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タイトル:Daily Drama Express 2005/03/18 3年B組金八先生 (21)  2005/03/23


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/03/18 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 3年B組金八先生
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 坂本金八(武田鉄矢)
 坂本乙女(星野真里)
 坂本幸作(佐藤泰臣)
 花子先生(小西美帆)
 小林先生(黒川恭祐)
 遠藤先生(山崎銀之丞)
 和田教育長(長谷川哲夫)
原  作 小山内美江子
脚  本 清水有生

あらすじ  第21回 「揺れる金八、大揺れの3B」

 板橋香奈(木野花)は、丸山しゅう(八乙女光)の件は、坂本金八
(武田鉄矢)のせいではないと、保護者も地域の人も納得してくれた
のだから、と慰留しようとする。
 でも金八は、自分にはたった1人の生徒の心がわからなかった、と
答える。
 板橋は、教師が全部の生徒の心を把握するのは無理だという。
 金八は、そう自分に言い聞かせながら教壇に立ちたくない。もう、
教壇に立つ気力が無くなりました、と言う。

 板橋は、この退職届を受理するかは、卒業式まで考えさせて欲しい。
この時期、これ以上、生徒を迷わせたくないから、と。
 金八は、卒業式まで頑張ると約束する。


 金八が3Bの教室に入ると、みんなで決めた、と金八に前の黒板を
見るよう促す。
 黒板には、『卒業遠足』と書かれていた。まだ行き先は決まってい
ないが、当然金八も来るよね、と。
 でも、金八は辞退する。この時期、教師は忙しい。みんなから誘っ
て貰っただけで、もう充分嬉しい、と。
 みんなブーイング。

 今日も稲葉舞子(黒川智花)は欠席。


 舞子は自室で昔、まだ丸山家が豊だった頃のしゅうの誕生日会の写
真を眺めていた。


 金八は帰り道、スーパーさくらの道政明子(大川明子)から、しゅ
うが好きだったリンゴを貰う。
 明子は去っていく金八の背中を見て、「あんなに背中、小さかった
っけ!?」とつぶやく。


 金八は帰宅すると、仏壇にあのリンゴを供え、亡妻に辞表を出した
ことを報告。娘の乙女(星野真里)は、今春就職する。息子・幸作
(佐野泰臣)も学費の安い国立大に入った。退職金でなんとかなるだ
ろう。これからどうするかなんて、まだ決めてないし、また、考えら
れもしない、と。

 乙女が帰宅して、金八が亡妻に語りかけているのを聞いてしまって、
声を掛けられない.....

 一段落したのを察し、乙女は、「ただいま!」と大きな声を出す。

 2人は幸作の合格祝いのちらし寿司作りを始める。


 その夜、居酒屋で、乾先生(森田順平)は、服部と飲む。
 服部は今朝早くに、金八が訪ねてきたことを話し、乾がいくつにな
ったか聞く。
 乾は50になったと答える。
 服部は弱気な金八に、「しゃきっとしろ」と言いたかったが、弱々
しい金八を見ていると、言えなかったという。
 乾は、言ってやって欲しかったと言うが、服部は、人間、50を過
ぎると、急にガックリとくることがある、と言う。


 翌朝、登校途中の3Bの生徒達。
 女生徒達は、舞子がメールで遠足に参加しないと返信してきたとが
っかりしている。
 狩野伸太郎(濱田岳)たちは、担任なのに金八が参加しないとは、
と文句を言い合っている。

 飯島弥生(岩田さゆり)は、金八が行かないのなら、自分も行かな
いと言い出す。


 教室に向かう金八を、麻田玲子(福田沙紀)が呼び止める。
 小塚崇史(鮎川太陽)は金八に、しゅうに面会できるか聞く。
 なかなか会わせてもらえない、と金八。
 崇史は、しゅうへの手紙を金八に託する。


 乾は金八を呼び止め、教師を辞めてはいけない、と言う。
 金八は、自分の決意は変わらない。辞表も出したと言う。


 金八が職員室へ入ると、遠藤先生(山崎銀之丞)と小田切誠(深江
卓次)先生が3Bに遠足旅行に誘われたと嬉しそうに言う。
 金八は、2人に言ってくるようにいう。

 稲葉弁護士(舞子の父親)から金八に電話。舞子は相変わらずだが、
用件はしゅうのこと。今日の午後、面会を許されたと言う。


 金八は崇史の手紙を手に、しゅうとの面会へ向かう。

 面会に現れたしゅうの顔色はいい。
 金八は、あれ以来、3Bのみんながしゅうを心配していると言う。
 しゅうはみんなを裏切ったと謝る。
 「これから辛いことが一杯待っている。でも、頑張ろうな、しゅう」
と金八。
 しゅうはあの時の詩をもう一度聞かせて欲しいと言う。
 金八は、おやすいご用と、ゆっくりと詩を語る。
 『あなたと手をつなぐということ』というフレーズに合わせ、金八
としゅうは、アクリル板ごしに手のひらを合わせる。

 でも、途中から突然、しゅうが激しく怯える。
 刑務官は、まだ禁断症状が残っているから、と、しゅうを抱えて出
て行ってしまう。
 金八は、「しゅう、先生いつまでもここで待っているから」と叫ぶ。


 乙女は養護学校の青木圭吾(加藤隆之)と一緒には北海道に行けな
いと断る。
 金八の話を出す乙女に、「お父さんとは離れられないってこと?」
と青木。
 「今、父は教師を辞めようかと悩んでいるんです。教師になるため
に生まれてきたような人が」と乙女。
 「わかったよ。お父さんのことが大切なんだね。あきらめるよ」と
青木。


