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タイトル:Daily Drama Express 2005/02/26 ごくせん (7)  2005/03/05


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/mm/nn (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル ごくせん
局  名 日本テレビ系
放映日時 土曜21時
キャスト 山口久美子(仲間由紀恵)
 小田切竜(亀梨和也)
 矢吹隼人(赤西仁)
 黒田龍一郎(宇津井健)
 猿渡五郎(生瀬勝久)
 朝倉てつ(金子賢)
 白鳥ひとみ(乙葉)
 馬場正義(東幹久)
 九條拓真(谷原章介)
原  作 森本梢
脚  本 江頭美智留

あらすじ  第七話

 黒銀学院の職員室では、来年建設される校舎についての話題で盛り
上がっている。
 今の3Dの教室を取り壊して、建てるのだ。来年から、男女共学に
もなるし、と。

 山口久美子(仲間由紀恵)も一緒に喜んでいるが、教頭・猿渡五郎
(生瀬勝久)は、久美子は三月までの臨時教師なので関係ないでしょ、
と言う。生徒の進路より、自分の進路を心配した方がいいのでは、と
付け加える。
 体育教師・馬場正義(東幹久)が、どうにかならないのか?と聞い
ても、どうにもならない、と理事長兼校長・黒川銀治(井上順)。


 教室で悩む久美子。
 みんな、家庭教師でも塾講師でもいいじゃないか、と言う。

 矢吹隼人(赤西仁)がつい、「家業継げばいいじゃないか。四代目
なんだし」と言ってしまう。
 みんな久美子の家業に興味を持つ。
 矢吹が「そば屋」と答え、今度はどこのそば屋かという騒ぎになる。


 家に帰ってアルバイト探しをする久美子に、役立たないことばかり
言う大江戸一家の子分達。


 朝、アルバイト雑誌を見ながら歩いていた久美子が顔を上げると、
九條拓真(谷原章介)がバスに乗っている。
 久美子は走ってバスを追い掛け、乗り込み、偶然を装って九條の隣
に立つ。
 九條は次のバス停で下りるのに、と言い、久美子は焦って誤魔化す。

 久美子は、高校生が椅子に座り、老女が立っているのに気付く。
 久美子は座っている高校生に、「身体壮健ないい若者が座って」と
説教し、その迫力に高校生達は一斉に立ち上がる。そして、バスを降
りる。

 久美子が、ハッと見回すと、久美子のまわりには大きな空間が空い
ている。九條は困惑顔で立っている。


 久美子が職員室に行くと、馬場が、ジョイフル産業から、生徒の面
接OKの伝言があったと伝える。
 久美子は自分のことを心配している場合ではない。かわいい生徒の
ために、頑張らなければ、と気合いを入れる。


 久美子は、さっそくジョイフル産業の希望者に模擬面接実施。

 でも、みんな散々。
 久美子がキレかけるが、矢吹や武田啓太(小池徹平)は、反対にお
手本を見せろと久美子にいう。
 久美子は面接に回答してみせるが、からかわれただけ。


 文句を言いながら久美子が職員室に戻ってくると、英語教師・白鳥
ひとみ(乙葉)が大江戸一家舎弟・朝倉てつ(金子賢)のたこ焼き屋
へ連れて行って欲しいという。
 久美子は、あの手この手で諦めさせようとするが、ひとみはすっか
りてつと結婚することまで考えている。
 久美子にひとみは、自分が寿退社すれば、教師が1人減り、久美子
が四月以降も残れるかもしれないという。
 すっかりその気になる久美子。

