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タイトル:Daily Drama Express 2004/11/20 ナースマンがゆく (5)  2004/11/28


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/11/20 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル ナースマンがゆく
局  名 日本テレビ系
放映日時 土曜21時
キャスト 高沢裕次郎(松岡昌宏)
 矢野原希美(香里奈)
 桐島奈津子(横山めぐみ)
 石川さくら(さとう珠緒)
 小野寺佳奈(小沢真珠)
 鴨志田利一(小野武彦)
 吉岡隆志(石黒賢)
 風間聖 (財前直見)
脚  本 江頭美智留

あらすじ  いつもの明るいナースステーション。お土産で配られた饅頭を手
に楽しそう。
 しかし、矢野原希美(香里奈)が居ない。

 遅刻した希美が病院内を走っていると事務長:鴨志田利一(小野武
彦)とぶつかってしまう。
 眼鏡を落とした鴨志田は患者とぶつかったと思い丁寧に謝罪する。
 しかし眼鏡を拾い、ぶつかったのが希美だと知ると「なんだね。こ
んな時間に私服で。ナースとしての自覚が足りん。」と説教を始めた。
 そこへ優しそうなおばあさんが「あの。お手洗い、どちらでしょう
か。」と鴨志田に聞き、希美を助ける。

 ナースステーションについた希美に母親から電話がかかってきた。
 「なによ。おかあさん。あたし、今、仕事中だがね。いい加減子供
扱いしんといてよ。あたしだって、で〜らがんばっとるが!仕事中だ
でさ。電話はいかんでしょう」とバリバリの名古屋弁。
 それを聞いていたナース達はビックリ。
 「似合ってない」とか「ギャップありすぎ」とからかわれる。
 両親は名古屋へ帰ってこいと言っているらしい。

 帰り道。希美は「あたし、この仕事、向いてないのかなって。ナー
スやめて、名古屋に帰った方がいいのかも」という。
 高沢裕次郎(松岡昌宏)は「そんなことないですよ」と励ます。
 「あ。そうだ。今から僕の部屋にきませんか?」と誘う。
 裕次郎は希美に「採血の練習をしてください」と自分の腕を出した。
「何か1つ出来るようになれば、ナースとしての自信になると思う」
という。

 翌日、特別個室に進藤きよ(南田洋子)という患者が、胃がんオペ
後の肝転移のため入院してきた。
 担当看護師は希美、そしてサポートに裕次郎がつくことになった。

 病室を訪れた希美はきよが昨日助けてくれたおばあさんだった。
 希美はきよに昨日のお礼をした。
 そこへ孫の彩(永井杏)が学校から帰ってきた。きよの娘の美恵
(芳本美代子)が彩に「先生や看護士さんにご挨拶は?」というが、
彩は口をきこうとしない。
 きよが苦しみだすと彩は飛び出してしまった。
 本当はおばあちゃんっ子の彩だが、きよが病気になってからは、き
よには寄り付こうとしなくなってしまった。

 希美は、きよにあやとりを教えてもらった。
 希美は「実家のおばあちゃんを思い出しちゃって」と楽しそう。

 検査の結果、きよの癌は全身に転移していることがわかった。これ
以上の治療は難しい。
 家族との話合いの結果、本人への告知はしない。抗がん剤などの強
い治療もしない。と決まった。
 ショックのあまり動揺を隠せない希美。
 桐島奈津子(横山めぐみ)は「きよさんが毎日を楽しく過ごせるよ
うに、ご家族の援助をしましょう」と言うが、希美は「私、できませ
ん。お願いです。私を担当から外してください。命が助からないと解
っているのに、どう接していいのか。私には無理です」と言った。
 他のナースは普段通り、きよと接するが希美はきよの病室を覗くが
中に入れなくなっていた。
 食欲が低下したきよは「甘いものが食べたい。」と言った。
 その時、学校から彩は帰ってくるが、きよと遊ぼうとしない。

