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タイトル:Daily Drama Express 2005/06/15 anego (9)  2005/06/23


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/06/15 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル anego〜アネゴ〜
局  名 日本テレビ系
放映日時 水曜22時
キャスト 野田奈央子(篠原涼子)
 黒沢明彦(赤西仁)
 沢木絵里子(ともさかりえ)
 沢木翔一(加藤雅也)
 長谷川真名美(市川実和子)
 早乙女加奈(山口紗弥加)
 加藤博美(戸田菜穂)
原  作 林真理子
脚  本 中園ミホ
主題歌  −

あらすじ  ”東済商事の皆さまへ 野田奈央子さんは私の夫を誘惑し、幸せ
な家庭をめちゃくちゃにしました。このような人の道に外れたことが
許されるのでしょうか。 沢木絵里子”
 沢木絵里子(ともさかりえ)からのメールやFAXが東済商事の社員
に送られ社内は大騒ぎに。

 〜
 私はこれまで何十回も不倫の相談にのってきました。
 その度に知ったかぶってこんなことを言いました。
 「料理をオーダーした後で、目の前に美味しそうな料理が通り過ぎ
たとして、やっぱりあれと取り替えてなんて言えないよね。不倫もそ
れと同じ。結婚したのに恋愛したなんていう男はかなり諦めが悪いと
思うな。そんな諦めが悪いのを愛情と勘違いしちゃダメじゃん」
 ”人の不倫みて我がフリン治せ”です。
 〜

 加藤博美(戸田菜穂)は「これで先輩もわかったでしょ。人の心は
コントロールできない。とにかく先輩は特別ヤバイ奥さんの旦那に手
を出して、特別ヤバイピンチに陥っていることだけは確かですね」と
冷静に言う。

 今まで、野田奈央子(篠原涼子)に助けられてきた女子社員達が奈
央子を守ると集まってくれた。奈央子はありがとうとお礼を言い、自
分で何とかすると告げる。

 その頃、奈央子の実家にも絵里子から手紙が送られていた。奈央子
の母は「信じられない」と言うが、すぐに奈央子に連絡を入れる。

 その夜、立ち飲み屋で博美は坂口部長(升毅)に奈央子の件を聞くと、
坂口は人事部長から今はスキャンダルは困るから野田君を子会社へ出
向させたらどうかと言われたと答える。
 そこへ絵里子がやってきた。絵里子は辛い気持ちをみなさんに解っ
てもらうためにメールやFAXを送ったと謝罪をした。博美は「やり方
が汚すぎますよ。会社中にスカッとミサイルぶち込んでお詫びします
?辛かったら旦那や愛人に直にその気持ちをぶつけて決着をつければ
いいでしょ。妻ってものは立場が強いんだから正々堂々タイマン張っ
たら!」と言う。

 その頃、黒沢明彦(赤西仁)は沢木翔一(加藤雅也)の会社へ行き、
絵里子の暴走を止めてくれるようにお願いをする。翔一は黒沢に礼を
いい、奈央子との気持ちはいい加減なものでは無いという。

 一方、奈央子の家では母親が心配して来ていた。奈央子は翔一との
ことを素直に謝った。
 そこへ翔一から電話が入る。翔一は奈央子に謝罪し「こんなことに
負けず、二人で頑張ろう。二人で幸せになろう」と励ました。
 「他人の不幸とひきかえに自分だけ幸せになるなんてことは絶対に
ないのよ」と母親は言うが、奈央子は「私、信じているの。彼が運命
の人だって」という。

 翌日、黒沢は坂口から海外赴任を打診される。
 行き先はモンゴルのウランバートル支店。ここは別名 “お仕置き
部屋” といわれている。
 黒沢は「前向きに考えさせてください」と答える。
 新人研修で警察沙汰を起こしたペナルティーがキッカケになったと
同僚達は言う。

 奈央子の元へ絵里子からメールが届いた。
 ”主人が家を出て行きました。奈央子さんはどこにいるかご存知で
すよね。大事なお話があります。主人のことで。 沢木絵里子”

 その夜、立ち飲み屋で長谷川真名美(市川実和子)は黒沢に自分の
気持ちを告白しようとしていた。
 そこへ博美がやってきて「邪魔した?告白でもしてたの?」という
と真名美は焦った。
 真名美が席を外した後、博美の携帯が鳴った。坂口からだが博美は
出ようとしない。
 「黒沢君、責任のとれない男はダメよ。アネゴのこと好きなんでし
ょ。でも、あんたはまだ、いろんな女の子と遊びたいのよね。男と女
は結局先着順よ。何年も経って、やっぱりアネゴが良かったって思っ
ても、もう遅いのよ」
 「じゃぁ。もう遅くないですか。アネゴ、沢木さんのことでイッパ
イイッパイだし」
 「誠実な男は絶対に家庭を捨てない」
 「っつーか、誠実な男は不倫しないだろう」

