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タイトル:Daily Drama Express 2004/11/15 ラストクリスマス (5)  2004/11/23


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/11/15 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル ラストクリスマス
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 春木健次(織田裕二)
 青井由季(矢田亜希子)
 日垣直哉(玉木宏)
 葉山達平(森山未來)
 藤沢律子(片瀬那奈)
 高瀬彩香(MEGUMI)
 須藤恭子(田丸麻紀)
 柴田幸子(りょう)
 新谷伍郎(伊原剛志)
脚  本 坂元裕二

あらすじ  第六話 「もう一度」

 春木の部屋。朝。
 眠っている春木。キャーッという声。
 「春木さんって消火器って使ったことある?消火器を使ってみよう
か」という由季。お味噌汁を作ろうとして焦がしてしまったのだ。
 「私、朝ごはんはご飯とお味噌汁と納豆」という由季に、
 「オレは朝、パンしか食わないし」という春木。
 「何度言ったらわかるんだ、人の部屋に勝手に入るな!」という春
木の言葉をきっかけに「(ハメ殺しのドアを)2度と開けないでよ!」
と言い合う2人。由季は自分の部屋に引っ込んでしまうが、閉じたド
アの春木側にイエローナイフに到達している2つのフラッグを見てニ
コッと笑う春木。

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 貴子の病室。
 貴子「私のカンもまんざらではなかったわよね〜」
 病室には春木と由季が来ている。
 同窓会の案内状を見て、初恋の人、ヤマシナケンジ君の話をする貴
子。
 「あんたの名前はその人からもらったのよ」と、貴子。
 顔は覚えてなくても唯一の思いではその人と手をつないだこと。
 「その人に会いに行きましょう!」という由季。

 病室から出て病院内を歩く春木と由季。病院内の壁に「同窓会詐欺
に御用心」のポスターを見つける。

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 デザインを描いている律子。Mr.Koji Mutohと書かれたエアメール
がある。

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 エレベーターに入ってくる春木。由季が乗ってくる。春木は同窓会
詐欺の話はまだ貴子にはしていないという。
 春木「だれにでも一人はいるのかもしれないな、忘れられない人っ
て…」
 お互いに(忘れられない人って)誰のこと?と言いあう春木と由季。
 2人がエレベーターから降りて、春木に「忘れられない人って…」
と言ってくる葉山。

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 日垣と律子の様子を見る由季。

 ロッシの話題盛り上がる春木と葉山。
 葉山「でっ、忘れられない人って誰ですか?」

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タイトル『ラストクリスマス』

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 レストランに葉山と彩香がいる。
 「新谷さんって、オレは野獣だなんて言ってベッドでいきなり草食
動物になっちゃった」という彩香。
 葉山と彩香の席の後ろに入ってくる春木と新谷。葉山と彩香には気
づいていない。
新谷「オマエ、誰にもいうなよ、近々見合いをすることにな
る」
 葉山と彩香、聞いている。
 新谷は、「いくら何でもラブテロリストと結婚はできないだろう」
「(見合い相手と彩香とでは)カニとカマボコくらい差がある」と言
い、「ちょっとトイレに行っトイレ」と立つ。「ベンキでな」と返す
春木。
 席を立つ彩香。
 葉山、春木に「オレはライオンになります。コアラなんかに負けま
せん」
 春木「おまえ、もしかして」
 葉山「失礼します」
 葉山、出て行く。

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 会社の受付に日垣が来るが、泣く受付譲。もう一人の受付譲。「日
垣さんのせいですよ、藤澤さんと結婚するんですね」

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 由季と日垣が歩いている。
 日垣「同じ美大出て、同じ夢見て、あいつは叶えて、オレはサラリ
ーマン。別にひがんでるんじゃないよ」
 今は律子の成功に喜びを感じるという日垣。
 日垣はおじいちゃんちにある、クリスマスツリーの話をする。初め
てほめられたのは、おじいちゃんのクリスマスツリーを描いたこと。
 由季「今度、うちに遊びにおいでよ。あたしたちが取り持ってあげ
るから」
 日垣「あたしたち…?」
 笑顔の由季。

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 澤口Dr.にケンジ君になってもらうように頼む春木と由季。

