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タイトル:Daily Drama Express マザー&ラヴァー (6)  2004/11/16


===================================================== 発行部数   17 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/11/09 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル マザー&ラヴァー
局  名 フジテレビ
放映日時 火曜22時
キャスト 岡崎真吾(坂口憲二)
 杉浦瞳 (篠原涼子)
 永野圭(水川あさみ)
 中町恭介(金子貴俊)
 神野麻衣子(矢沢心)
 種田庄二(蛍原徹)
 野本公平(阿南健治)
 岡崎マリア(松坂慶子)
脚  本 岡田惠和

あらすじ  第6話「秘密の合コン」

 劇団の稽古場。岡崎真吾(坂口賢二)は仲間と共に芝居の稽古をし
ている。演出の永野圭(水川あさみ)が「全然よくなってないわよ」
とダメ出しをしている。

 杉浦瞳(篠原涼子)の会社。後輩の神野麻衣子(矢沢心)が瞳に
「ご機嫌ですね」と話し掛けている。麻衣子は「結婚考えてるんです
か。真吾君でしたっけ?最悪じゃないですか。条件というか将来の展
望としては。年下だし売れない劇団員だしおまけにマザコン。三重苦
じゃないですか。男は変わりませんよ。結局年下は年下、マザコンは
マザコン。売れない食えない将来性もない。問題なのはダメな男ほど
危機感がないってことですよ。ヤキモチ焼かせた方がいいと思います
よ。危機感持たせるには」といつになく辛口。そして、瞳を合コンに
誘う。

 居酒屋「暗転」。瞳は真吾にヤキモチを焼かせようと電話するがつ
ながらない。真吾は携帯の料金を支払っていなかった。圭が「彼女
30過ぎてるんでしょ。結婚考えてると思うよ。今のままじゃどうしよ
うもないよ、あんた。彼女が仕事頑張ってるんだったら、あんたが家
庭入ったら」と真吾に言う。圭はテレビドラマのオーディションの紙
を見せる。

 レストラン。マリアと大学の友人(上村香子)が食事をしている。
マリアは真吾の恋人瞳のことをほめるが、友人は息子が結婚して同居
でもしたらそんな優等生のようなこと言ってられないわよと言う。友
人は、合コンをしているグループを見つけこういう店で合コンしない
でほしいわねとマリアに同意を求める。マリアがそのグループを見る
と瞳の姿があった。

 居酒屋「暗転」。団員たちはそれぞれオーディションの募集要項を
真剣に見ている。真吾の空想シーン。ドラマ「さよなら母さん」の第
2話が放映され、瞳とマリア、真吾の3人で見ている。「愛してる」と
いう台詞で瞳とマリアは「キャー」と喜ぶ。

 レストラン。瞳は帰り際のマリアの姿を見つけ着ていたハイネック
セーターを襟を上げて顔を隠すが、見つかっている。マリアが2階か
ら瞳を見つめる。瞳に微笑むマリア。「最悪」とワインを一気のみす
る瞳。

 瞳の会社。五十嵐部長(田山涼成)が瞳に仕事を持ってくる。荒れ
ている瞳は即座に断る。「男と喧嘩でもしやがったな。仲直りはセッ
クスが一番だぞ」とセクハラ発言をして去っていく。

 岡崎家。マリアが出入りのコンビニ店主種田庄二(蛍原徹) と食
堂でケーキを食べながら話している。マリアは種田に合コンについて
聞いている。種田は合コンは単なる遊びで、彼氏や彼女がいてもする
し、つきあいや人数合わせで参加することもあると説明する。

 真吾が実家の前で立っている。岡崎家から出てきた種田は合コンに
行ったのを真吾だと勘違いし、「合コン問題でしょ?先生に心配かけ
ちゃダメだよ」と声をかける。
 真吾は家に入りマリアに「合コン問題って何?」と聞くがマリアは
はぐらかす。真吾はマリアから1万円を借りて携帯料金を払い、瞳に
電話する。

 真吾に呼び出された瞳が待ち合わせ場所へ行く。真吾からオーディ
ションを受けることを聞かされるが、マリアにはすでに話していると
知り「私が一番じゃないんだね」と傷つく。

 オーディション会場。中町恭介(金子貴俊)と真吾が採用される。
受かったことを瞳に報告しようとするが、そこへマリアから電話が入
り、受かったことを報告してしまう。マリアは「瞳さんには話した
の?」と聞く。

