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タイトル:Daily Drama Express 2004/01/04 救命病棟24時スペシャル  2005/01/10


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/01/04 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 救命病棟24時スペシャル
局  名 フジ系
放映日時 火曜21時
キャスト 進藤一生(江口洋介)
 小島 楓(松嶋菜々子)
 加賀裕樹(石黒 賢)(特別出演) 
 矢部  (伊藤英明)
脚  本 福田靖
 橋場敦子
 飯野陽子

あらすじ  新春ドラマ救命病棟24時スペシャル

 2004年9月。イタリアンレストランで恋人加賀裕樹(石黒賢)を待
つ小島楓(松嶋菜々子)。楓は東都中央病院高度救命救急センターに
勤める医師。レストランで食事中の男性客が倒れ、楓は救急車に同乗。
男性はアナフィラキシー・ショックと思われる赤い発疹が体の所々に
出ている。搬送先を探している間に男性が呼吸停止し、救急車内で気
管切開。受入先まで40分かかるというので近くの外科病院に運ぶ。
 救命士が「救命救急の先生がいてくれてよかった」と言うと、楓は
「昔だったらこんなに落ち着いていられませんでした」と答える。

 1998年12月。工事現場の大事故に遭遇する楓。事故現場にいた救急
車に楓は「都立第三病院の医師です」と名乗り救急車に同乗する。車
内で病院の医師進藤一生(江口洋介)と電話がつながるが楓は怪我の
状態を説明できない。「今日からそちらでお世話になります。研修医
1年目の小島です」と自己紹介すると新藤は「医師免許持っているだ
けで、役立たずの研修医がしゃしゃり出てくるな」と容赦ない。病院
玄関に着くと待っていた進藤が運ばれた男性の体を貫通している鉄パ
イプを電動サンダーで切断する。楓は切断する鉄バイプを押さえる係
になる。

 2004年9月。国村病院に到着する。矢部(伊藤秀明)が当直医とし
て出迎える。
 テキパキと指示する楓に矢部が「救命救急の先生では?」と尋ねる。
楓は中央病院高度救命救急センター、矢部は港北医大の救命救急にい
ると勤務先を言う。医師としての経験年数は楓が6年、矢部が3年であ
る。お互いに指導医に鍛えられたと話す。

 1998年12月。鉄パイプが貫通した男性の処置が終わった医局。医局
長(清水章吾)が楓の指導医に進藤を選ぶ。楓が進藤に挨拶し「さっ
きの処置には驚きました。先生のようになれるように頑張ります」と
言ってコミニケーションをとろうとするが進藤からは「研修医の分際
で救急車をタクシー代わりに使うな。公の場所でやたらと医者を名乗
るな。最近の医者はヤブが多いっていう噂が立ったらお前のせいだか
らな」と一喝される。

 睡眠薬を大量に飲んで一家心中を図った親子が運ばれる。少女が目
を覚ます。
 「パパは?」と少女が楓に尋ねる。楓は父親が死んだと告げること
が出来ず別の部屋で眠っていると答える。自分の無力さに屋上で泣い
ている楓。屋上で煙草を吸っていた進藤から楓は「辞めた方が良さそ
うだ。お前救命救急に向いていない。俺が見た研修医の中で最低だ。」
と救命救急医失格の烙印を押される。
 楓は「(進藤が)何も教えてくれなかった」となじると「俺が教え
られるのは自分の目で見て覚えることだけだ」と言う。

 高校の同級生川上良子(鈴木砂羽))の部屋を楓が訪ねる。良子は
浴室で手首を切り倒れている。脈が動いていない。進藤に電話し指示
を仰いだ楓は病院に到着するまで心臓マッサージをする。センターに
つき、緊張と疲労で倒れた楓が目覚めると進藤から良子の担当医を任
される。楓は「良かった」と看護師の桜井ゆき(須藤理彩)に抱きつ
く。

 仕事に失敗し妻にも逃げられた中年男性たつ村(泉谷しげる)が狂
言自殺をして運び込まれる。楓は進藤からたつ村の胃洗浄を任される。
チューブをなかなか挿入できない楓に進藤が「入るまでやれ。患者の
ためだ。ここまでいじめられれば二度と死ぬなんて思わない」と楓に
任せた理由を洩らす。
 楓は廊下でゆきに「腕はいいかもしれないけれどどっか壊れてる。
救命医は技術さえあればいいと思っているのよ。怒ることなく私は誰
にでも優しく接するお医者様になるの」と進藤の悪口を洩らす。たつ
村が屋上から飛び降りようとしている。楓らが必死に止めさせようと
声をかけている。進藤が現れ、たつ村に近付く。進藤はビルの4、5階
は自殺には中途半端な高さ。死ぬならこっちらから飛び降りたらいい
と誘導する。「飛び降りるか止めるかはあんたが決めるんだ」と進藤
が言うとたつ村は恐怖から座り込み自殺を断念する。

