メルマガ:日刊ドラマ速報
タイトル:Daily Drama Express 2005/03/09 87% (9)  2005/03/16


===================================================== 発行部数   20 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/03/09 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル 87%
局  名 日本テレビ系
放映日時 水曜22時
キャスト 小谷晶子(夏川結衣)
 黒木陽平(本木雅弘)
 宇月寅蔵(橋爪功)
 宇月薫 (酒井若菜)
 杉山紘一郎(古田新太)
 剣崎護 (渡辺いっけい)
 寺田弓子(杉田かおる)
 小谷蒼太(川口翔平)
脚  本 秦建日子

あらすじ  涙の告白と別れ・・・新たなる一歩


 宇月医院長、薫、三沢、陽平、晶子の五人はひとみの通夜に参列す
る為にそろってやってくる。
 焼香をする晶子。
 遺影に向かってひとみに話しかける。
 「ひとみちゃん・・・・ひとみちゃんも苦しかった?くやしかっ
た?一人で何度も泣いたりした?こういう時私なんて言えばいいのか
な・・・同じ病気の私はあなたに・・・なんて言ってあげたらいいの
かな・・・ごめんね。私、あなたに何もしてあげられなくて・・・。」

 その後、通夜の集まりで会席をよばれる5人。
 ひとみの両親が現れ、ひとみの遺品のノートを読んで欲しいと手渡
す。
 陽平は晶子に差し出した。
 そこには、自分の人生は不幸じゃなかったと記してあった。
 もちろんこの歳でこんな病気になって幸せとは言えないけれど、病
気のおかげで気づいた事もあった。
 病気のおかげで出会えた人もいた。だから私は不幸なんかじゃない。
 そう、書き記されていた。


 抗がん剤治療が終わり、いよいよ聖和医大で放射線治療が始まる。
 治療に伴う副作用として肺炎を起こす可能性があることと、放射線
をあてた部分が赤くなった場合は冷やすようにと説明され、放射線を
当てる位置を確認する為にCTをとったり、体に印を付けられたりと、
初めての事で戸惑う晶子を気遣う事もなく医者は事務的に必要事項を
行う。


 プロポーズの返事をする為に晶子は剣崎を呼び出した。
 約束の時間よりも20分も早く待ち合わせ場所に来ていた剣崎はか
なり緊張なおももちで晶子を待っていた。
 晶子は自分の気持ちがはっきりしたと好きな人がいる事に気がつい
たと言って、丁重に断った。
 どんな人なのかと聞かれ、
 「一緒に闘ってきてくれた人・・・・そして多分これからも・・・」
と言う。
 「たたかう?」疑問に思った剣崎はそう聞き返した。
 晶子は本当の病名を告白した。そして今も治療中であることも。
 驚く剣崎は、病気のことも知らずに会社を辞めさせてしまった事や、
いきなりプロポーズまでしてすまなかったと、謝って立ち去ろうする
が、ふと立ち止まりプロポーズを断るだけなら好きな人ができた事だ
けでよかったではないか・・・・何故病気の事まで自分に話してくれ
たのかと聞いた。
 晶子は同じ病気になった女の子の病気と立ち向かう姿が忘れられな
い。
 その女の子(ひとみ)に対して恥ずかしくないよう堂々としていた
いと話した。


 放射線治療が終わったあと、腰に手を当て足を上げたりして何か違
和感がある気配の晶子。
 気になって陽平に相談しようと待ち合わせをする。
 待ち合わせ場所へ向かう陽平は薫に呼び止められ食事に誘われる。
 陽平はかまわず晶子との待ち合わせ場所へ一緒に行こうと連れて行
く。
 そこで薫に4年前何があったのかを再度聞かれる。何故そんなに過
去にこだわるのかと陽平に聞かれ薫は自分の気持ちを打ち明けた。
 その話を遅れて入ってきた晶子は聞いてしまう。そっと店を出て携
帯を鳴らし急用が出来たと嘘をつき行けなくなったと言う。
 話はなんだったのかと聞く陽平に腰を押さえながら大丈夫なのでい
いと言って電話を切りその場を後にした。
 薫は陽平の気持ちを聞く。だが陽平は薫を女性として意識した事は
ないとはっきり言った。
 わかっていたと薫は言い最後に一番聞きたかった事を聞く。
 「今でも黒木先生の心の中には奥さん一人だけしかいないんです
か?」と・・・・

 晶子は一人レストランで大量に注文して食事をとっている。
 そこへ弓子と真奈美がやってきた。晶子の食べっぷりに、まるで失
恋のやけ食いみたいだとの真奈美の言葉に反応する晶子。
 図星だと気づいて何があったのかを聞く二人。
 薫が告白したのを聞いただけだと知ってまだわからない、晶子も告
白すればいいと言うが、
 「じゃあ、弓子さんならどっちを選ぶ?34のくたびれた女と若く
てかわいい病院のあととり娘と・・・」
 「でも言ってみないことには・・・」
 「弓子さんが男だったら仕事もすぐ決まらないような女選ぶ?
  弓子さんが男だったら別の男の子どもを連れた女選ぶ?
  弓子さんが男だったら片方の胸が小さい女選ぶ?」

