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タイトル:Daily Drama Express 2005/05/09 エンジン (4)  2005/05/25


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/05/09 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル エンジン
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 神崎次郎(木村拓哉)
 牛久保瑛子(高島礼子)
 神崎猛 (原田芳雄)
 神崎ちひろ(松下由樹)
 水越朋美(小雪)
 星野美冴(上野樹里)
 春山万里男(角野卓造)
 一ノ瀬新作(泉谷しげる)
 菅原比呂人(青木伸輔)
 末永たまき(岡本綾)
 鳥居元一郎(堺雅人)
脚  本 井上由美
主題歌  −

あらすじ  Lap4.ちいさな告白

 「あの、これ、何周するんですか?」と水越朋美(小雪)。
 「あと3周。5分後にはすべて決まるの」と末永たまき(岡本綾)。

 菅原比呂人(青木伸輔)が先行。
 神崎次郎(木村拓哉)は「もしもしカメよ.....」と童謡を口ずさ
みながら抜きにかかる。

 あと1周。2台のマシンは、デッドヒートを繰り広げる。
 次郎が強引に比呂人のマシンの前に出る。
 「死にたいとしか思えない.....」とつぶやくたまき。

 ゴールイン。

 「これ、どっちが勝ったんですか!?」と朋美。
 「自分で次郎に聞いたら?」とたまき。

 マシンを降り、「つっかれたな」とつぶやく次郎。
 そして思わずニンマリする。

 朋美が近づいているのを知って、顔をきりりとさせると、「シャン
パンぐらい用意しておいてよ」と言う。
 「勝ったの?」と朋美。
 「見てたんじゃないの?」と次郎。
 「こんなとこに連れてこられたら、見るしかないじゃない。適当に
みてただけですから」と朋美。
 「クラッシュが心配で見てられなかったとか」と次郎。

 女の子2人が飛んできて次郎に、タオルと水を差し出す。女は勝っ
た方につくの、と言って。

 朋美が帰ると言うが、次郎は駅まで遠いから送っていくと言う。
 でも、たまきが監督が呼んでいると呼びに来る。


 竹原夫妻は、神父の春山万里夫(角野卓造)の教会に通っている。
 人見知りするしんた金村俊太(小室優太)。
 竹原は、かわいそうな思いをしたのだから、時間がかかるのは仕方
ないと言う。

 草間周平(中島裕翔)が、養子は小さい時でないと。大きくなると
段々もらい手が無くなると、醒めた言い方をする。


 一之瀬新作(泉谷しげる)監督は次郎に、レーサーとしては雇えな
い。メカニックなら空きがあるから、チームスタッフにならないか、
と言う。
 勝ったのになぜ?と食い下がる次郎。
 だが、監督はレースの結果はオレが判断すると言ったはずだと曲げ
ない。


 朋美は、1時間に1本程度のバスを待っている。


 次郎が自室に『立入禁止』と貼る。
 「何が悪いんだよ、オレ勝ったじゃん」とぼやく次郎。

 子供達が次郎の部屋に入ってくる。『立入禁止』の貼り紙を持って、
俊太が誘拐されると訴える。


 夕食の時、説明がある。
 竹原は白金で歯医者をやっている。急にということではなく、向こ
うの家に遊びに行って慣れていけばいい。
 子供達は、俊太がいなくなるのは寂しいと口々に言うが、意見を求
められた次郎は、この件には全く関心がない。


 次郎が外にタバコを吸いに出ていると、鳥居元一郎(堺雅人)が来
て、子供達に対する言動に配慮して欲しい。ここの子たちは心に痛み
を抱えている。俊太の家族は、一家心中をした。1人の子が不安定に
なれば全員が動揺する、と。


 次郎は、『立入禁止』にふりがなを振ってはり直す。
 「ガキの機嫌を取っている暇、ねぇんだよ」とぼやきながら。


 鳥居は朋美に、レースを見に行ったことを聞く。
 朋美は成り行きで見た。次郎はなんちゃってレーサーではなかった
と言う。

 朋美は、俊太は気が進まないのではないか。おとなしい子なので、
余計に心配と言う。
 それに対して鳥居は、あの年頃の子は、すぐ慣れる。高校を卒業し
たら出ていかなければならないので、早く温かい家族が得られた方が
いい。自由にものが買えて、学校に行くお金の心配をしなくて済むの
はいいことだろう、と言う。


 翌朝、竹原夫妻は、張り切ってお弁当を持って、俊太を迎えに来る。
 朋美が俊太を起こしに行くと、寝床にいない。寝床は冷えている。

 みんな必死に俊太を捜す。
 神崎ちひろ(松下由樹)が次郎の部屋にも探しに来て、次郎も起こ
される。
 でも、俊太は見つからない。

 ちひろが出ていった後、次郎がふと戸棚を見ると、動く影。
 扉を開けると、俊太が入り込んでいて、ピースサインを出してい
る.....

