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タイトル:Daily Drama Express 2005/04/28 夢で逢いましょう (3)  2005/05/18


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/04/28 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 夢で逢いましょう
局  名 TBS系
放映日時 木曜21時
キャスト 北原ハツミ(矢田亜希子)
 北原恭太郎(長塚京三)
 生田華子(野際陽子)
 小谷鞠子(上原美佐)
 丸山元 (永井大)
 野間良平(押尾学)
 中野美香(山田優)
 篠田圭一郎(前川泰之)
脚本  成瀬活雄
主題歌  松任谷由実 

あらすじ 第三夜「さよなら!お弁当」

 ハツミ(矢田亜希子)は、治療に訪れた篠田(前川泰之)に昼休み
に呼び出される。その席で、ハツミは篠田から「もっと大きな夢を持
つべきだ」と言われ、「今の歯科衛生士の仕事を辞めて自分の秘書に
ならないか」と誘われる。

 その様子を見ていた同僚の美香(山田優)や彩(北川弘美)は、
「篠田の申し出はヘッドハンティングにかこつけたプロポーズ」とハ
ツミをはやし立てるが、ハツミはその気はないものの断るに断りづら
く困った様子。

 そんなハツミのお弁当に対し、美香が「かわいいけれどなんか豪快
なんだよね・・・」とコメントする。本当は父親の恭太郎(長塚京三)
が作っていることがばれたくないために焦るハツミ。

 一方、ハツミがお弁当を作ってくれていると言うことにしている恭
太郎は、部下の森島(中村繁之)からそんなすばらしいお弁当を作っ
てくれるお嬢さんと私ではどうでしょう?と聞かれ、ついカッとなっ
て断ってしまう。

 仕事上がりで飲みに行って篠田の話で盛り上がろうとするハツミと
美香と彩。そこにおごるから、といって良平(押尾学)も入り込んで
くる。店で飲んでいると、さらに元(永井大)と毬子(上原美佐)も
現れて合流する。

 ハツミが家に帰ると、新しいラケットを持って「もう少し若くから
テニスを始めていたらウィンブルドンのセンターコートも夢じゃなか
ったのにねぇ」とウキウキ話す華子(野際陽子)がいた。華子はハツ
ミに人生何でもやってみないと、と助言する。

 お弁当のメニューについて話す恭太郎に、「嫌いなしいたけを入れ
ないで」とハツミは抗議する。さらにそこから話が広がって、篠田か
ら秘書に誘われた話をする。大反対する恭太郎に、若いうちはいろん
な可能性を試さないと、と応援する華子。

 「だいたいなぜ歯科衛生士になったのか?」と聞く恭太郎に、反対
にハツミはなぜ自衛隊に入ったのかを尋ねる。「海が好きだったから
・・・」という答えに腹を立てたハツミは、明日からもうお弁当はい
らない!と宣言してしまう。

 「そんなに夢って持たなきゃいけないの・・・?」と悩むハツミは、
篠田の紹介できたIT企業の社長であるVIP患者の岡西(角田信朗)に
薬をかけてしまう失敗までし叱責されてしまう。

 篠田に迷惑をかけたお詫びの電話をハツミがすると、すでに良平が
篠田にフォローの電話をした後だった。篠田は気にすることないと話
し、明日の夜に転職の話も含めてまた会いたいと誘ってきた。

 ハツミの様子がおかしいことが気になる良平は、美香から事情を聞
き出そうと飲みに誘う。また、悩むハツミは、元を誘って食事に。

 元も他のみんな同様、秘書の話は悪くない、と言う。実際、自分は
夢を見つけるまではフリーターを続ける、とはっきり元は言い切った。
ちょっとうらやましく思うハツミ。

 結局悩んだままハツミは元と別れる。そこへ二人のことが気になっ
て後をつけてきた鞠子が現れる。「止めなくてよかったの?人はある
恋を隠すことは出来ず、ない恋を装うことはできない。」

 その頃、ハツミの話を美香に振る良平。良平が聞きたいのはハツミ
の様子であることを悟ってヤケになった美香は、すべてを良平にぶち
まけてしまう。

 ハツミが家に帰ると、鬼塚(六平直政)と森島(中村繁之)が酔い
つぶれた恭太郎を送り届けてきたところだった。そんな二人に寿司を
とり、もてなす華子。二人が帰る時、ハツミは鬼塚から恭太郎がお弁
当を作る必要がなくなったことにショックを受けていたと教えられる。

 部屋に戻ったハツミは、鬼塚たちはお腹いっぱいだったみたいだか
らお寿司なんて要らなかったんじゃ?と尋ねる。華子は、「そういう
ものではない、それが家を守るものの務めなのよ。」と答える。
 それを聞いて、母もそうだったことをハツミは思い出す。

 さらに華子は、潜水艦乗りはいつ帰ってくるかもわからないから、
妻は不在の間の家を守ることで任務を遂行する夫を支えているという、
潜水艦乗りの妻として誇りがあるのだ、と話す。

 ふたりの会話をそっと聞いていた恭太郎は、ハツミと二人になると、
自分が自衛隊を選んだ理由を話し始める。「私はなによりこの仕事が
好きだった。やりがいとか誇りとか、そういうものは後からついてき
たものなのかもしれない」

 恭太郎の正直な気持ちをじっと聞いていたハツミは、自分が歯科衛
生士になった理由を語りだす。「お母さんが賛成してくれたから」

 将来のことを迷っていた時期にちょうどお母さんが入退院を繰り返
していて、そのときに看護師さんにいろいろ励ましてもらっていたか
ら、自分もそういう人を助けられる仕事をしたいと思ったのだと言う。
恭太郎は素直にうん、そうか、とうなづいて聞いていた。

 恭太郎は、ハツミの授業参観で「ケーキ屋さんになりたいです!」
と話していたことを思い出しながら、仏壇とビールを酌み交わしてい
た。

 翌日。篠田と待ち合わせたハツミは、秘書のお話はご辞退させてい
ただきたい、と申し出た。自分にとっては歯科衛生士の仕事はやりが
いのある誇りのもてる仕事だと言うことがやっとわかったから、と話
す。どんな小さなことにも夢があると思う、父の作るあんな小さなお
弁当にも父の夢が入っているんです・・・とハツミは笑顔で答える。

 家に帰ったハツミは、庭仕事をする恭太郎の背中に向かって「明日
からまたお弁当作ってよね、私が結婚して家を出て行くまでよろしく
お願いします。」

 翌朝、いそいそと弁当作りにいそしむ恭太郎の姿があった。


寸  評  「潜水艦乗りの妻としての誇り」というフレーズがありましたが、
「多忙なサラリーマンの妻としての誇り」もありかな?とちょっと我
ながら思ってしまいました。父親不在の時間が長い日本の家庭では、
やはりサラリーマンの妻とはいえ家庭での奥さんの役割も大きいよな
ぁ、なんて。

執筆者  井村()

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2. 編集後記
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 みなさんはGW、どうお過ごしでしょうか?我が家では娘が幼稚園に入って、
暦通り5/2と6は幼稚園があるため、パパだけがのんびり10連休になりまし
た。せっかくの連休でも長い旅行に行ったりすることはできなくなりましたが、
娘はパパのお見送り・お迎えで満足しているようです。そういうのも連休の効
用ですね。(井村)

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