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 緊張する車椅子の貴子。そばに春木と由季が付き添っている。
 レストランの席に座っている澤口、手を上げる。
 「大丈夫かな…」と、春木。
 「お久しぶりです、ケンジです」と言ってバラの花束を貴子に渡そ
うとする澤口。しかし「これは必要ありませんね、花は一つでいい」
と続ける。

 「キヌエダ先生」の話を始めた貴子に「よくスカートめくりをしま
したね」と返す澤口だったが、キヌエダ先生というのはキヌエダトラ
タロウ先生だという貴子。
 フォークダンスの話で、「あなた、踊ってはくれませんでした」と
言う貴子。
 2人のかみ合わない状況に「古い話だし…」と上手に誤魔化そうと
する春木と由季。

 「ありがとうございました」と頭を下げる貴子。
 「あの時は友人の目が気になって…」と言い訳する澤口。
 澤口「一緒に踊っていただけませんか?」
 貴子「コツは?」
 澤口「楽しむことです」
 踊る2人。音楽が流れる。

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 貴子の車椅子を押す澤口。
 「じゃ、どうも…では、お大事に…」と言って、澤口は去っていく。
 貴子、春木と由季にワインを渡す。
 貴子「今日、2人で飲んで。今日のウソのお礼。ねぇ、あの方にま
たお会いできるのかしら?」
 春木「初恋の人が忘れられないんじゃ?」
 貴子「忘れたわ」

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 夜、春木の部屋で、年とって恋ができることについて、すてきだと
話す春木と由季。
 由季「愛や恋はピアニッシモかと思った。一番始めが一番強くて、
だんだん弱くなっていく」でもフォルテシモのように季節が変わって
だんだん強くなっていく、と続ける由季。「春木さん、あのね、生き
てるって楽しい。楽しくってうれしくってドキドキする。あのドアを
開けたときみたい。ずっとブルーだった。今はキラキラしている。こ
の日、12/6。この日が最後の検査の日。この日、神様にあずけてた私
の人生が返ってくる」
 春木、手帳を持ってきて12/24、25に☆印をつける。
 春木「今度のクリスマスはイエローナイフに行こう、オーロラ見に
行こう」
 私は大丈夫だけど春木さんは仕事で無理、という由季に何とかする、
という春木。
 由季も自分の手帳の12/24、25に☆印をつける。
 由季「ねえ、1つ聞いていい?春木さんはどうして私の病名聞かな
いの?興味ない?」
 春木「それがどういう病気でもオレは医者じゃない。青井の本当の
痛みもわからない。そんな男に何ができるかというと、明日を一緒に
生きることなんだ、と思った。手かざしちゃうほどのまぶしい明日を
さ。由季、オレにあずけてくれないか、オマエの人生」
 由季「あずけた」
 寄り添う2人。
 由季「何もいらない。願い事もない。ただ…ただ今が続けばいい…」
 春木「続くさ…」
 由季「続くかな…」
 由季「続くかな…」
 春木「続くさ、絶対」
 ローソクの炎が暖かく燃えている。

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 翌朝。ベッドで寝ている春木。
 春木「由季?」
 隣に由季はいない。
 春木「寒い!」
 机の上に、「早朝会議があるので先に行きます」、のメモ。そばに
置かれたトーストにハートマーク。笑顔の春木。

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 新谷と見送る由季。新谷「チキンとしとくよ、チキンと」とオヤジ
ギャク。

 エレベーターでの春木と由季。
 春木「朝飯サンキュー」
 由季「何のことでしょう?」
 春木「会社じゃキャラ違うんだっけ?」
 由季「何のこと、おっしゃってるのかよくわかりませんが」

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 秘書室で、葉山が挙動不審な感じでコソコソしている。
 彩香は他の秘書に「今度、タイプの男、紹介するよ」などと言って
いる。

 新谷、秘書室にやってくる。
 「ボクのカニちゃん」などと言って見合い写真を見るが、そこには
ブスな女性の写真が。「カニだぁ…カンニンしてよ…!」と言って、
「見合いのスケジュールは全てキャンセルだ!」と秘書に言う。

