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タイトル:Daily Drama Express 2005/05/31 曲がり角の彼女 (7)  2005/06/22


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/05/31 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 曲がり角の彼女
局  名 フジテレビ
放映日時 火曜22時
キャスト 大島千春(稲森いずみ)
 三原なつみ(釈由美子)
 谷村誠 (高知東生)
 一条杏子(川島なお美)
 堀内夕子(三浦理恵子)
 堀内正光(伊原剛志)
 三宅修二(金子貴俊)
 甲本椿 (石川亜沙美)
 甲本一樹(要 潤)
 山岸えり子(青木さやか)
脚  本 後藤法子
主題歌  −

あらすじ  第7話 金は愛より強し?

 堀内夕子(三浦理恵子)が大島千春(稲森いずみ)のところに、堀
内正光(伊原剛志)が離婚届を置いて出て行ってしまったと飛んでき
て、泣き出す。
 堀内は店の再開のために、1000万円必要。
 お金なら、夕子の父が出してくれるというのに、堀内は受け取れな
いと言う。こりからはもう、今までの生活はできない、と堀内は言っ
ていたという。

 夕子はどう思っているのか、と問う千春に、夕子はこのままギスギ
スと生活するなら、別れた方がいいかも。自分にはお金、稼げないし、
と。
 千春は、お金がなかったら、ハイ、さようならって?結婚はそんな
ものなんですか!?と怒る。
 でも、一人で興奮している自分に気付き、外回りに出る千春。
 そんな千春を甲本一樹(要潤)が見ている。


 山岸えり子(青木さやか)は、千春に、夕子が離婚すれば堀内はフ
リー、と言うが、千春はそんな単純じゃないとふてている。
 無職で借金抱えた男じゃ困るよね、とえり子。

 千春が立ち上がる。
 えり子はそんな男にお金上げるの!?と慌てる。
 1,000万円なんてあるわけない、と千春。

 えり子は1,000万円無い方がおかしい、と1,027万円余の
定期が入っている通帳を見せる。結婚できなかった時の老後も考えな
ければならないし、と。


 山岸えり子 『貯金額1千万以上の 33歳』


 甲本椿(石川亜沙美)は、自分の貯金はママが勝手にしていると言
う。


 甲本椿 『自分名義の貯金総額を把握していない 27歳』


 なつみは社会人3年目で300万円貯めている。

 三原なつみ 『すでに貯金額300万円以上の 25歳』


 大島千春 『10年働いて貯金額151万円の 33歳』


 なつみが帰宅すると、寮の前で母親・敏江(石井苗子)が待ってい
る。


 千春は、なんでみんな貯金しているのか、と落ち込む。
 そこに三宅修二(金子貴俊)が来て、千春が問うと、修二の答えは
ローンがあるので、マイナス、と。
 千春は嬉しくなって、「おごる!」と言うが、バッグに手を入れる
と、昼間銀行でおろしたお金を入れてある財布が無い!!


