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タイトル:Daily Drama Express 2005/05/18 anego (5)  2005/06/02


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/05/18 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル anego〜アネゴ〜
局  名 日本テレビ系
放映日時 水曜22時
キャスト 野田奈央子(篠原涼子)
 黒沢明彦(赤西仁)
 沢木絵里子(ともさかりえ)
 沢木翔一(加藤雅也)
 長谷川真名美(市川実和子)
 早乙女加奈(山口紗弥加)
 加藤博美(戸田菜穂)
原  作 林真理子
脚  本 中園ミホ
主題歌  −

あらすじ  「いい会社に勤めて、立派な縁談まである人が、そんなふしだら
なことして許されるですか」
 脅迫電話で目が覚めた野田奈央子(篠原涼子)。隣で寝ていた黒沢
明彦(赤西仁)が目を覚まし、奈央子は慌てて電話を切る。
 黒沢は服を着替えるために1度家に帰ると言う。奈央子は黒沢を呼
び止め、「夕べのことなんだけど、気にしなくていいから」と言うと
黒沢は「助かります」と返事をする。
 ”助かります…?”その言葉に少し落ち込む奈央子。

 〜
 ”人間だけが赤面できる動物である”
 OLを長くやっていると、みんな多かれ少なかれ、こうゆう間違い
を経験していますよね。職場で平常心を保つためには、記憶から削除
するしかありません。
 削除・・・抹消・・・・
 〜
 しかし、脅迫電話については削除出来ない。

 奈央子は加藤博美(戸田菜穂)に相談しようとする。
 珍しく博美に寝癖があり、奈央子は博美が昨夜はお泊りだったこと
に気づくと博美は動揺する。

 仕事を開始すると黒沢からメールが届く。
 『あとで少しお時間貰えますか?』
 『お時間はありません。以上。』

 電話が鳴り奈央子が取ると坂口部長(升毅)の奥様だった「主人の出
張先の電話を教えていただけますでしょうか」といわれる。奈央子は
驚き、目の前にいる坂口を見る。
 奈央子は気をきかせ、坂口にメモを渡す。
 ”奥様から電話。今夜、親戚の方のお通夜があるとのこと。
<大阪>から電話して下さい。”
 坂口は「助かります…」と奈央子に言う。

 夜、立ち飲み屋で奈央子は博美に「部長のことなら誰にも言わない
よ」と言う。「助かります」と博美に言われ、奈央子は「みんな、同
じことばっかりだね」と呟く。
 「私、もう別れます。秘密って1度漏れるとお終いなんです。結婚
なんて望んでいないし、割り切ってますから」と博美は言う。
 奈央子は脅迫電話のことを博美に言うが、逆に「何か脅迫されるよ
うなことがあったんですか?」と言われてしまう。

 自宅に帰ると電話が鳴った。が、沢木絵里子(ともさかりえ)だっ
た。奈央子は絵里子は「明日、自宅へ遊びにいらっしゃらない?」と
誘われる。
 電話を切ると、再び鳴った。が、黒沢だった。奈央子は話も聞かず
にすぐに電話を切ってしまった。
 また電話が鳴った。相手が黒沢だと思った奈央子は電話を取った途
端、「もう、いい加減にして!」と言うと、相手は脅迫電話をかけて
きた女性だった。
 「野田奈央子さんですね。教えて戴きたいんですけど、あの若い男
性は野田さんの恋人なんですか?」
 奈央子は否定しながらも「何故、そんな質問に答えないといけない
んですか!」と言う。そして奈央子は相手が斉藤の恋人だと気づき、
会って話をすることにする。
 名前は水沢加世。奈央子は「女がいたんだ」と呟く。

