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タイトル:Daily Drama Express 2005/03/07 不機嫌なジーン (8)  2005/03/20


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/03/07 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 不機嫌なジーン
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 蒼井仁子(竹内結子)
 南原孝史(内野聖陽)
 勝田隼人(オダギリジョー)
 神宮寺潤(小林聡美)
 若狭宗夫(平山広行)
 柳川美幸(山田優)
 吉田佳 (もたいまさこ)
 阿部啓太(岡田義徳)
 白石健一(黄川田将也)
脚  本 大森美香

あらすじ  第8話 「キケンなオス」

 2003年2月
   ↓
 2005年2月

 日本甲虫昆虫学会の垂れ幕。
 学会発表をしている仁子。テントウ虫にも色覚があると考えられる、
との発表だった。

 終了後、ロビーで。
 手塚「アオイさんですか?有明海の命を守る弁護団の手塚です」
 手塚の後ろから来る勝田。
 勝田「覚えてる?」
 覚えてない仁子。手塚はナンパみたいなことはやめろ、と言うが、
不満そうな勝田。
 阿部研究員が来て挨拶する。
 「せっかくだから現場に行きましょう」と勝田。

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 手塚「海を締め切って8年…干潟は消えてなくなりました」
 勝田が連れていった干潟は、仁子が南原をフッた場所だった。
 勝田「君は何でここに興味があるの?」
 仁子「3年前、来たことがあって、それで個人的にいろいろ…」
 勝田は、母親の名前が“よしこ”、だから仁子のことを覚えていた
のだった。
 勝田の母は“美子”。
 「美しい名前ですね」という仁子に勝田は仁子の名前も「凛として
ていい」と言う。

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 パーティー会場で。
 神宮寺「30の時に家が火事で燃えちゃったの…私は浮気してて…
で、帰ったら家が燃えてた…夫はしょうもないもの持ってて…」

 神宮寺の回想シーン。
 夜。
 野次馬の中を押し分けて走ってくる神宮寺。
 呆然と立っている夫(相馬一之)は手にピンクの布らしきものを握
りしめている。
 神宮寺「あんた、何持ってんの?」
 答えず呆然と遠く(多分燃えている家の方を)見ている夫。
 神宮寺「貯金通帳は?切手のコレクションは?」
 夫「中で燃えてる…」

 元のパーティー会場。
 神宮寺「あまりのことに私は『結婚しましょう』」

 神宮寺の回想シーン。
 夫「何で?」
 神宮寺「何となく」

 元のパーティー会場。
 神宮寺「愛とはカオス…この続きはまた今度…主役が来たわ」
 早智子と新郎が来る。
 神宮寺「優秀な歯科医を失うのはツラいわ」
 少し離れたところに健一が現れる。
 仁子「(神宮寺に)ちょっとすいません」
 微笑む神宮寺。
 健一「久しぶり…」
 仁子「久しぶり…。来てたんだ」
 健一「仁子さん、まだテントウ虫やってんだ…」
 仁子「もちろん…この間ね…」
 学会発表の説明を始めるが、やめる仁子。
 健一「キレイになったと思ったけど、中身は変わってない…」
 健一「オレさ、今度の4月から正式採用になって…八王子だからち
ょっと遠いんだけどね…このキャンパスともお別れ」
 健一は仁子に、「教授の帰り、待ってんでしょ」と言うが、
 仁子は「半年連絡取ってないし、待ってらんない」と言う。

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 しかし、仁子は家でアメリカ旅行:ミネソタがあたる…のシールを
集めている。

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      タイトル『不機嫌なジーン』

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 研究室に戻ってくる仁子。
 カツ丼を食べようとした仁子に「山本事務長が呼んでますよ」と言
われる。

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 山本事務長(陣内孝則)の部屋に来た仁子。
 山本に来客があり、要は夜の接待に女性を同席させる目的で山本は
仁子を呼んだらしい。
 仁子は実験がありますから、と言って断る。

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 神宮寺はテントウ虫の行動パターンをカオスの数式で読み解こうと
している。それを仁子に見せる神宮寺。「いいんじゃないですか?」
と仁子。
 そこへ神宮寺の研究室の男性研究員がやってくる。
 神宮寺「どう、彼女、女として…?」
 男性はもっと従順そうな女性がいい、と言う。
 「私をむやみに傷つけないで下さい」という仁子に、
 神宮寺「私だって、あなたが2年間一人っきりだから…」
 そこへ電話。

