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タイトル:Daily Drama Express 2005/02/02 優しい時間 (4)  2005/02/10


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/02/03 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 優しい時間
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 湧井勇吉(寺尾聰)
 湧井めぐみ(大竹しのぶ)
 湧井拓郎(二宮和也)
 皆川梓 (長澤まさみ)
脚  本 倉本聰

あらすじ  雪の季節になった。

 森の時計では雪かきをしていた。
 皆川梓(長澤まさみ)は湧井拓郎(二宮和也)に楽しそうにメール
をうっていた。

 店の水道管を凍らせてしまったため、常連客で水道工事業者の立石
(國村隼)がやってきた。
 店にはずっと体を寄り添いあっているカップルがいた。コーヒーを
出してもピクリともしない。
 作業後、立石は湧井勇吉(寺尾聰)に娘の結婚話をし始めた。娘は
立石より年上の男と結婚する。しかも、既に妊娠中。その相手が結納
金として1000万円出すと言った。立石は、1000万は欲しいけど娘を売
り飛ばすような気がして「そんな大金はいただけません」と言った。
その話を聞いていた皆川梓(長澤まさみ)は突然「破談にすべきです。
不潔です」言い出した。 

 午後になり一段落ついたころ、常連客の佐久間(久保隆徳)がやっ
てきた。佐久間は音成(布施博)が経営している電気店が倒産しかけ
ているらしく、森の時計で知り合った常連客に片っ端から借金を申し
込んでいるという。

 今朝からいるカップルが水やコーヒーを1口も飲まず同じ姿勢のま
ま窓の外を眺めていることを不気味に思い警察を呼ぶことに。
 森の時計に刑事の風間がやってきた。風間と警察官は勇吉とともに
カップルに近づいた。すると突然、「行こうかっ」と何事もなかった
かのように店を出てしまう。

 森の時計に音成がやってきた。
 深刻な顔で勇吉に借金を申し込んだ。
 勇吉は「それは出来ません」と返事をするが、「4〜5日で必ず返
します。でないと店が取られてしまう」と手をついて頭を下げる。
 音成の店は今日の18時までに金を用意しないと、店の商品を引き
上げられてしまうのだ。
 「残念ながらできません」と借金の申し込みを断る勇吉に「冷たい
んですね」と音成は言う。
 「私は30年商社にいました。金の怖さを痛いほど解っています。私
にとって音成さんは大切な友人です。友人に金の貸し借りをしてはい
けない。友人は大切です。色々な形で助けてくれます。でも金のこと
は言い出してはダメです。」
 「今、何時ですか?」
 「5時28分です。」
 「あと32分か。」
 音成はコーヒーを注文した。
 そして「しばらく、ここに居ていいですか?」と音成は言った。

 二人の会話を聞いていた梓は勇吉の態度が理解できなかった。
 店の売上げを計算していた梓はどうしても300円足りなかった為、
自分の財布から300円足すことに。それを姉のリリに止められる。

 仕事を終えた梓は拓郎(二宮和也)の家に向かう途中に音成の店の
前を通りかかり、店内から次々と商品が運び出されているのを見てし
まった。

 19時が過ぎても音成は森の時計にいた。
 「奥さん心配してませんか?連絡くらいしたらどうですか?」と勇
吉は聞くと、音成は「どんな顔をして女房にあったらいいんですか?」
と声を殺しながら泣き始めた。

 皆空窯の師匠:六介(麿赤兒)が拓郎の家に梓が来ていることに気
づき、大慌てで妻:洋子(朝加真由美)に報告する。夜遅くに男性の
家に遊びにくるなんて怪しい。と不安になった六介夫婦は、九条朋子
(余貴美子)に相談することに。
 翌日、朋子は拓郎に会いにきた。
 「元気?ちゃんと身を入れて修行してる?」
 「はい。」
 「本当かな。ガールフレンドが出来たっていうじゃない。当分、修
行に専念するって約束したぢゃない。忘れてないね?」
 「はい。忘れてません。」
 「女の子を夜中に連れ込むなんて非常識ね」
 「いえ。僕が連れ込んだわけじゃないです」
 「女の子が勝手にきたんだ。モテルんだねぇ」
 「いや。それほどでも…」
 「一人住まいの男の家に夜中にくるなんていけないって言わな
きゃ。」
 「すいません」
 「デキテルの?」
 「え?デキてません」
 「もう抱いてるの?」
 「抱いてません」
 「キスはしてるよね?」
 「してません」
 「うそだ〜」
 「嘘じゃありません」
 「手ぐらい握ってるよね?」
 「握ってません」
 「あんた。お父さんに似ているところあるのね。でも、好きなんで
しょ?」
 「ただの友達です」
 「好きなんでしょ?」
 「嫌いじゃありません」
 「じゃぁ。好きなんじゃない」
 「いえ。そういうのとは…」
 朋子は拓郎を他人のこととは思えない。立派に自立しなくてはお父
さんの前に行けない。今後は家に女の子を入れてはいけない。と朋子
は拓郎に約束をさせた。