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 ツリーの絵を描いている律子に近づく日垣。
 「お茶にしよう!」と言って律子、奥に行く。
 残された日垣。律子の鞄からMr.Koji Mutohと書かれたエアメール
が落ちる。
 「私はN.Y.にいる画商です。亡くなったムトウコウジからあなたの
将来を託されたものです。3年後、フジサワリツコの名が世界に届か
なかったら、N.Y.に呼ぶように…」
 ムトウからの手紙が同封されている。
 「君がキャンパスに向かうとき、ボクはいつも一緒。君は一人じゃ
ない」
 「おなか、すいちゃった」と、律子の声が奥から聞こえる。
 振り返った日垣、泣きそうだが精一杯の笑顔で…「何が食べたい?」

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 料理する春木。「手伝おう」、という由季に「お皿出してよ」とい
う春木。
 澤口Dr.は早速貴子のお見舞いに行く、という話が出る。

 日垣と律子が来る。
 春木と由季がつきあったいきさつやどこに惹かれたのか、などが話
題に出る。
 由季「ここって、ペット買えないし。ちょっと大きすぎちゃった」
 由季「(春木が由季に惹かれたのは)セクシーさ。純粋さ。やっぱ
り美しさが取り柄でした…」
 なんだかんだといいながら、仲のいい感じの春木と由季。
 無言でワインを飲む日垣。

 「企画が通ったらおまえにデザイン担当して欲しい」という春木。
 春木「そういえばさ、藤澤さんにプロポーズしてるんだって…」
 由季「今日こそは何で返事くれないのか聞きなさいよー」
 日垣「いいよ、返事聞かせてくれ」
 律子「もう少しだけ、待ってもらえないかな?N.Y.に行きたいの、
1年だけ…1年で帰って来る」
 日垣「わかった、結婚の話はなかったことにしてくれ」
 4年も待ったのに…等、いろいろ言う由季。
 日垣「ごめん…手紙、読んだ…やっぱり忘れられなかったんだな」
 ワイングラスを割ってしまう日垣。
 出て行く律子。
 追う由季。

 律子「嫌われちゃった」
 由季「そんなことない」
 「どうしていいかわからない」といって去って行く律子。

 グラスの破片を拾っている春木と日垣。
 春木「彼女だってさ、苦しんでるんだ。辛いだろうけどさ、お前が
待ってやるしかないんじゃないのか」
 日垣「もう一度話してみます」

 春木と由季の2人だけになってから。
 由季「誘ったりして、余計なことしちゃった」
 春木「大丈夫だよ、コーヒーでも飲もっか」

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 彩香「今夜は帰りたくない」
 新谷「えっ?」
 結婚をにおわす彩香。
 新谷「ウチくる?ウチくるぶし」
 「こいつがストーカー男です」と言って葉山を示す彩香。
 新谷に胸倉をつかまれる葉山。
 高瀬さんと結婚して下さい…と言う葉山。
 「高瀬さんのこと、真剣に考えてください。料理うまいし、家族を
大事にするし、お願いします」と土下座する葉山。

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 道を歩いている春木。携帯で、
 春木「今西?おおー、悪いんだけどさー、前、頼んでた中古のワゴ
ンキャンセルしてくれる?」

 旅行会社に入る春木。

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 オフィスで。
 春木の乗るエレベーターに由季が来る。
 春木「今晩、どうしてる?」
 由季「忙しい」
 春木「じゃ、いいよ」
 由季「何?何?」
 由季「春木さん!帰ったら(ドアをトントン叩く動作をして見せる)
するから」
 同じ動作を返す春木。

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 新谷取締役の部屋。
 新谷「藤澤さんが事務所を通して、今度のデザインから降りたい、
と…」
 新谷の前には春木と日垣が立っている。

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 ツリーの絵の前に立つ日垣。
 そこへ来る由季。

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 春木「スケジュール的にはキツくなるけど、よろしく頼む」
 幸子「あの人、どうなってる?由季ちゃんが好きだった人」
 春木「仕事でトラブルあったけど…」
 幸子「彼女、一途だしさー、一度好きになった人、なかなか忘れら
れないんじゃないかな?」
 春木「そういうのって一途っていうの?」
 幸子「ケンにい、気をつけなきゃダメだよ」
 春木「ハイ」

