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タイトル:Daily Drama Express 2005/05/28 瑠璃の島 (7)  2005/06/22


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/05/28 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル 瑠璃の島
局  名 日本テレビ系
放映日時 土曜21時
キャスト 川島達也(竹野内豊)
 藤沢瑠璃(成海璃子)
 仲間勇造(緒形拳)
 仲間恵 (倍賞美津子)
 米盛照明(小日向文世)
 島袋さなえ(小西真奈美)
原  作 森口●
脚  本 森下佳子
主題歌  「ここにしか咲かない花」 コブクロ

あらすじ  第7話

 藤沢瑠璃(成海璃子)は、男の子へのプレゼントのシールを持って
登校。施設で相手の心をつかむのに、よく使った手と。
 瑠璃は、仲間勇造(緒形拳)から新垣治衛(平泉成)へのプレゼン
トの干し柿も持っていく。


 新垣佳枝(市毛良枝)は、生き生きと男の子−−7歳の暁(内田流
果)を送り出す。


 校長の小浜学(岸部一徳)は、遂に中学校再興の条件を勝ち取って
くる。生徒三人以上勝ち取ってくること。
 島の主立った人たちは、瑠璃の他にあと2人子供を集めなければ!
と張り切る。


 暁は、自分は身体が弱いので、この島に来たという。
 すっかり上級生らしく振る舞う瑠璃。

 それから瑠璃は暁を連れて、鳩海島を散歩することを提案。
 島袋さなえ(小西真奈美)先生は提案を受け入れる。

 三人が桟橋を見ている時、一人の男が、『里子募集』のビラを持っ
て上陸し、灯台の写真を撮り始めた。


 勇造は川島達也(竹野内豊)を連れて、浜辺近くの海で漁。
 そこに米盛照明(小日向文世)が来て、いずみ(永井杏)から手紙
が来た、と嬉しそうに読み上げる。


 野々村(高杉亘)と名乗る出版社の名刺を持った人が、勇造にしば
らく泊めてくれと言う。勇造の家は、民宿を営んでいる。


 豊年祭の準備会が始まってすぐ、野々村は里子問題を持ち出す。こ
んなことをして子供を増やそうなんて、島のエゴでは?と問う。
 新垣は話題を豊年祭に戻そうとするが、宮園壮平(塩見三省)は、
やはりこの質問に自治会長の新垣は、正面から答えるべきではないか、
と言う。


 帰宅した佳枝は暁の母親はどんな気持ちで暁を手放したのだろう?
母親はどんな人?と新垣に問いかけるが、新垣は「シート、出しっぱ
なしだった」と言って、逃げてしまう。

 佳枝は、暁の持っていたお守りが、新垣の持っているものと同じと
気付く。


 瑠璃が暁を、次の授業は水泳だと呼びに行くと、暁は新垣と佳枝が
ケンカしている。自分のせいで2人がケンカするのはイヤだ、と言う。


 昨日の会の騒ぎを聞いたさなえは、そんなばからしいことで騒いで
いないで、さっさと豊年祭のこと、決めて下さい。里子問題を気にし
ているのは、結局格好つけようとしているからでしょ、と冷たく言う。
 松隈浩二(勝村政信)は、さなえは転勤してしまえばそれまでだか
ら、そんなことが言える。島の人にとっては、一生の問題、と反論。
 小浜は、「『木を見て森を見ず』ってことにならなければいいのだ
が」と割ってはいる。


 米盛がいずみから届いた手紙を持って職員室に入ってくるが、松隈
は今取り込んでいるので、と米盛を追い出す。

 米盛は三線の練習をしている瑠璃と暁のところに顔を出す。
 2人は豊年祭には島を出て行った人たちも帰ってくる。自分たちは
島野代表だから頑張らなくちゃと言っている。
 暁は米盛に野球カード、瑠璃がシールをあげる。米盛は2人を応援。


 浜辺にたたずむ佳枝に、宮園が声を掛ける。
 佳枝が暁は新垣がよその女に産ませた子だと言う。
 宮垣は新垣が話しちゃったんだと言う。

 でも、実は佳枝がカマをかけただけ。佳枝は自分だけ知らされてい
なかったんだ、と言う。
 宮園は、中学生の時、佳枝に告白した時のことを話す。


 米盛が机の上に、いずみからの手紙、暁の野球カード、瑠璃のシー
ルを並べている。
 川島は米盛に、子供達から人気があるんですね、と言う。
 米盛は川島に、来年も再来年もずっとずっと先まで、一緒に豊年祭
をやろうね、と言う。
 曖昧に頷く川島。


 米盛の入院している病院で、「アソウミチコ」という患者を捜して
いる美穂子(さくら)。でも、看護師は誰も彼女を知らない。
 そこにいた本人が、名乗る。「アソウミチコ」はペンネーム、と。
その女性は、川島に『高原さん』と声を掛けた女性で、彼女は川島は
傷害事件を起こして入院していた男性に付添っていた。その男性は何
とかという島にいると教える。