 喫茶店。真吾と瞳が会っている。真吾は合格したことを瞳に話す。
「お母さんには話した?」と尋ねると「喜んでた」という返事。真吾
はマリアが「瞳さんのこと、寂しい思いさせちゃダメだよ。大切にし
なさい」と言ったと話す。瞳はその言葉に「参ったなあ。かなわない」
と合コンに行ったレストランでマリアと会ったことを告白する。瞳は
深く傷つき「それなのにお母さん、『寂しい思いさせるな』とか言っ
て」と言うと「そういう人なんだ」とマリアのことを話す真吾。
 瞳は「なんかムカツク。真吾君とお母さんの関係ムカツク。嫌だ。
母親大切にするのは、すばらしいことだよ。でも、嫌なの。私が一番
じゃなきゃ嫌なの。相手が神様だろうがとお母さんだろうが嫌なの。
こんな女嫌でしょ。ごめんなさい」と帰ってしまう。残された真吾は
「何でこうなるんだよ」と頭を抱える。

 ドラマ収録に向かう真吾は路上で偶然圭に会い「頑張んな。真吾。
彼女のためにも母さんのためにも」と励まされる。
 ドラマ収録現場。恭介と真吾は張り切って演技をする。

 瞳の会社の食堂。落ち込む瞳を麻衣子が「最低なんかじゃないです
よ。気持ちわかりますもの」と慰めている。

 真吾の収録は無事終了。真吾は帰り道で瞳の言葉を思い出している。

 瞳の会社の飲み会。ピッチの早い瞳。同僚の女性がマザコンの彼と
別れてよかったという話をしている。それを聞いていた瞳はグラスを
置く。瞳の目がすわっている。
 「マザコンが最低だ。ふざけんな。バカ。母親を大切にして何が悪
いって言うのよ。母親を大切にできないような男は女を大切にできな
いんだよ。このバカ女。帰る」とタンカをきる瞳。五十嵐部長だけが
胸を押さえ感動している。

 瞳は店を出ると麻衣子が付いて来るが「一人になりたいの。バカな
のは私」と落ち込んでいる。

 瞳がマンションの前に着くと、真吾が待っていた。「俺だってヤキ
モチ焼くんだからな。合コンとか行くなよ」と言うと瞳は素直に「行
きません」と言う。「瞳、待っててくれないかな。俺が認められたら、
その時プロポーズする。収録で自信持てたんだよね。プロポーズの予
約」と言うと瞳は「真吾君。ありがとう。待ってます。(部屋に)上
がる」と瞳は自分の部屋に誘う。「頑張ったご褒美です」と言う瞳に
真吾は思わずガッツポーズ。

 ドラマの放送日。岡崎家で、真吾・瞳・マリアはテレビを見つめて
いる。

 居酒屋「暗転」。店長野本公平(阿南健治)と団員たちもテレビを
見ている。
 恭介のシーンを見て圭が恭介の演技を誉める。次が真吾の出たシー
ン。

 シャンパンの蓋を開けようと瞳は瓶を持って画面を見つめている。
真吾のシーンはカットされていた。「えー」とマリア。「うそ」と瞳
は言って思わずシャンパンを開けてしまう。気まずい雰囲気。真吾は
大きなため息をつく。


寸  評  真吾は素直で正直なのですが、女心には鈍感ですね。わかりやす
いキャラクターではあります。少しずつ真吾と瞳、瞳とマリアの心理
的距離が縮まってきた感じがします。来週はマリアの恋人と思われる
男性が登場するようですが、真吾はそろそろ親離れできるのでしょう
か?

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 友人が「嫁姑はうまくいかない。なぜなら、同じ男を愛した者同士だから」
と言っていました。このドラマでは真吾もマリアも、浮世離れした天然キャラ
のようなので、嫁姑のバトルもなくうまく行くのかなと思います。実際にはこ
ういう関係ってないのでしょうね。
 「黒革の手帳」と「大奥」を続けて見たら、女の愛憎劇・女の戦い・男によ
って立場が左右される女の辛さが垣間見えました。こちらの方が視聴者には現
実味を持って迎えられるのかなと思いました。木曜ドラマといえば「渡る世間
は鬼ばかり」はトレンディではないシリーズですが、「どこにでも起こり得る
話」として根強い人気を誇っているようです。なぜか東海地方では見ている人
が多いそうです。(たま)

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