 千春は貯金箱をひっくり返す。3,620円。

 −− お金があれば幸せになれる....なんてヤボは言わないけど、
なくしてわかるお金のありがたみ。

 預金を崩さないためには、家賃の他にはあと1万円しかない。

 『人生お金だ!日々節約』
 と千春はルールブックに書き込む。


 なつみを訪ねてきたヤクザな風体の男が、なつみに、「いただくモ
ノ頂いたら、帰りますよ!」と大声を上げる。

 一樹が来て、大声を出すのは営業妨害なので、警察を呼びますよ、
と言う。
 男は出ていく。


 一樹はなつみに事情を聞くが、なつみは答えない。


 千春はお弁当を持ってきている。日の丸弁当に振りかけ。
 なつみもお弁当。ただしカラフル。


 千春は谷村誠(高知東生)の店でもすぐにお勘定にし、端数の
10円までえり子ときっちり二等分。

 後ろの席では、修二がなつみにおごっていた。

 千春は、若い女性には、おごらせるという節約術がある、とうらや
ましがる。
 えり子が千春におごったげると言う。
 千春は生ビールをおかわり。


 店を出たなつみは、昼間の男に声を掛けられ、仕方なく財布の有り
金を渡す。

 それを目撃した修二。


 翌日、なつみが男にお金を貢いでいたと修二が千春に教える。
 千春は、『貢がせていた』でしょ、と訂正しようとする。


 千春はなつみと公園でお弁当を食べる。
 千春はなつみが男に貢ぐことは考えられないので、原因はお母さん
のこと?と聞く。
 なつみは、千春に迷惑を掛けているのではないので、放っておいて、
と言う。
 千春はみんな心配していると言うが、なつみは、ならお金出してく
れるんですか?お金のことは、お金でしか解決できない。千春に相談
するくらいなら、エリックに相談した方がまし、と帰ってしまう。

 自分は小学生以下!?とショックを受ける千春。


 千春は自販機の下に百円玉を転がし入れてしまい、焦る。
 修二に取って貰ったモップで自販機の下から書き出すと、他の人が
落とした百円玉まで出てくる。
 「ここ、お宝の山だよ!!」と千春。
 みんなあきれる。


 千春の所持金、8530円と、自販機の下から拾った400円。
 いよいよ、貯金に手を付けるか?


 千春は、心配して堀内に電話する。
 堀内は、神戸に帰って、雇われシェフでもするか、と言う。
 そして千春に、一緒に来るか?と言う。
 千春は、仕事があると断る。
 堀内は、自分のことは忘れてくれ。自分は経営者に向いていない。
料理さえ作っていれば幸せだから、と。


 −− お金で済む問題なら、一瞬貸してもいいと思った....って、
そんな余裕全然無い。


 なつみの母親がホテルの前で待っている。
 そこになつみがハイヤーで戻ってくる。
 ハイヤーからは続けて一樹が下りてくる。

 母親はなつみにお金を返して欲しいと言う。そして、一樹にはなつ
みの給料の前借りを頼む。
 一樹は、社内ローンもあるけど、と言うが、なつみは母親には構わ
ないでと、一樹の背中を押して事務所に入る。


 なつみの借金を心配する一樹に、母親のことは放っておいてと言っ
て、なつみは目に涙をためて事務所から出てくる。

 そこに来合わせた千春は、まさか一樹がなつみにセクハラを!?と
責める。
 だが、原因は借金のこととわかる。

 一樹は、社内ローンを勧めてみるか、と言うが、千春は、なつみは
母親のことには触れられたくないと思っている。このことは自分から
折を見てなつみと話をしておく、と言う。
 一樹は、千春はなつみと仲がいいのかわるいのかわからない、と言
う。
 千春は仲が悪い、とキッパリ。


 えり子と千春が事務所で残業していると、なつみ宛の、借金返せと
のFAXが沢山届く。


 修二、真鍋、谷村は、なつみの借金の原因はファッション?ギャン
ブル?と無責任な想像をしている。


 なつみの寮の電話にも、散々、借金返せとの録音が入っている。
 なつみは電話線を抜く。そして、300万円余の残高のある通帳を
広げる。


 夕子は必死にアルバイト先を探している。

 やっとファミレスのウェートレスに採用されるが、失敗続きで、一
日でクビになる。


 夕子は一条杏子(川島なお美)のところに愚痴を言いに行く。
 泣きじゃくる夕子を放っておく杏子を、帰宅した息子・エリックが
慰めるようにとたしなめる。

 杏子は、夕子にはお金は稼げなくても、夕子でなければできないこ
とがあるはず。それを埋められるのが夫婦でしょ、と言う。


 一樹が堀内を訪ね、1千万で店手放すのか?と問う。
 堀内は銀行に頭下げるのは苦手。女房とも彼女とも別れて、第二の
人生始める、と言う。


 一樹が千春に、堀内が店を手放すのはやめた。明日から銀行まわり
をすると言っていた。夕子が堀内の店に来ていて、バイトには失敗し、
堀内が神戸に行くならついていくと言っていた。
 かっこつけるのはやめて、一生ついていくから、一生そばにいて、
かっこ悪いところもダメなところも、隣で全部笑っちゃうんだから、
と言って、夕子は離婚届を破いていた。