 だんだん惨めになっていく晶子は涙をためながらそれでも病気と闘
う為にたくさん食べて、くよくよしないで、絶対病気に勝って蒼太の
成長を見届けるんだ。そう言って泣きじゃくった。


 帰宅する陽平を玄関先で江梨子が待っていた。
 明日発売される新聞の記事を見せ自分がばらしたと言う。
 かなり酔っていて死んだ百合の事を思い出すと夜も眠れないこと、
眠れても夢に百合が現れる事に悩み続けてきたと話す。

 「医者になんかなるんじゃなかった・・・こんな思いするくらいな
ら医者になんて・・・・」そう言って泣き崩れる。
 送ると言う陽平を振り切り、ふらついた足取りで帰っていった。

 家に入ると宇月医院長がさっき見た記事を持ってきていた。
 友恵はお茶を持って入ってきて、陽平に今すぐ陽平の分も持ってく
ると言う。
 医院長は、「足りていますよ」と言った。
 「ここにいるのは4人、お茶も4つ」そう言って百合は4年前に亡
くなったのだと友恵に言った。
 もういいのではないか・・・この記事が今出るのも何かの運命なの
かもしれない・・・・自分達もそろそろ認めなくてはいけないのでは
ないか・・・そう言ってもう一度友恵に事実を告げる。
 混乱する友恵・・・・
 その友恵に正十郎(細川俊之)がさとすように
 「死んだよ・・・4年前に百合は死んだよ・・・」と言って肩を抱
いた。
 「いや〜〜〜〜!!!」発狂する友恵・・・・

 翌日発売された新聞で聖和医大も宇月医院もマスコミでいっぱいに
なる。
 職安に行っていた晶子はそこで新聞記事を目にする。
 丁度その時陽平から電話が入りゲームセンターへ行こうと誘われ蒼
太といっしょに楽しむ。
 そして晶子に
 「人って、一緒にいてくれる人がいるから生きていけるんですよね。
医者もそうです。頼ってくれる患者がいるから力を出せる。忘れてま
した・・・誰かと一緒に笑って過ごすって事が大事だって事・・・あ
りがとうございます。今日の事すっと忘れない・・・・」と言った。
 「今日でもう会えないみたいな言い方するんですね。あの記事嘘で
すよね。」
 だが、陽平は明日、聖和医大で4年前の事を同期の杉山が上手くか
わしてくれるだろうと言う。
 自分は来るなと言われているとも言う。
 その顔には何かを決意した様子の陽平がいた。


 次の日記者会見で杉山は4年前の一患者のプライベートな情報がか
つての麻酔科医によって漏洩したことについて謝罪し自分が責任を取
って依願退職をすると言い、今後は個人情報の管理システムを強化し
徹底していくとだけ話し立ち上がり会見を終わろうとした。
 納得しないマスコミがいろいろと声を荒げる中、今回の記事を流し
た男が
 「杉山先生、問題をすりかえてはいませんか?」とつっこむ。
 知りたいのは4年前に医療ミスがあったのかどうかと言う事である。
 その質問に
 「患者のプライベートな事は答えられない。もちろん適切な処置を
した。したがって医療ミスではない」そう言って出て行こうとした。
 そこへ陽平が現れる。病院側は戸惑い杉山も驚く中、陽平はマスコ
ミに向かって
 「4年前妻の黒木百合を執刀した黒木陽平です。私がすべてをお話
します。」
 その言葉にいっせいにフラッシュがたかれ、次の声を待つマスコミ
たち・・・
 家のテレビで見守る百合の両親・・・そして晶子。
 晶子はいても立ってもいられず、聖和医大へと向かう・・・

                      最終話へ・・・


寸  評  わかっていたとは言え剣崎所長玉砕でしたね。でも病名を告白す
るシーン、ひとみに恥ずかしくないよう強く生きたいと話す晶子はと
ても強い人だな・・・と思いました。
 先週、心細い晶子を心配して家まで行った陽平ですがその後何があ
ったのか回想シーンでいつ見られるのか期待していたのに結局わから
ずじまいでした。
 思わせぶりな展開だったので楽しみにしていたのに肩透かしでした
ね。残念・・・・

執 筆 者 タッキー(futagochan2525@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 また息子ネタですが、先日2年生最後のサッカーの試合がありました。上級
生に混じっての試合が多かったんですが今回はどこのチームも2年生のみの
2年生大会でした。
 二人ともよくがんばってくれて、得点したり流れを変えたりと主人もほめて
くれて子ども達も大満足でした。
 結果は市内でですが、優勝する事が出来ました。
 トロフィーや、たて、賞状を手に記念撮影をする顔はきらきら輝いていてと
ても頼もしかったです。
 こんな成長の一瞬一瞬をいつまでも見届けたいと思うのは親の切なる願いで
す。
 がんばれ!晶子。(タッキー)

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