 放心状態で帰宅した乙女は、幸作の「お帰り」の声にも反応せず、
仏壇の前にストンと座る。


 夜眠れないしゅうは、崇史の手紙を読む。
 『しゅうを一生の友達と思っています。だからボクは都立の二次試
験を受けません。来年しゅうと一緒に受けるためです。.....待って
いるゾ、しゅう』と結ばれている。


 酔ってぐてんぐてんの金八の面倒を、幸作がみている。


 夜の繁華街を2人、暗い顔をして歩く、小野孝太郎(竹内友哉)と
長坂和晃(村上雄太)。2人はゲームセンターに入っていく。


 金八は、崇史達に、しゅうに手紙を渡した。しゅうは元気で崇史の
手紙を喜んだ、と話す。
 崇史は喜ぶ。


 崇史達が去ると、今度は大森(鈴木正幸)巡査が孝太郎と和晃を連
れてくる。高校生とケンカしたというのだ。
 金八は、こういうことで合格取り消しになることもあるので気を付
けるよう言い、大森は内密に処理してくれる、と言う。

 孝太郎と和晃ががそっと3Bの教室に入ると、みんな孝太郎を責め
る。金八が大変な時に、逆に金八を困らせるなんて、どうする、と。
 みんなから「謝れ」コール。

 和晃が、「そんなんじゃない」と立ち上がる。そして、手作りのポ
スターを見せる。
 実は2人は麻薬撲滅を訴えるポスターを、ゲームセンターやカラオ
ケ店に頼んで貼って貰っていた。
 すると、今朝高校生にからかわれた。しゅんのことで。今度は、桜
中を『シャブ中』と名前を変えろ、と。
 伸太郎らも、そんなこと言われたら、きっとケンカしたと同調。
 孝太郎は、そんなのではない、しゅうのことで口惜しかった。自分
もマリファナを得意げに吸っていたが、しゅうの苦しむ姿を見て、バ
カな自分なので、できることといったら、こんなことしかないから、
と。

 生徒の1人が、卒業遠足より、もっと3Bらしいことをした方が、
金八は喜ぶだろう、と言い出す。
 「でも、3Bらしい子ことって!?」とみんな頭を抱える。
 「また、みんなで話し合おう」

 玲子はそっと舞子の席を見る。
 今日も舞子は欠席。


 舞子の携帯にメールが着信。ただ、『表にいる。出てきて』とだけ
書いてある。
 舞子が下を覗くと、玲子が携帯を片手に立っている。
 悩む舞子。


 夜になる。
 ゆっくりとベッドから立ち上がり、窓から下を覗く舞子。
 表には、うっすらと雪が積もっているが、なおも玲子は震えながら
待っていた。

 舞子は表に出て行く。
 「学校来なくて、何してるのよ。閉じこもったって、何も変わらな
いんじゃないの?しゅうのこと、好きなんじゃないの?」と玲子。
 「でも、わたし、しゅうが苦しんでいても、何もしてあげられなか
った」と舞子。
 「でも、本当に好きなら、大事なことは、何もしてあげられなかっ
たことより、これから何をしてあげられるか、でしょ」と玲子。


 休日、家にいる金八に、乙女と幸作が、3Bの生徒と一緒に卒業旅
行に行けば良かったんじゃないか?と聞く。
 だが金八は、3Bだけではしゃぎたいんだよ。あいつらもだいぶ成
長したからな、と金八。

 金八は乙女に、話があるから、と向かいに座らせる。
 でも、折悪しく、チャイムが鳴る。

 金八が出ると、3Bの生徒が2人、制服を着て立っており、金八に
一緒に来て欲しいという。

 生徒達は金八を駅前に引っ張っていく。

 そこでは3Bの生徒一同が、ドラッグ撲滅キャンペーンを展開して
いた。

 そこに、桜中の教師有志もやってくる。遠藤と小田切から誘われた、
と。

 3Bの生徒達は金八を見付けると、わらわらと集まってくる。
 「お前ら、卒業遠足じゃなかったのか?」と金八。
 「いいじゃん、そんな固いこと言わなくったって」と伸太郎。

 玲子が現れ、向こうを見ている。

 その先から舞子が現れる。
 「みんなごめんね」と舞子。
 そして舞子は金八の前に進み出る。

 「舞子.....」と金八。
 「先生、済みませんでした」と舞子。
 「もう大丈夫だね」と金八。
 「はい」と力強く頷く舞子。

 3Bのみんなは、金八も一緒にやろう、と誘う。

 乾は金八に、子供達に金八の声がちゃんと届いたのだから、辞表は
撤回するでしょ?と聞く。
 だが、金八の決意は変わらない。

 その『辞表』という言葉を、2人の3Bの女生徒が聞いてしま
う.....


寸  評  今回ドラマを見ていて、最大の衝撃!
 それは、来週の最終回が四時間スペシャルだということ。
 2時間スペシャルは時々書くことがありますが、4時間はどんなこ
とになるのでしょうか?

 内容的には、目出度し、目出度し系ですね。
 今まで結構自分勝手をやってきた3Bが人のために頑張る。そして、
今まで自責の念に駆られ、登校できなかった舞子も、なんとライバル
・玲子の説得で出てくる、という麗しいストーリーでした。

 そこで次回卒業式は、しゅうが特別に出席させて貰えるのではない
か、と予想しています。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 『救命病棟24時』の録画を見ていたら、福岡で大地震が発生していました。
このところ、日本列島、揺れ続けていませんか?
 昔物理では、地震が何回も起これば、それだけ蓄積されたエネルギーが発散
されて、大地震にはならないと習ったように思うのですが。

 東京に大地震が起こったらどうしよう、と最近、結構真剣に心配しています。
でも、だからって、非常持ち出し袋の用意とかはできていないんですがね。

 地震に遭われた方々、どうぞお風邪などひきませんように。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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