 一方、奈央子は絵里子の家を訪ねていた。
 翔一の居場所は知らないと奈央子が言うと絵里子は素直に「信じる
わ」という。
 その代わり、翔一が4年前にも不倫をし、絵里子と真琴を捨てて、
その人と結婚すると言い出したと言う。
 奈央子は、また絵里子の作り話だと言うと「じゃぁ。その人の名前
を教えてあげましょうか。クラウン総合研究所というシンクタンクに
勤めている河田沙知子(大塚寧々)さん。奈央子さん、お会いになる
勇気あります?」と絵里子は答える。

 翌日、インターネットで調べると、河田沙知子という名前が存在し、
真名美達と一緒に次に開催するセミナーに参加することにした。
 セミナー後、奈央子は沙知子を呼び止め、絵里子や翔一のことを訪
ねた。結果は、絵里子の言っていた通りだった。始めは不快に思った
沙知子だが奈央子の話を聞き「私で役に立つことがあったら、いつで
もどうぞ」と名刺を渡してくれた。

 翔一から奈央子へメールが届く、が、不倫相手として二人目だった
ことにショックを受けた奈央子は翔一に連絡をすることはしなかった。

 株主総会に向けて仕事が忙しくなる。奈央子は身の回りを整理する
かのように博美達に引継ぎをしていく。
 黒沢が帰ろうとすると、会社の前に奈央子の父親がいることに気づ
いた。
 黒沢は屋台へ連れてかれて、父親と奈央子の話をする。
 「黒沢君。奈央子は会社でも毎日幸せそうに笑っていますか」
 「はい」
 「私は、あの子が口を大きくあけて笑う顔が大好きでね」
 「僕も大好きです」

 その頃、立ち飲み屋で奈央子は飲みながら悩んでいた。
 「運命って1つしかないよね。2こも運命があったらおかしいもん」
 奈央子は博美に沙知子の話をする。「運命の人だって私が勝手に思
い込んでいたのかな」という奈央子に「まぁ。所詮、恋愛なんて思い
込みと錯覚ですからね」と博美は冷めた言葉を返す。

 帰りの電車の中、奈央子の前に翔一が現れた。その偶然に驚く奈央
子。だが、それは偶然ではなく、翔一が奈央子を待っていただけだっ
た。
 翔一は奈央子から連絡がこないので会いにきたのだった。
 奈央子は翔一に沙知子と会ったことを話し、翔一が結婚してからの
初めての人でありたかったと言う。
 翔一は沙知子のことは奈央子と出会う前の話だといい、「二人で頑
張ろう。二人で幸せになろう」と言う。
 そこへ電話がなった。黒沢からだった。黒沢は奈央子の父親が寝て
しまって実家の住所がわからないと言う。わけがわからない奈央子だ
が父親を黒沢にお願いする。「それから、アネゴに相談したいことが
あるんですけど、明日時間あったらいいですか」と言われ、「わかっ
た」と答える。

 翌日、奈央子は沙知子に会いにいった。
 沙知子は「野田さんは沢木さんと別れたいんですか。それとも一緒
になりたいんですか」と聞くと奈央子は「良くわからないんです。沢
木さんのことを知れば知るほど解らなくなるんです」と答える。
 沙知子は「あの時の私と同じ」と言う。4年前、翔一が沙知子と一
緒になるために家をでた後、絵里子から実家や会社に怪文書が送られ
た。翔一は「二人で頑張ろう。そして、二人で幸せになろう」と毎日
励ましてくれた。と言った。
 自宅に戻った奈央子は「こんなの運命なんかじゃないよ。」とワイ
ングラスを叩き割った。

 その頃、黒沢は後輩達が走り回るラグビーのグランドへ来ていた。
 「練習をみにきてくれたんすか?」という後輩に「人生、考えてた」
と答え、奈央子の家へ向かった。

 奈央子の家についた黒沢は、
 「運命の方は上手くいっていますか」
 [奈央子心の声]〜運命って言葉、一生聞きたくない!〜
 「で。相談って何かな」
 「あの。実は俺、モンゴルへ転勤の話が出てるんです」
 「えっ?お仕置き部屋? でもね。新入社員だし断れないよ」
 〜私より不幸な青年もいるんだ〜
 「はい。行くつもりです」
 [黒沢心の声]=なんて切り出せばいいんだ=
 「それで。アネゴってモンゴル行ってみたくないですか」
 「まぁ。誰も行きたくない場所に行くのも人生勉強になるよ。頑張
ってね」
 =だめだ。話の流れがマズイ方にいってる=
 「一緒にモンゴル行ってください」
 「は?何しに?」
 〜こいつの目的はなんだろう 結婚は5年先まで考えたくない・・
・とすると〜
 「それは・・・アネゴがいると何かと・・・」
 〜カラダ目当て? 11コも上じゃ、カラダでもない・・・とする
と〜
 「俺、給料まだ安いし、そういうこと言える身分じゃないんですけ
ど」
 〜カネ目当て!〜
 「黒沢君、そこまで頼られても困るんだけど・・・」

