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タイトル:Daily Drama Express 2005/03/12 ごくせん (9)  2005/03/19


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/03/12 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル ごくせん
局  名 日本テレビ系
放映日時 土曜21時
キャスト 山口久美子(仲間由紀恵)
 小田切竜(亀梨和也)
 矢吹隼人(赤西仁)
 黒田龍一郎(宇津井健)
 猿渡五郎(生瀬勝久)
 朝倉てつ(金子賢)
 白鳥ひとみ(乙葉)
 馬場正義(東幹久)
 九條拓真(谷原章介)
原  作 森本梢
脚  本 江頭美智留

あらすじ  第九話

 五人組は、今日桃女と合コンすることになる。
 いつもは冷ややかに見ている小田切竜(亀梨和也)まで参加しても
いいと言う。

 でもそこに、「何の相談だ?」と山口久美子(仲間由紀恵)。
 「教えなーい」と五人組。

 久美子は小田切に、最近よく笑うようになったな、と声を掛けるが、
小田切にバカにした目で見られる。


 職員室では、英語教師・白鳥ひとみ(乙葉)が、次々と男性教師か
らホワイトデーのプレゼントを貰っている。チョコをあげていなくて
も、貰っていい日とひとみ。

 久美子が、九條拓真(谷原章介)からのお返しを夢見ていると、体
育教師・馬場正義(東幹久)が巨大なプレゼントと、その3まである
手紙を付けて久美子に渡そうとする。
 「渡してませんから!」と久美子は逃げる。


 久美子が相変わらず夢見続けていると、なんと目の前に九條が立っ
ている。勉強会で黒銀学院に来ているのだった。
 「あとで職員室へ行きます。お返ししたいものがありますので」と
九條に言われ、更に久美子の夢は広がる。


 3Dでは、全員が桃女との合コンに盛り上がるが、桃女は10人の
予定。
 人数を絞らなければ、と抽選。

 そこに、夢見たままの久美子が入ってくる。
 そしてもみんなが盛り上がっているのが合コンだと知る。


 大江戸一家舎弟・朝倉てつ(金子賢)は、久美子へのお返しに、ハ
ート形のたこ焼きを焼いている。
 でも、女子高生が買いに来て、ハート形が可愛いと言われ、売って
しまう.....


 ひとみは、3Dの合コン、お酒を出す店に行くのでは?と懸念を示
すが、久美子はボーリングするだけらしいと答え、3Dの生徒達はま
だまだ子供、と思っている。

 九條が来て、久美子に返したのは、久美子から借りていた本。
 ホワイトデーのプレゼントではないと落ち込む久美子。
 そこに馬場が来て、今日は三年の担任の慰労会。トコトン飲みまし
ょう、と言う。


 久美子は浮かない気分のまま、慰労会に参加。
 音楽教師・鰐淵小百合(池田有希子)は、教頭・猿渡五郎(生瀬勝
久)からのホワイトデーのお返しをずっと期待していたが、猿渡が小
百合に渡したのは、お見合い写真。小百合がヒステリーを起こす。


 3Dが合コンをしているのはカラオケ屋。しかも、抽選に漏れた生
徒まで来ていて、男性側は3D全員。


 てつが久美子の帰宅を首を長くして待っているが、帰ってこない。
しかも、折角作ったハート形のたこ焼きを若頭代理・若松弘三(阿南
健治)他の子分達のみならず、大江戸一家三代目・黒田龍一郎(宇津
井健)にまで、食べられてしまい、大ショックを受けるてつ。


 猿渡がトイレで小用をたしていると、隣で土屋光(速水もこみち)
も小用をたしていた。
 土屋は先に切り上げると、走っていく。


 3Dが合コンをしていたのは、カラオケ・右大臣。
 猿渡たちは、ちゃんこ・左大臣だった。2つの店は同じビルの向か
い合わせ。

 土屋はカラオケの部屋に飛び込み、猿渡がいるから逃げろ!と、み
んなを急がせる。

 猿渡はちゃんこ屋に飛び込むと、3Dがカラオケをしていると言う。


 5人組は表に飛び出して、おまわりさんに挟まれ、お金を払わずに
店を飛び出してきてしまったことを思い出し、慌てる。

 5人は結局警察に捕まり、久美子は警察に謝りに行く。
 ボーリングじゃないのか?と久美子が問うと、盛り上がらないので
カラオケにした、と武田啓太(小池徹平)

 でも、突然5人は釈放される。
 なんと警察庁の高官である小田切の父・信也(宅麻伸)が、裏から
手を回したのだった。

 帰りのハイヤーで小田切の父は小田切に、あの4人とまだ付き合っ
ているのか?自分の言うことを聞いていれば間違いがないのだ、と決
めつける。


 久美子が理事長兼校長・黒川銀治(井上順)に呼ばれる。
 理事長室には、小田切の父親が来ている。


 小田切は自室のベッドの上で、制帽をもてあそんでいた。
 朝食を持ってきた母親・百合子(長野里美)に、「オヤジ、学校行
ったのか?おフクロにオレを見晴らせて」と聞く。
 母親は何も言わず、小田切の部屋を出て行く。