 大腿部骨折で運ばれた老女前田(高田敏江)は肝臓癌で余命幾ばく
もない。痴呆のため夫(三橋達也)が話し掛けても別人だという反応
を示す。進藤が治療にあたると進藤を自分の新婚の夫だと皆に紹介す
る。前田の呼吸状態が悪化する。付き添う夫が指輪を出し「私の代わ
りに話し掛けてもらえないか」と進藤に渡す。今日1月27日は夫婦の
結婚記念日、夫は妻に今まで渡せなかった指輪を渡す。

 救命救急の医師落合(沢村一樹)と看護師りょうこの婚約パーティ
の帰り道。
 落合は路上で男性から刺される。救命救急に運ぶが部屋は緊急患者
で一杯。ストレッチャーの上で進藤は処置を行う。

 刑事と犯人が運び込まれる。進藤が犯人、さかい医師(杉本哲太)
が刑事の処置に当る。さかいの所見では犯人の処置を優先させた方が
よいとのことだった。しかし刑事は心筋梗塞を起こし死亡する。付き
添う刑事(深水三章)が進藤の誤診を疑い司法解剖することになった。
誤診が発覚する。楓は刑事のレントゲン写真がすりかえられているこ
とに気づく。進藤に疑惑を話すが進藤は誰にも言うなと口止めする。
レントゲンのすり替えを行ったさかいは第一外科の副部長のポストに
内定していた。さかいが所見で大動脈瘤損傷を見逃したことが公にな
ればポストが危ういため、進藤からの疑惑をつきつけられるが、査問
委員会では黙っていてほしいと頼む。

 週刊誌に「レントゲン写真をすり替え隠ぺい工作を行った医師A
(進藤のこと)」の記事と進が載る。進藤は担当を外される。その間
に次の病院を探せという意味だ。
 健康診断医の職を得た進藤が、ホテルで倒れた代議士犬丸(次期総
理大臣候補)の処置に当り、救命救急へは搬送する。進藤の処置で犬
丸は命を取り留め、犬丸秘書より主治医を頼まれる。さかいが誤診は
自分がやったことだと告白したため、進藤は救命救急に残留すること
になる。
 副院長(清水紘治)は「患者を選ぶことも大切だということがわか
っただろ?」と皮肉を言う。副院長は進藤に殴られたことを根に持ち
進藤をやめさせようと画策して失敗した。進藤は「俺は相手が総理大
臣だから助けた訳じゃない。俺達は患者を選んだことは一度もない。
俺達は人の命を救うことだけを考えてやってるんです。ここには患者
を死なせて平気なヤツは一人もいやしない。たとえそれが助からなか
ったとしても、自分の判断が間違ったんじゃないか、本当は助けられ
たんじゃないかと自分を責め続ける。ここにいるのはそういう連中な
んです」と言う。 さかいが進藤に謝るが進藤は「また一緒に仕事が
できるんだ。それでいいじゃないか」と言う。

 2004年9月。レストランに着いた加賀と楓が携帯で話している。加
賀は楓に大切な話があったようだが、楓に患者のそばに付いていてて
あげてと言う。

 病院控室で楓と矢部がカップ麺を食べている。矢部が女の先生で救
命救急を続けている人は珍しいと言う。楓はずっと救命救急の仕事が
したい。そう思わせてくれる指導医に出会ったからと言う。矢部も指
導医を見て救命医を目指した。矢部は自分の指導医は「無口だけとす
ごく腕があって尊敬してましたよ」と言う。楓は「口が悪くて怖い人、
でも奥さんのことは愛してた」と語る。

 進藤の妻への献身的な愛のエピソード。進藤が救命救急にいるのは
頭部外傷で植物状態になった妻さきのそばに24時間いたいからだとい
うことを看護師から聞く楓。患者の処置中目がかすむ進藤。めまいが
して倒れたのを楓が見つける。進藤は誰にも言うなと口止めをする。
さかいは楓から進藤がボルタレンを常用していることを聞き進藤の体
を心配する。検査だけでも受けろとさかいは勧めるが進藤はさきがい
つ目覚めるかと思うと、現状を維持したい様子だ。

 検査の結果、進藤の脳下垂体に腫瘍が見つかる。腫瘍の圧迫のため
視野が狭くなっている。進藤の病状は医局長の知る所となる。医局長
は脳外科にも挨拶して進藤をサポートすることを約束する。
 一方さきの容態が悪化。肺炎を併発した。進藤が倒れる。倒れた時
に持っていた妻の診療ノートを楓が書き写していると進藤に見つかり
叱責される。楓は「全部一人で抱え込まないで下さい」と言い自分が
力になれることはすると申し出る。進藤は医者は勉強したからいい訳
ではない、経験を重ねていかなければダメだ、研修医のお前に何がで
きるんだと冷たい。

 脳外科医たちが部屋に召集されている。医局長と楓が進藤に何かあ
った時のためのシフト体制を脳外科でとってほしいと願い出るが断ら
れる。楓が進藤は自分の指導医でどうしようもない人間だが、「たっ
た一つだけ教わったことがあります。命を救うためにはどんな妥協も
しないということです」植物状態の妻のために自分の時間を捧げてい
る、そんな進藤をどうか助けてほしいと涙ながらに懇願する。医師た
ちは楓の話を聞いても24時間体制にする理由にはならないと部屋を出
て行く。外科部長(北村総一朗)他3人の部屋に残った医師たちが楓
の話に共感して力を貸してくれることになる。

