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タイトル:Daily Drama Express 2005/04/26 離婚弁護士2 (2)  2005/05/09


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/04/26 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 離婚弁護士2・ハンサムウーマン
局  名 フジ系
放映日時 火曜21時
キャスト 間宮貴子(天海祐希)
 三神達也(宇梶剛士)
 佐伯絵里(瀬戸朝香)
 大庭保 (松重豊)
 柳田俊文(佐々木蔵之介)
 緒形亜紀(片瀬那奈)
 井上紀三郎(津川雅彦)
 小向つや子(戸田恵子)
 本多大介(玉山鉄二)
脚  本 林宏司
主題歌  −

あらすじ  第2話 壮絶慰謝料合戦

 間宮貴子(天海祐希)のことを「離婚専門」と書いた雑誌『ハンサ
ムウーマン』の編集部で、編集長の三神達也(宇梶剛士)は貴子に頭
を下げる。
 「大変失礼しました。お詫びの広告を載せるという事でご理解頂け
ないでしょうか?ほんのちっちゃいヤツなんですけど・・・。」とい
う三神に「はい。」と貴子はあっさり許す。

 喫茶店にて、「来た〜、春が〜。」と名刺の三神の名を指でなぞる
貴子。その目線の先には仲の良さそうなカップルの姿。そこに小向つ
や子(戸田恵子)がやって来て、「あんた、恋したの?」と言い当て
る。「相手は?」など色々問い詰めるつや子だが、貴子は答えない。
「相手のこと調べてあげる。あんたのことなら何でも分かるから」と
つや子。
 後日、つや子は受付の緒方亜紀(片瀬那奈)に調査を命じる。

 仲良く旅行の相談をしているカップルだが、急に女性・上野美香
(乙葉)が真剣になり、「旅行も嬉しいけど、そろそろきちんとして
おきたい」と男性・中村武(古田新太)に訴える。武が「結婚ってこ
と?」と問うと、うなずく美香。「だからそれは俺の仕事が一段落つ
いたらってことで・・・」などとごまかす武。
 そこへ、佐伯絵里が現われ、「上野美香さんですね?」と名刺を置
く。「中村さんの奥さん、涼子さん(高橋ひとみ)の代理人で参りま
した。涼子さんは、あなたと夫・武さんの不倫によって精神的苦痛を
受けた。よって共同不法行為者であるあなたに慰謝料300万請求した
い、そう訴えております」冷たい口調で告げる絵里。
 美香は驚き、「どういうこと?」と武に問い詰める。

 「弁護士のコラム?」三神と電話している貴子。「ええ。弁護士が
恋愛を語るみたいな連載を・・・。できればまた会ってお話させても
らいたいのですが。」了承する貴子。「これって誘われた?」と勘違
い。

 そこへ依頼人・美香が現われる。
 美香の話をまとめると・・・。美香は平成15年4月、取引先である
大手商社の武と知り合い、交際を始める。結婚のつもりもあった。と
ころが結婚して15年になる奥さんがいることが発覚。同時に奥さんか
ら慰謝料を請求された。これを何とかしてほしい。との依頼。
 美香は、武はバツイチで、六本木のマンションに一人で住んでいる
と聞いていた。こちらが訴えられないか?と問うが、「気持ちは分か
るが、裁判となると現実的に被害を被っていないと難しい」。さらに
「不倫による慰謝料請求を跳ね除けるのは大変なこと。武さんが独身
を偽り、あなたが不倫を知らずに交際していたことを証明するしかな
い」という結論に。
 証拠となるようなメールや手紙があればいいのだが、ない。だが逆
に、奥さん側も不倫の確かな証拠はないのではないか?とりあえず相
手の出方を探ることになった。

 絵里のオフィスにて、絵里と涼子に対し、「不倫をしていたと言う
なら証拠を見せてくれ」と言う貴子。そこへ武が現われ、美香と写っ
ている写真や不倫の証拠となるバースデーカードなどを提出する。

