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タイトル:Daily Drama Express 2005/04/16 瑠璃の島 (1)  2005/05/03


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/04/16 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル 瑠璃の島
局  名 日本テレビ系
放映日時 土曜21時
キャスト 川島達也(竹野内豊)
 藤沢瑠璃(成海璃子)
 仲間勇造(緒形拳)
 仲間恵 (倍賞美津子)
 米盛照明(小日向文世)
 島袋さなえ(小西真奈美)
原  作 森口●
脚  本 森下佳子
主題歌  「ここにしか咲かない花」 コブクロ

あらすじ  第1話

 藤沢瑠璃(成海璃子)の麦わら帽子が、紺碧の海に落ちる。
 瑠璃は笑って空を見上げ、「ここから始まるんだよね」と言う。

 沖縄県八重山諸島鳩海島。
 周囲3.8Km。
 人口49人。
 平均年齢63.5歳。
 子供の数1人。


 一週間前。
 東京表参道。

 瑠璃はジュース片手に美容室の前に腰掛ける。
 誘ってくる中年男性。
 「お腹空いてるの」と応える瑠璃。


 仲間勇造(緒形拳)は、孫を無理矢理タクシーに乗せ、羽田まで、
と言う。
 だが、孫は後ろを向いて、「ママ!」と叫ぶし、タクシーの後ろか
らは女性が追い掛けてくる。

 勇造は、親子の間でも誘拐は成立すると文句を言う娘に、必死で頼
み込む。故郷の村の小学校を存続させたい、と。


 その頃鳩海島では、最後の小学生が転校するという。
 教職員は保護者に必死に小学校が必要と訴える。10年前に中学が
廃校になり、以降中学生の子供を持つ家庭は島に住めなくなった。す
でに島の60歳以上の人口は70%。今に、全員が老人となり、やが
て無人島になるかもしれない、と。

 でも、保護者は学校のために生きているのではないと断る。

 島袋さなえ(小西真奈美)は、児童1人に教職員4人。税金の無駄
遣いと言われても仕方ないと言う。
 そして、さっさと転校手続きの書類を作成している。


 子供が1人でもいればいいと、勇造や教職員達は、東京と石垣島の
二手に分かれて、児童施設を回っている。

 勇造は東京めばえ児童福祉施設。
 教職員達は石垣島の施設。

 だが、どこでも断られる。認定を受けていないこともネックらしい。


 東京・月島の埠頭に、夜陰に紛れて1人の男が海から這い上がる。


 瑠璃はさっきの中年男と一緒の写真を携帯で撮り、やっていない痴
漢の罪で捕まる人もいるんだから、とお金を脅し取る。


 校長(岸部一徳)は陳情を行っていた。


 勇造の前に、児童施設の窓から抜け出してきた瑠璃が現れる。
 瑠璃は勇造と一緒にカラオケに行く。

 勇造は熱心に鳩海島に一緒に行こうと瑠璃を説得するが、瑠璃はト
イレと言ってカラオケ店を出ていき、「あれくらいでダマされるなん
て、バーカ」と毒づく。

 瑠璃は介護ドロをする。
 それを見た勇造が諫めると、瑠璃は反抗。警察へ行ってもいいが、
援交条例を知っているか?と脅す。


 勇造は瑠璃と一緒に捜査一課にいる。
 やってきた施設の人は、瑠璃の親はこれぐらいでは来ないと言う。
 瑠璃の父親は死に、若い母親は育児放棄。施設の人は勇造に、本気
で瑠璃と向き合う気があるのか、と問う。


 勇造は、瑠璃と一緒に瑠璃の母親(西田尚美)に会いに行く。
 バスを降りようとする瑠璃に、当事者抜きで決まったらイヤでしょ、
と勇造。
 「これって、客観的に見れば人身売買よね」と瑠璃。
 「主観的に見たら?」と勇造。
 「.....」答えない瑠璃。


 瑠璃の母親はスナックビデオアイドル。自分が瑠璃の人生を縛りた
くないし、自分も瑠璃に縛られたくない。
 瑠璃は鳩海島に行きたいか、と聞く母親。
 「どっちでも」と瑠璃。
 「なら、わたしもどっちでも」と母親。

 勇造は、母親なら反対しろ!と説教するが、子供が欲しいんでしょ。
なら連れて行けば?と他人事の母親。
 瑠璃は『客観的に』を連発しながら、母親がまわりの反対を押し切
って18で自分を産んだ。でも、まわりの友達はまだ遊んでいてうら
やましかったんじゃない?と分析。