 進藤がさきの病室で倒れる。さきの目が開き左手がかすかに動く。
倒れた進藤の手に触れる。進藤にさきの手の感触が伝わり、進藤は立
ち上がりさきを抱きしめる。さきの左目から一筋の涙がこぼれる。

 楓とゆきが心臓外科に患者を搬送中エレベーター内で停電になる。
病院内は自家発電に切り替わるがエレベーターは動かない。楓は患者
の私物から携帯を見つけて救命センターに電話する。電話に出た進藤
に指示を得て容態が急変した患者の心臓からたまった血を抜き取る処
置をする。エレベーターが始動し患者を無事引き渡した楓が進藤に連
絡すると「よくやったな。お前にしては上出来だ」と誉められる。楓
が「私も少しは役に立つでしょ」と受け答えていると進藤からの返答
がない。進藤が倒れた。

 2004年9月。楓が矢部に進藤の思い出を語っている。進藤の手術は
成功し仕事に復帰した。妻さきは植物状態から目覚めて自宅療養とな
った。進藤は妻のために近所の病院に勤めを代えた。楓が進藤に最後
に会ったのは、研修医を終えて都立第三病院に戻ってからだ。杉並中
央病院の医師が患者を搬送してきた。その医師が進藤。進藤は楓を見
て「お前がどのくらいできるか見せてもらおう」と言った。進藤の妻
はそれから1年ぐらいたった後で亡くなった。楓は「愛情って本当に
信じられないこと起こすんだよね」と当時を振り返る。

 矢部は楓に「ずっと続けるつもりですか?救命救急」と問う。楓は
「もちろん。体力が続く限り」と答え、「朝、元気に家を出た人が突
然事故に遭って運ばれて来る。その人がどこの誰だかわからないけど、
とにかく絶対に助けなきゃって思うの。だって死んじゃったら一瞬で
夢も家族も全部失っちゃうだもん。毎日を当たり前のように過ごせて
生きてるってすごいことだと思うの」と話す。
 矢部の指導医は海外で医療活動をしている。楓の指導医の消息はわ
からないがきっとどこかで医師をやっていると思うと言う。

 国際人道支援医師団で働いている進藤。仲間の医師山室剛(塩見三
省)と現地でマラリア患者の処置にあたる。患者の家族は医療に対し
て無知で治療の邪魔をされる。
 マラリア患者の男性は胃潰瘍を併発しており、テントの中で手術を
することになる。
 手術後患者の息子である少年から山室はミサンガのような腕輪をも
らう。少年は「お父さんを助けてくれてありがとう」と礼を述べる。

 山室が「よくこんな所に来たな」と言うと進藤は「山室さんが誘っ
たんじゃないですか。平均寿命が40歳以下、子供の3人に1人が5歳ま
でに死んでいく。まともな医療が受けられないせいで、そんな国があ
るならほっとく訳にはいきませんよ」と答える。山室は「薬が足りな
いとか最新の医療設備でないとかそんなことは言い訳にならんさ。お
のれの無力さを思い知らされながらどうしたら多くの患者が救えるの
かを考える。厳しいがやりがいのある仕事だ」と語る。

 2004年9月。東京国村病院前。楓と矢部が昨夜の患者を大学病院行
きの救急車に運び見送る。楓はこれから出勤だ。楓と別れた後、矢部
は「どこにいるんだろうな。進藤先生」とつぶやく。楓と矢部の指導
医は進藤だったのだが、二人は知らないまま別れた。

 楓は救命救急センターに出勤する。

 進藤を乗せた車がアフリカのサバンナを走って行く。


寸  評  新春スペシャルとして1月11日の放送に先駆けてシリーズ第1弾の
エピソードと未公開映像を交えたドラマが放映されました。本放送は
11日からですが、あらすじを書いてみましたので、お読みいただけれ
ば幸いです。進藤は江口洋介のハマリ役だなと改めて思いました。シ
リーズ第1弾は役名の漢字がわからないので、所々平仮名表記になっ
ています。
 仕事に対する熱い思い、家族の絆、命の尊さなど、失いたくない大
切な気持ちがこのドラマの中にはあります。シリーズ第3弾が楽しみ
です。

執 筆 者 たま(dorama_last@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 昼のドラマ「冬の輪舞」が始まりました。このドラマ昔「乳姉妹(ちきょう
だい)」として伊藤かずえが主演していたドラマと同じ内容のようです。「牡
丹と薔薇」のスタッフが制作に当るというので、容赦ないいじめや決めゼリフ
が満載のドラマになるのかななんて思います。この前のドラマは荻野目慶子主
演の「愛のソレア」でしたが、「あなたを忘れない。たとえ100年会えなくて
も」が決めセリフのようでした。虚構の世界だから許されるセリフという感じ
です。(たま)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv/
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