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タイトル:Daily Drama Express 2005/05/16 エンジン (5)  2005/06/07


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/05/16 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル エンジン
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 神崎次郎(木村拓哉)
 牛久保瑛子(高島礼子)
 神崎猛 (原田芳雄)
 神崎ちひろ(松下由樹)
 水越朋美(小雪)
 星野美冴(上野樹里)
 春山万里男(角野卓造)
 一ノ瀬新作(泉谷しげる)
 菅原比呂人(青木伸輔)
 末永たまき(岡本綾)
 鳥居元一郎(堺雅人)
脚  本 井上由美
主題歌  −

あらすじ  Lap5 僕と君の秘密

 神崎次郎(木村拓哉)は、メカニックの本を鞄に詰める。

 園部葵(佐藤未来)は青い髪留めが壊れたから、良くないことが起
こるので、学校に行きたくないとごねる。
 葵の兄の園部徹(有岡大貴)が代わりのピンを葵の髪に止め、「お
兄ちゃんが言ったことで、今まで違ったことないだろ」と説得する。


 小学生の男の子3人は、次郎のマネをする。
 次郎は、仕事決まったから15分早くでることにしたと言う。

 子供達は、次郎はレーサー。次郎のレースを見に行きたいと言う。
 「そのうちにな」と次郎。
 「大人の『そのうち』は実行されること、ありませんから」とさめ
た草間周平(中島裕翔)。
 「お前の言うとおりだ」と次郎。


 末永たまき(岡本綾)は次郎に、メカニックはドライバーにとって
一番つらい仕事。マシンのそばにいるのに乗れない、と言う。
 次郎は、まだ始まってもいないと、気にしない。

 一之瀬新作(泉谷しげる)監督は、次郎はメカニックの素人だから
教えるようにと後輩・伊吹テツヤ(石垣佑磨)に指導に当たらせる。


 徹は葵と一緒に下校の途上、葵に悪いことは起きていないだろう、
と言う。

 徹たちの前に、徹の同級生三人が現れ、徹が掃除をさぼったと因縁
を付ける。そして、徹の父親のこと知っていると言う。
 徹は葵を先に帰らすと、その同級生達に殴りかかる。


 次郎はメカニックとしてまじめに働いている。
 でもそこに菅原比呂人(青木伸輔)が現れ、チクチクと次郎に嫌が
らせを言う。
 次郎はキレそうになるが、なんとか自制する。


 徹に殴られた生徒の母親が神崎猛(原田芳雄)に文句を言いに来る。
 猛は理由無く殴るなと指導していると言う。
 母親達は、父親が刑務所に入っている生徒なんて、怖いと言う。

 徹は鳥居元一郎(堺雅人)に、殴りかかったのは同級生が葵のいる
前で、父親が刑務所に入っていることを言おうとしたから。葵には、
両親は亡くなったと言ってあるのに、と打ち明ける。


 外でバスのクラクションが鳴る。次郎で、ホームの前に斜めに路駐
されたセダンが邪魔になっているのだ。

 次郎は、玄関で猛に散々文句を言っているおばさん達に、白い乗用
車をどかしてくれと言う。
 次郎を無視するおばさん達。
 次郎は徹の件は、自分は関係ないと言って、なんとか車をどかさせ
る。


 夕食の時間。
 でも、猛は鳴り続ける電話への対応で、手が離せない。

 水越朋美(小雪)や神崎ちひろ(松下由樹)、鳥居は何とか子供達
を明るくしようとするが、星野美冴(上野樹里)が、「もうやめよう
よ。ここでは秘密なんて無いと思った」と言って、みんなスプーンを
置く。
 次郎は、吾関せずと、黙々と食べ、サッサと食事を終わらせると、
自室で仕事を始める。


 葵がやってきて、次郎にしりとりをしたいと言う。
 徹もやってくる。

 次郎は2人を追い出すが、徹の曲がったメガネを直そうとして、
「わかった」と言う。


 朋美が外を見ると、徹のクラスの保護者達が、大勢詰めかけている。

 朋美が次郎に、バスを出して欲しいと言う。子供達をここから連れ
出したい、と。
 次郎はこれから仕事でサーキットに行くのでと断るが、朋美はすで
に子供達をバスに乗せてしまっていた。

 みんなでサーキットへ向かうことになる。
 朋美は、ファミレスでいいとか、デートに行くからと言う子供達を
押しとどめ、出発。
 朋美が「次郎兄さん」と呼びかけると、次郎は嫌がる。


 保護者達は、徹の父親の事件の載った雑誌を猛の前に広げる。
 『飯田仁。妻を殺害し刑務所に入る』
 猛は、徹はこの『風の子ホーム』ですくすくと育っていると言うが、
保護者達は「謝れ!」と譲らない。
 猛は、ケンカの件は謝ってもいいが、徹の両親の件は言えないと突
っぱねる。
 納得しない保護者達。