 電話が鳴った。
 「奈央子さん、絵里子です。今すぐ来てください。助けてください。
主人が私に暴力を振るうんです」
 奈央子と黒沢は絵里子の元へ急いでかけつける。

 訳を聞くと、翔一は絵里子を連れて弁護士のところへ行こうとした
が絵里子が嫌がって逃げ出したという。
 奈央子は絵里子に二度と翔一とは会わないと約束をし、「最後に
1つ聞きたいんですけど、沢木さんとどうして別れられないんですか」
と聞くと「だって。運命の人だから」と絵里子は答えた。

 その夜、公園の噴水前で、何本もビールを飲み酔っ払った奈央子と
黒沢がいた。
 「夫婦ってすごいね。すごいもの見せられちゃった」
 「大丈夫ですか」
 「私は全然大丈夫」
 「あ。黒沢君さぁ。昼間へんなこと言ってたよね。モンゴルに一緒
に行こう。とか」
 「はい。俺、5年も考えるのやめたんです。 結婚しちゃいましょ
うか。」
 =あー、やっと言えた!=
 「へー。誰と?」
 =伝わってないし・・・=
 「奈央子さん。俺と結婚して一緒にモンゴルに行ってください。」
 〜これって若さの勢い? 単なる酔っ払い?〜
 「っていうか、黒沢君、一人でモンゴル行くの怖いんでしょー」
 「はい。でも、それだけじゃないです」
 〜わかりやすくて、かわいいー〜
 「私、お見合いに敗れた上に略奪婚にも敗れました。黒沢君も知っ
ての通り結婚にも焦っているし、そんなのに捕まっちゃっていいの?」
 「そうゆうのも全部含めて奈央子さんですから。そのままの奈央子
さんを俺は好きになりました」
 〜33年間生きてて、こんなに嬉しいこと初めて言われた・・・ 
生きててよかった〜
 「あ。でも返事は今すぐじゃなくていいです」
 〜な。なんで?〜
 「そっか。考える時間をください」
 「どれくらい・・ですか」
 「5分くらい」
 =はやっ!=
 「わかりました。じゃぁココで待ちます」
 〜夢見てるのかな・・・ 夢なら醒めないで欲しい〜
 「俺やっぱり、結婚とか良くわからないです。でも、沢木さんとの
ことで苦しんでいる奈央子さんみて、危なっかしいというか、ほっと
けないというか、幸せになりたいのに苦しむなんて変ですよ。俺にプ
ロポーズした時も悩んでて辛かったんですよね。俺、嫉妬してるんで
すかね・・・。そろそろ5分経ちますけど・・・」
 奈央子をみると、奈央子は寝てしまっている。「寝てるし・・・」
と黒沢は奈央子の寝顔をみて微笑む。

 翌朝、黒沢は坂口部長に「部長、モンゴル行きのお話お受けします。
よろしくお願いします。あ。でも、その前に結婚とか、そういう話に
なったら奥さん同伴でお願いします」と言う。
 「誰と?」と聞かれ「でも、まだ彼女にはOKもらってないんです」
と答える。「で、その彼女ってのは?」と聞かれ、焦った奈央子は
「部長!株主総会があと1時間ほどで開始ですから」と割り込みを入
れる。
 博美は「ふ〜ん」と微笑みながら奈央子の肩をつつく。

 会社の外ではマスコミがたくさん来ていた。
 その時、屋上に人影が。外は騒動になっていた。
 黒沢は奈央子の元へ走り、「大変です。絵里子さんが屋上に」と言
う。


寸  評  奈央子は沢木さんのことが本当に好きだったのでしょうか。
 運命の人だから好きになったんでしょうか。
 相手のことが本当に好きならば運命だろうが何だろうが関係ないと
思います。
 一方、黒沢は奈央子にプロポーズしました。
 奈央子は嬉しそうでしたが、モンゴルにはついて行かないんだろう
な。

 次回は最終回です。
 私は「幸せ=結婚ではない」と悟って終わるんだと予想しています
が、この結末だと誰でも予想出来るありふれたドラマになってしまい
ます。
 さて。anegoはありふれたドラマで終わってしまうのでしょうか。

執 筆 者 西脇()

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2. 編集後記
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 次週が気になり、ネットの掲示板etcを見たりテレビ雑誌を買うなど情報収
集してしまっています。掲示板をみていると自分と同じ気持ちでドラマを見て
いる人がいることにチョット嬉しく思ったり。
 あー何書いているんだろう。。。スミマセン、徹夜で頭が働いていないで
す・・・。
 おやすみなさい・・AM5:50・・(西脇)

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発行元:ドラマ研究会
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