 仕事後、みんなで飲みにいくが、希美は同席しようとしない。
 裕次郎は気になり希美のところへ行くと、希美は「どうして、みな
さんはきよさんの前で明るく出来るんですか?もう、どんなに頑張っ
たってきよさんは助からない。だったら私たちに出来ることって何も
ないぢゃないですか」という。

 裕次郎は帰りにスーパーへより、ぜんざいの材料を買って帰る。
 希美は病院へより、きよの様子を外から見守っていた。

 翌日、裕次郎はきよに手作りぜんざいをプレゼントした。
 きよは「おいしい」と大喜び。
 その姿を希美は見ていた。

 風間聖(財前直見)は美恵にきよの状態を説明し「ある程度の覚悟
が必要になると思います」と告げた。
 「わかりました。彩がもう少し、側にいてくれたら。今のままだと、
きっと後悔すると思うんです。おばあちゃんと過ごせるのは今しかな
いのに」
 その会話を偶然、彩は聞いてしまい、ショックを受け、走りだして
しまった。

 病院内を、裕次郎、希美、聖、美恵は探す。
 裕次郎は泣いている彩を見つける。
 彩は「ねぇ。おばあちゃん。死ぬの? おばあちゃん、死んじゃう
の?」と裕次郎に聞いた。
 それを見ていた聖は「それはね。誰にもわからないの。神様だけが
知ってるの。おばあちゃんも病気に負けないで、彩ちゃんと少しでも
一緒にいられるように頑張ってるよ。だから、苦しくても笑顔でいる
んだよ。彩ちゃん、逃げないで。おばあちゃんは彩ちゃんにどうして
もらいたいだろう?彩ちゃんの笑顔が見たいじゃないかな。笑顔がお
ばあちゃんの元気の元なんだよ。」と言った。
 彩はきよの病室に戻り「ごめんね」ときよに謝った。きよは「彩の
笑った顔が大好き」と言い、仲良くあやとりを始めた。

 それから、希美もきよの看護を行うようになり、毎日楽しく過ごし
ていた。

 ある日、希美が一人であやとりをしていると、毛糸が切れた。
 そして、奈津子から、きよの容態が急変と告げられた。
 治療する聖と奈津子。希美は動けないでいた。
 「矢野原、あなた看護士でしょ。自分のやるべき事をやりなさい」
 聖に注意され、希美は仕事についた。
 家族が到着し、きよは息をひきとった。

 ナースステーションではあやとりを手に希美が泣いている。
 「結局、私は何もできなかった。きよさんに何もしてあげられなか
った。こんなに辛い思いをして。何度も耐えて人の死に慣れていかな
ければいけないなんて私にはできません」
 裕次郎は「できないですよ。人の死に慣れることなんて。医者もナ
ースも人間です。何度経験したって慣れるわけない。辛さに慣れるの
ではなく、心に刻んで仕事をしていく。それがナースの仕事だと思
う。」という。
 そのころ、聖は息子の病室で泣いていた。

 泣いている彩に希美は声をかけ、あやとりを差し出した。
 彩は「ありがとう。いつも、おばあちゃんに優しくしてくれて嬉し
かった。だから私も看護士さんになる。」
 「きっと、おばあちゃん喜んでるね。天国でずっと彩ちゃんのこと
を見てくれてるよ」と希美は言った。


寸  評 

執 筆 者 西脇()

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2. 編集後記
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 先週末はフリーマッケットの店員さん。
 私が所属している吹奏楽団が出店しています。団員が持ち寄ったものを売り、
次回の演奏会の資金として使います。
 とても暖かくフリマ日和で上着もいらないくらいの陽気。日焼け止めを塗っ
て行ったけど顔が赤〜ぃ。(西脇)

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3. お知らせ
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 読者の皆様。
 フジテレビで、『白い巨塔』の再放送をする予定だそうです。
 その番宣のためにクイズを行うのですが、そのクイズへの出場者を募集中と
のことです。
 ご希望の方は、下記廿楽(つづら)様に直接メールをお送り下さい。
 なお、締め切りは、11月30日(火)です。

"廿楽 大輔" <zura@fortunesoup.co.jp>

 (ドラマ研究会編集部)

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