 「ダンナは奥さん側についたわ」と美香に告げる貴子。「信じられ
ない!」と泣き出す美香。

 「当事者が奥さん側についた以上、反論できないわ」と貴子。「美
香が不倫だと知らなかった。つまり独身とだましていたと言う証拠を
集めるしかない」とパラリーガルの井上紀三郎(津川雅彦)が言い、
助手の本田大介(玉山鉄二)は美香の交友関係をあたり、紀三郎は武
の方を調べることになった。

 亜紀が帰って来て、調査結果を貴子に報告する。貴子の好きな人は
既に結婚していて、子供もいるという。「このままいくと、あたしも
不倫!?」と愕然とする貴子。

 小料理屋・鬼の涙にて、ご主人の大庭保(松重豊)が『本日のおす
すめ』を書いている。が、その内容は料理のメニューなどではなく、
ひたすら『貴子』の文字。
 そこへ柳田俊文(佐々木蔵之介)が店に来る。さらに絵里も来て二
人で飲む。

 武の会社にて。「バレたんだって?奥さん大変だろ」と武の同僚。
「200万のバーキン買わされた。今回は高くついたよ」と武。「それ
より、その秘書大丈夫か?今度、新規事業のプレゼンだろ。まずいん
じゃない?」同僚にそう指摘され、何か考え込む武。

 街で喫茶店にいる武を見かける美香。
 喫茶店内では武が美香の上司に対し「家庭を壊すような言いがかり
つけられちゃ困るんですよ」と言っている。「仕事をそちらに回すよ
うに動いてるんです。邪魔されると困るんですよ」と、仕事の話を持
ち出し、暗に美香をどうにかしろ、と言っている。「善処します」と
美香の上司は応じる。
 店を出た武に、美香が「あの!」と声を掛けるが、「しつこいんで
すよ」と行ってしまう武。

 『結婚はいつなの?』という美香からのメールに『今は家庭を持つ
ことは考えられない。当分は次のプレゼンのことしか頭にない。それ
が終ってから話そう』と答える証拠のメールを持ってくる大介。さら
に「六本木のマンションは親名義のものだから、間接的な証拠になる
のでは?」と紀三郎。美香の友達で、一緒に武に会ったことがあり、
『独り身だから掃除が大変』と言っていたことを証言してくれる人も
見つかった。

 絵里のオフィスにて。「これで武さんが明らかに独身だと偽って交
際していたと証明できますよね?」と絵里と涼子に告げる貴子。「共
同不法行為は成立しません。慰謝料を支払う義務はありませんね」と
結論づける。
 「分かりました。ただし、今後二度と武さんと美香さんが会うこと
のないように」と絵里が言い、この話は解決。

 家に帰りチャイムを押す武だが、涼子は「マンションに帰れば?」
と言い鍵を開けない。「慰謝料とれなかったわ。どうしてくれるの?」
と非難する涼子。武は「あれはあの女が勝手に言ってるだけ。つきま
とわれて困ってたんだ。だから今度どこか遠くへ異動させるんだ。も
う近づけないよ」と反論する。なおも話し続ける武だが、涼子はイン
ターフォンを切り、用意してあった料理をどんどんごみ箱へ捨ててし
まう。

 雑誌『ハンサムウーマン』の編集部にて、三神は「コラムのタイト
ル、“恋の六法全書”でどう?」と貴子に提案するが、「そういうの
大っ嫌いなんです!」と立ち去ってしまう貴子。残された三神は、
「そういうのって、コラムのこと?」とあっけにとられる。

 「左遷!?」どうやら武が指示に美香を異動させたらしい。「今の
仕事、大好きなのに・・・」と泣き出す美香。「許せない」と、美香
の会社に乗り込んでいく貴子。
 しかし、美香の上司は「左遷なんかじゃない。上野さんは優秀だか
ら、秘書課にだけ置いておくのは勿体無い」と取り合わない。

