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タイトル:Daily Drama Express 2005/03/17 優しい時間 (10)  2005/03/23


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/03/17 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 優しい時間
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 湧井勇吉(寺尾聰)
 湧井めぐみ(大竹しのぶ)
 湧井拓郎(二宮和也)
 皆川梓 (長澤まさみ)
脚  本 倉本聰

あらすじ  湧井勇吉(寺尾聰)は、「北時計」の九条朋子(余貴美子)に電
話をし、『皆空窯』の師匠:天野六介(麿赤兒)を紹介して欲しいと
言う。
 湧井拓郎(二宮和也)がお世話になっているお礼が言いたいのだ。

 皆川梓(長澤まさみ)は銀細工に夢中になり、井上美可子(清水美
砂)のアパートにいた。
 するとそこに、荒々しく怒り狂う顔をした女性がやってきた。女性
は何も言わず部屋に上がりこむと「どなたですか?」と驚く梓を無視
し部屋中の扉を開けて何かを探していた。
 そして、そのまま立ち去った。梓は呆然とする。

 『森の時計』では常連客達が滝川(納谷真大)と美可子のことを話
していた。
 二人は単なる親戚関係ではなく実は愛人関係。そして昨夜、不倫現
場に滝川の妻・珠子(杉田かおる)が踏み込んだというのだ。美可子
は逃げたが滝川は捕まり顔が腫れるほど殴られたそうだ。その話を聞
き、驚いた勇吉に興味深々のミミ(高橋史子)。
 常連客達は、美可子が遭難しかけた時の滝川の慌てぶりを思い出し
ていた。

 そんな話をしていると珠子本人がやってきた。
 全員が静まり帰る。「ごちそうさま」と帰ろうとする佐久間(久保
隆徳)に珠子は「逃げるんですか。佐久間さん」と呼びとめる。滝川
は佐久間と一緒に飲んでいると嘘をつき、美可子と会っていた。佐久
間は誤魔化そうとするが珠子には嘘が通用しない。佐久間は外に逃げ
出すが、珠子に捕まり強引に連れていかれてしまう。
 見ていたミミは「人の不幸ってどうしてこんなに楽しいんだろう」
と大ハシャギ。

 その時、店の外中の様子を伺う滝川の姿があった。
 滝川の顔は珠子に殴られボコボコに腫れ上がっていた。カウンター
席に座った滝川は、みんなに美可子と関係を聞かれ、腫れた口で答え
る。

 夕方、勇吉は朋子と六介に会いにいく。
 朋子がお互いを紹介すると勇吉は自ら拓郎の父親だと名乗り、拓郎
がお世話になっているお礼をいう。
 勇吉が「これは、つまらない…ブランデーです」と手土産を差し出
すと、「普通、ブランデーには美味しいやマズイなどの形容詞がつく
ものだが、つまらないブランデーを貰ったのは初めてだ」と言われて
しまう。
 六介は「あんた随分変な親父だな。息子の居場所が1年半解らなく
て心配じゃなかったのか?多少の話は聞いている。でも、あいつは反
省している。反省しても許してもらえないのならあいつはどうすれば
いいんだ?あいつは澄んだいい目をしている。うちで何一つ文句を言
わず下積みからコツコツとやってきた。今、初めての作品作りに無我
夢中で挑戦を始めたところだ。だから今、あいつの心を乱すことはや
めてくれ。今は会わんでやってくれ。このつまらないブランデーはあ
んたからとは言わずに今夜あいつと二人で飲む。」と勇吉に言った。
 勇吉は何も言い返すことができなかった。

 帰り道、勇吉は朋子に誘われて「北時計」に寄った。
 朋子は六介が言ったことが正しいと言い、「ここまでタクを拒むの
はどうして?」尋ねた。
 勇吉は「それは、私がニューヨークから飛んで帰ってメグの遺体と
対面し拓郎と向かい合った時、拓郎がとんでもなく恐ろしい奴に見え
たからだと思います」と言い、いきなり拓郎に刺青『死神』を見せら
れたことを話した。その時「こいつはもう昔の拓郎じゃない。こいつ
は『死神』だ」と思ったと言った。