 小田切の父親は、小田切は籍だけ置いて、登校しないはずなのに目
を離した隙に登校して、悪い仲間に染まって、という。
 久美子は、小田切の意志で登校していると反論するが、黒川は小田
切はもう登校しない。勿論、卒業資格は与えるが、卒業式にも出席し
ない、という。
 小田切の父親は、すぐにカナダに語学留学に行かせる。そして9月
から向こうの大学に進学することになっている。勿論、小田切も納得
しているという。

 反論する久美子に、久美子は卒業すればもう関係ないが、自分は一
生息子と向き合っていかなければならない。責任の重さが違うのだ、
という。


 久美子が3Bの教室へ行き、小田切の件を伝える。
 武田達は、小田切には携帯も通じない。家に閉じこめられているの
ではないか?全員揃って卒業と言っていたのに、久美子はどうするの
だ?と責める。
 久美子にも、どうしたらいいかわからない。


 自室で久美子は、昼間小田切の父親に言われたことを思い出してい
た。


 武田達4人は、小田切邸の塀を乗り越え、小田切を助け出しに行く。
 でも、彼らの姿は赤外線カメラで捉えられていた。

 小田切は、彼らに迷惑は掛けられない。父親は彼らを目の敵にして
いたから、と最初は逡巡する。
 だが、遂に意を決する。

 小田切は二階の自室ベランダから庭に飛び降り、4人と一緒に行こ
うとするところに警備の人たちが来る。
 武田達4人が警備員を羽交い締めにして、小田切を逃す。


 久美子が黒銀学院に駆け付ける。
 そこには、黒川、猿渡、国語教師・犬塚太一(酒井敏也)がいる。
 矢吹達4人もいる。
 そして小田切の父親が来ていた。

 小田切の父親は、小田切と連絡が取れなくなっている。今までは、
最後には自分の言うことに従っていたのに、今回こうなったのは、悪
い学校に入ったからだ。今回のことも、最後には自分の言っているこ
とが正しいとわかるだろう、と言う。
 そして矢吹達4人は、住居侵入に、警備員に対する暴行。とても高
校生とは思えない悪行。訴えなければ、と言う。

 猿渡は、4人を退学処分にするという。
 矢吹は、『退学上等』だが、今度のことはすべて自分が企てたこと。
他の3人は巻き込まないで欲しい、というが、聞き入れては貰えない。


 その頃小田切は街をほっつき歩き、肩がぶつかったチンピラ数人と
殴り合いのケンカをする。


 久美子は小田切を捜していた。
 すると矢吹達4人も小田切を捜しているのに出会う。
 久美子は4人に来るなと言うが、4人はやはり小田切を捜し、土屋
が見付けてくる。


 滅茶苦茶に蹴られ、殴られている小田切。
 チンピラは、トドメの一発をと構えるが、そのウデが押さえられる。
 久美子だった。
 「そのくらいにしてれないか?」と久美子。
 男のウデがひねり上げられる。
 「わたしの大切な教え子、返して貰おうか」と久美子。
 チンピラ達は逃げていく。


 いつもの喫茶店。
 小田切は、他の4人を心配する。
 久美子が明日、黒川と、小田切の父親に話をするという。
 小田切は背中を丸めて、家に帰ろうとする。

 「なんでそんなに自分でため込んでんだ。はき出せよ!」と久美子。
 「わかんねぇよ」と小田切。
 「いいから帰ってこい。うちに来い」と久美子。
 「あいつんち、警察に通じている.....」と久美子を心配する矢吹。


 久美子は小田切を自宅に上げる。

 龍一郎は久美子が覚悟をもってやったことだと、そっと見守る。


 小田切の父親は、帰ってこない小田切に苛つく。
 部下が久美子の素性を調べてくる。


 矢吹が他の3人を大江戸一家に案内する。
 久美子は4人を家に上げる。

 初めて大江戸一家を見た、武田、土屋、日向浩介(小出恵介)はび
っくりする。

 そこに、小田切の両親が訪ねてくる。

 座敷で久美子と向かい合った小田切の父親は、大江戸一家の跡取り
である久美子が、教師なんてやっているのはおかしい。息子を返せ。
誘拐罪だ。自分が一本電話すれば、久美子が職を失うだけでなく、子
分達も、そして龍一郎も、タダでは済まない。自分は3Dの生徒達が
やっていることは許さない。それだけの覚悟があったんだろう、とま
くし立てる。
 「はい」と答える久美子。