 みんなが俊太を捜している。
 次郎はおおごとになっているから、早くここから出て行け、と言う。
 でも、俊太はまた戸棚の中に隠れてしまい、かくまってくれと言う。
 「ぜってーまずいぞ」とぼやく次郎。

 次郎は冷蔵庫から缶ジュースを2本取りだし、自室に入り、俊太に
一本渡そうとする。

 そこに朋美が飛び込んできて、次郎にバスを出して欲しいと言う。
 次郎は、心配しなくてもいいじゃないか、と落ち着いている。
 朋美は、レースに勝ったぐらいで大きな気にならないで、とヒステ
リックに叫ぶ。
 次郎は、どうして保育士になったのかと朋美に聞くが、こんな時に
語れるほど簡単じゃない、と朋美。


 高校生の園部葵(佐藤未来)も次郎の部屋に入ってきて、次郎が俊
太なんてどうでもいいと言ったから、俊太が出て行ってしまったと非
難。


 鳥居が次郎の部屋に入ってきて、バスのカギを渡して、と言う。次
郎がいかないなら、自分が行く、と。


 次郎は俊太に、時間が経つほど出にくくなる。子供だからって容赦
しない、と言う。

 そこに父・神崎猛(原田芳雄)が、『立入禁止』の貼り紙が落ちて
いたと持ってくる。
 次郎は紙を受け取ると、丸めて尻ポケットに押し込む。

 何閉じこもってるんだ、と猛。
 次郎はいろいろ考えたいことがあってと言う。
 猛は次郎の頭で考えたって、どうにもならない。それより腹くくれ、
と言う。そして竹原夫妻には、もう帰って貰ったという。

 猛が出ていった後、俊太が戸棚から出てくる。
 そして、自分はかわいそうじゃない、と言う。
 次郎は、それなら自分で出てきて、みんなに言うよう諭す。
 俊太はジュースを飲む。

 次郎が俊太を抱いて食堂へ行く。
 俊太は、「ボク、かわいそうじゃない!!」と何度も主張。
 猛は竹原の件については、考え直そう、と言う。


 俊太の姿に、「あいつ、頑張ってるよ。チビのくせに」とつぶやく
次郎。
 そして、『立入禁止』と書いた紙を破ると、そばに立っていたちひ
ろに、「捨てといて」と渡す。


 次郎がバスを洗車していると、手伝う俊太。
 他の小さな子供達も寄ってきて、一緒にバスを掃除する。

 年長の子供達も出てきて次郎を手伝い始める。
 冷ややかに見ている俊平。

 次郎が子供達に、なぜ車が動くか話す。
 でも、難しすぎて、子供達は理解できない。
 「要は、プラグちゃんやシャフト君が、ちゃんと動かないと、タイ
ヤ君が動かないんだ」と次郎。

 朋美も来て、次郎は朋美にも手伝わせる。
 朋美は、今日よかった。初めて俊太が自分の意志を表示した、と言
う。
 そして保育師になった理由は簡単。子供って可愛いな。もっともっ
と知りたいと思って、保育師になった、と言う。
 「オレも同じだな。車って最初、スピード出して、わっ、気持ちい
い。これでメシ食えたらいいなって。それがすべて.....なんちって」
と次郎。

 でも、すぐに子供達と水の掛け合いになってしまう次郎。

 その様子を見ていて、「やってられないな」と鳥居。


 牛久保瑛子(高島礼子)は、鳥居が正しいという。
 鳥居は、職業として保育師をやっているのだから、一瞬、一瞬の気
持ちでなく、一生を考えなければ、と言う。
 瑛子は、養子に行って幸せになった子も沢山いる。子供達を手放し
た方としては、そう考えなければやっていられないと、つぶやく。

 鳥居が問い返そうとすると、すぐ話題をそらす瑛子。


 次郎は監督に、メカニックとして契約して欲しいと言う。ドライバ
ーもメカニックもエンジニアもスタッフも、一台の車を動かしたいと
思っている、と言う。
 「オレがそんなこと、言いたかったと?レースはそんな単純じゃな
い。だからメカニックをやれと言った」と監督。
 「はい、オレ、もっと知りたいんです。レースのことを」と次郎。


寸  評  遂に瑛子のことが少しわかりましたね。自分の子供を養子に出し
たのでしょうか。
 今まで、瑛子に高島礼子ほどの大物を起用していながら、ほとんど
出番が無くて、どういう人なのだろう?と不思議に思っていたのです
が。
 これから、瑛子のストーリーも並行して展開されていくのでしょう
か?
 次郎の方は、メカニックとして新たな人生を切り開くことを決意し
たのですね。

 今回のストーリーは、ほとんど俊太の朝の隠れているのを探す、と
いう騒動で一話が終わってしまいましたね。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 イギリスの海岸で発見された『ピアノマン』が話題になっています。記憶喪
失で、タキシードを着ていて、身元を示すモノは何も無くて、ピアノがプロで
はないが上手.....ということらしいですね。
 俗に『事実は小説より奇なり』と言いますが、映像で見せられると、『事件
はドラマより奇なり』ということでしょうか。
 ドラマにはまっていられると言うことは、それだけ日常生活が平和だと言う
ことなんでしょうね。感謝しなければ。(鈴木)

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