 貴子はさらに武の会社へも行く。しかし武もやはり「私はあの会社
の人間じゃない。よその会社の人事に口出しできるはずない」と突っ
ぱねる。
 帰り際、受付へ武への封筒を届けるよう頼んでいる涼子と出くわす。
二人は喫茶店へ。
 武とは一時的に別居状態だと説明する涼子に、「離婚するのか?」
と問う貴子。
 「しないわよ。結婚15年目。浮気の1つや2つで今の生活を捨てる
ほどバカじゃないわ。専業主婦はしぶといの。代わりにエルメス買っ
てくれれば満足」と言う涼子に、美香の左遷の話を切り出そうとする
貴子だが、涼子の方から「彼女の左遷の話?」とその話に。「ご主人
が何らかの関与をされていると思わざるを得ません。タイミングが合
いすぎます」との貴子に「証拠はあるの?」と聞く涼子。貴子は答え
られない。
 「なら出しゃばらないで」と言い涼子は去っていく。

 ホテルのラウンジ。絵里と涼子の前でうつむく美香。そこへ急いで
貴子が現われる。
 「中村さんの会社にアポもなく乗り込んできたんです。幸いガード
マンに抑えられて騒ぎにはならなかったんですが・・・。」と説明す
る絵里。「幼稚ね」と軽蔑したような涼子。そんな涼子をにらむ貴子。
幸い法的な措置はしない、との事。貴子は耐え切れず、「彼女はやっ
たことは問題ですが、そちらにも原因があるんじゃないでしょうか」
と言う。「なぜ?」と絵里。「中村さんが離婚の口封じの為に移動さ
せたからです」と言う貴子に、「想像の話はやめて。ご主人ももう見
えます」と相手にしない絵里。
 泣き出す美香。そこへ「何やってんだよ!」と武が来る。「何した
のか自分で分かってるのか?」と怒鳴る武。「だって!なんで私が異
動しなきゃならないの!?」と武の腕にすがる美香。「だから何なん
だよ!俺は大事なプレゼン控えてるんだ。騒ぎを起こされちゃ困るん
だよ!」と美香の手を振り払う武。「私だって、やりかけの仕事が」
と反論する美香。「ふざけんな!たかが秘書風情が何言ってんだ!ど
うせ男つかまえるまでの腰かけだろうが!こっちは男の仕事してるん
だ。お気楽主婦目指すしか能がない腰かけと一緒にすんな!」と暴言
を吐く武。その言葉を聞き、顔色が変わる涼子だが、すぐに元に戻り
「失礼するわ。ばかばかしい」と去っていく。涼子を追う武。
 「とにかくこれで話は終わりですね。今後一切ご主人を煩わす真似
はしないように。・・・何か言いたそうですね。こんなことでいいの
?とでも」と絵里。「別に」と貴子。「六法全書に恋はない。法的に
は旦那さんには何の問題もありませんよ」と言い残し出て行く絵里。

  貴子の事務所。「武さんの指示を証明できなきゃどうにもならない。
でも会社の人間は口を割らない」と悩む貴子。
 そこへ「これで何とかなるかもしれません!」と紀三郎が来て封筒
を渡す。中には武が美香以外の女性とデートしている写真。