 その頃、売上げを計算している梓が売上げ金の一部をポケットに入
れたところを目撃されたミミはポケットに入れたってことは取ったっ
てことだと梓を叱った。
 梓は計算が合わなかったから分けただけだと言うがミミは納得しな
い。
 勇吉は梓と二人で話をすることに。
 「ポケットに入れたら取ったと思われても仕方がない。盗んだと疑
いを持たれるような行為はいけない。」と梓に言うが、梓は「盗んで
ない。だったら私を警察に突き出せばいい。私今日でこのお店辞めま
す」と叫び、店を飛び出してしまう。 

 梓は拓郎の家に向かった。
 家の中へ入ろうとした梓を拓郎は「車で話そう」と言った。
 「どうしたの?家にあがっちゃいけないの?」と梓は聞くと「言わ
れたんだ。夜中に若い女の子を入れちゃいけないって」と拓郎はこた
える。
 梓は「信じられない。あのオヤジ。マスター。私、森の時計辞めて
きたわ」と言い出した。「きちんと説明してくれ」という拓郎に、
 興奮状態の梓は自分が売上げ金を盗んだと思われたこと、常連客が
借金を申し込んだがピシャリと断り説教を始めたことを話した。
 「あのおやじ、何様のつもり!!」という梓に「人の悪口はやめろ。」
と拓郎は言った。
 梓が「泥棒扱いされたのよ。タクちゃんはあのオヤジの方が正しい
っていうの?」というと「オヤジなんていうなよ。オヤジなんて言葉
をお前が使うな。あの人は俺のおやじだ。親父の悪口をこれ以上言う
な。」と言い車を降りて家に戻ってしまう。

 森の時計の前にパトカーがやってきた。
 風間は音成がこの先の納谷で首を吊ったのだという。
 「一緒に行くかい?」と聞くが勇吉は「いえ」と断る。

 ショックを受け、呆然としている勇吉の前に湧井めぐみ(大竹しの
ぶ)が現れた。
 「落ち込んだって仕方がないわ。あなたがあの人を追いつめたわけ
じゃないわ」と優しく言うが
 「俺は周りに厳しすぎるのかな。俺は自分でも意識しないうちに人
を傷つける冷たいところがあるのかな。」と言う。
 めぐみは「仕方がないわ。あなたもそろそろ憎まれ役を引き受ける
歳なのよ。」と答えた。

 車に残された梓は車から飛び出し「タクちゃん。どういうこと?さ
っき言ってたこと教えて。」と家のドアを叩き続けた。


寸  評  音成さんは自殺をしてしまいました。(ってことは布施さんはも
う出演しないんですかね。寂しいなぁ。)
 確かにお金の切れ目は縁の切れ目。友人通しの貸し借りはやめた方
がいいとは思います。
 けど、自殺をしてしまった。貸さなかった人達は悔いが一生残ると
思う。
 最近、私の周りでここ10日で4人の方がなくなりました。
 そんな時に見た今回の話。複雑な思いでいっぱいです。

執 筆 者 西脇()

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2. 編集後記
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 毎週、ごくせんを楽しみに見ています。
 ジャニーズ好きの私は赤西君と亀梨君を数年前からチェックしていました
(^^;
 12月に「クリスマスなんて大嫌い」というドラマに赤西君が出ていた頃、姉
に「赤西君って結構イイよ」と言っていたのに「ふ〜ん」と冷たい返事。
 最近になり、姉から「ごくせんに出てる赤西君ってイイね」と言われ、「だ
からぁ。数ヶ月前に言ったじゃん!(--;」と内心思いました。
 こうやってファンは増えて行くんですかね…。

 さて。その「ごくせん」ですが、3話までは最後はヤンクミが悪い奴らと殴
り合いをして話が解決方向へ向かいました。
 最初のうちは見ていてスッキリしましたが3回も続くと「結局はケンカが強
いのがイイってことか?」と思えてしまった。
 前回の時みたく、相手を説得して解決する…そんなストーリーが見たいなぁ。
 4話に期待大ですっ!
 (って最後まで「ごくせん」話ですみません(^^ゞ)(西脇)

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