 次郎はサーキットにバスを止め、灯りを付ける。
 今まで寝ていた子供達は、起きて喜ぶ。

 次郎はエンジンの調整を始める。


 猛と保護者達の話は平行線。
 保護者達は徹の転校を要求。

 牛久保瑛子(高島礼子)が口を開く。
 「お手伝いさんは黙ってて」と保護者。
 「調理師です。あなたがたは絶対に間違いを犯さないって言えるん
ですか?もしあなた達が罪を犯せば、今度はあなたのお子さんが同じ
目に遭うんですよ。お引き取り下さい。あなたたちがここにいると、
子供達が帰って来られないんです」と瑛子。


 次郎は、はしゃぎ回る子供達に手を焼いている。
 マシンを見た子供達は、かっこよさに息をのむ。
 次郎はエンジン音を聞かせる。大輔(石田法嗣)達もしびれる。

 子供達は次郎に走って見せて!と言う。
 でも次郎は、プロは遊びでは走らない、と言う。大げさに聞こえる
かもしれないが、走っている時は一人きり。どこでアクセルを踏み、
どこでブレーキを踏むか。
 間違えば事故って死ぬかもしれない.....と次郎。


 そのころたまきと比呂人とテツヤは、マシンのスタビライザーを直
した方がいいかな.....と言いながら、スピードウェイに向かってい
た。

 ドックに着いて、比呂人は、自分のマシンを次郎が触っていること
に気付き、逆上し、「あんたのいじったマシンなんて、乗れない!レ
ーサーでもないのに。このことは、監督に言っておいて!」と騒ぐ。


 次郎は、子供達をバスに帰す。


 次郎が調整したマシンを見た比呂人が息をのむ。
 テツヤも、きちんとスタビライザーが調整してあるのを知る。
 「なんでメカニックの勉強もしていないのにセンパイは」とテツヤ。
 「乗ったことがある奴にしか、わからないんだよ」と比呂人。


 子供達は、レーサーでもないのにレーサーと言った次郎を責める。
 朋美は、自分のせいだと言うが、次郎は言い訳しきれないのを知る
と、「ウソつきました。カッコつけたかっただけです」と頭を下げ、
時に家族にも言えないこともある、と締めくくる。
 それから次郎が片づけに戻ろうとすると、葵も行く、と走り出し、
朋美が止めても聞かない。


 徹は意を決して、みんなに本当のことを言おうとする。
 みんなは、もういいよ、と止める。
 徹は、葵だけは守りたかった。まだ小さかったから、葵は何も知ら
ないと言う。


 沈んだ顔でマシンのカバーを閉めている次郎に、「次郎、怒られた
の?まあ、人間いろいろあるよ」と、大人びたことを言う葵。
 そして、自分もウソを付いたと葵。母親が事故で死んだのではない
ことも、父親が生きていることも知っている。みんな葵には黙ってい
たが、ニュースで報道されていて、知ってしまった。でも、このまま
知らないふりをする。徹に悪いから、と。

 ただ、「そうか」とだけ相づちを打つ次郎。

 ややあって、「お前、いい女になるかもな」とボソッと声を掛ける
次郎。嬉しそうな葵。そして、次郎と腕を組む。
 「10年早ぇよ」と次郎。

 朋美は、2人が出てくるのに気付いて慌てて隠れようとするが、い
い隠れ場所が無くて、背を向ける朋美。
 「なんで泣いてるの?」と朋美に問いかける次郎。

 葵は自分の髪から青いピン留めを外し、朋美の髪を止め、「これつ
けていると、恋人できるよ」と慰める。
 「本当?」と朋美。
 「知らない.....あとは次郎、頼むよ」と葵は言うと、一足先へバ
スへ向かう。


 瑛子のおかげで、なんとか保護者達は帰る。
 礼を言うちひろに、子供を手放したことがあると打ち明ける瑛子。
 ちひろは、雰囲気で感じていたという。
 瑛子は、だからここで働いているのかもしれない、と言う。


 子供達は、次郎と朋美のために、寝たふりをする。
 次郎は、行きには彼女しか座らせないから、と朋美を座らせなかっ
た助手席に、朋美を座らせる。
 そして、子供達の名前を一人ずつ呼び、絶対ドライバーに復帰し、
表彰台に登ると約束する次郎。
 次郎は、朋美にも小指を差し出す。
 「どうでしょうか?」と言いながら小指を絡める朋美。

 振り返った朋美に、寝たふりをしていた子供達が親指を立ててみせ
る。


寸  評  朋美は次郎に惹かれていますよね。
 でも、次郎はどうでしょうか?まだ、たまきに未練がある?それと
も朋美の思いに応える?それとも違う人?
 ストーリーの構成としては、こういう群像モノとしては定番の一人
ずつ子供のストーリーが展開して、各々の問題を次郎の型破りなやり
方で解決していく、というのですね。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 6月のテレビガイドを買ったら、夏ドラマの先取り情報が載っていました。
今、少しずつ、夏ドラマアンケート用の原稿も作っております。
 TBSは、映画が当たった原作のドラマをよく作ってますね。
 それに対して、フジテレビは、今まで、ドラマが映画になっていましたが、
今回。映画の後にドラマ、という組み合わせにしましたね。
 出来映えはどうなのでしょうか?(鈴木)

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