 勇造が『主観的に?』と聞いても、昔小さい時にお母さんに行かな
いでと言っても、お腹が空いただけだったと答えるさめた瑠璃。
 サメザメと泣き始める勇造。
 瑠璃は、なんで人のために泣くのかと不思議がる。


 鳩海島では校長が小学校へと急ぐ。
 さなえは、折角那覇に戻れると思ったのに、とぼやく。

 校長は、島内に2005年度転入生として藤沢瑠璃が来ることを伝
え、島中の人が喜びに沸く。

 島の様子を電話越しに聞いていた瑠璃は、初めて人のためになって、
喜んで貰えることを知った。今まで捨てられるくらいなら自分から捨
ててやればいいと思っていた、とつぶやく。


 那覇空港に着き、そこから西表島まで船で2時間。椅子もない船。
 あの飛ばしてしまった帽子は、出がけに母親から貰ったものだった。
 「もったいない」と勇造。
 でも瑠璃は気にせず、空を見上げ、「もう一回、こっから始まるん
ですよね」と言う。


 船は西表島に着く。
 そこからバスで西表島の反対の波止場へ行き、モーターボートで鳩
海島へ向かう。
 本当からの船に乗っていた青年(竹野内豊)も一緒。


 勇造は瑠璃に、島の人が驚くから、普通にしていてくれと頼む。
 「わたしって、普通じゃない?」と瑠璃。
 慌てて普通だよと言うが、瑠璃は普通を装うのは慣れているから、
とはしゃぐ。

 波止場では島を上げての歓迎。

 瑠璃はちゃんと名乗り、「至らないところもありますが、よろしく
お願いいたします」と行儀いい挨拶。
 そしてみんなと踊る。
 島の男性は瑠璃を可愛くて素直なこと喜ぶが、さなえは小声で、
「どうみたってスナックのママにしか見えないけど」と言う。


 瑠璃は勇造と家へ向かう道すがら、「客観的に見て、完璧、素直で
けなげな11歳に見えるでしょ」と言う。
 苦笑する勇造。


 瑠璃が、「何もない.....」と島の道を歩いていると、前を山羊が
横切り、斉藤茂(賀集利樹)と中嶋美月(井川遥)が現れる。


 瑠璃が勇造の家に戻ると、宴会の用意ができていた。
 瑠璃のコップにオレンジジュースが注がれる。
 みんなが瑠璃を島の救世主と歓迎する中、さなえだけ、よそよそし
い。
 さなえは瑠璃に髪のソバージュを小学生らしくきちんとしなさいと
命じる。

 勇造はきちんとさせると言うが、瑠璃は天パー。前の学校でパーマ
だろうと疑われ、水を掛けられて虐められた、と泣く。

 勇造は、そんな天パー無いだろう、と怒る。

 瑠璃はキレてビール瓶やお皿、そこいら中のものを投げて割る。

 勇造は瑠璃に出て行け!と怒鳴り、瑠璃は飛び出していく。

 勇造は慌てて瑠璃の後を追うが、途中で足をひねる。
 茂達も一緒に瑠璃を追う。

 瑠璃はモーターボートに飛び乗り、エンジンをかけてしまうが、制
御ができず、このままでは堤防にぶつかることになる。

 茂と美月が慌ててボートを出そうとするが、上手くエンジンが掛か
らない。

 遂にボートがぶつかり、瑠璃は海に落ちる。
 どんどん透明な海の底へと沈む瑠璃。

 その瑠璃をあのなぞの青年が助ける。

 埠頭には、荷物と遺書が置かれている。


 勇造は青年に、いつまでここにいてくれてもいいと言う。


 さなえは教員住宅まで送ってくれた校長に、自分は瑠璃とは一緒に
はやれないと言う。


 勇造の妻・仲間恵(倍賞美津子)は、瑠璃の携帯を見ていた。


 瑠璃のことを謝る勇造に恵は、勇造の若い時はすぐ怒鳴るし、手は
出すし、おまけにアイパー。だから慣れているという。


 瑠璃はお昼に起きてくる。

 そこに勇造がタコを持って帰ってくる。
 だが、学校で大変なことが、と呼ばれて、学校へ行く。

 勇造は足を引きずっている。
 瑠璃には、タコと格闘して.....と言う勇造。


 小学校ではさなえが瑠璃のことを教育委員会に報告したことが問題
になっていた。
 でもさなえは、客観的に正しいことをしたと主張。そして自分は問
題児の担任はできないので、配置転換してくれ、と言う。