 勝田「もしもーし!」

 神宮寺「あー、あなたか?」

 勝田「あしたからまた東京なんですよ、で、会えたらいーなーって」

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 研究室では干潟のことが話題になっている。
 「計画がストップしてるのですよねー?」
 美幸「あのー、実は先週こんなことがあったんです…」
 若狭研究員がカマキリを見て倒れ、そこに現れた美幸を見て、
 「キミは、僕の理想のバンビだ」と言って、つきあおうと言ってい
るというのだ。
 吉田教授「世の中には理解のある男性はほとんどいないし、能ある
女性は叩かれるし…」
 男性研究員「何か、実感こもってますね〜」
 仁子「いっそ、完全な片思いがいいのかなぁ」

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 夜の街(初台あたり?)を歩く仁子。
 南原と似た男を見つけ、走って追うが、見失ってしまう。

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 部屋に帰る仁子。
 シールの台紙が落ちる。
 ミネソタに電話をする。がっかりして電話を切る。
 ニューヨーク大パーチェス校にかける。
 仁子「南原教授は本当に1ヵ月前にミネソタ大を辞めたんでしょう
か?」
 男「そうだな、予定を一ヵ月早めて。僕も来週には帰るから」
 仁子「アメリカなんかにいないんじゃん」

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 テントウ虫を色紙に乗せて、実験している仁子。
 眉間にシワを寄せている。
 そこへ電話がかかってくる。

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 山本事務長の部屋。
 山本が「琵琶湖のそばのホテルに1ヵ月滞在して、外来魚が生態系
に影響を及ぼさない、という主旨の研究をするように」と仁子に依頼
する。
 自分と反対の立場なので、と断る仁子。
 三井「仕事なんだ!」
 仁子「私は生物学者としてお引き受けできません」

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 研究室に戻ってくる仁子。
 別の男性研究員からバイトを引き受ける。
 そこへやって来る勝田。
 勝田「今度は覚えてる?」

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 階段を歩きながら、勝田に反対運動のきっかけを聞く仁子。
 勝田「カキかな?獲りたてをそのままガッと食う。醤油とかいらな
いの…あと、ガタ滑り…。でっ、そっちは?何で動物行動学?だって
イジワルな考えだったらドウブツの行動知ってどうすんのってことで
しょ?」
 仁子は小さい時、ムシの多いところに住んでいて、テントウ虫がア
ブラムシの多い植物に卵を産むのは食べ物に困らない為だろう、とか、
虫たちは何を考えているんだろうーそう考えるのが楽しい、と言う。
 仁子「わからない人間といるより、よっぽど安心」
 勝田は、動物行動学者はロクでもないのばかりだと思ってた、と言
うが、
 仁子「中身はロクでもないかも」
 さらに仁子に惹かれる勝田。
 勝田「よしこって呼んでいい?」
 仁子「何で?お母さんと同じ名前だし…」

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 反対運動事務所。
 勝田、続いて仁子が中に入る。
 中は反対運動に参加した人の熱気が溢れ、ガヤガヤした様子。
 勝田「失われた海を取り戻す」
 勝田の声に一同、静まる。
 勝田「明日は農林水産省に抗議に行く…」

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 神宮寺の部屋。
 神宮寺「何で来ないわけー?約束の時間、33分過ぎてる」
 ドアを叩く音。
 神宮寺「ちょっと遅いんじゃないの〜?」
 ある人物がトランクを押して入ってくる。
 南原の声「ひょっとして待ってる相手、オレじゃなかったー?」

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 夜道で。
 勝田「送ってくよー!警戒してるー?」
 仁子「何するんですか?」
 勝田「悪い、悪い。言葉より先に手が出るんだよね〜。オレの行動
にも意味あるでしょ〜」
 勝田「何、オレみたいなのと恋愛するの、怖い?」
 好色そうに仁子を見送る勝田。
 勝田、ポケットに手を入れて「あっ…忘れてた…」

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 神宮寺の研究室の研究員「あっ…伝言お預かりしてますよ。今夜は
別の男とデートすることにしました。あなた、私との約束、忘れてた
でしょ…」

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 研究室に戻った仁子。
 仁子「何てキケンなオスなの…」