 そこに馬場が来て、ひとみは英語、久美子は数学だから、それはあ
り得ないと水を差す。

 3人は揃っててつのたこ焼き屋に行くことになる。

 ひとみは、夢見る瞳で、てつを見て、「今度カラオケでも?」、
「お食事付き合って下さい」といろいろ誘うが、クビを縦に振らない
てつ。


 いつもの五人組は、土屋の面接用の写真を撮った後、面接の前祝い、
と盛り上がる。

 でも、そこに他校の生徒・轟がいちゃもんをつけてきた。
 五人組は最初は我慢していたが、やがて喧嘩になる。

 そこを通りかかって、あきれながら去っていくサラリーマン2人。


 ジョイフル産業の面接に臨む3Dの生徒4人。
 でも、面接官の1人は、土屋の顔を見て、「君は昨日の.....」と
つぶやく。


 久美子が職員室に入ると、土屋のせいで、全員、面接すらして貰え
なかったと言われる。


 久美子が待つ3Dに、土屋は、「運が悪いな」と言いながら戻って
くる。
 久美子は、土屋を叱る。
 武田は、「轟がケンカ売ってきたんだ」と言い訳。

 久美子は、「ケンカするなとは言わない。それでも人生には、ここ
ぞという時がある」と説教。

 受けてもどうせダメだと投げやりな土屋達に、今までは親が尻ぬぐ
いをしていた。でもこれからは.....と久美子が言う。
 「自分の尻は、自分で拭っけってか」と小田切竜(亀梨和也)。
 「それだけじゃない。自分の行動に責任を持つと言うことだ」と久
美子。

 そこに、黒川と猿渡と国語教師・犬塚太一(酒井敏也)が入ってく
る。

 3Dは就職活動などしなくてもいいと猿渡。3Dの生徒は世間に恥
をさらすことになる。
 今後何かあったら、厳しい処分で臨む、と黒川。
 「退学と言うことですか?」と久美子。
 そうだと黒川。

 久美子は、3Dの生徒を1人も欠くことなく卒業させる。単に卒業
証書を貰うだけでなく、と久美子。
 「そんな夢のようなことが、できますかね」と黒川。


 矢吹と武田が、退学上等!とふてる。


 家で悩む久美子に、「お前の信じた生徒さん達だろ。大丈夫だ」と
祖父で大江戸一家三代目・黒田龍一郎(宇津井健)。18といえばま
だまだ子供。損得も考えずに突っ走ることもある。進学や就職はスタ
ート地点。祝ってやろう、と言う。


 久美子は3Dの教室に、山のような資料を抱えて現れる。
 フリーターでいいという生徒達に、
 「フリーター上等。でも、フリーターと言っても、何の仕事をする
かがある」と久美子。
 自動車修理工はどうか?ブティックは.....と夢を広げていく生徒
達。
 ケンカしかできないという生徒に、格闘技家は?と勧めると、
 「どうせ無理」と生徒。

 久美子は、バイトでも正社員でもいい。夢を持って道を踏み出し、
社会に出たら、責任を持つことが大切だ、と教える。


 面接だけでもして欲しいと、方々に頼み込む久美子。

 それを見て、黒川は苦々しそうに「就職なんていいと言ったのに
.....猿渡先生も、とんでもない先生を連れてきてしまいましたね」
と嫌味を言う。
 腹痛を覚える猿渡。


 夜、必死に採用を頼んでいる久美子を見かけた五人組は、久美子が
3Dの教室で黒川達に、
 「ちゃんと次に進む道を見付けて、堂々と胸を張って巣立っていく
生徒が見たいんです。それがわたしの夢なんです」と言っていたのを
思い出す。


 3Dの生徒の1人・高山が、内定第一号。みんなで祝う。

 登校してきた土屋に、他の3人ともども、ジョイフル産業が明日面
接してくれるから頑張れと励ます久美子。
 礼を言う土屋。

 小田切は、久美子への借りは、絶対返す。全員揃って卒業する、と
言う。
 矢吹も、卒業するまでケンカしないと言う。


 馬場は、職員室に戻った久美子に、ひとみが落ち込んでいる、と言
う。
 生徒が受験に失敗し、それをひとみのせいだと言われた、とのこと。


 ひとみは、てつのたこ焼き屋の前で、もうそろそろ仕事を辞めて、
てつさんと結婚しようかな?と言う。
 てつは、自分には慕っている人がいて、その人は損得を考えずに自
分の仕事に邁進しているという。