 その頃、博美は坂口に別れを告げた。博美が言い出したということ
は決意が固いと気づいた坂口は博美の意見を尊重することにする。

 翌日のお昼に奈央子は加世と会った。
 加世は斉藤と4年間付き合ってきたが離婚暦があり子供もいる。加
世は斉藤の出世の妨げになってしまうと結婚を望まずに自ら身を引い
た。しかし、斉藤の結婚相手のことが気になり、奈央子を尾行をした
と告白した。加世は奈央子に斉藤との結婚を勧める。奈央子は驚き
「別れることはない。あなた、斉藤さんのこと本当にに愛しているん
でしょ。」と熱くなってしまう。しかし、加世は「彼が選んだ人が良
い人で良かったです。どうか、斉藤さんを幸せにして下さい」と言い
残し帰っていった。

 職場に戻ると斉藤からメールがきていた。
 ”奈央子さん、お元気ですか? この間のベトナム料理、喜んでい
ただけて良かったです。 僕はあのベトナム料理の本場というか、ハ
ノイに来ています。 日本へ帰ったら、ぜひ和食の店にご一緒しまし
ょう。斉藤恭一”

 奈央子は返信ボタンを押し、
 ”斉藤さん、なに寝ぼけたこと言ってんですか。 女がいるくせに
バックレてお見合いに来て、誠実ぶっちゃって、いい気なもんだわね
〜。 たった今会ってきたけど、あんたにはもったいない女性じゃな
いの。 子連れとは結婚できないなんて、あたしはあんたの人間性を
疑うっつーの。”
 「へ〜。結婚前から修羅場ですか。それ本気で送るんですか?送っ
たら全部ぶち壊しですよ」博美に言われ、「解ってるわよ」とメール
を削除する。

 夜、絵里子の家へ遊びに行く。
 奈央子は絵里子に相談すると、「自分が結婚できない嫉妬心から破
談させようとたくらんでいるのだから、そんな作戦に乗ってはいけな
い」と言われてしまう。
 奈央子は加世はそんな女性ではないと言うと「奈央子さんって本当
に良い人」と絵里子はいう。

 黒沢は偶然、街で沢木翔一(加藤雅也)に会う。車中、黒沢は翔一
に「俺、どうしたらいいかわからないですよ」と相談する。
 そして、一緒に翔一の自宅へ帰ってくる。
 奈央子と黒沢と沢木家族でワインを飲みながら食事をすると、黒沢
は酔っ払って失言ばかり。
 奈央子は沢木夫婦に謝りながら黒沢を連れて家を出る。

 帰り道
 「この前は『助かります』なんて言って帰っちゃってすみませんで
した」
 ”削除したのに、蒸し返さないでよ”
 「そんなこと言ったっけ?覚えてないけど」
 ”忘れてたんだ・・・俺、ボケツ掘った?”
 「奈央子さん」
 「え?突然やめてよね。ずっとアネゴって呼んでたのに」
 「今夜だけは、奈央子さんって呼ばせてもらいます」
 ”あれ?まじモード?”
 「勝手にすれば」
 「俺、奈央子さんといると、すごく楽しいんです。でも目が覚めた
とき、しまったって思ってしまって」
 ”衝撃の告白ってやつ? それで?それで?”
 「どうして?」
 ”そりゃ、会社でバレたら恥ずかしいよ。10コも上の女とデキち
ゃったなんて・・・”
 「職場の尊敬する先輩だし、あと・・結婚しちゃうし」
 ”いや、結婚はまだわかんないって・・・”
 「だから、もういいでしょ。お互いもう忘れましょう」
 ”でも、いいかげんな男だと思われたくないし”
 「なかったことにして結婚しちゃうなんてイヤだ」
 ”まさか・・・プ、プロポーズ?”
 「え?」
 ”やべっ・・・またボケツ掘ったかも”
 「そんな、急に言われても困るわよ。黒沢君はいったいどうしたい
の?」
 ”俺、まだ22で遊びたいから、つかまるのヤダ、なんて言ったら
殴られる”
 「アネゴには誰とも結婚しないでずっと職場に居てほしいです」
 「は?」
 「だから・・・これからも頼りがいのある先輩として、そばに居て
欲しいです」
 「それはつまり・・・一生独身で定年まで居座って欲しいってこ
と?」
 「はい!」
 ”衝撃的に勝手なヤツ!!”
 奈央子は怒り、「32歳の女の気持ちなんて、あんたにはわからない
のよ」と言い、黒沢をタクシーに乗せ、一人で帰ってしまう。
 「22歳の男にわかるわけないか・・・」