 中村家を訪ねる貴子。
 「ご主人・武さんが美香さん以外の女性と浮気していたと言う証拠
です。出すぎたことだとは思っています。けれど奥さんは非常に聡明
な女性だと思います。だから知って欲しかったんです。ご主人は美香
さんを左遷させました。そのことを証言できるのは奥さんだけ。協力
して頂けませんか?」
 生け花をしていてなかなか貴子を振り返ろうとしない涼子だったが、
貴子に背を向けたまま「花の命は短くて。苦しきことのみ多かれき、
か」と呟く。
 何を言い出すのかと思う貴子に構わず、涼子はせっかく生けた花を
バッサリと切り落としながら話し続ける。「知ってたわ、そんなこと、
とっくに。だけど私はあの人を支えていこうと思ったの。何があって
もね。だから好きだった仕事も犠牲にした。それが私のプライドだっ
たの。だから私は私の道を全うしただけ」と。「それは、あなたの意
地ではないですか?それがあなたの本当のプライドですか?」と問う
貴子。
 「許せなかった。あの一言だけは。私も秘書だったの」秘書と言う
仕事を馬鹿にしたような武の言葉が蘇る。「仕事を辞めて俺を支えて
くれ、って言ったのは彼の方だったのに。あの人にとって、女は男を
支えるただの道具。うすうすは分かっていたけどね」と少しさみしそ
うな様子の涼子。「あなたの本当のプライド、取り戻しませんか?」
と提案する貴子。

 武の新規事業のプレゼン会場に、貴子と美香が現われ、「お話があ
ります」と告げる。
 「美香さんはあなたによって左遷させられたこと、及び独身と偽っ
て交際されたことへの精神的苦痛として800万円を請求します」と通
知書をテーブルに置く貴子。
 「は?何言ってんの?」と馬鹿にする武。さらに「左遷だなんて、
証拠はあんの?」と聞く武にメールをプリントアウトしたものを見せ
る貴子。メールには『美香なら心配要らない。商品管理部に異動させ
た』と書いてある。日付もしっかり入っている。
 「ふざけんな!こんなもの偽造に決まってるだろ!」と、なおも認
めない武だが、「本物よ」との声。
 声の主は涼子。絵里を連れている。「あなたとは別れるわ。離婚よ」
と指輪を外しテーブルに置く涼子。「つきましては、涼子さんは不倫
による精神的苦痛の慰謝料、その他財産分与、武さんの収入とご夫婦
の資産から換算して、計7000万円を要求します」と言い、通知書を置
く絵里。「この不倫について、必要であれば美香さんが証言します」
と貴子。
 愕然とする武に、4人は声を合わせ「さようなら」と言い背を向け
歩き出す。

 「ありがとうございました」と美香が去っていく。さらに涼子「花
の命は長いのよ。・・・最近は」と言い歩き出す。そこには貴子と絵
里、二人の弁護士が残る。
 「あらららら。六法全書に恋はあったね、コレ」と貴子。「どうか
しら」と反論する絵里。「少なくとも私はそう信じてるわ」と貴子。
二人は別々の方向へ歩き去る。

 ある朝。出勤した貴子に、つや子と亜紀が「新情報!」と寄ってく
る。「彼、いよいよ辞表を提出する気ですよ」との亜紀の言葉に、二
人が貴子が好きなのは柳田だと誤解していることに気づく。二人を怒
る貴子だが、「こんなことしてられない!」と『ハンサムウーマン』
編集部へ。
 結局コラムを引き受けることになった。

 うきうきしながら編集部から帰る貴子だが、『辞表を提出する』と
いう亜紀の言葉を思い出し、急いで事務所へ戻る。その頃、柳田の机
には退職願が。
 戻った貴子に、「大変!事務所が乗っ取られた!」とつや子。貴子
のイスに座り、不敵な笑みを浮かべている絵里の姿が・・・・・。


寸  評   武はどうしようもない男ですね。女性陣4人が「さようなら」
と声を合わせるシーンでは思わず吹き出してしまいました。見ている
こちらとしてもすっきりした気分でした。

執 筆 者 テアラ(teara-lj@infoseek.jp)

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2. 編集後記
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 『雨と夢のあとに』を楽しみに見ています。まだ3回しか放送していません
が、かなり好きなドラマになりつつあります。2話・3話は泣けました(T.T)黒
川智花ちゃん、可愛いですね。金八の時とは違った感じの演技で、良いです。
しかし、ブラザートムさんと美保純さん夫妻から速水もこみちくんのような顔
の子供は生まれるでしょうか?・・・なんて、失礼ですよね^^;(テアラ)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv/
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