 五人組が喫茶店で就職情報誌を見ていると、轟達に声を掛けられる。


 ひとみは、倉庫のようなところに連れ込まれる五人組を見掛け、後
をつける。


 轟は五人組を挑発するが、小田切はケンカする気はないと言う。

 轟達は、無抵抗の五人組を、好き放題殴り、蹴る。


 ひとみは思いあまって久美子に電話する。
 久美子は学校を飛び出す。


 そのうち轟は、無抵抗な5人に、「なんでかかってこないんだ」と
顔をのぞき込む。

 そこに駆け付けた久美子は、ひとみから、5人がただの一度も抵抗
しないことを聞き、自分との約束を守ってくれたんだということに気
付く。

 久美子はそっと進み出て、「わたしの大切な教え子に、手ぇ出すん
じゃない。ここまでやりゃ、もう充分だろ」と言う。
 「てめえ、ダレだよ」と轟。
 「わたしはそいつらの学校の先生だよ」と久美子。
 久美子は髪のゴムとメガネを外す。

 「学校の先生が生徒の敵討ちかよ」と轟は言い、久美子の顔を殴る。
 久美子は顔を背けるが、唇の端を切る。

 轟は、なんでみんな逃げないのかと聞く。
 「こいつらは、お前のウサ晴らしのために我慢してんじゃねぇよ。
殴りたければ殴れよ。こっちは腹くくってんだ。覚悟して殴れよ」と
久美子。

 久美子の気迫に、轟達は逃げていく。


 久美子は、「お前らバカだな、こんなになるまで」と言う。
 「どうせバカだよ」
 「約束しちまったからな」
 「揃って卒業するって」
 と口々に言う五人組。

 「やっぱりお前らはわたの自慢の生徒だ」と久美子。
 その様子をひとみが見ている。


 翌日、土屋はボコボコの顔で面接をやめた方がいいかな.....と言
い出す。
 久美子は、土屋は今回は、何も恥ずべきことをしていないのだから、
堂々としていればいいと言う。

 土屋達を送り出した後、久美子が職員室に戻ると、黒川は久美子の
暴走に、どうせ三月までで、3Dも久美子もいなくなる.....と言う。


 その時、理事の松原様が、挨拶に来るという話が伝わる。
 松原は超お金持ちで、来年孫が入学するので、多額の寄付をしてく
れたのだ。

 松原が職員室に現れる。
 久美子が、「おばあちゃん!」と声を掛ける。
 何とバスの中で会った老女で、松原も久美子を覚えていた。
 そして、孫は久美子の暮らすに入れて欲しいと言う。
 戸惑う久美子。

 松原から年を押され、黒川は、「勿論です」と答える。
 唖然とする猿渡と犬塚。

 馬場とひとみは喜ぶ。
 黒川は、後ろに組んだ手の中で、悔しさに自分のメガネを握りつぶ
す。


 帰り道、ひとみは久美子を見ていて、自分は生徒と真っ正面から向
き合っていなかった。これからは生徒と真剣に向き合いたいと思うと
言う。
 馬場も同感。

 そこに土屋達4人が来る。
 面接は精一杯頑張ったという。

 他の3Dの生徒達もやってきて、今日は土屋達がいなくて寂しかっ
た、と言う。

 久美子は、「卒業目指して頑張ろう!」と言い、みんなで
「オー!!」と応える。


寸  評  最後、びっくりです。まさか、こんな展開になるなんて。。。
 前回は、別に臨時教員としての採用ではなかったのに、学校がなく
なってしまった久美子。
 今度は3月末までの臨時教員なのに、どうも四月以降も勤められそ
う。

 でも、これぞまさに、『情けは人のためならず』ですね。
 このことわざの正確な意味がわからない諸君に理解して貰うのに、
いい題材ではないでしょうか。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 東京地方は、木曜日の深夜から雪でした。
 金曜日の朝はまだ雪が降っており、東京にもちょっとだけですが、雪が積も
りました。
 交通機関はあまり乱れなかったこともあり、ちょっと気分が違って嬉しくも
ありました。
 海の近くは、雪がつもりにくいし、すぐにとけてしまいます。それでも今回
は影になった部分では、晴れた土曜日の午後でも雪が残っていました。
 ところで、明日もまた、雪が降るかもしれないという予報です。またつもる
ほど降るのでしょうか?
 どうぞ皆様も滑って転倒などしないよう、お気を付け下さい。(鈴木)



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