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 仁子のバイト。
 チビッ子相手に虫の説明をする仁子。
 しかし、マニュアルを忘れ、自分で勝手に説明を始める。
 雪国に住むカマキリは、秋になると雪の積もる高さを予想して、雪
の積もる高さより、少し高いところに卵を産む。
 他にも、鳥の巣の高い年は大雨、蜂は正確な六角形を作ります…等。
 そこへ聞きに来ていた南原、質問する。
 「カマキリは右利きですか、左利きですか?」
 「コオロギは右の羽を上にする右利きが多いが、カマキリはよくわ
かりません」と答える仁子。
 南原、客席から舞台へ出る。
 南原「こういうことに答えられる学者はそうはいない…君たちも大
きくなったら昆虫学者になろう!」
 質問コーナーを続けるより、2人の会話を聞いていた方がいい、と
いう客がいたのでそうなったが、2人は痴話ゲンカを始めてしまう。
南原に平手打ちをくらわす仁子。観客、驚く。
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 動物園内を歩く仁子と南原。
 南原「オレほどの人物なら例えのたれ死んでも新聞に載る」
 南原は仁子に「待っててくれたんだろう?」と言う。
 相変わらず自信過剰なセリフに辟易の風情の仁子。
 南原「待ってた、って言えばいいんだよ…それとも、男できた?」
 仁子「できましたーというウソついてもしょうがないし…」
 “今はタマタマ一人”と強調する仁子。
 仁子「だいたいね、半年前の留守電の“愛してる”なんて信じるわ
けないでしょう」
 南原「オレもバカだなぁ。中学生みたいにドキドキしてる…愛して
る…」
 仁子は、再会してすぐはイヤだ、と言う。
 南原「じゃあ10分後?20分後?じゃあ、5時間後に来てくれ店」
 仁子「何で5時間?」
 南原「会議があるんだ」
 仁子「ちゃんと来てね…」
 南原「まるでドラマのワンシーンみたいだなぁ」
 仁子「ちゃんと来て…」
 南原「わかった」
 去っていく南原。
 仁子「何て自分勝手なオスなの?!」

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 研究室の箱の中では元気なカマキリのメス。
 研究室にやってきた山本。
 山本「蒼井はどこだ!あの女、ちょっと懲らしめた方がいいなぁ」

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 夜道を走るタクシー。
 後部座席の南原、世界中がいとおしい、と思う。

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 ボードゲームのこまが置かれている。
 神宮寺の部屋。
 勝田「ダレとデートだったの?」
 神宮寺「夫よ」
 勝田「まあいいや、オレ、センパイよりもっと好きな子見つけたし」
 えっ!という表情の神宮寺。
 勝田「やさしくしたいけど、苛めたい気もする」
 神宮寺「サディスト」
 勝田「南原でしょ…デートの相手」
 神宮寺「否定はしないわ。夫も一緒だったし」
 勝田「あの海殺したの、アイツだよ」
 神宮寺「そんな話、聞きたくないわよ」
 勝田「あいつが全部、殺したの」
 挑戦的に神宮寺を見る勝田。

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 夜道、南原を待つ仁子。視線の先に南原が来ている。
 南原に走りよる仁子。
 仁子を抱き寄せる南原。
 街灯の光が2人を映し(2人の姿はシルエット)、雪が舞う。



                    (次回へ)


寸  評  仁子、南原、勝田、神宮寺、(神宮寺の夫)という何だかややこ
しい感じになってきました。神宮寺が恋愛トライアングルに入ってき
たのはちょっと予想外だったなあ。そういうポジションは早智子にな
るかと思ってたんだけど。

執 筆 者 増井()

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2. 編集後記
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 山本事務長の依頼を「(接待への同席を)実験がありますので」「(データ
捏造のような報告書は)生物学者としてお引き受けできません」と凛として断
れる仁子、あっぱれですね。特に後半のセリフ、研究者も研究者以前に一社会
人。「“おかしい”と思ったことはおかしい」という感覚、大事ですよね。
「仕事なんだ」というお題目の元、その辺が誤魔化されていくと、ここ数年新
聞を賑わしているいろんな企業の不祥事につながるような事件に結びついてい
ってしまうんじゃないか、と思います。(増井)

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発行元:ドラマ研究会
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