかけた美由
紀の言葉を、貴子が「大人の女、ざんしょ」と引き取る。美由紀は笑
い、角田の方へ歩き出す。

 貴子は雑誌ハンサムウーマンのコラムの『キレイな弁護士 間宮貴
子』という見出しをみて、ハンサムウーマンの編集部へ出かけていく。
 貴子は三神に「記事の訂正を求めるわ。最初に会った時みたいに。
『キレイな弁護士』っていう所」と言う。
 「間違ってない」
 「間違ってる。キレイな弁護士じゃない。キレイで優秀な弁護士よ。
忘れないで」
 「ああ。忘れない。間宮貴子はキレイでとっても魅力的な女だった」
 「じゃ」と笑顔で去る貴子。

 大庭のケータリングの料理で打ち上げを行う事務所の面々。つや子
が持ってきた七夕の笹には貴子が書いた「お姫様抱っこ」という短冊
だけがある。みんなが笑い、貴子は「うそ〜ん」と恥ずかしがる。


寸  評  私としては、なかなかよい終わり方だったと思うのですが、皆さ
んはどうお感じになったでしょうか。
 一つ疑問なのが、大我が株を売ることが刑事罰をあたることを弁護
士の北堀なら分かりそうなものなのに・・・ということ。それとも北
堀の知らない所で売ってしまったんでしょうか?
 ところで、大我役の武田君は悪役っぷりを見事に演じてくれました
ね。鳥羽潤君もおどおどした感じがよく出ていたと思います。

執 筆 者 テアラ(teara-lj@infoseek.jp)

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2. 編集後記
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 先週のI-mode版には、亜希子は自殺未遂をした、と書いてしまったのですが、
違いました。薬瓶のようなものと、ティーカップが落ちていたので、服毒自殺
を図ったのかと思ったのですが・・・。あの瓶はなんだったのでしょう?私以
外にもそう思った方はおられるのではないでしょうか。ともかく、失礼しまし
た。
 さて、なんとか最終話まで書ききることができました。初めてのことで、読
みづらいことも多々あったかと思います。この執筆を始めて、日本語の難しさ
を改めて感じました。
 これに懲りず、夏ドラマも担当させて頂く事になりましたのでよろしくお付
き合いください。(テアラ)

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発行元:ドラマ研究会
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