 翌日、博美と奈央子は加世の話をする。
 その時、坂口が禁煙をやめてタバコを吸っているところを目撃。博
美は「これでいいのよ」と自分に言い聞かせるようにつぶやく。

 翌日、中国から大事なお客様が来社した。が、中国語を話せる坂口
が出勤してこない。部内は騒然とする。
 博美は第一ホテルに連絡すると坂口は寝坊していた。前日の派手な
ネクタイを取り替えるため、奈央子は黒沢に10分以内に地味なネク
タイを買って入り口で坂口に渡すように指示をする。何とか、お客様
の相手をしながら坂口を待つ。

 博美は2年前にやっとの思いで禁煙したのに吸っている坂口をみて、
博美は坂口とよりを戻した。と奈央子に話した。そして「私、先輩だ
けには幸せをつかんで欲しいです」という。

 奈央子は海外出張から帰ってきた斉藤と食事に出かける。そこでエ
ンゲージリングを渡され奈央子は快く受け取る。
 斉藤はホテルに部屋をとってあるといい、奈央子は覚悟を決めて一
緒に行く。シャワーを浴びるためにシャワールームへ入る。「本当に
これでいいの?」自分に問いかける。その時、外線ランプがついてい
ることに気づいた。
 「君には感謝しているよ。考えてみれば君にとっては貴重な4年間
だったよな。俺は幸せだった。元気で」
 奈央子はシャワーを浴びずに出てきた。
 「どうしたんですか?」
 「こんなことしてはいけないと思って」
 「なぜ?」
 「それは…私達は愛し合っていないからです。斉藤さんを愛してい
こう、幸せになろうと思ってきました。けど無理だと思います。私が
いくら頑張っても斉藤さんが幸せだった4年間は作れないからです」
 「え?」
 「ごめんなさい。電話を聞いてしまいました。彼女のかけがえのな
い4年間はどうなるんですか?私は、あなたの恋人に幸せを譲ってあ
げるほど良い人ではありません。それに、そんな余裕もないんです。
正直に言います。私、このまま独りで年をとっていくのが怖くてお見
合いしたんです。職場で出世できるわけではないし、10年もいれば女
は煙たがられるし、親はどんどん年をとっていく。そんな毎日をなん
とかしなきゃって。斉藤さんは神様が私のためにとっておいてくれた、
たった一人の男性だなって思いました。夢のようでした。すごく悔し
いですけど、私はあの人みたいに愛せません。斉藤さんは愛する人の
手を絶対に離さないでください。」
 斉藤は加世の元へ戻った。

 奈央子は一人で家へ戻ると、マンションの前で翔一が待っていた。


寸  評  黒沢の心の言葉には少しがっかりしました。
 前回、「トシなんて関係ないですよ」と言っていたのに、やぱり
10歳上の女性とデキてしまうのは恥ずかしいんですね。
 しかも遊びたいけど他の人と結婚されたくないなんて。。。
 奈央子はせっかく掴んだチャンスを手放してしまいました。

執 筆 者 西脇()

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2. 編集後記
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 私の姉がアタックNo1の大ファンで20年以上前(1冊320円とか340円の時
代)のコミック全12巻を揃え、今は私が持っていますで、久しぶりに出してき
て読んでみました。すると、突然制服が変わっていたり…と内容以外のミスが
多々あることに気づいてしまいました。
 子供の頃は気づかなかったなぁ。。。
 内容は、ドラマより原作の方がぜ〜〜〜〜〜ったいにイイと私は思いま
すっ!!
 原作の猪熊はイイ人なのに…。
(西脇)

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