 「一生そばにいる.....か。わたしには言えないな」と千春はつぶ
やく。


 千春は一樹と焼鳥屋で飲む。
 千春は、一樹はもてないでしょ、とくだをまいている。


 なつみは座卓の上に、『病院近し』、『バリアフリー』などと書か
れたマンションのちらしを広げ、通帳を見ていた。

 そこに一樹が、やけ酒で酔っぱらって、正体を無くした千春を抱え
て部屋へ置く。
 なつみは、一樹と千春の関係を聞くが、一樹はただの部下、と答え
る。


 半分酔った千春は、なつみに、堀内に貯金全額渡してもいいと思っ
た。でも、堀内が本当に欲しいのは、夕子のような優しい言葉だった
のでは?と言う。


 千春が寝てしまったところに、みつもの母親が来て、お金貸して、
と言う。
 なつみがお金は無いと答えると、ならばなつみのブランドバッグを
売るから、と手に取る。

 なつみは遂にキレ、自分の残高300万円余の通帳を差しだし、こ
れで縁を切って、と言う。

 千春が反対する。なつみが物件を探していたのは、母親と一緒に住
むためだろう。25歳のOLが300万円貯めるのは、並大抵のこと
ではない。
 でも、なつみの母親は、20歳からなつみを一人で育ててきたのだ
から、当然、と言う。
 なつみも、300万円で縁が切れれば安いもの、と言う。

 千春は2人を置いて寮の部屋を出る。

 なつみは母親に、やはり考え直そうと言う。このお金はどうしよう
もなくなってからにしよう。違法な利子は弁護士に相談し、元金は少
しずつ働いて返そう、と。
 そして今までお金を渡していたのは、母親が嫌いだったからではな
いと言う。
 和解するなつみと母親。


 会社で修二がなつみに、わずかだけど、返すのいつでもいいからと
封筒を渡す。
 なつみはお礼を言うが、でも、必要なくなった。母親が少しずつで
も働けるようになったから、と答えるなつみ。

 微笑みながらやりとりを見ている千春。


 −− 夕べ考えた。

 千春はルールブックの、『人生はお金だ!!』の文字を消す。

 −− わたしに1千万円あったら、わたしはそのお金で堀内との仲
を埋めようとしたのだろうか?わたしはお金にかけちゃう何かに負け
たのだから。

 『お金に負けない女になる』とルールブックに書き込む。


 千春はえり子に、さっぱり、すっきり負けるのもいいね、と言う。
 そこに警察からお財布が見つかった。中のお金も無事とわかる。
 「やっぱり人生、お金だね」とつぶやく千春。


 千春の節約生活は終わり。
 お祝いに谷村がおごってくれる。


 屋台で、一樹と堀内が飲む。
 堀内は、融資先が見つかり、また店が元通りになれば、また彼女と
今まで通りかも.....と言いだし、一樹は堀内を殴り倒す。


寸  評  一樹は、千春のことをかなり意識している?
 こちらも5歳年下、アネゴも11歳年下の男の子と付き合うなんて。
年下の男性と付き合うというのは、今や不思議はない?それとも、そ
のことがまだ話題になるのは、まだ、意識しているからでしょうか?

 ところで、何回か前に、杏子と夕子とえり子でサウナに入っている
場面がありましたね。
 あれで、すごく青木さやかが太って見えたのですが。
 やはり、川島なお美や三浦理恵子は女優さんなんですね。細い!!

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 先週より、遂に大河ドラマを見ることから脱落しました。見る気は無かった
のですが、タッキーの義経が、というより、牛若丸が見たくて見始めた、とい
うところです。でも、義経になって大人になってしまったし、演技はつまらな
いし、おまけに筋も退屈で、遂にガマンの限界を超えてしまいました。『新撰
組』は、どんな脚本かという興味も手伝ったので、なんとか1年、見続けたの
ですがね。もう、大河ドラマを見られる身体ではなくなってしまったことをし
みじみと知りました。来年は山内一豊の妻ですが、見るかは迷っています。彼
女自身に興味はあるのですが、今の大河にガマンできるかが、大問題。フジテ
レビの『大奥』になら、はまれたのですがね。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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