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 ツリーの絵にナイフを投げつけようとする日垣。
 止める由季。
 日垣「一度好きになったら相手がどこに行っても関係ない…」
 由季「そんなことない。律子さんの為にもあきらめちゃダメだって」
 日垣「4年も我慢した。もう限界だよ…」
 突然、ツリーのてっぺんに黄色の☆を書く由季。
 日垣「おまえ、何してんだよ…」
 由季「ごめん、これ、バレないようにしてくれる?ナオヤがこっそ
り完成させて」

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 会社から出てくる春木。
 「健次…」と夜道を走ってくる仁美。
 驚く春木。
 仁美「何、驚いた顔してるの?」
 仁美はいろいろ話すが、「そう?」か「そうだな?」しか言わない
春木。
 仁美「良かったらちょっと話さない?」
 春木「あ」

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 絵を描く日垣。子供の頃を思い出しながら描いている。
 見守る由季。
 日垣「今日はもう限界」
 由季「これがナオヤのクリスマスツリーなんだ。きれい。ナオヤ、
よく頑張りました」
 日垣の頭をなでる由季。
 「よせっ!ったく…」と笑いながら由季を見る日垣。

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 仁美「だからよく、お局様なめんじゃないわよって言ってやるのよ」
 仁美「あれー、まだ残ってる?あの氷…。2人で飲もうって言って
たよね」
 春木「あれね、もう飲んだよ」
 仁美「そうだよね、私、ひどいことしちゃったもんねー」
 春木「そろそろ出ようか、チェックしてくる」

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 日垣「ありがとな」
 由季「何が?」
 日垣「いや」
 由季「ちゃんと律子さんともう一度話し合うんだよ」
 日垣「そういえば律子にはおじいちゃんのツリーのこと話したこと
なかったな」
 日垣「青井…」
 由季「うん?」

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 仁美「偶然じゃない。本当は偶然じゃなくて、健次に会いたくて会
社の前、3往復もしちゃった」
 仁美「私…、もうどうしていいのかわからない」
 仁美「あの日…健次と別れたのは間違いだった…ごめん…」
 春木「間違いとかじゃなくて、オレたちは別れたんだ。オレも仕事
頑張るから、オマエも頑張れ」
 春木、行こうとして振り返る。
 春木「お局様なんて、似合わないこと言うなよ」
 去っていく春木。

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 夜道を歩く由季と日垣。
 日垣「青井ー」
 由季「何?」
 日垣「行くなー」
 由季を抱きしめる日垣。
 日垣「オレのことはもう忘れたのか?」

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 春木の部屋。
 隣とのドアを叩く春木。
 春木「由季」
 航空チケットをフラッグの横に置いてみる春木。

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 日垣「オレのことは…もう忘れたのか…?」

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 チケットを手に満足そうに見る春木。
 地図を見る春木。

                     (第7話へ)


寸  評  前回であっさりくっついてしまった春木と由季。『もう一度』と
いう割には春木も由季もあまり過去への未練といったような葛藤はな
く、ストーリーが淡々と進んでいった感じでした。
 仁美はさほど絡んできませんでしたね。さすがに春木もそこまでは
お人良しではない、ということかな。でも来週の予告でもまだ仁美は
出てきてます。由季と日垣の方がわかりませんね。
 以前、男女の違いについて書いている話で「女性は“好きだ、好き
だ”と言われて、あまり好きでない男性と情にほだされて付き合うこ
とはあるが、男性はそれ(すきでもない女性から“好きだ、好きだ”
と言われて付き合う)はない」ということを読んだことを思い出しま
した。
 『もう一度』という中には、貴子さんの“恋心をもう一度”という
意味も含まれていたのでしょう。澤口のセリフはちょっとキザだけれ
ども、年を取ってもそういうセリフをさらっと言えて、しかもサマに
なってると素敵ですよね。間違っても小汚いおじいさん、おばあさん
にならないようにしたいものだな、なんて思います。

執 筆 者 増井()

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2. 編集後記
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 澤口と貴子が踊っているときにバックで演奏されていた曲、ヒ゜アノ連弾で習っ
た覚えがあるんだけれども、題名が思い出せません。今すぐでも弾けるのに。
うーん、近々調べましょう。
 振り返った日垣の、“泣きそうだが精一杯の笑顔で…「何が食べたい?」”、
すごくせつなかったです。今回の印象度NO.1。そして…、この表情作るの、
すごく大変だったんじゃないかな、何回かNG出たんじゃないかな、なんて想像
もしました。(増井)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv/
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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