 鳩海島に台風が近づいてきている。
 さなえが瑠璃と暁を引率して、新垣家に来る。

 佳枝と新垣は冷戦中。


 さなえは続けて瑠璃を仲間家に引率してくる。


 勇造は瑠璃にとって鳩海島の台風は初めてか。台風の時は、みんな
カメになる。手足を引っ込めて、家の中にずっといる、と説明。

 そこに、米盛がいなくて、台風への備えをどうしていいかわからな
い、と川島がやってくる。

 勇造は、外に出ているモノをすべて中に入れ、雨戸を閉め、外から
打ち付けるのだ、と教える。
 仲間恵(倍賞美津子)が道具箱を貸す。そして、さなえを送ってい
くように言う。

 子供じゃないと断るさなえ。
 みんなでさなえをからかう。
 川島は、通り道だから、と歩き始め、後を追い掛けるさなえ。

 −− その風は、遠い地の底から吹いてくるような風だった。遠い
地の底から何かが起こっているような。


 川島に送ってもらったさなえは、「川島さんは、島の台風は初めて
ですよね。島に来る前はどこにいらしたんですか?」と聞く。
 答えない川島。
 「川島さんって、時々藤沢さんと同じ目をしますよね」とさなえ。


 川島は台風の準備を終える。
 勇造が点検に来る。
 川島は米盛を捜しに行くという。
 勇造は、子供じゃないのだから大丈夫、と止めるが、川島はやはり
出かける。


 その頃米盛は、台風で逃げまどう山羊を祭りの道具小屋に入れるが、
小屋の戸がかたかたいって開いてしまうのを、自分の身体で押さえて
いた。

 その時、突風で電信柱が倒れ、米盛を直撃。
 だが、米盛は自力で這いだし、また、自分の身体で戸を押さえる。


 川島が米盛を見付けるが、その時、額から血を流す米盛に意識はな
かった。

 川島は、なんとか米盛の身体を担ぎ、家へ連れて行く。


 勇造は祭りの道具の入っていた小屋の戸を押さえていた米盛を、
「最後まで、バカな奴だ」と言う。

 川島は、米盛の持っていたいずみの手紙を広げる。
 米盛は豊年祭を楽しみにしていて、自分たちでできることから進め
ようとしていた。いずみともうすぐ一緒に住めるはずだった。いずみ
は母親と話し合って、米盛と鳩海島で一緒に住もうとしていた。瑠璃
と一緒に中学へ通うつもりだった。

 「子供残していっちまうなんて、バカな奴だ」と新垣。
 瑠璃は米盛が死ぬわけない。これからも一緒に遊ぶ約束した、と言
う。

 新垣と宮園は、早く倉庫の扉を直しておけばよかった。途中で準備
会を退席したのは誰だ。出て行けって言ったのは誰だ、と言い争う。
 勇造がボソッと、「子供のようにまっすぐな心をもった奴だった」
と言う。

 瑠璃は廊下で泣いている。
 慰めに来た川島に、瑠璃は自分を「瑠璃ちゃん」と呼んでくれる人
の数を数えたら、片手で終わってしまう。そんな人がまた一人、減っ
てしまう、と泣く。


 翌日は晴天。
 米盛の葬儀。
 いずみとその母親もやってくる。
 いずみは米盛の遺体に取りすがって、「もうすぐ一緒に住もうとし
ていたのに、なんで待っててくれなかったの!」と泣く。


 宮園は佳枝に、自分はこの島でどういう風に死ぬのかと考えた。そ
うしたら、すべて小さいことに見えてきたという。
 佳枝はこの島を出て行きましょうと言う。


 −− 神様は何が大切なものか知らせるために、大切なものを取り
上げると言う。でも、しがみついている大切なものまで取り上げてし
まう。いとも簡単に。


 波止場でみんなが待っていると、お骨を抱いたいずみの母親と、遺
影を抱いたいずみが船で戻ってくる。


寸  評  まさか、米盛が亡くなってしまうとは、予想しませんでした。最
初は気持ち悪い人、と思いましたが、瑠璃との距離が縮まると共に、
いい人に変わっていきました。
 ほのぼのとしたストーリーが進んで来ましたが、中盤を過ぎて、台
風と共に、ストーリーにも嵐が訪れたようです。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 今年の夏は、鳩海島のモデルになった鳩間島がリゾートとしてのはやりにな
るのでしょうか?
 JALやANAの沖縄キャンペーンに、瑠璃ちゃんは合っていると思うので
すが、今年は誰でしょう。
 もうすでにポスターが貼り出されているのかもしれませんが、旅行会社に行
っていないので、わかりません。(鈴木)

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