 勇吉が『森の時計』に帰ると入り口に美可子が立っていた。
 店に入ると美可子は滝川とのことを話始めた。
 勇吉は美可子に「これからどうすんですか?」と尋ねるが美可子は
「このまま富良野にいるつもりだ」と平然と言った。

 梓は家で銀細工作りをしていた。
 リリ(森上千絵)は「ひとつ聞いていい?」と拓郎とのことを質問
した。
 梓は隠さずに正直に話した。
 「どんな人?」
 「とても純粋で素敵な人。でも、すごくナイーブでかわいそうな人」
 「しょっちゅう逢ってるの?」
 「今は逢ってない。彼、今は作品に打ち込んでいるの。乱してはい
けないからいまは逢っていない」

 拓郎は作品作りに夢中になっていた。しかし、思うようにいかない。
 六介は、拓郎に「引き出し黒」の技法を伝授することに。

 勇吉の元に六介から手紙がきた。中には拓郎が出展する新人陶芸家
展示会のちらしが入っていた。

 ある日、朋子は拓郎のもとを訪ねた。
 朋子は展示会には勇吉を連れて行くといった。
 そして拓郎に刺青の話を切り出し「見せてごらん」といった。拓郎
は素直に上着を脱ぎ刺青を見せた。
 朋子は何故いきなり勇吉に刺青を見せたのか聞いた。
 拓郎は「見て欲しかったんです。あの時は。もう隠すまい。と思っ
たんです。母さんはこれを見せなさいと言った。あの事故の時、車の
中で母さんは俺のシャツを上げようとしていました。刺青を見せてい
ればあんな事故は起こらなかった。」と言った。
 気持ちを引きずったまま勇吉に会い、いきなり刺青を見せてしまっ
たと涙を流しながら話した。

 勇吉はめぐみの葬儀の日を思い出していた。
 勇吉は部下だった水谷夫妻と言葉少なに会話をし、火葬されるめぐ
みのことを考え「熱いだろうね。あいつ北海道育ちだから。」とつぶ
やいた。

 「また落ち込んでいるんですか?」
 勇吉の前にめぐみが現れた。
 勇吉は拓郎が展示会に作品を出品すると話した。
 そして「拓郎に逢ったら何て言うのかな。それより泣くんじゃない
かと心配だ。何と言って自分の冷たさを詫びたらいいのか。代わりに
泣く気がする」と言った。
 めぐみは優しく「ばかね。泣いただけじゃ。あの子には判らないわ」
と答えた。
 勇吉は「そうだな。泣いても解ってもらえないだろうな。」とつぶ
やいた。

 その頃、拓郎は窯のふたを開け焼けた作品を取り出し水につけた。
 そして、上着とシャツを脱ぎ捨て、上半身裸になり火ばさみで窯か
ら別の作品をつかみ出した。
 それをいきなり刺青に押し付け「うわ〜〜〜〜〜〜」と叫んだ。
 拓郎の叫び声を聞いた六介は拓郎の元へ走っていった。


寸  評  美可子さんと滝川さんが不倫関係にあったなんてビックリです。
 まったく気づきませんでした。
 チョットしか出演しませんでしたが杉田かおるさんって本当にすご
い女優だなぁと思いました。
 説明し辛いのですが、迫力があるというかインパクトがあるという
か…目の力が強い。

執 筆 者 西脇()

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2. 編集後記
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 本格的な花粉症。
 目玉を取り出して洗いたくなりました。
 私は今年デビューしたので、花粉症初心者です。
 「これがイイよ」と花粉症先輩方々から教えていただいたコトを色々と試し
ています。
 ちょっとでも楽になればいいな。(西脇)

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