 そんなことをしたら、とみんな慌てるが、今度は勇造が瑠璃を他の
島の小学校へ入れると言いだし、みんななんのために里子を貰ったの
だと、また慌てる。

 今度はさなえは、退職届を校長の机に置くが、受け取って貰えない。
 校長は、さなえは冷静だし、正しいことを正しいと言え、公平なこ
とはすばらしい。
 でも、一点欠点があると校長。

 さなえは、「冷たいことですか?」と聞くが、校長は違う。瑠璃と
付き合ううちにわかるだろうという。
 でもそれがなにかは言わない。


 帰宅した勇造は、一緒についてきた教職員達に、瑠璃を他の学校に
入れる気は変わらないと怒鳴り、取っ組み合いになりそうになる。
 その時恵が皿を割り、騒ぎを鎮める。


 夜、瑠璃は恵が自分の携帯を見たと怒る。
 恵は瑠璃のことが知りたいと言う。
 そして、瑠璃の母親から始業式に出ると連絡があったという。髪型
なんてどうでもいいと言い、瑠璃に添い寝する。


 平成17年度始業式。
 遅れてきた勇造は、瑠璃の母親を伴っている。
 嬉しそうな瑠璃。

 始業式の後、瑠璃は浜辺へ行く。

 瑠璃と母親は埠頭まで行き、母親は自分があげた熊のぬいぐるみを
返してきた瑠璃の気持ちを問い、自分から捨てたと答える瑠璃。
 母親は、瑠璃のパーマも伸びた。一緒に原宿の美容室へ行こう。鳩
海島は遠すぎる、と瑠璃を抱きしめる。


 −*−*−

 瑠璃が目覚める。
 先ほどのは夢だったのだ。

 平成17年度始業式。
 遅れて来た勇造は1人だけで、母親は来なかった。

 始業式が始まる。


 放課後、瑠璃は浜辺にいた。
 あの母親から貰った帽子が流れ着いている。

 瑠璃は拾って海に放り投げるが、また浜辺に打ち上げられる。
 拾っても拾っても、自分の思いと同じように戻ってくる.....

 そこにあの青年がやってくる。
 青年はあの時、埠頭から海に飛び込んで自殺しようとしてたのだっ
た。ポケットの中に一杯小石を詰め込んで.....

 でも上から人が沈んできて、生きたいともがいていたので、ポケッ
トの中の小石を捨てて助けた、と青年。

 そして、瑠璃の髪をさっぱりするように切る。
 彼は美容師だったのだ。


 瑠璃は、さっぱりした髪に、あの帽子をかぶり、軽い足取りで帰宅。
 瑠璃はあの帽子を気に入っているという。そして、髪は川嶋という
美容師に切って貰ったという。

 その時、テレビのニュースでは、『東京・晴海 水死体の身元判明
 川島達也(32)』というニュースが流れていたが、誰も気付かな
い。


 学校の教室。生徒は瑠璃1人。

 さなえは瑠璃に、髪をきちんとしたんだ、と言う。
 でも、2人の間には、目に見えない火花が散っていた。


寸  評  沖縄の果ての島の美しい自然を満喫し、そこに、ミステリアスな
青年(もしかしたら、犯罪が絡んでいる?同僚を殺害とか!?)を絡
ませ、不良小学生の更生を描く、といったところでしょうか。
 『トリック』や『ごくせん』など、仲間由紀恵主演ドラマの最初と
か最後で、よくこういう南の果ての島が出てきますね。
 私自身は一度も沖縄には行ったことがないのですが、ドラマで景色
を楽しんでいます。

 瑠璃については、なんでそこまで勇造を困らせるの?と言いたくな
ってしまいます。反抗することで、プライドを保っているのかもしれ
ませんが。
 年取った勇造が自分の父親にダブって見えてしまって、瑠璃に、
「そんなに虐めないで」と頼みたくなってしまいます。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 ついつい春休み気分が抜けなくて、すっかりあらすじの配信が遅くなってし
まいました。申し訳ありません。(「春休み」は会社ではなく、ドラマの冬ド
ラマと春ドラマの間、ということです。念のため)
 これから、ゴールデンウィーク。休みが増えますので、キャッチアップすべ
く、頑張りたいと思います。(鈴木)

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