 そこに、小田切達5人が現れる。
 小田切は、他の4人は自分を助けてくれた。だから4人を退学にし
ないで欲しい。黒銀学院にも行かないし、卒業式にも出ないから、許
して欲しい、と。
 「そうだ。お前の人生は、きちんと考えてやる。さあ、帰ろう」と
小田切の父親。

 久美子が小田切の父親を呼び止める。
 「あなたはさっき、なぜこの家の跡取り娘のわたしが教師をやって
いるのかって、言ってましたね。それは、祖父がわたしに生き方を押
しつけなかったからです。あなたは、こいつに自分の生き方を押しつ
けているだけで、こいつの声に耳を傾けたことがうるんですか?−−
小田切、お前、それでいいのか?自分の思っていることは、言葉にし
なけりゃ、わからねぇんだよ。わたしは無責任なことを言おうとは思
わない。でも、こいつらは一生つきあえるダチじゃあ、ねぇのか?」
と久美子。

 みんなから注目される小田切。
 小田切は畳に正座し、手をつくと、
 「学校、行きてぇよ。みんなと卒業してぇよ。学校なんて、つまら
ねぇと思ってた。でも、こいつらとバカやってられるのも、後少しだ
なと思うと、すげえ大事に思えて。1人でいた時、いろいろ考えてい
た。でも、思い浮かんでくるのは、教室の汚ねぇ落書きや、3Dの生
徒や、センコーの顔ばかり。山口が教えてくれたんだよ。隼人もツッ
チーも、タケも、日向も、みんなオレにとっては一生大事な仲間なん
だよ。だからお願いします。こいつらと一緒に卒業させてください」
と小田切は、畳に額をつける。

 「うちの孫娘が、ご迷惑をおかけしているようで。でも、奥で聞い
ていましたが、孫娘の言っていることも、間違ってはいないと思う。
そりゃ、利口なやり方じゃねぇけど、後先考えず、ダチのために、ダ
ーッと駆け出せるってぇのも、いいんじゃねぇか」と龍一郎。

 土屋が自分からも頼むと頭を下げる。他の3人も続く。
 「小田切さん、こんな仲間を持った息子さんを、親としても誇りに
思ってもいいんじゃないですか?」と龍一郎。

 小田切の父親は、畳に座り、「子供を育てるのは、大変ですよね」
と龍一郎と頷き会う。
 小田切の父親は久美子の方へ向き直ると、「卒業式まで、息子をよ
ろしくお願いします。朝早くから、おじゃましました」と頭を下げる
と、妻を伴い、帰っていく。

 小田切は龍一郎に礼を言う。そして4人に、「後でな」と言うと、
両親に付いて外へ出る。

 「あいつ、初めてオレに本音をぶつけたな」と妻に言う小田切の父
親。
 妻も微笑み、小田切の父親も優しい微笑み顔で、息子を見る。


 猿渡は、黒川に、小田切の父親が告訴を取り下げたことと、小田切
がまた登校することを報告する。

 久美子の調査票を手にした黒川は、「どこまでわたしを悩ませるん
ですかねぇ、山口先生は」と言う。


 久美子が3Dの教室に小田切を招き入れる。
 3Dは生徒達の歓声に包まれる。
 矢吹が、「1人でも欠けたら、3Dじゃねぇからな」と言い、
 「全員揃って卒業だ!!」と久美子。


 黒川は久美子の調査票で飛行機を折りながら、「やはり無理だった
かねぇ、大江戸一家の孫娘に担任を任せるのは」と言う。
 「ご存知で!?」と焦る猿渡。

 黒川は紙飛行機を飛ばし、それは猿渡のリーゼントの髪に突き刺さ
る。
 「ただでは済まさない」と黒川は、理事長室の壁を爪で、跡が付く
ほどの力でひっかく。


寸  評  そういえば、毎回生徒の事件に気を奪われて、黒川理事長という
不気味な存在を忘れていました。
 黒川は、久美子の素性を知っていたのですねぇ。もしかしてこれで
久美子が失敗すれば、猿渡をクビにできると思って黙っていたのでし
ょうか!?
 リーダー?の小田切と両親の関係を修復し、これで生徒は一段落、
というところでしょうか。
 一生のダチ、と言っていましたが、以前の教え子では熊井しか出て
きません。沢田はいったい何をしているのでしょうか?もう一度見て
みたいです。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 『不機嫌なジーン』を見ていると、あのメヌエットが頭から離れなくなって
しまいます。中学生の時にフルートの練習曲として、吹いていました。
 ところで、オープニングのテントウムシのお部屋が、2,3話に1つずつ、
立派になっていきますね。これは、先日増井さんが書いていたように、ストー
リーのテーマ毎になっているのでしょうか?先週はテレビでしたが、次は何が
増えるのでしょうか?
 さて、これから最終回が続きますね。寂しいような、一仕事終えたような気
分になります。(昨日も書いたように、今、「オールイン」にはまっているせ
いで、毎日とても寝不足で、思考能力があまりのこっていません)(鈴木)


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